みんなの議会

江差町議会 平成29年第3回定例会 2017年9月12日

町職員の労働環境について

聞いた人
小野寺真 議員
答えた人
町長、総務課長、副町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 小野寺

はい。

議員の質問 小野寺

それでは、最後ですが一般質問を行います。今回、1問目と2問目はいわゆる働き方の関係になろうかと思います。3問目で介護保険に入ります。では最初に、働き方改革のうちの1つ、町職員の関連について、1問目でお聞きしたいと思います。新聞、テレビでも報道されておりますが、今国会・政府では働き方改革について大変いわば厳しい論議がされております。去る8日にも厚生労働省が働き方改革推進法の法案要綱を示しました。その中身は、テレビ、新聞でも色々報道されておりますが、いわゆる残業代をゼロにできる内容。残業規制をするといいながら、過労死ラインの残業時間を公的に容認する。そういう法案の要綱が出されております。到底、これは認められる内容ではない。今大きな批判の声が出ております。さて、振り返って江差の役場、町職員の労働条件、これはどうなっているでしょうか。私は以下4項目について、質問したいと思います。まず、最初、ストレスチェックです。これは先だって私も質疑で取り上げましたが、労働衛生法の改正で昨年から労働者50人以上の事業所では年1回のストレスチェック、この実施が義務付けられております。この背景にあるのは、仕事等で大変強いストレスを感じてメンタルヘルス不調を訴える労働者が全国的に年々増えていると、そういう実態があって法律改正がなされました。江差町の役場職員の中でも、私も30年前から議員の仕事させて頂いておりますけれども、何人もの町職員の、多くの問題に遭遇して参りました。そういう経験も踏まえて、2点この点でお聞きしたいと思います。まず、ストレスチェック、これは江差町役場でも実施しておりますが、その結果をお知らせください。その2番目、また、そのストレスチェックの結果、集団的に分析して、必要な場合は職場の環境改善を進めるよう努力、努めると、そういう風にされております。江差町ではストレスチェックによる職場環境の改善が求められるということはあるのでしょうか。この私の1問目で2つ目の項目です。労働時間の把握について、お聞きしたいと思います。先程言いました国の働き方改革で、大きな問題になっている1つが、いわゆる時間外2労働、その規制です。働かせすぎだとか、サービス残業について等、果たしてこの江差町はどうなのかな、そういう観点でお聞きしたいと思うのですが。実はここに基本的な問題があります。まず労働時間を的確に、正確に、客観的に漏れなく、正しく労働時間を把握しているのか、この問題です。これがなければ、先程の働かせすぎだとか、サービス残業だとかっていうことが、的確な問題分析ができません。厚生労働省も、この問題については繰り返して通達を出しております。最近では、今年の1月20日付で厚生労働省の労働基準局長から、労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関する基準、こういうものが示されております。この基準とか、諸法令、色々あります。それに従って江差町役場ではどうなっているのか。管理職も含めた職員の労働時間の把握は適正に行われているのか、お聞きしたいと思います。この項目で3つ目です。先程ちょっと言いました。時間外労働、さらには法律に権利として位置付けられております年休の取得、この点についてお聞きしたいと思いますが、この点で江差町の役場どうなっているのか3つお聞きします。1つ、先程、色々国の話もしましたが、この問題についても国の通達等で時間外勤務の縮減、色々出されております。江差の町職員の時間外勤務の状況、改善されているのでしょうか。2つ目、土日勤務の場合、色々江差町イベント等々、本当に多い。土日勤務の場合の代替え措置、代休措置、それは適正に行われているのか。で、この点で3つ目。先程ちょっと言った年休。年次有給休暇の取得状況はどうなっているのか。この点についてお聞きしたいと思います。大きな1番目の最後の質問の項目になります。臨時職員の問題です。いわゆる働き方改革でこの数年問題になっているもう1つが、いわゆる非正規労働者のいわば劣悪な労働条件。この点について大きな社会問題になっております。江差の町職員は、色々資料も出して頂いておりますが、4割以上が非正規職員です。江差の役場に勤めている職員の4割以上が非正規労働者。季節的な雇用等、短い臨時職員も含めれば全体の約半数が、江差の役場で勤めている職員の半数が、非正規労働者ではないでしょうか。そういう実態からまず2点、この点についてお聞きしたいと思います。まず1つ。正規労働者と非正規労働者の、非正規職員の賃金格差が大変問題になっておりますが、江差町の臨時職員の賃金は、この間見直し等行われているのでしょうか。最後2つ目ですが、長期に継続して雇用されている臨時職員についてお聞きします。今回、今定例議会で資料要求を致しました。資料13で議員に出されております。この資料13を見ますと本当に私もびっくりしましたが、改めて。いわゆる臨時職員。臨時職員と言われていても、大変長く働いている職員が本当に多い。改めて認識しました。この資料を見ますと、例えば10年以上、臨時職員ですよ、臨時職員で10年以上継続して雇用している職員が20人。これはどう見ても正常ではない。きちっと正規雇用にすべきではないでしょうか。3まず、大きな1つ目の質問として、以上、お聞きしたいと思います。

町の答え 町長

議長。

町の答え 町長

小野寺議員の1問目、職員の労働環境に関して4項目でのご質問でございます。1つ目のストレスチェックに関してですが、高ストレス状態であると報告されたのが17人でありましたが、専門医への受診希望者はなかったところでございます。職場環境の点では、直近でメンタル症状のあった職員に対し、保健師からの指導助言や課長が症状を把握して対処しており、職場全体でサポートするという体制が整いつつあるものと考えております。2つ目の労働時間の把握については、以前から申し上げておりますが、警備員が役場内日誌への退庁時間を記録していることに加え、時間外勤務命令の双方によって把握されております。管理職につきましても、役場、役場内日誌への退庁時間によって把握しているところであります。3つ目の時間外勤務の状況については、時間外勤務をした場合、時間外手当の支給と代休を併用しているところでございます。時間外勤務の状況についてですが、職員個々においては、月の予定、週の予定、そして1日の予定を自らが立てながら業務に当たっておりますことから、その日の業務予定がクリアできない等、翌日に持ち込まないために、急遽時間外での勤務をしているところもあります。また、時期的な事業ではその準備に要する時間も必要であり、時には遅くまで勤務する場合もあることから、全体的に見ると時間外勤務は減っている状況とは言えない現状でございます。年次有給休暇では、1年間の付与日数20日に対して、3年間の1、失礼しました。3年間の1人あたりの平均は8.2日となっている状況であります。いずれに致しましても、時間外勤務の縮減に向けた業務のスケジュール管理に努めていきたいと考えておりますし、職員の健康面への配慮も行って参りたいと考えております。4つ目の臨時職員についてですが、賃金の見直しは、平成28年に改善を行っており、その後においても人事院勧告による給料表の一部を引用していることから、賃金表は毎年継続して見直しを図っているところであります。また、平成32年には、地方自治法、地方公務員法の改正が予定されているところであり、臨時職員等の任用根拠が明確化され、手当の措置も必要となることが想定されていることから、そこでの見直しの必要性も考えているところでございます。また、長期雇用の正職員化についてでありますが、定員適正4化計画を基に全体的に考えていることから、現時点において正職員化は困難であるものと考えております。しかしながら、今後一部職種によっては考察する必要性が出てくる可能性があるものと考えておりますので、ご理解願いたいと思います。

議員の質問 小野寺

はい、議長。今回資料として、もう少し江差の役場職員の実態をあの知る必要があるなという気もしましたが、私も役場に顔出している部分はきっと一般町民から見れば多いでしょう。さらには、私自身もかつて道職員として勤務の色々な問題点等も経験した立場から、なかなか表の数字、実態とその働いている本当の姿。表れている数字と実態がなかなかかけ離れている、という部分も、私もそれなりに承知しているつもりです。ですから、先程町長、答弁では、あまり問題点が浮かび上がるような答弁は、残念ながら出てこなかった。ただ、労働時間の部分で、時間外については減っている状況ではない。これが1つお認めになりました。それからもう1つ、有給休暇の取得率が非常に低いということもお認めになりました。この背景を見ると、やはり実態はきちっと労働時間を把握、もっと把握しなかったら分からないですよ。減っている、減っているとはいえないと言って、じゃあ江差の町職員の各課の状況がどうなっているか。先程のストレスチェックでいうと17人が高ストレス。これだって大変な問題だと思います。今日は、あまり数字的なことは言いませんが、私は改めて別な機会でもっとこの裏付けになる数字のことについても、また別な機会で聞きますので、その時宜しくお願いします。今日は再質問で、あまり数字のこと言いませんが、まず、ストレスチェックの17人もいるという問題。これは今の答弁ですと、あまり真剣な対策が取られていないと私は感じる。全国的にも、今このストレスチェックをやって色々な対策取っております。まずそのストレスチェック、17人の高ストレスの方に、今医師の部分では希望していないということありましたけれども、私は、これはやはりきちっと督促すべきだと思うのです。それまずどうなっているのか。それからもう1つ。17人がいるといっても残念ながらこれはプライバシーの問題もありますから、どこの課にどういうストレスの方が、少なくともそのストレスチェックでいるかということは分からない。分からないのですよ。もっと職場単位を狭くすれば。江差町全体で17人がいる。そうしますと、どの職場で、そのストレスが生じるような環境があったのか、なかったのか、改善策がなかったのか。先程の答弁では的確な分析、そしてその改善策をとったとは到底伺えない。これちゃんとやりなさいと。義務付けではありませんが、努力規定でやりなさいってなっていますよね。その点について改めて、この175人もいるということどう考えているのか、再質問で1つ。それから、再質問でもう1つ。時間外が減っているとは、減っている状況とは言えないということ認めました。今の労働条件見れば、たぶん一定の期間、イベント等も含めれば、一定の期間、若しくは一定の課、若しくは一定の人に、相当の時間外が集中しているということも伺われる。伺われますよ。で、そのことも含めて、やはりきちっとした先程のストレスチェックじゃないけれども、時間外を減らすという縮減計画。これは今日あまり言いませんけれども、国や道や江差町の色々な計画も含めて、縮減しましょうってなっていますよね、なっているのですよ。きちっとそこをね、分析して、労働時間、時間外を減らすということ、そこをきちっとした目標、計画やるべきじゃないですか。その点について、お聞きしたい。それから、再質問で最後です。先程の臨時職員の問題です。これは、地方自治法改正といってもあと何年後ですか、3年後、4年後。実施はですね、なんですよ。ですからそれはそれとして、臨時職員の対応については適正に色々これから考えなきゃならない。でも今の問題、今の問題ですよ。この資料で、全部はちょっと聞けないと思いますが、例えば福祉、福祉というか保育士、この保育士さんを見ても、5年以上10年以上、ちょっと分かりませんけれども、いずれにしても常勤ですから、同じ職場で、同じ仕事、子どもさんを預かって子どもを見る。たぶん正規の職員と臨時の職員、同じように対応して、しかし10年も働いていても正規職員からみたらどうでしょうかね。どれぐらいの賃金格差があるのでしょうか。こういうことをね、地方自治法実施になる3年後、4年後ではなくて、今、近々の問題だと思うのですよ。いわばそういう差別と言いますか、も含めて、やはり改善できることは今からしていく。その点が必要だと思いますが、以上再質問。

町の答え 総務課長

小野寺議員から3、3つの観点で質問されたと思っております。1つ目のストレスチェックにつきましては、17人が高ストレス状態にあったというところでございましたけれども、議員、数字のことは言わないということでしたけれども、臨時職員含めた188名が対象になっていたと。そのうちチェック表を提出したのが151人であったというところで、その結果17名が高ストレスだったという状況にあります。専門医に相談をする場合の要領といいますか、それにつきましては、高ストレス状態の17人のみではなくて、受診した全ての職員に対して周知をして参りました。受診するようにというところで周知をして参りました。結果として、希望、受診希望はなかったというところでございます。また、あの分析につきましてはですね、議員おっしゃる通り、課ごとの集計はしてございます。その中で範囲が小さいというか、あの課の1つ1つの人数が6小さいというか、そういうところもございまして、個人が特定される懸念もありますことからですね、全体的として、安全衛生委員会へ報告して参ったという状況でございます。

議員の質問 小野寺

改善策とかやっているのですか。

町の答え 総務課長

はい。

議員の質問 小野寺

改善策。分析。

町の答え 総務課長

分析につきましてはですね、今言いました通り、安全衛生委員会の中にまずは報告を致しまして、個人が特定されるという状況もございますので、その辺をどういう形の中で個人特定できないかと、できない方法で分析するかというところについて、今あの検討しているところでございます。それとあの時間外の縮減に関して、でございます。職員の時間外勤務の縮減についてですけれども、議員おっしゃる通り、国、それから人事院であったり、町も特定事業主行動計画に時間外の縮減、これは謳っているところでございますけれども、全体的に見ても減っていないと言える状況にはないのかなという風に思っております。現状では、具体的な措置を答弁できるものは持ち合わせてございませんけれども、町長答弁の通りですね、縮減に向けて努力して参りますと共に、業務のスケジュール管理につきましても、努めて参りたいと思っておりますので、ご理解を頂ければなという風に思います。それと、具体的に保育園の体制というところでございます。保育園に関して、現在の保育園の課題と致しましては、保育士を確保するということが困難な状況にあることは事実でございます。小野寺議員、あの確実な保育士を確保するという要因も位置付けながら、長期に継続している臨時保育士を正規職員とすべきとおっしゃって頂いているものという風に思っております。ただ、正規職員化するには、実はあの幼稚園の廃園も見据えているということ。それから、保育園の統合も課題であるということ。それと、さらには正規職員の年齢構成につきましても、現在歪になっているということも課題であることにつきましては、認識しているところでございます。町長答弁にありましたように、一部職種によっては、考察する必要性が出てくる可能性もあるというところで、ご理解頂ければなという風に思っております。

議員の質問 小野寺

7はい、議長。

議員の再々質問 小野寺

ちょっと時間の関係で。この問題で再再質問。ちょっと最後2つちょっとお聞きします。ちょっと少し早口になります。あの問題は、これ町長、副町長。問題は個々の仕事の見直しだとか、本当に働き方だとか、その題以前の問題。ちょっと調べましたら、町職員、この10年でだいたい13パーセント減ってますね。私の計算が間違いなければ。15年で30パーセント減っている。で、その15年なり10年なり見て、それだけ職員が減る、それと同じぐらい仕事が減っているのか。そんなことないでしょう。たぶんですね、課によっては、いやいや10年前、15年前より仕事増えている、それが実態です。ですから、その臨時という、その本当の臨時ではなくて、結果的にはね、経常の仕事を臨時職員で賄っているという部分が圧倒的じゃないですか。やはりね、正職員を本当に町長何回も言っている不補充これでいいのか。定員から見たらかなり、定員から見たら今どうですかね、8割、町職員の今の人数。だから定員が適切かどうかは別として、条例でいう定数が適切かどうかは別として、少なくとも、不補充としてきたこの経過が私は今の休みたくても休めない、時間外についても的確な数字、私に言わせれば的確な把握もしないで、その中で残念ながら減ってないという実態。やはりね、町長、副町長、不補充をするということについてやっぱり、きちっと課によっては見直していく、必要な正職員はしっかりと確保していく、この点が必要だと思うのです。この1点。もう1つ。さっきちょっと休みの話をしましたが、私ね、これ町長、副町長。やっぱりトップが先頭に立って、年休の取得に向けて号令をかけなかったら、取れないと思うのです。仕事を休むということについて、やはりいわば長期も含めて、夏、冬、長期も含めて休んで、そしてリフレッシュしてまた本当に厳しい仕事かもしれない。また町民に立ち向かうと、真剣に向かって仕事していくと。やはり休みが必要ですよ。年休の取得をそれぞれに任せるのではなくて、町長、副町長がリーダーシップ取って、年休取得を高めていく。そして良い仕事をしてもらう。これやらなかったらだめだと思う。以上2つについて、再再質問。

町の答え 副町長

8それじゃあの2つでございます。後半からいきますと、年休のまさしく号令でございますけれども、都度あるごとに町長の方からはまさしくこの休みをしっかり取って、それから仕事のスケジュール管理も含めて、都度あるごとには、実は課長会議等では言っているところでございますけれども。本日の小野寺議員の質問を受けつつ、改めてこの辺のところは、きちっとした部分でまた周知徹底を図っていきたいと、このように思っています。ただ、号令をしたからということではなくて、やはりそんなところは、あの休みやすい環境の部分を作っていかなきゃいけないだろうと、こういう風に思ってございますので、それはちょっと意を対して参りたいなという風に思います。それから、長期の臨時職員、この部分、先程保育士の部分も出ましたけれども、一部総務課長も言いましたけれども、1つにはあすなろ幼稚園さんの廃止の方向も決まりました。それからもう1つは、今回行政報告もしました通り、ひのき荘も、職員の方も来年の9月末で廃止をします。そういったところでの、いわばこちらに戻る事務職員、それから一部支援員なんかも事務に移行する場合もございますけれども、それらも見越した中での定員管理計画になるだろうという風に思います。ただ一方、あの保育士にちょっと戻りますけれども、なかなか臨時の保育士も探せないと、こういう状況も聞いてございます。それは、あの賃金の単価もさることながら、そういったところは押し並べて、これまで行革を重ねた中のまた部分も影響しているのは事実でございますけれども、業務の、いわばもう1度分析をですね。定員管理、先程ひのき荘やらあすなろ幼稚園の関係もございますので、定員管理の部分での必要な人員の分は、ちょっともう1度私どもも制度設計していきたいと。このように思っています。以上です。はい。

出典:江差町議会 平成29年第3回定例会 2017年9月12日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる