森町議会 令和4年森町議会6月会議 2022年6月7日
気候非常事態宣言の町について
- 聞いた人
- 宮本秀逸 議員
- 答えた人
- 町長 岡嶋康輔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 10番 宮本秀逸
通告に従いまして、質問させていただきます。1問目です。気候非常事態宣言の町について。2020年に森町は、北海道で初となる気候非常事態宣言を行いました。その後道内でも増えてきております。SDGs17項目の中の一つですが、喫緊の課題として世界中で取り組まれております。森町においても、さらなる町民の皆様への啓発のためにもシンボル的な標柱等が必要だと提案してまいりました。今年度の予算に計上されておりませんが、町長の考えを伺います。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。議員のご質問にもございます北海道初の気候非常事態宣言の町としてさらなる啓発を図るため、標柱や碑などのモニュメントの必要性は十分理解しております。宣言後に標柱の設置について協議した経緯がありますが、当町には気候非常事態宣言を含め5つの宣言があり、現在2つの宣言の標柱が役場敷地内にございます。既存の標柱を活用することなども考えてまいりましたが、モニュメントの設置に当たり気候非常事態宣言を含め5つの宣言を全て記すことを考え、標柱では記せないと判断いたしました。今後は全宣言をどのようなデザインで作成するか、どこに設置するかなど計画的に進め、できる限り早急に設置できるよう努めてまいります。以上です。
議員の質問 10番 宮本秀逸
今の答弁ちょっと簡単過ぎると私は感じたのです。町長は町長なりの考えがあるというふうに思いますけれども、やはり急ぐべきだというふうに私は常に思っているのです。今ウクライナの問題がありますから、報道ではほとんどそれが最初に出てまいりますけれども、もしこれがなかったら毎日のように朝から晩までSDGsの話になってくるのではないかと思うのです、世界中が。そうでないと我々に本当に緊迫した状態であるということが、私自身もそうなのですけれども、何か他人事、いつかやってくれるだろう、誰かがやるだろうみたいな、そんなふうになってしまうのではないかと、私はそれが一番心配なのです。もちろん多くの方がそれを心配していらっしゃると思うのですけれども。今日資料を持ってこれなくて残念だったのですけれども、最近の話です。こういうことがあったそうです。この気候非常事態宣言で非常に名前が一気に有名になりましたスウェーデンの環境活動家のグレタ・トゥーンベリさんという方いらっしゃいます。若い女の方がいらっしゃいますけれども、その方は非常に有名で、全世界的に知らない人はいないぐらいになってまいりました。そうすると、ああいう若い人たちが頑張っているのだから、我々にもできることないかみたいな方向にいくと思うのです。ところが、そういった世界的なダボス会議があって、その中で実はアフリカのケニアの代表の方が若い女の子なのですが、言い方が失礼な言い方かもしれません。若い女性の方なのですけれども、同じ活動をやっていらっしゃって、それが世界中に発信されるわけなのですけれども、黒人の方がその方1人だったのです。あとはみんな全て白人の方だったのです、その代表会議にたまたま参加されて写真撮られた方が。写真が報道されることになったのですけれども。その中から黒人のその方だけ、ケニアの代表の黒人の方だけが削除されたのです。要するに白人の方だけしかその写真に写っていない。どういうことかといいますと、政治的な思惑あったのかもしれませんけれども、誰が考えても必要だと思ってやろうとしているのですけれども、そういうどこかで働く力があって、なかなかそれがうまくいかないという場面が出てきているそうなのです。そういったのを最近読みまして、びっくりしたのです、私も。だからこそ私は申し上げたいのですけれども、常に啓発していないと、例えばこんな紙に書いて配られても、申し訳ないですけれども、私は当座で終わってしまう場合が多いのではないかと、こんなふうに思うのです。町の役場の前に交通安全の標柱と、それから非核の町宣言の標柱あります。今ロシアがああやって核を使うかもしれないみたいな話があるときに、ああいった標柱があると日本の非核三原則がやっぱりこれは守らなければ駄目だみたいな気持ちになってきますし、そういう啓発するものというのは、そのうちまとめてつくらなければ駄目だという町長の考えも分からぬでもないのですけれども、やはり急ぐべきだと思っているのです。海岸の清掃の話も役場でやったそうなのですけれども、誰しもがそう思っているけれども、なかなかできないということがあります。いろんなやれない理由づけをやってしまうのです、やれない理由づけを。それが一番怖いと思っているのです。そのやれない理由を流すのも行政とか国なんかでやる場合が私は非常に多いのではないかと思っているのです。やれない理由をです。どうしたらやれるのだ、やるのだみたいなことを答えを先に出してそれに向かっていかないと、町も人も私は変わっていかないと思っているのです。これは私に言い聞かせていることなのです。答えを先に出すのです。やります。どうやったらやれるのだと。
議員の質問 10番 宮本秀逸
こういう理由だからやりませんというような、私はそういうのは駄目だと思っている。やはり発想的に日本人は演繹的な発想でなければ駄目だと思っているのです。機能的な発想してしまうと、やれない理由が出てくる。最初に答えを持ってくるのだ。私は前にも別な項目で申し上げましたけれども、日本一のまちづくりをやっていただきたいと町長に申し上げました。何回か申し上げました。日本一というのは大変です。それは、どういうまちづくりが日本一かという定義もありますから、非常に大変だと思うのですけれども、町長の情熱と若さでやっていただいたら、本当にいい町ができるのではないかと私は思っているのです。私も50年前の森町への移住者ですけれども、本当にこの町は好きだな、いいなと腹の底から思っているのです。ですから、やると決めたらまずやっていただきたいと。それも手早く。というのがあるから申し上げました。それから、うちの同僚議員の中にも海の仕事をなりわいとされて、林業にも造詣の深い方がいらっしゃるのです。海も山も両方できる。それから、先ほど町長の最初のご挨拶の中でもありましたけれども、ふるさと納税がこれだけすばらしい町だというようなことがございます。それだけ水産業も盛んだというようなこともございます。1次産業、2次産業、3次産業、全てそろっている。ここは今SDGsの模範的な町になる材料をそろえていると思っているのです。それをどうやるかということだと思うのです。そのためにはありとあらゆる人が知恵を出さないと、これは成り立っていかないと思っているのです。既に産業革命前の1.5度未満に抑えましょうという目標があるのですけれども、ここ5年以内にそれを超すかもしれないという報告すら今国連から出ました。そんなときにもう少し早めの手を打っていくというのが非常に大事かと思うのですけれども、いかがですか。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。先ほどの答弁からもう一歩踏み込んでお話しさせていただきますと、宮本議員おっしゃるとおり、持続可能な世の中をつくっていくと、そういう理念非常に大切だと思います。今後SDGsに関しては、2015、16くらいから様々な経緯を経て理念として具現化されてきたもの、今後さらにそれが実務レベルで、行政だけではなく各地域における企業様の事業活動においてもこれは具体的にアクションというのが求められてきます。その一つで、皆様もご承知のとおり、脱炭素、カーボンニュートラル、そのような要素がこれから控えています。宣言という意味では、まだ森町はゼロカーボンシティー宣言というものも出せていない状況です。しかしながら、これは今後国で2050年のニュートラル、ゼロというところも目標に掲げていますし、北海道も全国の都道府県に先駆けてゼロカーボンというところを表明しました。その知事の思いと行動と、それにしっかりと179市町村もこうしなければならないと私は考えています。その中で、今後実務的に行政も事業者も1次産業の皆様も全て具体的にアクションとして起こしていかなければならないというところを私はしっかりとこれはお示ししていきたいなと思っています。既に一部の事業者様からは、先日もSDGs関係の事業というものを異業種間の団体で実施したというところにもイベントとして私参加させてもらいました。とある事業者さんは、これは林産業に携わる事業者様ですが、自身の仕事がこの森町の森林管理というものに、道南の森林管理というところに非常にメリットを与える可能性を含んでいる。その中で事業の拡大というところを一緒に目指してほしい。ですが、なかなか設備投資にかけるお金も融資も難しい。ですので、このカーボンニュートラル、脱炭素の流れを含めて行政と一体となって活動をしていきたい、そういう声もぽつぽつ出始めています。そういったところも踏まえまして、実際に私も宮本議員のお話にありましたとおりやると決めましたので、それは今年度中に、今年度中と言ってしまうとあれですけれども、今年度中にしっかりと担当課と話を含めまして、先ほどの具体的な形としてのモニュメントもそうですが、アクションとして何ができるか、何をしなければならないのかというところはまとめてご提示して、町民の皆様にお示しして一緒に頑張っていく、一緒に未来をつくっていくというところをつくり上げていく、そのようなこともお示ししていきたいと考えています。以上です。
議員の質問 10番 宮本秀逸
ありがとうございます。よろしくお願いしたいと思いますが、自分に言い聞かせる一番のあれが例えば気候変動で今食料安保が、世界中で食料が足りないという時代が来るだろうみたいなことを言われたりします。それが森町に住んでいますと、それなりの食べ物が豊富ですから、なかなかそこまでいくのみたいなのが実感として捉えられない場面というか、人たちが多いのではないかと思っているのです。やっぱりよそごとみたいなそんな場面があったりとか、南極の氷が解けて島国がいつ溺れてしまうか分からぬというような話を聞いたりとか、気候変動に関する話というのは山ほどあります。ですから、そういったことを常に役場から発信していただいて、標柱ももちろんそうなのですけれども、紙の媒体がいいのか、何がいいか分かりませんけれども、常に発信していただいて、私たち全てに関係があるのだというのを、大変ですけれども、持続していただけたらなと、こんなふうに思うのです。そういうことで申し上げて、私のこの気候非常事態宣言に関する質問を終わりたいと思います。どうぞよろしくお願いします。終わります。
町の答え 町長 岡嶋康輔
改めて私のほうからも、1次産業、漁業、農業、林業、豊富にバランスよくある町でございます。気候変動、そして持続可能な世の中をつくるために、まちづくり、産業振興、同時に進めれるすばらしい要素を持った町だと私も認識しています。しっかりと先人の皆様、先輩の皆様がつくり上げたこの森町の基礎を生かして、よりよいまちづくりに未来に向けてつなげていきたいというところを改めてお伝えさせていただきたいと思います。以上です。