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八雲町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月12日

「就学援助制度の拡充を求める質問です」

聞いた人
佐藤智子 議員
答えた人
教育長 田中了治、町長 岩村克詔、学校教育課長 荻本和男、保健福祉課長 三澤聡

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 1番 佐藤智子

それでは、3番目に行きたいと思います。就学援助制度の拡充を求める質問です。(1)苫小牧で就学援助制度の入学準備金の支給が3月に実施されることになりました。全道では初めての試みです。この動きは貧困対策として広がっていくことになると思います。八雲町でも実施に向けて動き出してはどうでしょうか。(2)PTA会費、生徒会費、クラブ活動費の支給が全道的に広がっております。八雲ではなかなか支給に踏み切れないでいますが、その理由は何ですか。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

議長、教育長。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

佐藤議員の就学援助制度の拡充を求めるご質問に、まず、私の方から答弁致します。1点目の入学準備金の3月支給につきましては、本年第2回定例会の一般質問の中で、対象世帯の所得判定が前々年度のものになることから、前年度の所得を基準に認定している現在の方法との乖離の解消などに課題があると答弁申し上げたところです。この度、佐藤議員から紹介のあった苫小牧市は、中学校の新入生のみを対象としており、保護者の申告による所得で判定し、3月に入学準備金を支給。その後、所得が確定し基準を超えていた場合や転出等により対象者でなくなった場合は、返還を求めるという方法をとるとのことでございます。また、入学準備金の3月支給を実施するという他の自治体の中には、入学準備金と他の就学援助費目を分けて手続きをするという方法をとる所も現れており、入学準備金は、入学年度の前年秋に申請を受け、前年度の所得で認定。学用品等のその他の援助費目は、入学後に改めて就学援助の申請を受け、現在と同様に入学年度の前年度の所得で認定をするという方法であります。いずれの方法もメリット・デメリットはございますが、やり方を工夫することにより3月支給を実施することは不可能ではないと、そのように考えますので、その方法について引き続き検討させていただきたいと思います。2点目のPTA会費、生徒会費、クラブ活動費の支給についても6月定例会で答弁しておりますが、費目の追加や認定基準の引き上げについては、財源の問題もあり、現時点では難しいと考えているところです。以上です。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

それでは私の方から、佐藤議員の就学援助制度の拡充を求める質問にお答えします。1点目の入学準備金の3月支給につきましては、佐藤議員から紹介のあった苫小牧市のやり方を含め、援助を必要とする保護者が必要とする時期に支給を受けることが望ましいと考えており、適切な方法で実施可能であるなら実施ができるよう、教育長からの答弁のとおり、教育委員会に検討させますので、よろしくお願いいたします。2点目の費目の追加については、6月定例会の一般質問でも答弁しておりますが、義務教育は国の責任において行われることが基本であると私は考えており、八雲町の財政も厳しい状況にありますので、基準の引き上げを含めて、今のところ実施は予定しておりません。全道的に広がっているとのお話ですが、渡島管内にあっては、実施している市・町はまだ少数でございますし、もうしばらく管内の状況もみてまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

議員の質問 1番 佐藤智子

議長。

議員の質問 1番 佐藤智子

(1)に関しては大変喜ばれると思います。倶知安町でもやっていることが最近分かりましたので、是非参考にして推し進めていただきたいと思います。(2)に関してですが、やっぱり他の町村の様子を見てみるということであります。資料はお渡ししていると思いますが、近隣では森町が3つともやっております。あとは木古内でも3項目、知内で2項目、生徒会費、PTA会費等の助成が行われており、上ノ国町、厚沢部町でも3項目、奥尻町でも3費目、瀬棚町でも行われております。これも他がやっているから八雲がやらなければならないというものでは勿論ありません。是非、低所得のお子さん達のために考えていただきたいことであります。クラブ活動費では全道では 100自治体が助成を行っております。生徒会費は同じく 100 です。PTA会費においては 116と少し数字が大きくなっております。これは生活保護のお子さんはこれらが、保障されていると思うのですが、厚生労働省でもこの3費目、クラブ活動費、生徒会費、PTA会費を是非予算に盛るようにと、交付税措置がちゃんとしてあるからという通知がきていると思います。前向きに考えていただきたいので、再度お伺いいたします。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

議長、教育長。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

ただいま佐藤議員が申されたように、国の方からこの3費目については積極的に支援するようにという通知もいただいております。しかしながら、八雲町の現在の状況について先ほど回答を申しましたけれども、4月から熊石第1中学校と第2中学校が統合されて、熊石中学校となるわけで、これらの3費目についても新たに統一されることと思いますので、それらの状況の把握、また、各中学校の3費目の額の妥当性について校長会等でも十分に協議をするとともに、その支給の実現について前向きに検討をしてまいりたいと考えております。

議員の質問 1番 佐藤智子

議長。

議員の質問 1番 佐藤智子

是非、ご検討をいただき、これらを加えていただきたいと思います。では、最後の質問に移ります。ピロリ菌検査と除菌、中学生へ助成をということで質問をさせていただきます。将来の胃がん予防のため、中学生を対象にピロリ菌の検査・除菌に助成する自治体がでてきました。世界保健機関は 2014 年、胃がんの8割はピロリ菌感染が原因と発表しました。中学生以降で早期の除菌が望ましいという提言により、検査だけでなく確実に除菌が行われるように助成施策が進んでおります。メリット、デメリットを生徒や保護者に向けて説明する必要が勿論ありますが、将来の胃がんを防ぐために当町でも中学生を対象に助成事業を行ってはいかがでしょうか。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

佐藤議員の四つ目の質問にお答えいたします。ピロリ菌が胃粘膜に感染すると、100%の人が胃に炎症を起こすことが確認されていますが、ほとんどの人は炎症を自覚しておりません。長い期間炎症が続くと、2~3%の人に胃炎や胃潰瘍を発症し、その後 0.4%とごく一部の人ではありますが、将来的に胃がんになる事も報告されております。ピロリ菌は、胃酸分泌や胃粘膜の防御機能が未熟な5才以下の幼少期に感染すると言われておりますが、衛生環境が整った現代は、昔のように沢水や井戸水を飲むことでの感染はなく、母親など家族からの口移しなどにより、感染することが多いとみられております。ピロリ菌に感染しているとしても、まだ感染初期で炎症の程度が軽い若い年齢の人ほど、除菌による胃がんの予防効果が高いことから、中学生でピロリ菌検査をし、自身がピロリ菌に感染しているかどうかを確認する機会があることは、とても重要なことであります。そのため、全道や全国的に中学生を対象にピロリ菌検査を実施している自治体が増えております。八雲町でも、渡島医師会が取り組む「胃がん撲滅プロジョクト事業」により、平成 27 年度から学校検診に合わせ、中学2年生の希望者を対象に尿中ピロリ菌検査を実施してまいりました。平成 27 年度の受診率は 48.9%にとどまったものの、平成 28 年度は 90.2%の生徒が検査を行なっており、ピロリ菌検査に対する理解が定着してきたものと考えております。平成 27 年度、28 年度の2年間は、渡島医師会が検査費用を負担していることから無料で検査を実施してきましたが、渡島医師会による費用負担が今年度で無くなることから、平成 29 年度からは町単独事業として、引き続き中学2年生の希望者を対象に学校健診に合わせて実施することで考えております。議員からご質問がありました、検査だけではなく確実に除菌が行われるような助成施策でありますが、除菌の助成事業についてですが、二次検査によりピロリ菌に感染しているとの結果が出た際、生徒と保護者は医師と面談し、医師から直接除菌のメリットとデメリットを説明されますが、一般的に言われている除菌のメリットとしましては、慢性的な胃炎や胃潰瘍の予防や改善の効果があることと、一番重要とされていることとして胃がんの予防策となることであります。また、デメリットとしましては、除菌する際に服用する除菌治療薬の副作用で、下痢、軟便、アレルギー、頭痛、味覚異常、血便となる場合があることが挙げられております。薬の副作用は、服用が終了されると治まりますが、その他のデメリットとして、除菌による胃酸分泌亢進により、逆流性食道炎になりやすくなることがあります。そのため、将来的に胃がんになるリスクは低くなるものの、食道がんになるリスクが高くなることが心配されております。国立がん研究センターの検診部長は、除菌する人が増加すると、確率的に重い副作用を発症する人も出てくる可能性は否定できない。感染しているが、無症状の健康な人への積極的な除菌は、無用な害を与える恐れがある。と指摘しています。ピロリ菌検査の相談窓口となっている八雲総合病院としても、感染が認められた生徒や保護者には、メリットとデメリットを十分説明し、除菌に対する生徒や保護者の方の判断を尊重して対応しております。町としましても、除菌にはメリットだけではなく、これらのデメリットがあることを踏まえ、積極的に除菌を推奨することを避けることから、除菌費用を助成することは、今現在考えておりませんので、ご理解をお願いいたします。

議員の質問 1番 佐藤智子

議長。

議員の質問 1番 佐藤智子

ピロリ菌検査は無料で行われてきたということで大変よいことだと思いますが、その結果ですね、陽性は何名くらいいたか分かりますか。

町の答え 学校教育課長 荻本和男(学校教育課長は2017年3月まで)

議長、学校教育課長。

町の答え 学校教育課長 荻本和男(学校教育課長は2017年3月まで)

それでは 27 年度、28 年度につきましては、渡島医師会の事業でやってきておりますので私の方からご答弁申し上げますが、一時検査で陽性を疑われた人数といいますか、パーセントにつきましては、10%前後、約1割と、2年間そのような数字でございます。

議員の質問 1番 佐藤智子

両年合わせて。

町の答え 学校教育課長 荻本和男(学校教育課長は2017年3月まで)

毎年というか、2年とも 10%強の数字ということです。

議員の質問 1番 佐藤智子

議長。

議員の質問 1番 佐藤智子

その陽性のお子さん達で、実際に除菌までやったという報告は受けてはいるんでしょうか。受けているとしたら、その何%というか、その数字が分かりましたらお知らせください。

町の答え 学校教育課長 荻本和男(学校教育課長は2017年3月まで)

議長、学校教育課長。

町の答え 学校教育課長 荻本和男(学校教育課長は2017年3月まで)

その後の除菌の状況までは報告を受けていないものですから、掌握はしておりません。

議員の質問 1番 佐藤智子

議長。

議員の質問 1番 佐藤智子

除菌したよというところまで受けた方がいいかと思いますけれども。そのようなお考えはないですか。今後。

議員の質問 1番 佐藤智子

学校単位で。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

議長、教育長。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

除菌までという議員さんのお考えですけれども、我々も先ほど町長が答弁しましたように医師の方からメリット・デメリットを伝えていただきながら、あくまでも保護者、本人の判断によって行うべきだと、そのように考えております。

議員の質問 1番 佐藤智子

議長。

議員の質問 1番 佐藤智子

除菌までの費用は持たないという理由は、教育長さんと町長さんからの答弁でよく分かりました。ピロリ菌検査を今後町単費で持っていくということも大変大事なことだと思います。で、その際に先ほど言われたようなデメリットも話をして、除菌するかどうかということも重々考えるようにこれからもお話をしていくと思いますけれども、実際にそのようにされているのかどうか、お聞きして終わりにしたいと思うんですけれども。よろしくお願いします。

町の答え 保健福祉課長 三澤聡(保健福祉課長は2017年3月まで)

議長、保健福祉課長。

町の答え 保健福祉課長 三澤聡(保健福祉課長は2017年3月まで)

今の除菌の説明についてなんですけれども。先ほど町長の答弁の中にもありましたとおりですね、この除菌に関しては医者からの説明ということに、八雲総合病院でもそういうふうにしておりますので、我々からということではなくて、医師からの説明というふうに現在もやっておりますので、今後もそのような形で説明をしていくことになります。よろしくお願いします。

議員の質問 1番 佐藤智子

議長。

議員の質問 1番 佐藤智子

お医者さんからのは勿論ですけれども、ピロリ菌検査を受ける時点でそのことも含めて学校関係では説明していった方がいいと思うんです。その辺のお考えをお聞かせください。

町の答え 学校教育課長 荻本和男(学校教育課長は2017年3月まで)

議長、学校教育課長。

町の答え 学校教育課長 荻本和男(学校教育課長は2017年3月まで)

27 年度にピロリ菌検査を学校検診で始めるにあたってですね、渡島医師会の方で、はぴあを会場に全町民を対象にした説明会等をやってですね、ピロリ菌検査の有効性について保護者に対する説明会もやっております。教育委員会として学校の校長や養護の先生を含めてですね、ピロリ菌検査については当時総合病院の医師にも来てもらって、その内容について説明・周知・理解をしてもらいながら、この間進めてきているという状況でございます。

議員の質問 1番 佐藤智子

議長。

議員の質問 1番 佐藤智子

これからも住民の健康増進のためにそうした施策をやっていっていただきたいと思います。これで質問を終わります。◎◎◎◎ 延会の議決延会の議決延会の議決延会の議決

出典:八雲町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月12日 議事録 PDF(57ページ) 間違いを知らせる