みんなの議会

せたな町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月16日

「前年に大量発生した場所や今後予想される場所に対して業者に依頼をするとか、町内会等に助成して草刈りをしてもらうとか、そういった今一歩踏み込んだ対策が必要だと思いますが、町長はこの点につきましてどのように考えておられるでしょうか。また、薬に関しましても住民が駆除に必要な薬の量を購入するのは大変難しいことだと思っておりますので、この点補助をするとかの手立てをして頂きたいと思いますが、この点につきましてもお伺いをさせていただきます。」

聞いた人
桝田道廣 議員
答えた人
町長 高橋貞光

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 6番 桝田道廣

ただ今議長のお許しをいただきましたので、先に提出してあります件につきまして質問をさせていただきます。数年前より道南を中心に毒蛾が大変大量発生しております。ここせたな町におきましても、一昨年よりその被害が増え、昨年今年と被害者は急増しております。大成区に限ってみましても、ことし診療所を訪れた患者さんは4月から7月までに157人に上ります。これはほかの地域でも同じ状況だと思います。この毒蛾はご存知の通り、イタドリやハマナスを好み、これらが生い茂る場所は4月から6月頃になると目を背けたくなるほどの毛虫に覆われます。この大量発生に関し、まちでは6月に町の広報誌と共に注意喚起のチラシを配りましたが、その中に毒蛾を駆除する場合とあり、自宅の庭や自分の畑の回りなどは自分で駆除して下さい。公園や空き地、道路脇など管理者や所有者に駆除を依頼して下さいとありました。確かに自分の土地や敷地であれば所有者が駆除すべき事だと私も考えますけれども、所有者が高齢であったり、隣の土地の所有者がすでにおらず、子供たちも近くに住んでいないなどさまざまな理由で、草を刈り取ることも出来ない場合も現実に多いのであります。まちでもいろいろ対応をしてくださっているのは承知していますし、職員の方々も現場で苦労されているのも知っておりますけれども、前年に大量発生した場所や今後予想される場所に対して業者に依頼をするとか、町内会等に助成して草刈りをしてもらうとか、そういった今一歩踏み込んだ対策が必要だと思いますが、町長はこの点につきましてどのように考えておられるでしょうか。また、薬に関しましても住民が駆除に必要な薬の量を購入するのは大変難しいことだと思っておりますので、この点補助をするとかの手立てをして頂きたいと思いますが、この点につきましてもお伺いをさせていただきます。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

それでは桝田議員の質問にお答えをさせていただきます。議員ご指摘のとおり、道南では昨年度に引き続き、今年においても毒蛾の大量発生が見られ、新聞等で被害状況の報道や注意喚起がなされているところであります。せたな町においても、春の時点で毒蛾幼虫の発生が確認されたことから、町民の皆様に対して、回覧による注意喚起や家庭での駆除方法を周知するとともに、可能な範囲での職員による駆除作業を実施して参りました。今年度は、薬剤散布を主とした駆除作業を行ったところですが、毒蛾幼虫は町内の至る所に発生しておりまして、また、一度駆除を行っても1週間後には同じ場所で再び大量発生するなど、自然の猛威に対応しきれていないのが実情であります。議員の言われたとおり、私有地の草刈りや駆除につきましては、土地の所有者または管理者が行うべきものであると考えます。また、高齢等により個人では困難な場合や所有者が不在等の場合につきましては、多くの町内会において取り組んでいる除雪協力のように、草刈りや除草協力を行っている町内会もございます。まちでは全ての要望に応えられないこともございまして、このように町内会等、地域においてコミュニティの力を生かし、助け合いながら、草刈りや駆除を行っていただきたいと考えております。毒蛾駆除の有効な対策としては、まず、毒蛾を発生させない環境を作るため、幼虫のエサとなる雑草などをはびこらせないようにすることが重要であり、また発生したあとでは幼虫が分散する前の4月下旬から5月頃に草刈をすると効果的であると言われております。今回、議員よりご提言をいただきましたが、苦情処理ではなく、刺傷被害抑止という観点からも、早期の草刈り、発生状況の調査、まちと住民相互の情報提供、及び駆除作業を町内会等とも連携を図りながら、毒蛾を大量発生させない環境づくりとして効果的に行ってまいりたいと考えておりますことでご理解を願います。

議員の質問 6番 桝田道廣

ありがとうございます。確かに町長おっしゃるとおり、なかなか費用的な部分も含めて難しい部分があろうかと思います。ですけれども、今せたな町、特に大成の場合ですけれども、約5割の方々がもう既に65歳以上という状態の中で自分でするということがなかなか難しい、そういう方が多いと思います。これは別に大成に限ったわけではなくて、せたな町すべてそういう状態ではないかと思うんですけれども、町内会等助け合いコミュニティを使って、そういう駆除をしていくという話でありますけれども、そこに一歩踏み込んで補助等をしていただければと思います。今大成で157人と申しましたけれども、3区を合わせるとすでに500人を超しているのかと。医療費の節減とか医療費対策という部分から考えましても、やはりこういうことは大事なことではないのかと。小さなことかもしれませんけれども、こういうこと一つ一つが医療費の削減にもつながっていくことだと思いますので、町長には重ねてもう一度お聞きしたいんですけれども、一歩踏み込んだ協力をお願いしたいと思います。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

2回目の質問にお答えをさせていただきます。まず、もう少し踏み込んでという話でございました。具体的な対策ということで申し上げたいと思いますが、毒蛾対策では、幼虫が分散移動始めたあとや、成虫になったあとでは有効な防除方法がないということでございまして、発生後間もない幼虫が小さく集団になっている時期の薬剤散布による駆除、あるいは除草によって幼虫を大量発生させない環境づくりが重要だと言われております。そのためには、先ほど申し上げましたとおり、早期の草刈り、早期の住民周知、発生の状況を調査などを行い駆除方法などの周知を図りながら、住民の方々にも同様に協力していただくということが必要となります。このことを基本に、まちとしては各町内会において駆除を実施する際の薬剤噴霧器の無償の貸出しや適時公道等の除草を行うことで、効果的な大量発生の抑制に努めてまいりたいと考えております。また、薬剤の補助という話もございました。殺虫剤は、ホームセンターや園芸店、薬店などで購入可能であります。まちにおいても相談を受けた際には、場所や広さを考慮して駆除方法や使用薬剤のアドバイスを行なっていますが、経費の上では補助を要するまでの金額ではないと認識しております。例えば、今使われております薬剤費では、トレボン乳剤というのがございますが、これは1,000倍希釈ということになっておりまして、1本1,000円で100リットルの薬剤を作れるということでございますので、多分、100リットルと言いますと、10アール、300坪以上の面積を防除出来るということになるわけでございまして、全体を防除するということではなくて、それぞれ発生した場所にピンポイントで防除するということになりますので、相当の面積を防除出来るということになりますので、そういう補助というまでの認識はございませんということで、ご理解をいただきと思います。

議員の質問 6番 桝田道廣

今、補助のほどではないということで、それはわかりました。わかりましたけども、住民が散布する機械自体をお借りしに行くときに、そういう薬剤も一緒に、まちのほうとして提供していただけるのか。それは自分で買いなさいよという話なのか。自分の土地であれば当然自分のという部分はあろうかと思いますけれども、例えば公園とか、道路、空き地とか、例えば町内会等で草刈りをするといった場合、そういう部分に関しては、まちでそういうものもすべて用意していただけるものなのかどうか。ちょっとその点をお聞きしたいと思います。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

当然まちは公共施設であるとか、公共用地についてはまちが防除するということになると思います。まちが使う薬剤については当然まちが買うことになりますが、この一般町民の皆さんが使う薬剤をまちが提供するということについては、これはいろいろな制限がございまして、多分これは無理ではないかと思っております。したがいましてお店から購入していただくことになると思います。そういったことなどにつきましても、これまでも住民周知は広報等でやっておりますが、その薬剤の種類であるとか、利用方法、防除方法であるとか、それから薬剤の噴霧適期、こういった部分についても、順次まちとしては情報提供させていただきたいと思っておりますので、そうした情報をもとに、それぞれ町内会あるいは個別に対応していただくように皆さん方でぜひ話合いをしていただいて、効果的な防除が出来るようにと考えているところでございます。

出典:せたな町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月16日 議事録 PDF(6ページ) 間違いを知らせる