みんなの議会

八雲町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月10日

スケートボードパークの整備について

聞いた人
大久保建一 議員
答えた人
教育長 土井寿彦、町長 岩村克詔、体育課長 三坂亮司、消防長 大渕聡、総務課長 竹内友身

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 4番 大久保建一

議長、大久保。

議員の質問 4番 大久保建一

まずは夢と希望のある質問を。スケートボードパークの整備について。2020 東京オリンピックでは、ストリート、パークともにスケートボード協議で日本がメダル5個と大活躍しました。また 2020 北京オリンピックでは、スノーボードハーフパイプで平野選手が金メダルを取るなど、日本の横乗りスポーツは盛り上がっています。八雲町においても、スケートボードをやりたいが場所がない。車や歩行者との接触など事故の心配のないスケートボードパークの設置を望む声があります。そこで、総合体育館そばの交通公園を改修し、スケートボードパークを設置することを提案いたしますが、いかがでしょうか。

町の答え 教育長 土井寿彦(教育長は2025年3月まで)

議長、教育長。

町の答え 教育長 土井寿彦(教育長は2025年3月まで)

大久保議員の1つ目の質問について、お答えいたします。昨年開催の東京オリンピックや先月開催の北京オリンピックでは、スケートボードやスノーボード競技で日本人選手の活躍が見られ、国内でもその人気が高まっており、八雲町におきましても、スポーツ公園駐車場などでスケートボードに乗っている方々が見受けられます。道内でスケートボードができる場所については、昨年度の北海道による調査では2カ所と示されており、調査主体によって、その数は異なっているところです。スケートボード場の設置に関して事業者によりますと、スケートボードは不安定なモノに乗って楽しむスポーツのため怪我が付きものであり、怪我の大半は自己責任によるものですが、設置者や管理者側に責任を転嫁するケースが多いことから、自己責任の徹底や利用制限が必要になり、遂には、施設閉鎖に結びつきかねないとのことであります。さらに、過去にスケートボード場を設置していた自治体では、老朽化により廃止したものの、開放当時は利用者のマナーの問題から苦情が多かったとのことであり、管理運営が難しい施設であると認識しております。こうしたことから、八雲町教育委員会としては、行政が主導して設置することは控えるべきであり、今後、住民の方々からの要望などがあれば、しっかりとその趣旨等を伺い、スケートボード施設整備の要否について考えるべきであると認識しております。以上でございます。

議員の質問 4番 大久保建一

議長、大久保。

議員の質問 4番 大久保建一

前回ですね、三澤議員が八雲中学校の改修のときに学校の校庭を開放区としてスケートボードパークを作ったらどうだという、とんでもない突飛な提案があったんですけれども、そのときにされた、教育長のお考えが今回の答弁でも盛り込まれております。もちろん一貫した答弁ということでわかりますけれども、今回ですね、この 2020 年、東京オリンピックだとか北京オリンピックだとかで、以前は横乗りスポーツは結構不良の輩がやるスポーツだというふうな認識だったんですよ。それで教育長が言われました、以前では管理の問題だとか騒音の苦情の問題だとか、そういったものが懸念されるというお話だったんですけれども、もうそういったスポーツではなくなってきていると思うんです。純粋なスポーツとして技を競い合うものとして認知もされてきていますし、もうそろそろ管理者の概念を捨てて、なんでもかんでも管理者が責任を負うだとかではなく、利用者の自主性、自発性をきちんと認めたうえでそういう施設を提供していくべきだと思います。今回の町長の町政執行方針4番の、ふるさとを築く教育の充実と文化、スポーツの振興のところでは、時代の変化に即行した教育環境の整備と充実に努めてまいりますと書いています。また、教育長の教育執行方針の6番には、心身の健康を目指した社会、体育スポーツの確立という欄で、多様化するライフスタイルに応じたスポーツ情報の発信やスポーツ機会の確保に努めると書いています。びっくりました。これらの言葉はまさにスケートボードパークを意識している発言なんじゃないかと私は思ったんですけれども、その辺はいかがお考えでしょうか。

町の答え 教育長 土井寿彦(教育長は2025年3月まで)

議長、教育長。

町の答え 教育長 土井寿彦(教育長は2025年3月まで)

まず先ほどの質問の前段のほうから。古い考え方に縛られてしまって、新しいものを受け入れるという考え方に切り替わっていくべきではないかというお話でございますけれども、もちろん大久保議員がおっしゃるとおりでございまして、そういったものについてはしっかりと新しいもの、そしてそういうことに向き合い方々、そういった方々の思いを受け止めて新しいものに取り組んでいくべきと思っております。そういった意味でもですね、新しいスポーツや町民の方々の健康と活気のあるまちづくりに向けて新しいものに取り組んでいくという姿勢は町長と私も共通した部分でございます。そのもう一方で、この度、以前のスノーボードから非常にオリンピックの種目として、特に日本の選手の活躍を見ますと、もうスポーツとしてきちんと認知されているといったところは当然認識しなければならない部分でございます。ただ、町に設置をしていくスケートボードパークということでございますが、そういったところに踏み込んでいくには、やっぱり過去にあった設置していた方々の経験など、これをどのように払拭して、そして住民の方々にまちづくりの一つと説明したうえでやっぱり設置していくべきだと思っています。そのためには、管理に難しいと認識ということで、先ほど本質問でお答えさせていただきましたけれども、議員の先ほどの言葉にもあったと思いますけれども、使う方々がどういう施設が必要で、どういうふうに使っていきたいのか。ひょっとするとそこには我々もこういう責任を果たして、こういうルール、マナーで、そしていろんな方が使うかもしれないけれども、我々がそういう空気を作っていくという思いを私どもも捉えながら、新しい施設が必要なのかということを様々な方々にお諮りしながら進めて行くのかなと思っています。そういう面では新しいものを取り入れていくということは執行方針にもありますように、議員のお考え等は共通しているのかなと思いますので、どういうふうに我々が設置していくのか、どのように説明していくのかというステップが必要かと考えているところであります。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

大久保議員ですね、私も同じ思いであります。このスケートボードに限らず、やはり新しいスポーツだとかどんどん取り入れるべきだと私も思っている一人です。特に若い人が赤井議員さんの質問にもありました、若い人が集ったりいろんなことができる町は優しいとか、優しい町になると思います。だから今のスケートボード以外にもいろんなことを我々も考えていかなければならないんだろうということは重々、大久保議員さんの思いは酌んで、三澤議員さんからも質問がありました、これについては教育長ともいろんな議論をしていました。ただ先ほどいった怪我したときの、行政でやると怪我をしたときに役場が責任をとれってみたいなことが多いということになると、教育長とも前に話していたのは、民間でやれるところに補助を出したりというのもありなのかなというのを想定しながら、何か町の中で必要だというグループが起きてきて町に要請してくれたら、やりやすいのかなと思いながら、結局、自分の感覚でも八雲町にプールやスキー場がありますけれども、どこにでもあるようなものでありますので、やはり大久保議員さんがおっしゃっている、何か新しいものはどんどん取り入れたいという思いで。ただ、言ったとおり、怪我だとかそういうのが全責任が我々に来るということは避けていきながら、何か良い方法を大久保議員さんや議会の皆さん、町民の皆さんと議論しながら進めて行くのは大賛成でありますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 4番 大久保建一

議長、大久保。

議員の質問 4番 大久保建一

こんなにもお二人から前向きな発言があるなんて、いささか拍子抜けでびっくりしております。ちなみにこれ調べているときに、担当部署からちらっと聞いたんですけれども、スケートボードパークを整備する際に、もしするならおいくらくらいかかるのか想定しているのか、もしあればお聞かせください。

町の答え 体育課長 三坂亮司(体育課長は2022年3月まで)

議長、体育課長。

町の答え 体育課長 三坂亮司(体育課長は2022年3月まで)

ただ今の大久保議員の質問にお答えいたします。スケートボ―ドパークは、皆さんオリンピック等でご覧になったと思うんですけれども、手すりだとか、構造物を越えるセクションという設備を使ったり、ボールといわれる傾斜のついた穴の開いたようなところをすべるようなものがあります。それらで標準的なものではセクション一つ一つですと数十万単位からありますが、パークなようなものを作ると2千万程度から用意できると聞いていますが、パークそのものの構造も木製、スチール製、アスファルト製とありますので、金額の幅はかなり大きくなっておりますので、最低2千万程度が必要だと今把握しております。以上です。

議員の質問 4番 大久保建一

議長、大久保。

議員の質問 4番 大久保建一

新しいことに取り組むということで、新しい事業に事業計画もなく何十億ということでは言ってないんです。とりあえずまずはある施設を利用しながら、その数十万円で済むセクションを作っていくとかで、教育長のおっしゃるように利用者との関係がそういうところで成熟していって、利用規約だとかそういったものをきちんと整備していきながら、それでいて利用者が多くてどんどんそのスポーツが進行していって八雲町がそのようなメッカになるというときにコンクリートボールだとか、コンクリートセクションとかお金が2千万くらいかかるものを考えていけばいいと思いますので、是非、そこら辺をやっていただきたいなと。考えていっていただきたいと思っています。ちなみにですね、そういう声が高まればというお話を先ほど町長からあったんですけれども、いったいこれはどれくらいの署名なり声が集まれば具体的に考えていただけますか。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

私もスケートボ―ドについては、多分、道路でやっちゃ駄目なので、なかなかやる場所もない。たとえば広場もないというのが私も以前から気になっていた部分でして、自分の感覚としたら、今、我々、役場庁舎を移転する場所には解体しなければ、解体する場所以外にも舗装面とかもたくさんありますので、あの辺を仮にですね、こんなの造らなくてもスケートボ―ドができるようになんとかできないかなとも考えながら、ただ、何人ということでもありませんので、それが今までスケートボ―ドのそういうのを作ってほしいというのは三澤議員さんと大久保議員さんの二人ですので、町民の声ももう少し聞きながら、特に若い人の声も聞きながらということでありますので、全然私はやる気満々でございますので、ご理解いただきたいと思います。

議員の質問 4番 大久保建一

議長、大久保。

議員の質問 4番 大久保建一

ありがとうございます。私が提案したのは総合体育館横の交通公園ということで、あそこは私たちがまだ小さいころに、日本の成長期、本当に交通自動車がたくさん増えていて交通事故が毎年のように増えるという時期に整備されたものだと思うんですよ。日本は今、車社会もだいぶ成熟してきまして、毎年どんどん交通事故、死傷者数は減ってきています。あそこの交通公園を担当部署に聞いたところ利用もかなり少なくなってきているようで、河川敷の散歩道路とかを歩いたときに感じますけれども、ちょっと閑散としたような雰囲気を感じておりますので、町としてはやはりその時代時代に合った設備を、その時代に合ったものに更新して使っていくということが最大なことかと思いますので、あそこにしたというのは総合体育館みたいなところが管理もしやすいんじゃないのかなということで提案いたしましたので、場所はそこに限りませんけれども、この答弁のとおり前向きにご検討をいただきたいと思います。大変満足しております。ありがとうございます。じゃあ次に行きます。八雲消防落部出張所の建設場所について。先日、総務経済常任委員会に消防落部出張所併設第6分団格納所建設候補地の説明がありました。それによると、落部駅前を適地として移転改築を進めたいとの説明でありました。その候補地は、昨年末に政府から示された「津波浸水想定区域図」による浸水区域として想定されている場所であります。消防は地域防災の要であり、消防署はそういう災害時にこそ機能しなければならない前線基地であります。それをなぜ、リスクの高い場所に建てようとするのでしょうか。東日本大震災では 262 名の消防隊員及び消防団員が殉職されました。中でも詰所へ参集途上の消防団員 254 人が死亡ないし行方不明になったといわれています。そんな災害を経験した世代として、建設場所の再考をすべきではないかと考えておりますけれども、いかがでしょうか。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

大久保議員の2つ目の質問にお答えいたします。現在の八雲消防署落部出張所併設第6分団格納所庁舎は、建設から築 44 年が経過し、建物や設備の老朽化はもとより、平成 21 年には救急車を新規に配備し、勤務員の増員並びに車両が増台したことによる事務所、仮眠室、車庫の狭隘化及び消防車両の大型化により階高不足等をきたしております。また、昨今のコロナ感染症等の対策としても必要である救急活動での使用資機材等を消毒する救急準備室や、感染防止対策としてのシャワー室を新たに確保することが困難な状況であります。さらに、火災等消防団員参集時に車両を駐車するスペース、訓練場所の確保も困難な状況であることから、当初、令和 10 年度に整備を計画しておりましたが、老朽化等が進行していることから大規模な修繕は取り止め、整備計画を前倒ししたいため、令和4年度に土地取得を検討しているところであります。その中で数回、総務経済常任委員会において、出動の利便性、幹線道路に面していること、緊急車両の迅速かつ安全な出場を確保できること、また、十分な敷地面積で団員招集時の駐車スペース及び訓練場所を確保できることなどから、建設候補地数カ所の中で落部駅前の2,952.56 ㎡の土地が適地と考え協議を進めてきましたが、津波浸水想定区域に建設することの可否についてのご意見がありました。 町としては、今回示された津波浸水想定区域図で、駅前は1~3m程の浸水高であり、建物構造や嵩上げなども考慮すれば、津波にも最小限の被害で食い止めることが可能と考えております。また、東日本大震災の教訓も踏まえ検討し、逃げ遅れた町民がいた場合の緊急的避難場所として庁舎の2階以上の階や屋上等への避難場所も確保できるなどを計画に盛り込み、津波浸水想定区域であることは、十分承知しておりますが、日々の出動要請に対して迅速な救急、火災等の対応が可能な場所と重視し、今回の建設候補地で事業を進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。

議員の質問 4番 大久保建一

議長、大久保。

議員の質問 4番 大久保建一

今、答弁いただきました、ちょっと一ヶ所納得いかないというか、委員会のときの答弁と違っていたようなところがあったんですけれども、それを確認させてください。駅前の津波想定の浸水は町長、今1mから3mの予測といわれていましたが、委員会では3mから5mあるということで報告された記憶があるんですけれども、その辺はどうなんでしょう。

町の答え 消防長 大渕聡(消防長は2022年9月まで)

議長、消防長。

町の答え 消防長 大渕聡(消防長は2022年9月まで)

このたび北海道のほうから出された浸水区域の津波の高さでございますけれども、あそこの駅前の場所は最高で 3.1 と、0.5 から 3.1 でありますので、5mまでには達しておりません。よろしくお願いいたします。

議員の質問 4番 大久保建一

議長、大久保。

議員の質問 4番 大久保建一

それでは私の聞き間違えだったということですね。わかりました。それでは、その前提で進めさせていただきたいと思います。令和3年 12 月 21 日北海道新聞にこのような記事が載ったのを皆さんご存じだったでしょうか。日本政府が、日本海溝地島海溝沿いを震源とする巨大地震の被害想定を公表いたしました。想定は最大規模の地震と津波、冬の深夜という最悪の条件では死者約 19 万 9,000 人、そのうち北海道内は13 万 7,000 人にのぼると発表しています。消防にちょっとお聞きしたいんですけれども、災害の専門家として。人はどれくらいの高さの津波で死ぬと考えられているんでしょうか。

町の答え 消防長 大渕聡(消防長は2022年9月まで)

議長、消防長。

町の答え 消防長 大渕聡(消防長は2022年9月まで)

今大久保議員がおっしゃりましたとおり、何メートルの浸水で人が死ぬかと言われましたけれども、状況にもよりまして、最低でも顔がうずまる高さでも人は亡くなると思っております。

議員の質問 4番 大久保建一

議長、大久保。

議員の質問 4番 大久保建一

内閣府は、東日本大震災の被害実態から、陸地に浸水した津波の高さに応じた死亡率を分析しました。浸水 70 ㎝で約 71.1%、1mの高さで 100%死亡ということで達しました。津波の高さが 10m、20mという数字が並ぶと、数メートル程度は大したことないと感じるかもしれませんけれども、実際は1mの津波に巻き込まれたら、ほぼ死亡すると分析されています。それで、ここは 3.1mの最大の予測ということで間違えないですよね。

町の答え 消防長 大渕聡(消防長は2022年9月まで)

議長、消防長。

町の答え 消防長 大渕聡(消防長は2022年9月まで)

北海道のほうから示された数字によりますと、今、建てようとしている駅前の地域の一番角のところで 3.1 という数字があります。ほかはそれ以下になっております。以上でございます。

議員の質問 4番 大久保建一

議長、大久保。

議員の質問 4番 大久保建一

ここまで聞いていてもあれなんですけれども、そもそも国や北海道が浸水被害想定を作ったのは、こういうとき公共施設やインフラ整備、公共施設を新たに建設するときや移転するとき、こういうときに役立てる意味もあるのではないでしょうか。令和4年度、八雲町で新たに震災区域予想をもとに先ほどの倉地さんの質問にもありましたように、ハザードマップを新しく作る。このハザードマップは住民の避難のためにだけにあり、施設の建設とかそういうものについては一切関係ないんでしょうか。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

この大久保議員ですね、消防署、支所の建築はですね、やはり一番はですね、先ほども話したとおり、救急であります。昔は消防の役割の一番は火災でありましたけれども、この頃は救急でいち早く救急患者に到達する。これが一番の今の消防署の役割であります。次には火災、人命救助であります。私もですね、落部に住んでいる一人でありますので、本来であれば大久保議員さんがおっしゃっているとおり、浸水しない場所に消防署を建てるのが一番最高の場所だろうと思いますが、私が考えても落部にそういう場所はないんです、実際。そうすると高台のですね、落部公園の上か旭丘とか、さらにイタガキさんのやかたドライブインの上しかないんです。そうすると常時の救急のときに時間がかかる。線路の向こうになる。そして私が聞くところによると、この頃、渡島管内で役所が建ったのを鹿部町であります。この鹿部町も聞くところによると、消防署も一緒に持っていきたかったと。高台に持っていったんです。それでもなぜ持っていかないかといったら、住民から救急が大事だろうということもあり、なかなか消防署が移せないのが実態だと聞いております。先般、落部の町内会の方々と話し合いをいたしました。町長そうだなって。津波が来ないところが一番いいよねって。しかしないなって。それで考えたらやっぱり落部の駅前が一番いいんじゃないかっていうのが落部の町内の方々の意見であります。私は大久保議員さんがおっしゃっているとおり、浸水区域に建てないほうがいいに決まってるんですけれども、やはり救急の消防の一丁目一番地の役割は救急だということを考えると、今の場所と。さらに私の今の想定でいくと、3階建てにして多分、落部地域のこれからこんな想定はしたくないですけれども、地域の中で高台に逃げられる人がいろんなこと言うけれども、逃げ遅れる方もいるだろうと。そういうときは3階建てにして3階には避難所、そして屋上に上がれるようにしておくと、津波に避難遅れた方が非難できる場所はそこだろうということで、非公式でありますけれども、町内会の皆さんとどうなのかなといったら、町長あそこなら這ってでも行けるということも聞いていますので、これから建てるときには町内会や議員の意見もいただきながら、津波のときの対応を含めた消防庁舎にしていきたいという思いでありますので、ご理解いただきたいと思います。

議員の質問 4番 大久保建一

議長、大久保。

議員の質問 4番 大久保建一

なかなかご理解いただきたいと言われましても、ご理解いただけないのが現実かなと思っております。ただ今、町長がそういう話を地域住民としているという話を聞いてさすがだなと思います。地域住民の声を第一に大切にしてるんだなと思います。ただ、心配されるのが、浸水区域を基に作ったハザードマップ、八雲町地域防災計画に則り、地域住民の防災意識の高揚、避難経路の確認など行うためのものでありますが、これと同じ時期に震災予想区域に地域防災の要である消防署を建設することは町民に対して間違ったメッセージを送ることになるのではないかということを危惧しております。国や道は浸水区域と予想していますが、八雲町としてはそんな大規模な津波は来ないんじゃないかと考えていますと。そう考えてるからこそ、ここに消防署を建設するんだというふうに地域の住民に解釈されるのではないかという心配を私は考えております。その辺はどう考えているんでしょうか。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

この災害のときに、災害本部は役場庁舎であります。災害の指示系統はすべて役場庁舎に本部を設けてやっています。倉地さんの質問のときにも話しましたけれども、私は大久保議員さんも知っているとおり、地震、津波のボランティアは各地に行かさせてもらっています。その中で消防本部に災害本部を持ったというのは私は行ったことありません。各どこの地域もですね、役場庁舎に本部をもってその中で消防や自衛隊やさらに地域のボランティア等々も入れながら防災会議を開いて指示を出していく。その中で私も真っ黒になって一緒になって取り組んだということもありますので、あくまでも消防は救急の役割、火災、人命救助であります。消防の役割は災害が起きた場合は、いち早く逃げて復旧するときに人命救助に向かう。これが私は消防の役割だと思いますので、私は防災のかなめは役場庁舎にきちっと置いておくというのが考え方でありますので、私は地域住民にそういうことを発信していると思っていませんし、地域住民の方々もそういうことを思っていないと認識していますので、ご理解いただきたいと思いますし、さらに私たちは落部に住んでいる一人ですので、大久保議員さん、私は落部の牧野議員さんより、関口議員さんより、宮本議員さんと同じくらいのところだけれども、一番海に近いところに私も住んでいますので、周りの意見を聞きながらこれを計画しているということでありますので、ご理解いただきたいと思います。

議員の質問 4番 大久保建一

議長、大久保。

議員の質問 4番 大久保建一

町長が一番、海の近くに住んでいるのはわかりました。ただ私が言っているのは、消防は救助活動をやらなければならないと。東日本大震災では救助活動並びにそのあとに、震災のあとに起きた火災の出動が、消防車がほぼ駄目になってしまったから出動できなかったということがすごく消防としては悔やまれるので、その反省をもとにいろいろ考えていきましょうという流れになっているので、そういうことを申し上げています。ちょっと話題を変えますけれども、消防署の移転を考えるに当たり、候補地を考えるうえで法令や通達ならびに指針、上部団体からの指針などを確認したと思いますけれども、浸水被害が想定される場所はそれら法令や通達指針の考えに則った間違えのない場所だったんでしょうか。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

大久保議員ですね、津波のときの火災は消防車が行って消したというのは私はあまり記憶がありません。この津波は一回来てもまた来ますので、その場所に戻るなというのが私の聞くところですので、火災はほとんどの場合、そのまま放置したと。私は特に火災の起きた山田町長のところにボランティアでかなりの期間いましたけれども、その人たちの話を聞いても、ほとんど津波の場合はそこに戻らないというのが鉄則だと聞いております。だから私は先ほど言ってるとおり、私はこの消防の役割は一丁目一番が今は本当に救急車がいち早く患者のところに到達しながら総合病院に向かうということが一番だと。その次は火災。やはり人が多く住んでいる場所に消防署があるものと。そのほうが住民の安心を伝えられるものと私はそういう認識をしておりますので、この件につきましては大久保議員さんに言われても私はその地域に住んでいるものですので、ご理解をいただきたいと思います。

町の答え 消防長 大渕聡(消防長は2022年9月まで)

議長、消防長。

町の答え 消防長 大渕聡(消防長は2022年9月まで)

今、大久保議員のおっしゃった質問ですけれども、うちのほうで場所がまだ特定されていませんので、法令等の合致しているかどうかの検討はいたしてまだおりません。

議員の質問 4番 大久保建一

議長、大久保。

議員の質問 4番 大久保建一

法令に合致しているかどうかの確認はまだできていないということですか。もしかしてこれは。ちょっと調べてみました。消防白書に書いていました。警防、予防、救急、救命等の各分野の充実・強化を図るとともに想定しうる、あらゆる災害に十分対応できる体制を整備する必要性から時代に即した基本的な理念や新たな視点を反映した基準とするため、消防力の整備指針を示していると。消防力の整備指針、これは消防長が定めていると思うんですけれども、これは候補地を選ぶうえで関係のないことなんでしょうか。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

いろんな条件を見ながら建てるものというのは私も認識していますので、総合的に判断して、今の場所が適切であるという判断をしていますので、建て方、いろんな工夫でですね、これからの技術力もありますので、私はその場所が落部地域で最良の場所ということで考えていますのでご理解をいただきたいと思います。

議員の質問 4番 大久保建一

議長、大久保。

議員の質問 4番 大久保建一

せっかく調べたので披露させていただきたいと思いますけれども、その消防力の整備指針というものは、2011 年に改定されています。これは何故かというと、東日本大震災を受けてから改正されているんです。その中の条文第 23 条、消防本部及び諸所の耐震化等という項目なんですけれども、改正前は消防本部及び諸所の庁舎は地震災害時において災害応急対策の拠点としての機能を適切に発揮するために、十分な耐震化を有するよう整備するものとする。これが東日本大震災を受けて変わりました。消防本部の諸所の庁舎は地震災害及び風水害時において災害応急対策の拠点として機能適切に発揮するために、十分な耐震性を有し、かつ浸水による被害に耐えうるよう整備するものとするというふうに、風水害という項目が足されたんです。これはまさしく経験によってこれが生み出されたんだと思うんです。だから町長はそこしか考えられませんって答弁はしていますけれども、町民の皆さんはどう考えるんでしょうね。落部地区の声を聞きましたって言いますけれども、消防署は八雲町民全員の町有財産です。これを聞いているほかの議員さんたちもどう思うんでしょう。私と町長だけの話し合いだけではないと思います。最後に一言お話させていただきたいと思います。八雲町地域防災計画、地震災害対策編の第2章、災害予防計画は北海道南西沖地震、東北地方太平洋沖地震の教訓を生かし、これはまだ昔のですね。地震津波に対する要望対策と、災害発生時における被害の軽減を図ることを目的とするとなっています。計画の方針にも、津波災害に強いまちづくりを推進すると明記されています。倉地さんに対する答弁でもこのような形で町長は答弁しています。我々世界でもめったに体験することのない東日本大震災の津波を結構近い位置の出来事として、目にした世代です。町長も先ほども言っていました、被災地直後にボランティアに行ったという話は私自身も聞いております。是非、思い出してください。そして教訓としていただきたいと思います。ネット上には今でも 3.11 の教訓記事がたくさん載っています。その中の一つで8人の職員が犠牲になった南三陸消防署の記事の一文でございます。災いを防ぐ「防災」は災いを忘れるという「忘災」にしてはならないということを書いています。消防署を建てたら 30 年、40 年の長い間使われてきます。町長と消防長には是非、忘れるほうの災害、防災を引き起こす当事者にならない選択をお願いしたいと思います。また、できれば今回防災マップとともに見直されるであろう八雲町地域防災計画、これには是非公共施設建設場所についての方針、これについても載せていただきたいと思いますけれども、これについてはいかがでしょうか。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

大久保議員ですね、南三陸は、まったく私は三陸の中で一番被害が大きかったのは三陸と思っています。消防署とかという話ではないという認識をしていますし、直に私も見させてもらいました。大久保議員ですね、災害に強い建物や場所は、これはたくさんあるんだろうと思います。ただし町の財政とかを鑑み、さらに先ほど何回も言いますけれども、消防の役割、これは消防本部でありませんので、支所でありますので、それも私はこの場所が最適だと思っています。これは先ほど言ったとおり、災害のときも稼働しますけれども、日々の稼働が一番大事なんです。もしも落部で大津波にあったときに、今の消防支所があそこに作ったとして、それが機能できないような津波であれば、落部は全滅です。先ほどから消防長が言っているとおり、0.5mから3mくらいの津波でありますので、これは2階3階なら十分に対応できると。それも私が考えているのは、やはり先ほど三陸の津波でも木造という建物はすべて基礎しか残っていない状態ですけれども、鉄骨の建物はほとんど外壁もなにもない。ところがRCの建物は残っているというのは記憶にあります。復旧のときも2階3階が機能できるのであれば、私は十分に災害のときの復旧の機能は満たせると思っていますし、さらに総合的に考えると、我々の場所はやはり航空自衛隊のですね、出動もすぐにできる場所でありますので、私は大久保議員がこの消防だけが災害のときのためでありませんので、どうか日々のやっぱり救急活動、火災活動、救命活動が消防の落部支所の役割ということを認識しています。ただ、本当に大久保議員、本当に高いところにあれば一番いいですよ。今、新たな3年くらい前に私も岩手県に行く用事があっていきましたけれども、ほとんど町は高いところにあって、下に何もなくて分断されている町ですから、やはり場所を本当に全部移すのかという話にもなりますし、ただあまり町民に災害が来るぞ来るぞって不安を煽るのもあまりよくないと思いますので、これは我々は総合的に考えて場所を決定していくということで考えておりますので、ほかの議員とか町民とか八雲町全体の話ではありませんので、あくまでも落部の消防支所でありますので、ご理解をいただきたいと思います。

町の答え 総務課長 竹内友身(総務課長は2025年9月まで)

議長、総務課長。

町の答え 総務課長 竹内友身(総務課長は2025年9月まで)

大久保議員のご質問の中に公共施設の建設について防災計画に載せるかということで条件を付けるのかということですけれども、その辺、防災計画の中身も、避難場所と防災上の観点にも考慮し検討するというふうに今現在も公共施設の管理計画になっていますので、その辺、検討しながら考えていきたいと思っております。

議員の質問 4番 大久保建一

議長、大久保。

議員の質問 4番 大久保建一

ちょっと最後町長の発言はですね、先ほどの防災マップを作るという観点からちょっとずれたのかなと。あまり町民に災害が来るって煽るのはどうかという話は。(何かいう声あり)

議員の質問 4番 大久保建一

いいです。わかりました。ただ、今回の一般質問においては私の意見、考えを述べさせていただきました。まだ落部支所の候補地、予定地を取得する予算案は上程されていませんので、私と町長のこの平行線のやり取りを聞いた町民並びに議員がどう感じるのか、それによって変わってくると思いますし、また、そこに建てるのであればどういう対策の建物を建てるのか。そういう話はまだ一切聞いていませんので、そういったことによってまた話は変わってくると思います。ただ、今に関しては平行線であろうと何であろうと、私の意見を申したくて質問させていただきました。以上でございます。ありがとうございました。

出典:八雲町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月10日 議事録 PDF(39ページ) 間違いを知らせる