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森町議会 令和4年森町議会6月会議 2022年6月7日

教育行政執行方針等について

聞いた人
伊藤昇 議員
答えた人
教育長 毛利繁和

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 5番 伊藤昇

それでは、一般質問させていただきます。教育行政執行方針等について。教育長は、本年4月1日に就任され、教育行政のトップとして業務に精励されていることと思います。しかし、その根幹となる令和4年度の教育行政執行は前教育長が策定され、それに基づいて主要な施策が進められております。このことについて施策の内容に疑義を感じられることもあろうかと推察いたしますことから、このたびは社会教育分野の次の施策に対して教育長の所見を伺います。1、国指定史跡鷲ノ木遺跡について、保存と公開を目的とした整備基本計画を基に具体的な整備、活用を進めますとありますが、今後どのような具体策をお考えでしょうか。また、遺跡までのアクセス道路などの整備について考えがあればお聞かせ願います。さらに、町部局の地域振興や観光部局などとの連携についての計画などありますか。2、第2次森町総合開発振興計画の生涯学習の場となる施設、設備の充実にあります文化センター整備の検討(図書館、郷土資料室も含めた)が一向に進展していない現状をどのように思われますか。具体的な取組などの考えがあればお聞かせ願います。

町の答え 教育長 毛利繁和

お答えいたします。まず、1点目、国指定史跡鷲ノ木遺跡について。史跡鷲ノ木遺跡整備基本計画につきましては、森町史跡鷲ノ木遺跡整備委員会としての考え方も固まり、皆さんからの意見を伺う準備を進めている、そういう進捗状況でございます。整備活用について今後の具体策についてですが、まず第1にはあの貴重な鷲ノ木遺跡を後世に残し、伝えていくための保存のための整備が必要であり、それを行いながら皆さんからの意見を伺い、また国の関係機関にも相談させていただきながら、活用に向けた整備内容をまとめていきたいと考えております。また、地域振興や観光部局などとの連携についてですが、将来的には観光資源として中心的な役割を担うことが可能な遺跡であると考えておりますが、ご質問にありましたアクセス道路につきましても現状のままでは見学者の方にご不便をおかけすることになることもあると考えておりますので、活用に向けた整備の中で総合的に関係機関や関係課とも協議検討していきたいと考えております。2点目、文化センター整備の検討についてですが、まず森町公民館につきましては老朽化も相当なものです。建物の一部を借りて開館している図書館につきましてもスペース的な問題がございます。今まで財源的な問題もあり、整備が後回しになってきたという考えも聞いております。今年度は、社会教育施設全体として長寿命化計画を作成する予定で動いており、その計画の結果も加味しながら、施設の統合の必要性の有無を含みながら総合的に検討しなければならないと考えております。以上です。

議員の再質問 5番 伊藤昇

それでは、再質問させていただきます。前の考え方とそんなに変わっていないと、社会教育の長寿命化なり。まず、鷲ノ木遺跡からまいりますけれども、見学者の交通アクセスという話で、土曜日とか日曜日とか見学会を開くと。それも10人くらいの人数しかできない。というのは、あくまでも道路の整備ですとかそういうことも含めて、大きなバスが入れないとか、それからボックスカルバートの中に入っていけないですとか、そういうこともありますし、その整備自体もそういう人たちに対応できるような整備の方法をしていないのが現実でないのかなというふうに思っているのですが、それを前のままの道路がそうであるからとかそういうのでなくて、新しい教育長になったわけですから自分の考えで、教育長も2年ほど森町に住まわれていたと思うのですけれども、そういうことから鑑みまして、森町のこういうすばらしい文化財というか、遺跡をどのように守っていくかという自分なりのお考えがきっとあるのだろうと思って私今回質問したのです。教育行政執行方針、これは前のもので、今仕事している中で教育長自らの気持ちというものがやはりあるのでないかなと私は思いまして、あえてこういう質問を今回させていただきました。それから、地域の宝だということからしましても、町部局と連携をこれからという部分なのですが、そういうことというのは遺跡等いろいろな文化財も含めてどういうような関わりを持ってそういう地域づくりに進めていこうかというお考えを持っているのかというのがお聞きしたいところでございます。それから、人を呼び込むということで、教育長、函館の教育局にいらっしゃったのですから、函館市の遺跡等も相当御覧になっていると思うのですが、森町の施設の環境の整備と函館の環境整備、遺跡を守るため、また見学学習施設としての施設、そういうものと比較してどのようにお感じになりますか。それを感じた中で、どういうふうにしていったらいいかというお考えがあれば教えていただきたいと思います。それから次に、文化センターなのですが、これも長寿命化の話でなっているのですけれども、今年度に第4次の社会教育中期計画も策定されるという中で、社会教育の行政をつかさどる中でどういうような施設が必要なのか。文化センターというのは当然必要になってくるのだと思うのです。人口規模に合わせたそういう文化施設というものが森町にどの程度のものが必要なのか、そういうことをお考えになって教育長になられているのだと思うのですけれども、もしお考えを出せるのであれば今ここでお話しいただければと思います。それと、図書館の関係ですけれども、私以前に質問したのですが、賃貸でお借りしているわけです。立地条件も悪いのですけれども、このままで教育長はいいというふうにお考えでしょうか。質問してからもう数年たっているのですけれども、そのままなのです。毛利教育長の場合、今の現状を見てどのようにお感じになるか。そこを何かお話しできるのであればお願いしたいなと思います。それから、各施設を見て歩いているという話もあったのですけれども、砂原の公民館、ロビーすばらしいと思うのですが、あの椅子の状況見たことございますか。私先日ちょっと行く機会がございまして、破れて中が出ているのです。それがいっぱいありまして、ここは座らないでくださいと。壊れているから座らないでくださいというのかと思ったらコロナ対応だったのです。でも、それよりももっとすごかったのです。それ見て、どうしてこれ備品購入しないのかと思いませんでしたか。そこもお考えがあればお願いしたいなと。それから、外壁、タイルを剥がさないでくださいと紙貼っている、いっぱい。あれどういう意味なのでしょうか。危険建物なのですか。タイルが落ちてくるのですか。そういうところも見て歩いたと思うのですが、そういう現状をいろいろ見て歩いて、この文化センター、いろんな産官も含めた中でのそういう施設の整備というのは当然必要だと私は思いますけれども、教育長の見解を教えてください。

町の答え 教育長 毛利繁和

何点かございましたので、項目ごとに私の考えをお伝えします。まずは鷲ノ木遺跡については、もちろんまだ今シートがかかっている状態でしたけれども、現地まで見に行ってみました。なかなかあの規模感のストーンサークルはないという説明も聞きましたし、現に見てすばらしいものだなというふうに思っています。これを将来的に一つの森町の目玉としていくためには、まず保存の整備をしなければならないということも学びました。景観の問題がいろいろございまして、残念ながら国の指定にはまだ、世界遺産の登録にはなっていませんけれども、そこを目指しているというのが森町の姿勢でもありますし、保存のための整備をまずはしなければいけないというふうに考えております。したがって、整備計画、基本計画においても保存の整備をしていくということが前提にある上で、並行してどこまで今観光部局等々と詰めていけるかと、連携しているかというふうに考えます。ただ、これは森町の史跡ですので、文化の関係ですので、やっぱり教育委員会発信で観光部局のほうには働きかけていかなければならないというふうに思っているところです。それから、函館の遺跡との比較なのですが、函館も実は非常に中心部から遠方のほうにありまして、バスを使って希望する学校等あればそこまで運ぶというような方策を取って見学数を増やしているところです。日常的にはなかなか皆さん気軽に行ける距離ではないのですけれども、森町においてもそういう交通アクセスを併せて考えて、何とかそういう一環としてこの見学会というものをまず開いております。今年も50回ほどは計画しているわけです。一回に運べる人数が10名として限られてはいる計画なのですけれども、何とか50回で希望される方、鷲ノ木遺跡の見学会のほうにお連れしたいと思っています。それから、文化センターのほうなのですけれども、私も文化センターの構想については、規模感のお話が出ていましたけれども、点在しているわけです、見た感じが。そういう社会教育に関すること、生涯学習に関することの施設が非常に点在している状態なので、規模感としては私大きなものを、これ個人的な考えですけれども、据えないことにはいけないかなと思っています。つまり統合するとか、そういう方向の規模感の文化センターを造るべきではないかというのが考えです。図書館についても、文化センターイコール図書館が入るのか、入らないのかというのはこれまた別議論になると思いますので、ただ現在のまんま、図書館ももちろん見てきました。このままではよくないと思っています。読書のことがないがしろにされるのは私たち町民の文化度というのがその点においても非常に不安ですので、文化センターの構想と一緒になるのか、単独になるのかは私は今ちょっと判断つかないですけれども、早急に何とかして読書環境を整えるということも大事だと思っています。それから、砂原公民館のお話が出ました。もちろん私も見てきました。私が衝撃を受けたのは壁です。一見非常にまだ使える部分も考えながらも、これもはっきり言ってこのままではもちません。ここら辺のことも含めて、さっきの文化センター構想に入ってくるのか、こないのかも検討しなければならないと思っています。社会教育施設については、今年検討協議会を立ち上げたいと思っています。個々に見ても仕方ないので、トータルして一体どうしていったらいいのかということをまずは職員の中で立ち上げて検討していきたいと思っています。以上です。

議員の再質問 5番 伊藤昇

大変ありがとうございました。力強いお言葉でございまして、ただ教育長、その検討委員会なるものもそうなのですが、これにはやはり財源が伴うわけです、これを直していきたいとかこういうふうにしたいという部分で。今基金なんかを見ますと、ほとんどないと等しいのです。そのためにそういうものを造るための基金の設置、ありますけれども、それにしっかりとした財源の裏づけを伴うような、そういう検討協議会、職員といえども教育委員会の職員さんだけでなくて、やっぱりいろんな部署が入って、財政も入ったり、そういうものを現実的にできるような、そういう検討委員会の設置を考えていただければと思いますので、そこを最後に1つ。それから、交通アクセス、遺跡のほうなのですが、50回で10人といえども観光分野とかいろいろと考えれば、やはりバスなんかで観光ルートの中の一つに入って、そういう遺跡を見ていきたいというところは出てくるのかもしれないです、そういう学習施設もいろいろあれば。だから、そういうものを総体的に考えていただいて、ただ50回で10人乗せていけばいいというだけではなくて、そういうしっかりとした将来的な構想も含めてお考えがあればもう一回お願いします。

町の答え 教育長 毛利繁和

まず、1点目、検討委員会の設置について非常にいいアドバイスを頂戴したと思っています。ありがとうございます。何とかそうなるように働きかけてはいきたいと思います。それから、2点目、観光バス等の立ち寄るところの一つにするという、そういう案についても、どこに働きかけていいかも含めて検討させていただきます。先ほど来10名、10名と、少ないのではないかというような人数ですけれども、コロナの状況においては現時点ではそういう人数設定していますけれども、これが状況が少し快方に向かっていると25名まで乗れるということで、一気に1,000人超えのそういう計画になりますので、そこら辺も承知しておいていただければと思います。いろいろとありがとうございました。

出典:森町議会 令和4年森町議会6月会議 2022年6月7日 議事録 PDF(41ページ) 間違いを知らせる