みんなの議会

福島町議会 令和2年度定例会9月会議 2020年9月16日

各施設(吉岡温泉・福祉センター・新たな道の駅)の今後の展望を伺う

聞いた人
藤山大 議員
答えた人
町長 鳴海清春、建設課長 紙谷一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 7番 藤山大

通告に従い、一般質問させていただきます。各施設(吉岡温泉・福祉センター・新たな道の駅)の今後の展望を伺う。当町は、少子高齢化、若者の流出で人口減少が続き、新型コロナ感染症等の影響も受け、まちの活力が低下する厳しい状況にあります。まちの基幹産業である水産漁業をはじめ各業種の活性化、後継者の確保・育成がさらに求められ、財政的にも厳しい状況の中で、各公共施設についても老朽化による補修・耐震化など多くの問題を抱えていると思います。各施設(吉岡温泉・福祉センター・新たな道の駅)の今後の展望を町長に伺う。温泉の今後の展望は。建て替えなのか、補修なのか。福祉センターの今後の展望は。新たな道の駅に関して、答申は出ていると思われるが、今後の道筋は。各施設を統合する総合施設について検討されたか、お伺いします。

町の答え 町長 鳴海清春

藤山議員のご質問に、お答えいたします。ご質問の公共施設につきましては、令和元年12月改定の福島町公共施設維持保全計画における第2次保全計画において、500平方メートル以上の予防保全施設として位置付けられており、現在の町有建物を大切に長く使うという基本方針に基づき維持保全計画が進められてございます。まず1点目の温泉の今後の展望については、平成26年9月の経済福祉常任委員会において「新築の方向性で進める」との意見集約がされました。その後、議論が停滞しておりましたが、9月会議後の休会中の経済福祉常任委員会の所管事務として、「今後の吉岡温泉の方向性」が議論されることとなってございます。町では、先の第5次福島町総合計画のローリング作業において、議会の意見を踏まえて、経済福祉常任委員会の承認をいただきながら令和3年度から建設に向けた作業を加速したいと考えております。2点目の福祉センターについては、維持保全計画において耐震化改修等の検討が必要とされており、今年度、教育施設長寿命化計画を策定する中で施設の長寿命化や予防保全の方針等について整理することとしておりますので、第6次福島町総合計画の策定にあたり、新たな道の駅構想と併せて議論を深めてまいります。3点目の新たな道の駅についてですが、道の駅「横綱の里ふくしま」再整備基本計画策定委員会より3月末に答申を受けているところでございます。町としては、答申を受け具体的な検討を進めることとしておりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、現在、内部において協議を一時凍結している状況にあります。検討にあたっては、若い人達の提言を尊重し、答申のあった計画書をベースに町としての基本的な考え方をまとめ上げることとしておりますが、従来から私の考え方の基本として、新たな道の駅は行政主導ではなく、町民が創り上げるものとの考えがあります。道の駅は、町の情報発信基地として「見る物・買う物・食べる物」が、民間で創り上げられなければ、構想の中止もやむを得ないものと思いますので、当初の予定を少しスライドし、第6次福島町総合計画の当初に具体的な計画登載ができるよう検討を進めてまいります。4点目の各施設を統合する総合施設についての検討とのことですが、冒頭に申し述べましたように、福島町公共施設維持保全計画の中では、町内会館等の統廃合に関して検討がなされておりますが、総合的施設に関しては、具体的に検討された経過はありません。

議員の質問 7番 藤山大

まずはじめに、各施設という部分で1つお尋ねしたいんですが、今、吉岡支所の所で足場を組んでいると思うんですけれども、あれは何をされているのか先にお伺いします。

町の答え 建設課長 紙谷一

一番大きな研修室の部分で雨漏りがありまして、今年ちょっと雨も激しいものですから、一部補修のために足場を掛けたままにして、また、コーキングしておりますけれども、ここは屋根屋さんに見てもらうということで、そのままにしております。以上です。

議員の質問 7番 藤山大

今の部分で、まだ建ててそんなに年数が経っていない。各施設という部分で聞いているんですけど、年数はそんなに経ってないので、ある程度調査して見てもらいたいなと思います。その次に、各施設の部分で1点目ですが、新築の方向性で進めているのところで、委員会で今後の吉岡温泉の方向性を決めていくとのことで理解はしています。2点目の福祉センターについても、新たな道の駅構想と併せて議論するとのことですが、道の駅と総合的施設として考えているのかお伺いします。

町の答え 町長 鳴海清春

先ほど答弁で申し上げましたとおり、公共施設の維持保全計画の中では、大型施設については統廃合ということは計画されてございません。ただ、その計画の中に基本的な方針として4つ、多分、藤山議員もご存知かと思いますけれども、まず1点目としては解体をすると。その他に2点目としては予防保全をしていって長寿命化なり耐震化。そして、3点目として維持保全。4点目として町内会館ということで、町内会館については、今現在、統廃合をさせていただいて人口に合わせてやらせていただいております。ご存知のとおり、青函トンネル工事全盛期の頃は13,000人あった人口が、今、3,800人余りでありますので、当然やはり公共施設のスリム化というのは私は必要だと思っていますし、当初この計画を作った叩き台は、私が総務課長の時に作りましたので、そういった思いも込めて、将来的には当然そういった議論があるんだと思っています。ただ、平常の中では議会とも協議してございませんので、そういった形で今、道の駅でも福祉センターをどうする事というのは軽々には言えませんけれども、ただ、若い人達から道の駅を今ある程度計画が提言されてございますので、その中で当然、維持保全計画の中でも福祉センターについては耐震化に問題があるんだということが言われておりますし、従来から集会施設が2階にあって、高齢化する中でなかなか会場の利用としては厳しいと。以前、佐藤議員もエレベーターの設置とか色々質問していただいたことがありますので、そういったことも含めますと、総合的にこれから多分、第6次の計画が令和5年に終わりますと、その頃に多分議論がされてくるんだと思ってございます。今の総合計画の中では、そういった計画はありませんけれども、将来その第6次に当然また人口が少し減ってきますので、その中の公共施設の在り方としてどうあるべきかということは、やはり議論されることだという風に思っていますし、私の考えの中にも、なるべく施設はコンパクトに集約するという考えは持ってございます。ただ、今の段階でどうこうと言える段階ではありませんので、ご理解いただきたいなと思っています。

議員の質問 7番 藤山大

質問の3点目の部分で、新たな道の駅ですが、内容は理解します。しかし、答申を受けて、今現在の場所の設定はどのようになっているのか伺います。今現在の場所なのか。今現在というのは横綱記念館横なのか、新たな場所なのか。その辺をお伺いしたいと思います。

町の答え 町長 鳴海清春

提言いただいたのは、何案か提案があります。1つには、例えばみなと交流館の付近を活用するという方法、また、今の福祉センターを活用する方法という形で提案されておりますので、そういった若い人達が、かなり我々から見ると結構大胆な提言をしていただいていますので、そういったものを総合的に加味して、できれば本当であれば今年、庁舎内の意見集約を整理したいなという思いがありましたけれども、先ほどの答弁にもありましたとおり、今年は新型コロナウイルスの関係が事務的にかなり事務量が多くなって、内部でもなかなか調整する時間を取れないということで、また、もう1つは、自分の中で別に今、なんと言いますか、先ほど言いましたとおり、行政主導で急いでやるべき事業ではないと私は思っていますので、そこのところは木古内さんの道の駅の例を取ってみれば分かる、松前さんもそうですけれども、やはり皆さんで創り上げて、そこの中にしっかり町の情報を発信できるようなものができなければ、建物ありきでやりますと、早晩、魅力の無い道の駅になりますので、我々としては、しっかりそういった合意形成ができる、それにはタイミングとしては先ほど回答しましたとおり、多分、第6次の中の目玉事業ということになるんだと私は思っていますので、その辺については総合開発審議会なり、議会の議論をいただきながら、町としての思いをしっかり発信していきたい。そのように思っているところであります。

議員の質問 7番 藤山大

最後の総合的施設という部分で、温泉についても新築の方向性。福祉センターについても耐震化の問題から今後考えていかなきゃならない部分。道の駅もこれからどこに場所選定するのか。新しく建てるという方向性だと思います。であれば、この3つをコンパクトにまとめた施設を考えていくのがベストではないのかなと私は思います。というのも、福祉センター付近というのは町の中心的部分にもなってきていますので、人の拠り所というか、集まる場所。後ろには公園等もありますし、観光的にもいけると思います。それで、もう1つが津波とか、津波というわけじゃないですけど、台風とかの影響でみんなが集まる集会所としても使えるという部分では、私は3つを1つにまとめたコンパクトなものがベストではないのかなと。今後考えていくとは思いますが、自分としてはこういう風な考え方を持っていますので、町長にお伺いをしていきたいと思います。

町の答え 町長 鳴海清春

今日聞かれているのは、吉岡温泉の関係、あと福祉センターの関係、それと道の駅という形で、この3つを全て総合的に1つにするというのは物理的に私はちょっと無理があると思っています。まず1つ温泉を考えただけでも、例えばまた新たに温泉を掘るとなりますと、ボーリング掘削だけで大体100メートル1千万円かかりますので、当時でそれですから、今はもう少しかかるんだと思います。そうすると温泉を掘るだけで、やはり掘削には700から1,000メートル掘らないと出ないという風に言われていますので、当然1億円の金が新たに発生すると。現在、お湯は出ておりますので、私は温泉については議会の議論のあったとおり、現在の場所に新たに建てることが一番ベスト。そして、当時、温泉については、私の記憶でいくと500人規模。1日利用500人規模で、多分、施設なり浴槽を計画したんだと思っています。現在の状況を見ますと、大体1日200人ぐらいで推移してございます。ただ、お正月、お盆とか、そういった時はやっぱり300とか400ありますけれども、ただ、そこは人数の少ないところでありますので、そういったことを考えますと、現在の利用者に合わせたもので新たにコンパクトに造った方が将来的なコスト、今、うちの温泉で一番かかっているのはやっぱり油代が、湯量が絶対数少ないものですから、一度出てきたものを温めてもう一度、温度的には本来出てくるのは問題ないんですけれども、その湯量が足りないので温めるのに大体2千万円から3千万円の経費をかけていますので、そういったものを新たに建てる時はコストをなるべく安くできる、今、結構ヒートポンプとか色んな物がありますので、そういった物を活用しながらやるのがベストだと思っています。そして、福祉センターなり道の駅につきましては、藤山議員おっしゃるとおり、多分、候補としては絞られてくるんだと思っていますし、立地からいくと千軒だとか色んな事業をやっている所という魅力もありますけれども、やはりどうしても色んな事を考えると、現在の福祉センターの施設をどこか違う所に移すということには多分ならないんだと思いますので、そういった周辺の中でコンパクトに整理することが私はベストではないのかなと思ってございますので、そういった色んな皆さんの多様な意見、そしてまた、これから造るものについては、やはり公共施設を多く造りますと、例えば温泉一つとっても当時確か5億円ぐらいかけていると思います。色んな設備も含めてですけどね。福祉センター自体ももう40年ぐらい経っていますけれども、当時で5億円ですから、今あの規模を建てるとなると、多分10億円近い金がかかるんだと思っています。やはり町にとっては、この手の物を造るには相当な大きな規模の事業となりますので、やはりそこのところはしっかり総合計画の新規計画の中で議論して、将来、財政的な負担、色んなものの中できっちり町民の理解が得られるか。そういったものをまず念頭に置きながら、あまり行政が先走ることなく、私どもとしてはやっていきたいという風に思っているところであります。

出典:福島町議会 令和2年度定例会9月会議 2020年9月16日 議事録 PDF(18ページ) 間違いを知らせる