みんなの議会

長万部町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月17日

災害時における避難所の対応について

2021年12月17日、長万部町議会の一般質問で、辻紀樹議員が「災害時における避難所の対応について」質問し、町長 木幡正志、総務課長 佐藤久が答えました。

聞いた人
辻紀樹 議員
答えた人
町長 木幡正志、総務課長 佐藤久

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 2番 辻紀樹

私は災害時における避難所の対応についての1問の一般質問を行います。3月開催の第1回定例会にて、同僚議員から地方創生臨時交付金により購入されたダンボールベッドの設置などについて一般質問があり、各町内会や関係機関の参加をいただきダンボールベッドの組み立てや、避難所の開設・運営に係る訓練を実施したいとの答弁がありました。7月12日、ファミリースポーツセンターにて訓練が実施され、私も参加しました。ベッドやパーティションの組み立てに時間が掛かることや、1個あたりの設置面積が意外と必要であると感じました。この事を踏まえ下記の点についてお聞きします。1、今後、災害時におけるダンボールベッドの設置基準は。2、近年の災害では、静狩・高砂振興会館・南栄老人憩いの家・新開寿の家などが主に避難所として利用されています。各避難所に、ダンボールベッドはぞれぞれ何個設置できるのか。3、ダンボールベッドを利用する際の優先順位は。4、各地区でダンボールベッドの組み立て講習会を開催する計画は。以上4点について町長の所見をお伺いいたします。〔議員(2番 辻紀樹)自席へ〕

町の答え 町長 木幡正志

災害時における避難所の対応について、お答えをいたします。災害時におけるダンボールベッドの設置基準につきましては、災害発生直後は身の安全確保を最優先とし、避難所での滞在が長期化の見込みとなった場合、ダンボールベッドはもとより毛布や生活必需品等の避難所ごとの必要数量を把握した上で、できるだけ速やかに対応をすることとしております。(2)各避難所にダンボールベッドを設置できる数につきましては、避難所となっている地域会館は6ないし10台程度、長期的な滞在を想定している避難所では、スポーツセンターは117台、福祉センターは48台、青少年会館が40台の設置を想定して購入しております。(3)ダンボールベッドを利用する際の優先順位につきましては、高齢者、障がいのある方、妊産婦、乳幼児等の要配慮者が優先的に利用することとなります。(4)各地区でのダンボールベッドの組み立て講習会の開催につきましては、今後の感染状況によりますが、コロナ禍以前に実施しておりました、地区ごとの「防災出前講座」の中に対応してまいりたいと思います。以上です。〔町長(木幡正志)自席へ〕

議員の再質問 2番 辻紀樹

それでは、何点か再質問をさせていただきます。まず、1点目なんですが、各地区の会館の使用個数なんですが、来年新開町と南栄町の会館が1つになるということで、その場合どの程度の設置個数というのは想定されてますか。

町の答え 総務課長 佐藤久

ただいまの質問にお答えいたします。収容人数の数につきましては、避難所下のスペースは、コロナ対応として1人あたり4平方メートルで計算しております。中規模集会施設の延べ床面積は約513平方メートルで、513平方メートルを4平方メートルで割りますと、128人が算定上の収容可能人数となります。また、宿泊時の居住スペースとして想定している集会室や相談室の床面積の合計は約242平方メートルありまして、これを4平方メートルで割りますと、ダンボールベッドの設置可能数は約60台と見込まれます。なお、災害の種類や規模によりまして、自宅で安全確保が可能であるケースや、親戚・知人宅に避難するケースなど、様々な避難方法が考えられますことから、避難所に避難する人数を事前に把握することは難しいため、収容可能人数を超える場合には、ほかの避難所を割り当てるなど、臨機応変に対応したいと考えております。

議員の再質問 2番 辻紀樹

今もちょっとお話ありましたけど、避難所が、退避者が多くなると、ほかの地域の会館も使うというようなお話だったんですけども。私この一般質問を作って、何度も読み返してみたんですけど、これからのことなものですから、なかなか答弁も難しいですし、質問するほうも大いに悩む点があります。それで、私の経験上から言いますと、一番問題になるのが優先順位ではないかと思っています。と言いますのは、有珠、伊達地区で昭和新山とか災害が発生したときなんですが、スポーツセンターを利用したんですが、ご存じのとおりスポーツセンターには畳の部屋が1室あります。それを避難当初はそんなに問題なかったんですが、ある程度、2日目3日目になりますと、高齢者の方が畳の部屋を利用したいということで、希望が多く出されました。そこで順位決めるわけにいかないんで、それが一番長期になりますと、そこが問題になってくるという経験があります。それで、答弁にもありましたとおり、基本的にはこれ以上はないだろうと思います。これから災害が発生する際、ダンボールベッド、やはり優先的に使う、そういうデータをきちっと避難場所収容した際にそこら辺をきちっと、起きたことをやはり検証する必要があるんでないかなと思っています。それをやるためにはやはり住民の方にもやはり積極的にダンボールベッド使ってもいいよというようなやはり基準を作っていただいて。すごくもめるんです、というのはいろんな方がいろんな立場で避難してきますので、老人の方でも確かにしょうがない、ある程度の年齢になりますと。今社会情勢も変わってベッドで寝ている方が大変多い時代となりました。それでできればそういう方にも使ってもらえるように、そうすると今度子どもがいる方は、やはりそこで泣くとうるさいということなこともありますので、これは実践でなければなかなか難しい話だなと思っています。一番しっかりしていただきたいのが、行政側がきちっとそこら辺のニーズを捉えて、災害のそういうことを全課で共通の認識を持って対応していただけるような取扱いをしていただきたいと思うんですよね。町長どうお考えになりますか。

町の答え 町長 木幡正志

大変貴重なご意見をいただいてありがとうございます。まず、おかげさまでそうした大きな災害が発生して、避難所を使うというのを今まで、20年前の有珠山の噴火のときの避難所として50何日間開催をしたというのが記録に残っておりますけども、それ以外の大きな、おかげさまで地震対応避難所の緊急事態の使用ということについては、実際行われていないので、今後想定されるであろう十勝沖地震についてももう30%可能性があるという判断も出てきておりますので、そこはもう防災上の観点から、広く行政全般にわたって、訓練をしながらやっていかなきゃいけないなと思っておりますけれども。7月12日の防災訓練が町内会の役員の皆さんだとかやってもらったんだけど、なかなかスムーズに、ダンボールベッドもパーティションも組み立てが上手にいかなかったという経緯もございまして、今後やっぱり各町内会、防災の皆さんにも利用していただくためにはそういった出前講座も含めて、訓練する機会を増やしていきたいと思っております。ひとつよろしくお願いします。

議員の再質問 2番 辻紀樹

最後の講習会のお話だったと思うんですが、僕も参加して、本当にパーティションの組み立て、耳の部分がうまくいかない。3人でやるんですが、いざ立ててみたら倒れてしまって、という経験があります。そこで、やはり各地区の人達にお願いをしながら、コロナの関係でなかなか集まるという、集めるというのも難しい状況にありますけども、今一応終息しているという機会を捉えて、なるべく早く講習会を各地区でやってもらいたいなと。そしてそのことを町民多くの人に知らせることがまず、こういうものがありますということを知らせることが大事な取り組みになると思っていますので、そこら辺を考えて、十分対応しなければと思いますので、今後横の連携を取りながら、防災担当だけでなくて、各地区の担当者もおりますので、その方も積極的に、そのことについては取り組んでいただきたいと思います。もう一度町長、そのこといただけばありがたいなと思うんですよね。

町の答え 町長 木幡正志

おっしゃるとおりだと思っております。行政の責任というのは町民の安心・安全を守るというのが最大の優先課題でありますので、そうしたことについて今後起こりうるであろう想定も含めて、質問のとおりの内容を含めて、自治体として役場庁舎や横の繋がりも含め、各自治体そして町内会の皆さんとともに進めてまいりたいし、消防にもお願いをしたり、消防団員にもお願いしたり、それから防災士も60数名おりますので、そうした組織も利用しながら、今後訓練等に努めてまいりたいなと思っておりますけれども、今ちょっとまだコロナ禍の終息を見ていない状況なので、落ち着いたらまたそれらの検討に入らせていただければと思ってます。議長(辻義雄) 以上で辻紀樹議員の質問を終わります。村川議員。〔議員(1番 村川毅)登壇〕

出典:長万部町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月17日 議事録 PDF(5ページ) 間違いを知らせる