福島町議会 令和2年度定例会6月会議 2020年6月22日
新型コロナウイルス感染症による教育への影響と対策について
- 聞いた人
- 木村隆 議員
- 答えた人
- 教育長 小野寺則之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 4番 木村隆
一般質問を朗読させていただきます。新型コロナウイルス感染症による教育への影響と対策について。教育を受ける権利を保障していくため、学校等における感染拡大のリスクを可能な限り低減した上で、学校運営を継続していく必要がある。感染が心配なのはわかるが、感染予防対策にしばられすぎて、生徒が味気ない学校生活になることも、個人的には心配であります。分散登校を毎日行い、学習指導動画を作成し、ipadを生徒に貸し出したことは、大いに評価できる。以下の点について、伺います。1、文部科学省は5月15日「特例的に最終学年以外は複数年度の教育課程の編成を認める」との通知をした。ところが6月6日には、授業時間の20パーセント程度を補習や家庭学習で補うことが可能とする通知をした。感染状況にもよるが、特に中学校では来年度から新しい学習指導要領が始まる。英語の難化などを考えると、今年度内で終わらせる事が望ましいのではと考える。どういった方針で授業を進めていくのか伺います。2点目、渡島管内でも分散登校が始まると同時に、学習の遅れを補うため夏休み、冬休みの短縮、土曜登校、行事の取りやめなど早々と発表した自治体もある。当町は6月9日時点で保護者への連絡はされていない。夏休み短縮などの必要性はあるかお伺いします。3点目、学校祭、学習発表会、修学旅行、宿泊研修は実施するのか。また、今年度から福島商業高校の修学旅行は、町も助成金を支出し海外となっている。現地の状況、入国制限、行動制限、帰国の際の免疫体制などの強化に伴い、通常とは異なる対応を迫られる場合も十分想定される。きちんとした情報収集を行っているのかお伺いします。4点目、部活動については、中体連が中止となり、多くの3年生が部活の目標を失ってしまった。それぞれの部活で今後3年生の出場できる大会があるのかお伺いします。5点目、福島学ジュニアやプログラミング教室など生徒が参加する教育事業は実施されるのか。町民プールは7月1日にオープン延期となっているが、保育園や小中学生のプール授業は実施可能なのか。6点目、仮に児童、生徒が感染した場合に、退院した生徒を迎える側が正しい知識を持っていなければ、いじめ、差別につながる。感染した生徒の心のサポート、迎える生徒の教育が必要と思うが見解をお伺いします。
町の答え 教育長 小野寺則之
木村議員のご質問に、お答えします。1点目の教育課程の進め方についてですが、当町といたしましては運動会の中止や、学習発表会など行事の見直し・工夫、また、2点目にご質問いただいておりますが、夏季休業を16日間とし、登校日を設けることなどにより、相当の授業時間数を確保することで、年度内で教育課程を修了する計画としております。2点目の長期休業等の短縮についてですが、夏季休業を当初7月23日から8月16日までの25日間としていたところですが、授業時間を確保するため、6月10日開催の校長会で、8月1日から16日までの16日間で決定しました。なお、冬季休業については、5月の分散登校、行事の見直し・工夫、夏季休業の短縮などにより、一定の授業時数を確保できたことから、今後の感染症の状況を勘案しながら、10月または11月の校長会で決定してまいりたいと考えております。3点目の教育行事の実施についてですが、学校祭、学習発表会については、舞台発表を学年で日程を変えたり、舞台発表を行わないで展示発表のみとするなど、各小中学校で工夫をしながら実施する予定です。また、修学旅行については、今後詳細を旅行会社等と検討してまいりますが、今のところ小学校が10月、中学校は3月で計画しております。宿泊研修については研修旅行として、小学校が11月に森町へ、中学校は9月に函館市へそれぞれ日帰りで計画しております。福島商業高校の海外見学旅行については、生徒と保護者へのアンケート調査を実施し、その結果、国内への見学旅行に切り替える方向で、北海道教育委員会と協議している状況となっております。4点目の部活動についてです。3年間の集大成である中体連の中止は、大変残念なことでありますが、各関係団体のご努力により、3年生も参加できる代替の大会が企画、検討されております。はじめに陸上については、通信陸上が8月1日から2日、道南秋季大会が10月3日から4日に開催されます。どちらの大会も全道大会は開催されない記録大会となります。バスケットボールについては、11月の土曜日・日曜日に、函館・渡島・檜山の大きな交流大会が検討されています。次に野球についてですが、7月11日から24日までの土曜日・日曜日・祝日に、函館地区大会が開催されます。福島中学校では、渡島西部地区4町合同チームでの出場を検討しておりますが、優勝すると8月に千歳市で開催される全道大会へ参加することになります。最後に吹奏楽ですが、秋にコンクールではない、渡島管内規模の大きな演奏会が企画されているとのことです。中学校3年間の努力に報い、思い出の大会となるよう教育委員会といたしましても支援してまいります。5点目のプール、青少年教育事業についてです。はじめに町民プールについてですが、保育園や小中学生のプール授業は、3密を回避するため、利用は30人程度、更衣室、採暖室は5名程度の利用と、制限しながら対応してまいります。また、今年度については、営業時間を午後からということで短縮しておりますが、保育園や学校から要請があれば、午前中も対応してまいります。福島学ジュニアなど生涯学習事業については、2学期から順次、新しい生活様式に留意し、より広い場所で開催するなど、実施方法を工夫しながら開催してまいります。なお、プログラミング教室については、夏休み中の実施は見送りますが、冬休み中の実施を検討しております。6点目の児童生徒の心のサポートについてですが、5月26日付で、北海道教育委員会教育長より「学校再開後の児童生徒の心のケアについて」という通知が発出されております。学級担任や養護教諭など、学校全体で児童生徒をきめ細かく観察し、未然にいじめ等を防止していかなければなりません。また、感染者やその家族、濃厚接触者、医療従事者等に対する偏見や差別につながる行為は、断じて許されるものではないということを、それぞれの発達段階に応じて指導するよう通知しております。また、スクールカウンセラーの派遣要請など、退院した児童生徒への教育相談等、早期対応に万全を期してまいります。
議員の質問 4番 木村隆
学校が本格的に再開しまして、生徒も元の学校生活に少しずつなってきたんではないかなと思っているところです。特に中学生は来週、中間テストという1つの目標に向かって一生懸命勉強しているところじゃないかなと思っております。文部科学省のホームページを嫌でも見なくてはならない切っ掛けというのが、このコロナで休校中にありました。それは9月入学制度というものがマイノリティーの知事さん達が言い初めまして、私もちょっとびっくりしました。9月入学そのものには賛成的なんですけれども、このコロナの混乱期の中に果たしてそういうものが導入していけるのかなという風には思っていました。結果的には、その議論も無くなったので一つ安心はしているところですけれども、それで学校が再開して子ども達の方からも色んな話があります。例えば勉強のスピードが速いですとか、3年生が出場できる部活の大会があるのか、ないのか分からなくて、もう嫌気がさして退部してしまったとか、その反面、教職員の過労死ラインにいる先生が4割ぐらいいるとか、本当に現場の方も大変だと思います。しかしながら、生徒、先生、保護者が共通認識を持って今年度を乗り越えていかなくてはならないと。そういう風に思っております。細かい中身について、この行事がどうだというのは質問する予定はありません。私が学校に行って指導する立場ではございませんので。まず、1点目から5点目についてなんですけれども、この子ども、生徒、それから保護者、先生の共通認識について、お伺いしたいと思います。こういう風に一般質問して細々報告していますので、当然、学校の方でも各家庭なりに、こういう風になるんだという風な情報提供をお願いしたいなと思うんです。6月17日に福島小学校の方で行事の変更についてという通知文を見ました。そこにはすごく細かく、宿泊研修はこうなりますとか、水泳の授業はやりませんとか、そういうことが書かれていたんですけれども、中学校の方では夏季休暇の通知だけで、なかなかそういう細かいところまで情報提供が、特に今は修学旅行も3月という風な話も、今後もちろんコロナの状況で変わるかもしれませんが、やはりイレギュラーな年度ですから、大まかな情報提供というのは十分必要だと思うんですけれども、その点について教育長にお伺いします。
町の答え 教育長 小野寺則之
今の木村議員おっしゃるとおりだと思っております。我々もこれまでホームページでできるだけ早く、決定しましたら情報を保護者の皆様へということで沢山情報提供してまいったところです。今後についても、今、木村議員ご指摘のとおり、決まりましたら、すぐさまに保護者の皆様の不安を解消するという点からしても、早めに通知というか、お知らせを出すべきだと思っておりますので、学校に対して要請してまいります。
議員の質問 4番 木村隆
学校の方も保護者の方も、何をやるにしても準備というのが必要になりますので、その点は実施するにしても、変更するにしても、積極的な情報提供をお願いしたいと思います。それから、6点目の心のサポートについて、指導するように通知しているということで、先生方に任せているんではないかなと思うんですけれども、コロナの学校の差別教育という風にインターネットで打つと、もう早々と分散登校の時に道徳の授業を使って、例えば小学校の低学年ですと、コロナに感染しない予防の授業だとか、高学年になると、仲間や友達とかがそういう風になった場合の具体例を挙げて差別をしないという教育をしているようですけれども、実際、もう福島ではそういった授業はされているのかどうか。その点について、お伺いしたいです。
町の答え 教育長 小野寺則之
既に分散登校の段階から、養護教諭が中心になって実施しているものと認識しております。そのように聞いております。
議員の質問 4番 木村隆
この後、補正でもオンラインの補正なんかありますけれども、やはり2波、3波が実際に福島町でも、そういう感染例が起きた場合を想定して、色んな準備をしていかなきゃならないわけです。この後、冬になっていきますと、外に出る機会も減って、3密の社会というのがもっと生まれてくるんでないかなと思います。なかなか今は田舎になると、こういう風な町内で感染するという意識があまり無いのかもしれませんけれども、そういう備えを学校等でも万全にしていっていただきたいなと思います。もちろん町内で感染者が生まれないことが重要ですけれども、そういったことの新しい展開。例えばオンラインの本当にやらなければならないという事が出てきたら、また質問していきたいなと思っております。今日は、この辺で終わりたいと思います。