江差町議会 平成24年第2回定例会 2012年6月14日
(1)食品、農水産物の安全対策について/(2)放射線副読本について
- 聞いた人
- 小野寺真 議員
- 答えた人
- 町長、教育長、農林水産課長、学校教育課長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 小野寺
それで3番目。食品、農水産物の安全対策について。これも瓦礫の問題と連動するものですが、放射能の問題であります。今東北だけではなくて、関東だけではなくて、この北海道内の流通している食品、水揚げされた水産物も放射能が検出されております。ご存知だと思います。微量と言っても、これは私達人間の体には危険性はあります。学者の確かに色んな見解はありますが、これはしっかりと危険性はあるという事はおさえなければならないと思います。それで以下4点お聞きします。時間がないので簡潔にいきます。国・道に対して食品、流通食品、水産物の検査体制を抜本的に強化する事を求める事。2つ目。保健所の放射能に対する食品検査は今どのように実施されているのか、ご存知の部分教えて頂きたい。3つ目。ひやま漁協の検査体制はどうなっているのか。どう検討しているのかお知らせ願いたい。4つ目。学校給食の安全性はどのように図られているのか。一応4つ。食品、農産物の安全対策についてお聞きします。
町の答え 町長
食品・農水産物の安全対策についての質問でございます。1つ目の国や道に対して流通食品や水産物の検査体制を抜本的に強化するよう求める事の質問でございますが、国では食品の安全性をより一層確保するために食品衛生法に基づく放射性セシウムの新基準値が設定され、平成24年4月1日から施行されている事についてはご案内のとおりだと思います。また、北海道も食品衛生法に基づき、毎年度「食品衛生監視指導計画」を策定し、特に本年度からは食品中の放射性物質について道内を流通する食品等の放射性物質のモニタリング検査等の監視指導体制を図る事となっている訳でございます。さらには国における水産物の安全制の確保、及び風評被害の防止措置を図るために水産物モニタリングに係る基本方針を策定し、水産物の放射線測定調査委託を実施しているところでございます。ご質問の検査体制の抜本的に強化を求める事につきましては、ご質問の主旨を踏まえながら、町村会等通じながら進めてまいりたいと考えております。次に保健所の放射能に対する食品管理についてのご質問でありましたが、保健所に確認したところ、江差保健所では検査機器の設置は無く、食品検査もされていないと伺っている所でございます。次にひやま漁協の検査体制についてお知らせ願いたいという事でありますが、ひやま漁協においては風評被害を懸念し、道とも連携を図り、国の基本方針に基づき、国の水産物の放射線測定調査員委託事業を活用して放射性物質検査をしている所でございます。具体的にはスケソウについては、毎週又は2週に1回、道を通じ、広域財団法人海洋生物環境研究所に検体を送り、検査を行っておりますが、前年度漁期では基準値を超えた放射能は検出されなかったと伺っているところであります。また、道・北海道のイカ釣り漁業協議会では、八戸と函館の2ヶ所で検査を実施する事としているようであります。ひやま漁協では今月から2週に1回イカ等を対象に、広域財団法人海洋生物環境研究所に検体を送って放射能検査を実施すると伺っております。検査結果につきましては道・北海道の放射能モニタリング総合サイト、いわゆるインターネットで情報公開をしている様でありますから確認を頂ければと思います。以上です。
町の答え 教育長
学校給食に関しまして私の方からご答弁を申し上げたいと思います。学校給食における食品等につきましては、道より各学校給食センターに対しまして通知が出されてございます。それによりますと、道では放射性物質の検査について、大気・土壌・海水等の他放射性物質の汚染の可能性がある食品について実施しており、これまで道内産の農畜産物の安全性に懸念が生じるような検査結果は認められていない事。また、市場に流通する食品については国が示した計画に基づき、出荷元の自治体が行った検査結果等を踏まえ、出荷制限など必要な措置が講じられてきていることから、食品の安全性は確保されているものと考えているところでございます。教育委員会としては学校給食で使用する食材につきましても、国の定める暫定基準に基づき、各都道府県によって検査・管理を経て出荷された食材を使用しており、暫定規制値を上回る食品は出荷段階で流通しない仕組みが講じられているものであり、現在流通している食品につきましては安全性が確保されているものと考えております。今後におきましても、法律に基づき必要な検査が実施され、安全性が確保された食品のみが流通するものと考えておりますけれども、各方面からの情報収集に徹し、危険性を回避する観点も含め、安心・安全な給食を提供するために努力をして参りたいと考えているところでございます。
議員の質問 小野寺
全般にわたってなんですが、食べ物の安全という事ですが、先程町長答弁でありました。それから教育長も一定の方法で調べていると。安全性を保っているという事だろうと思うんですが、実際に行われているのは本当に粗いサンプリングですから、その回数だとか検体数だとか非常に粗くて、実際はそれをすり抜けているというのは沢山あるという事は多分わかって答えているんですよね、多分。ただ心配だから少し聞きますね。まず町長おっしゃった北海道で言う、町長見ていらっしゃるかどうか。北海道の全般にわたるもので言うと、「食品衛生監視指導計画」というものがこれなんです。担当者の方では押さえているでしょうけれども。これが北海道の全般にわたる、個別の部分は別ですよ。全般にわたる放射能の検査なんですけれども、ただ問題はこれそのものが放射性物質を食物に入っているかどうかの調べる為の計画ではないんです。一般的な食中毒だとか、食品添加物だとか、貝毒だとか、もろもろの食品衛生の中に全部で20~30ページかな、そのうちたった5~6行にしか書いてないんです。こんなものね計画でもなんでもない。更にはその実施計画というのもほんのっちょっと少しあるんですけれども、放射性物質、1年間に全道で200検体。この200検体というのもべらぼうに少ない数なんですけども、全道でですよ。それでもっと深刻なのは私の調査が間違っていれば指摘してほしいんですけれども、これは3月31日に全国で法律に基づいて、どこでもつくらなきゃならない総花的な計画なんですけれども、これの具体的な放射能に関する細かい検査、決まってないはずなんですよ。仮に決まっていたとしても動いてないはずなんです。やってないんですよ。それで個別に水産関係とかやっています。水産庁の委託事業など。それでも少ないですよね。課長わかっていると思いますが。ですからどんどんどんどんそこすり抜けて、教育長で言いますと給食に非常に心配なんですけれども、給食だって本州で言うとかなり細かく放射能を調べてる所もあります。神奈川県ではかなり厳しくやって 2 ベクレルだとか 3 ベクレルでもそれは、国は 100 ですけれども。それでも食べないとかという事でかなり綿密にやっていますが、北海道の場合はすり抜けたもの、さらにサンプリングで粗いものでやっていますからどれだけ事実上子ども達が放射能を含まれた食べ物を食べているかもしれない。それでちょっと質問です。まず後先なりましたが教育長、結果的には江差というかセンターでは独自に検査している訳ではありませんので、ちょっとお聞きしたいんですけれども、実際にセンターと言うか江差とくくれないと思いますので、センターと言うしか聞けないんですけども。センターで購入しているその農水産物と言いますか、購入先。これには多分東北の物もあると思うんですけれども、そういう部分の分析はどのようになっているのか。わかる部分でちょっとごめんなさいね、事前に言ってなかったので。わかればどのような購入先になっているのか。ひとつ教えて頂きたい。それからこれは水産関係になるんでしょうか。北海道で獲れている魚でどれ位の放射能が検出されているのかホームページでと町長おっしゃいましたけれども、町民の方なんて中々わからんと思うんですよね。それでとりあえず今日議会の場ですので、北海道でどれだけのものが水産物でどういうところで放射能の入ったものが獲れてるかというのはある程度押さえていますか。おさえていれば教えて頂きたい。以上です。
町の答え 農林水産課長
私の方からお答えしたいという風に思います。最後の質問なんですけれども、水産物の放射能をどれだけおさえているかという事でございますけれども、実はまず漁協さんのお話をちょっとさせて頂きますと、漁協では先程町長はイカ等という様な答弁をしましたけれども、イカの他にカスペとスケトウダラを検体として検査をしている訳でございます。カスペにつきましては検査実施期間に関しましては3月から5月という漁期の間に5体を検定しております。それとイカにつきましては漁期が6月から9月まで。検体数については7体と。スケトウダラにつきましては11月から1月までで、検体数は6という事でございます。放射能放射能と言いましてもですね、1番大きな問題はその体内に取り込まれる、蓄積される放射能を調べている状況でして、その中で放射性ヨウ素と放射性セシウム 134 と放射性セシウム 137、これについて道の方で検査をしているという状況でございます。放射能の測定の結果でございますけども、奥尻の沖でスケトウダラの検体をした結果、0.49 ベクレルという放射線量が検出をされてございます。それと放射性セシウム 134 については 0.55 と、放射性セシウム 137 については 0.59 という数字が出てございます。それとカスペにつきましてですけれども、これも檜山沖、乙部町の沖でございますけれども、放射性ヨウ素につきましては 5.5ベクトルと。放射性セシウムについては 9.4 と。放射性セシウム 137 については 5.5 という数字が出てございます。いずれも道の基準の 100 ベクレルをかなり下回っている現状にあるという事だけご報告をしておきたいという風に思います。
町の答え 学校教育課長
給食センターの使用資材の納入状況でございますけれども、江差町ほか上ノ国、厚沢部という地元の産品については 20.3%、それ以外の物は約 80%が3町以外という事でありますけれども、ほとんどのものが道内産でございます。ただし野菜類に関しましては時期等もありますので、道外のものも取っていると聞いております。ただし道外につきましても、1都16県でしょうか。国の方から検査を強要されている神奈川県ですとか、そういうものも含まれておりますけども、そこのものはちょっと言い方おかしいんですが避けて入れているという事でございます。
議員の質問 小野寺
残念ながら4問目は割愛します。それで今の放射能の問題ですが、1つはやはりどうしても 100 ベクレル、国が言っている 100 ベクレルから物事を論議しますと、問題ないとなっちゃうんですが。でもこの国の定めている 100 ベクレルそのものは高いし、実際上全国の市町村段階ではかなり実態と言いますか、子供達に合ったと言いますか、そういう部分でやっているという事を考えた場合、これはやはり自治体として単に 100 だからどうのこうのという事にはならないと思いますが。その点で1、2お聞きしますけれども、まず給食の話出ましたので。東北のどこら辺から来ているか資料調べればきっとわかるんですね、多分ね。わからないのか。それで課長ご存じだと思いますが、100 ベクレルとかってそんな高い数字はともかくですね、ともかく全国的には 50 とか 10 とかそういう部分でももう給食納入をやめている所は出てきていますが、東北ではかなりの部分が 100 は超えていませんよ。超えているものもありますけども、それはすぐ出荷停止ですからわかるんですよ。10 とか 20 とか 30 というのは、膨大な量で出ているというのはご存じですよね。東北だけじゃなくて群馬だとか埼玉だとか栃木だとか。膨大なものが出ているんですよ。ですからそこは江差単独たってすぐには言いませんけれども、北海道なり私で言えば檜山、皆で協力して少しゲルマニウム検出器とか高いやつでも買って、檜山全体で調べるとか等々、何らかな形でやらなかったら北海道のすり抜ける、それこそトンネルの様な検査では子供達の命は守れないと思うんです。その点お考えがどうか1つ。を水産課長、今数字出ていましたけれども要するに 100 から見たら低いけれども、結構高いですね。結構というのは韓国でご存じだと思いますが、韓国は0.7 ベクレル以上超過したものは全部輸入するもの、江差沖で獲れたものは多分輸出してないと思うんですが、ただ風評被害という事からいけば北海道全部の問題なんですけれども、韓国は 0.7。それで北海道はさっき言った通り 0.7 超えているのたくさんあるので、いよいよ韓国は北海道も全部 0.7 以上の物、しかるべく検査機関でちゃんと調べてというもう大変な状況になっていて、こういう国が増えてるんです。北海道もオール北海道で水際で止めないと、結果的に風評被害になったら止められませんね。輸入解除になっても結果的には買い叩かれているんですよ。北海道も値段買い叩かれているのを沢山出てますね。そういう意味ではこれは江差の問題だけではないと思います。北海道全体できちっと放射能を測定して水際で止めるという部分を檜山なら檜山、北海道にも要請していくと。今の放射能検出値から見たら絶対に必要だと思いますが、改めて担当課長になるんでしょうか。お考えをお聞きしたいと思います。以上。
町の答え 学校教育課長
簡単に、40分で終わりますよ。
町の答え 学校教育課長
先程あの報告しましたとおり、そういう産地の物は言いづらいんですけども避けてるという状況でございます。
町の答え 農林水産課長
水産物の部分についてはですね、24年の4月に基準値が改正になって魚介類については 500 から 100 万に減ったんですけれども、この件については国の基準があくまでも 100 という基準でございまして、私共については放射能の知識がまずほとんどないというのが現状で、専門家が定めた数値でありますので、当然それにしたがって今の所は進んでいるという考えでございます。ただし出た時にはおそらく国が対応するんだろうし、道も対応するんだろうし、町村レベルでの対応になってこないという風に思っておりますので、そこら辺はご理解頂きたいという風に思います。