八雲町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月10日
八雲町地域再生可能エネルギー導入戦略を画餅にしないために
- 聞いた人
- 三澤公雄 議員
- 答えた人
- 町長 岩村克詔、商工観光労政課長 井口貴光
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 8番 三澤公雄
それでは二問目。八雲町地域再生可能エネルギー導入戦略を画餅にしないために。「持続可能なまち」にしていくためには欠かせない戦略だと思うので、次の2点について伺います。①この戦略は単に商工観光労政課の仕事のための仕事なのか。全庁的につじつまの合った政策づくりになっているといえますか。②戦略の推進体制という項目に、町・事業者・町民が連携・協働して進めていくことが必要不可欠とありますが、協議会を作って云々とはいってもリーダーシップは私は町が取らなければ進まないと考えますが、町長の考えを伺います。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
三澤議員の2つ目の質問にお答えします。「八雲町地域再生可能エネルギー導入戦略」については、気候変動問題解決のため、世界的にカーボンニュートラルの動きが加速している中、地球温暖化は国家レベルや都市部の問題とするのではなく、地域においても取り組みを進めていく必要があることから、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、八雲町においても既存の計画との整合性を図り、再生可能エネルギーの導入目標を掲げ、持続可能なまちづくりを推進するために策定作業を進めております。現在は、八雲町自治基本条例に基づき、パブリックコメントを実施しているところであります。1点目のご質問についてですが、これまでも「八雲町再生可能エネルギー導入促進ビジョン」の考え方や指針を基本とし、第2期八雲町総合計画に掲げる基本目標達成のために協議を重ね、エネルギー施策を展開してきているところであり、整合性は図られているものと考えております。導入戦略策定後においても、各課の情報共有と連携を密に行い、掲げた目標を目指して取り組んでいくこととしておりますのでご理解をお願いいたします。次に、2点目のご質問についてですが、世界的にカーボンニュートラルの動きが加速している中、地球温暖化問題に関する関心や脱炭素意識について、改めて強く認識していく必要があると考えております。「できることから始めていくこと」、「当事者意識を持った行動」が重要であり、導入戦略の理解促進を図りながら、議員ご質問のとおり、町がリーダーシップを取って進めなければならないと認識しております。具体的には、導入戦略でもお示ししているとおり、2050 年カーボンニュートラルに向けた取り組みとして、令和4年度に関係団体や町民も含めた協議会の立ち上げを予定しており、戦略に基づく取組みを推進してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
議員の質問 8番 三澤公雄
議長、三澤。
議員の質問 8番 三澤公雄
町長がこの再エネに大きく政策のベクトルを向けたときに、ほとんど違いがないので、自分は心の応援団みたいな形で絶えず施策を見守ってるんですけれども、そういう施策をですね、町民と共有していくためには、残念ながら、やはり関心のある人、関心のない人がいらっしゃります。議員の中にももちろんいらっしゃると思いますけれども、炭素がなんぼ削減されたといってもピンとこないんですね。だからそれをやっぱり一番ピンとくるというのはお金に換算する。一体それがどういう利益になるのかは、この間のウニの試食会で講演された社長さんが J クレジットの話だとかおっしゃられていたので、やられたと思ったんですけれども、これがなかなか進んでいないんですね。カーボン取引が日本で進んでいないんですけれども、八雲もそれに対して申請の準備をするということで、これを金に換算するというところまで施策を落とし込んでやれば、もうちょっと響く町民も増えていくのかなと。是非、戦略の中には僕が読むなかではそこまで見えなかったので、実際にこれを作っているころは J クレジットはあまり人気がなくて、でも実際にこの前、落部で目の前に取り組んでいる企業さんが産業振興にこれから関わってくると僕も質問を用意しておいてよかったなと思うんですけれども、是非、もっと町民に届くという中では、ちょっとお金に換算してこういったメリットがあるよと。これからまたお金は政策に向かっていくというかたちの整理の仕方ができるんじゃないかと思うんですけれども、そういった J クレジットの取り組みはどこまで考えがあるでしょうか。
町の答え 商工観光労政課長 井口貴光(商工観光労政課長は2025年9月まで)
議長、商工観光労政課長。
町の答え 商工観光労政課長 井口貴光(商工観光労政課長は2025年9月まで)
ただいまの J クレジットの件でございますけれども、この戦略をですね、策定している段階では、エネルギーで出される二酸化炭素を、これをお金に換えるという視点で議論はされておりませんでした。それで、この戦略については、排出される二酸化炭素の量をまずどれだけ減らすか、カーボンニュートラルに向けてどれだけ減らしていくかという観点で、まずは省エネ、それから再エネの導入という部分が主となって、この策定をしてきたところでございます。それで J クレジットに関しては、三澤議員がおっしゃるように、なかなか取り組みが進められていないと。こういった話ですけれども、この内容はですね、まずは二酸化炭素を削減する事業、取り組みをまずは行います。その取り組みを行うことによって、どれだけ二酸化炭素が削減できるかといった部分で、まず二酸化炭素の削減量を明確にします。これを計画書として国に申請するんですけれども、この申請が国に認められたら認証されてクレジットとして発行されると、こういった流れになります。それでこれを申請する団体は民間企業、地方自治体、それから個人の方でも申請することは可能ということになっています。ただ、先ほど三澤議員がおっしゃったように、なかなか進まない課題というのがございまして、申請するまでに計画書を完了させるまでに、だいたい5、6か月程度かかりますと。その申請を国に出してから、1年間かけてモニタリング調査を実施します。その結果、内容が適正であるということであれば国が認定すると。そして認証されるまでがだいたい2年間なので、環境省のホームページを見ますとだいたい3年程度期間を要するということもあってなかなか進まないのかなといった部分も課題として捉えております。ただ、二酸化炭素をそういったお金に換えるといった部分については、今後も注目していかなければならない取り組みだと思っていますので、この戦略を推進するうえで、そういった部分も視野に入れながら二酸化炭素の削減に向けて推進していくと、そういったことで検討していきたいと思っております。
議員の質問 8番 三澤公雄
議長、三澤。
議員の質問 8番 三澤公雄
取り組まなければ認証まで行かないので、時間がかかるとしてもやっていかないと、実際にやっていた町、やっていた、たとえば森林組合とかは実際にその J クレジットで炭素の部分がお金に換わっているんですね。今変わっているのはその前に申請していたからなので、だから戦略まで作ってやっていくうえでは、たとえそれが今言ったように、今でも3年かかるか僕は疑問に思いますけれども、取り組みとして並行してやっていかないと実利が得られない。今、八雲は省電力もやろうとしている。だからそういった換算の部分は係数をかけることによって、二酸化炭素の排出量というものが町の中にこれだけ潜在的にありますよと。だからそれが削減できない大きな企業たちがいっぱいあるので、そういった企業にとっては権利が欲しいと。実際にこの間落部に来た会社の方も三菱商事でしたっけ。その方に取引がそういうかたちで広まっているとおっしゃりました。だから町長が進めているふるさと納税の企業版なんかにも新たに八雲町の魅力としても付加してあげていく。取り組みとして実際にやっているんだけれども、企業に響くものが準備されていなかければ届けられないですから、是非そこは準備していってもらいたいということが一点と、カーボンニュートラルというのは二酸化炭素の排出量といわゆる吸収量、それを相殺する、2050 年にはそれがトントンにするのが目標だという。それが先に取り組んでいた町は 2030 年が目標でこの間、北海道でも6つくらい自治体が先に国に認められていろんな支援が受けられるとなっていましたけれども、それだって先にやっていたので。だから今、八雲は 2050 年の戦略を作ってやるという意味ではそこまで見越してやっていてほしいと思います。それでお伺いいたしますけれども、そういったカーボンニュートラルの潜在的な秘めている力はどこが一番大きいのかといったら、農山村という言葉を使いますけれども、熊石は漁業地域もあるんですけれども、僕は熊石、町長も目を付けたように、小水力の可能性が二つも三つもあるといいった中で、やはりまだ再エネに最後の分野として残っている山林をどう活用するかという意味で先行的に八雲は、これがオフセットに加わる仕組みをやっていくべきだと思うので、先ほど一回目の質問で商工観光労政課だけの仕事ですかって問いかけをしましたけれども、今年の事業の中でも熊石の総合支所だとか熊石総合センターのほうの暖房を重油ボイラーをやめてFF式ストーブにすると。そのほうがお金がかからないという予算がされていましたけれども、それだって計画作りのときに、重油ボイラーが駄目なら薪ボイラーという、まだまだ耳なじみのない人達がいらっしゃるかもしれませんけれども、実際に広島県の北広島町というところは薪ボイラーで J クレジットやっていますから。それだって先行して投資していたからですから。是非、このカーボンニュートラルの戦略に則って、八雲町のこれからの自治体の投資する部分がぶれずにそういった政策に向かっていくうえということで、先行投資ができるように木材の部分は薪ボイラーだとか、それを実際に運用していく仕組みは、是非、今年度からでも取り組んでいってもらって、熊石の可能性をもっともっと広げるということは私は町長の施策に合ってると思うんですけれども、ちょっと話が長くなりましたけれども、戦略に則っていろんな施策作りをぶれずにやっていくという点での、熊石に関しての今、質問したこと、いかがお思いでしょうか。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
三澤議員ですね、当初の民間企業は、私も昨年からカーボンニュートラルのですね、いろんな情報を得ながら大企業と昨年話したときはその会社はだいたい排出量が多いものですから 10 億くらいかかるんじゃないかって。取られるんじゃないかだとか、まだそこまでいっていませんけれども、そんな感じで言っていましたので、やはり三澤議員がおっしゃっているとおり、大企業とかそういうところが排出する二酸化炭素の分を J クレジットで買い取るのは、私も幾分、昨年から少しずつ調査をしていたということで、まだまだ勉強不足ですので、もう少し勉強しながら三澤議員がおっしゃっている Jクレジットを上手く使って八雲町も向かっていきたいと思っています。それともう一つの、私は熊石地域の小水力の可能性もありますけれども、今、多分この間の●●さんの話でも、ブルーカーボンで、これで私も元々熊石の海洋研究施設にはダルスの胞子を取ったりという研究もしていますので、これも昨年からそういう情報がちょっと入っていましたので、とくに熊石に作るときはがごめ昆布やって安井先生からもコンブはCO2削減にかなり2倍も3倍も木より良いと聞いていますので、その辺は昨年から担当課とですね、この安井先生のところに話を聞きに行ったり、さらに種苗を作るための施設等々を見ながら、少しずつ勉強してまいりました。今年の夏ですね、これから熊石の漁業者の方にも協力をもらえるように話をしていますし、さらに落部漁協もブルーカーボンに力を入れたいと言っていますので、今年の夏にはですね、熊石側にはホソメ昆布の種苗、さらに落部側には昆布の種苗をですね、取りながらこのカーボンニュートラルに向けて取り組んでまいりたいということで考えながら、特に安井先生からは熊石の海洋深層水、これが昆布の種苗を取ったり、さらに貯めておくのも海洋深層水は凄い能力があると安井先生から聞いておりますので、まだまだ議員の皆さんに説明できませんけれども、今ある施設をさらに増築して、やはりこのブルーカーボンにいくときは海藻の種苗をきちっと獲っていくということも大事だと思っています。今、熊石に一部漁業者の方とこの辺でちょっと試験やったらどうだという話し合いをしているところでありますので、まだ議員の皆さんに説明できる段階ではないですけれども、少しずつ三澤議員さんがおっしゃっている J クレジットに向かって、ゼロカーボンに向かって全町巻き込んでいきたいと思っていますので、ご理解をよろしくお願いいたします。
議員の質問 8番 三澤公雄
議長、三澤。
議員の質問 8番 三澤公雄
市街地での省エネももちろんですけれども、八雲のいわゆる周辺部の、漁村の話が今、出ましたけれども、いわゆる山村の部分では僕は薪だと思っていますけれども、そういったかたちで地域を再生という言い方したら今が駄目と思われますけれども、そういった観点で 2050 の戦略は十分に使えると思うので、全庁的にそういった一本柱の獲った政策をこれから進めて行ってもらいたいと思うので、この 2050 年カーボンニュートラル実現に向けたという表題に書いていますけれども、これはどうやって読むのか。八雲町地域再生可能エネルギー導入戦略と読むのか、僕はこの質問を作ったときには、八雲町で一回切るんです。それで地域再生可能エネルギー。これをどうやって入れていくかというかたちで、僕は読み直したほうが、これからの可能性が広がると思っていますので、薪に関しては薪の運搬だとかという部分で新しい仕組みを作っていかなければならないと思いますし、行政が全部が全部ではないと思いますので、今後そういったことに、今、若い人達が田舎暮らしということで移住が進んでいる。全国的に。そういった人達にはストンと響くことでもありますので、今後八雲の中にそういったものに取り組んでいく若者、もしくは若者でなくてもそういったグループがあったときには、是非、是非応援していく町であってほしいなと思いますので、八雲町、地域再生可能エネルギーということで取り組んでいってもらいたいと思います。是非、よろしくお願いいたします。時間を余して申し訳ございません。