みんなの議会

森町議会 令和4年森町議会6月会議 2022年6月7日

地域プロジェクトマネジャー制度の導入について

聞いた人
高橋邦雄 議員
答えた人
町長 岡嶋康輔

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 4番 髙橋邦雄

通告に従いまして、質問させていただきます。地域プロジェクトマネジャー制度の導入について。令和3年度地方財政対策として、総務省が新設する地域プロジェクトマネジャーの制度が導入されました。これまでに自治体が受け入れてきた地域おこし協力隊とは別に、地域、行政、民間、外部の関係者をつなぎ、調整や橋渡しをしながら実質的にプロジェクトをマネジメントできるブリッジ人材を自治体が雇用する場合に国が財政支援する制度です。プロジェクトの進捗状況を管理できる人材を任用する場合、採用できる人数は1市町村当たり1名で、1人当たり年間で650万円を上限として特別交付税が3年間措置されます。森町にも地域おこし協力隊が複数名任用されておりますが、協力隊の制度は細部を見れば様々な問題を抱えております。町が喫緊の課題として推進していく必要のある事業においては、当町職員のみならず外部からの人材活用も一つの手段であり、この制度を有効に活用し、プロジェクトの推進を図るべきと考えますが、町長の所見を伺います。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えします。地域プロジェクトマネジャー制度とは、地方自治体が自らの地域を活性化させるための重要プロジェクトを実施する際に規模や対応に応じて、行政だけではなく地域、民間企業、関係団体及び外部専門家などが連携して取り組むことが重要となりますが、そうした関係者間の橋渡しをしながら、現場責任者としてプロジェクトを推進していくことのできる人材の確保が必要であるとの考えにより創設された制度であります。今回髙橋議員より森町でも地域プロジェクトマネジャー制度を活用してはいかがかというご提案ですが、地域プロジェクトマネジャー制度は、多様な主体の連携による地域活性化を進めていく上で効果的な手法の一つであると認識しております。総務省の示している地域プロジェクトマネジャーの資質や人物像としては、地方や地域の実情への理解があり、専門的知識やそれを生かした仕事経験、その経験を通じて得た人脈を有し、プロジェクトを実施する地域にも早期になじむことができる、または既に一定の良好な関係を有しているといったことが挙げられており、地域要件としては地域おこし協力隊と同様に3大都市圏をはじめとする都市地域等から条件不利地域へ住民票を異動させた者となっており、非常にハードルが高い人材となっております。地域プロジェクトマネジャー制度は、昨年度からスタートした事業であり、他の市町村での活用事例もまだ少ない状況となっております。このことから、現状としましてはこれまでと同様に行政と地域、民間企業、関係団体及び外部専門家との良好な関係性を構築しながら地域課題の解決に取り組んでいきたいと考えておりますが、今後については地域プロジェクトマネジャー制度の活用に関しても検討してまいりたいと考えております。以上です。

議員の再質問 4番 髙橋邦雄

では、再質問させていただきます。町長がおっしゃったとおりに都市部のマンパワーを地方へつなぐ仕組みの一つとして導入されました地域おこし協力隊、開始から11年超経過しております。地道な地域づくり活動を中心に着実に成果を上げているものだと認識しております。ですが、隊員の増加に伴い、隊員が地域活性化に向けたプロジェクトに従事する事例もまた増えてきております。こうした事例を成果へつなげていくためには、それに必要な体制をしっかり構築することが重要であります。地方自治体がプロジェクトの実施により着実に成果を上げていくためには、専門的知識や経験を持ち、プロジェクトに関わる多様な主体の考え方や発想を理解して、それらの間を適切に調整し、及び橋渡ししながら関係者をチームとしてまとめ上げ、現場の責任者としてプロジェクトを推進していくことのできる人材を配置することが必要でもあります。また、任用に当たっては、道内、全国的に任用することに力を入れております。重要なプロジェクトを担う人材を地域に呼び込むための支援策も講じております。また、任用後は、各自治体が推進するプロジェクトの成功例、まだ少ないですけれども、この中には観光、移住、産業、PR事業、企業誘致など多くの事例も報告されてはおります。国の財政支援もありますので、このような制度をうまく使って進めていくことが将来の森町には必要であると考えますが、再度伺います。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。髙橋議員ご指摘のとおり、地域おこし協力隊制度が始まりまして非常にすばらしい効果の出た反面、いろいろな課題というのも実際に出ている状況でありまして、そちらの解決とともに、さらなる町の課題に対して地域おこし協力隊がどのように関わっていくのか、そして地域おこし協力隊にとっては行政は選ばれる立場であると私は認識しております。そういった意味でも総合的にこの森町で活躍していただくために彼らに必要なものは何なのか、環境として構築していかなければならないものはどういったものなのかということは、しっかりと今後も検討して進めていきたいと考えております。そして、地域おこし協力隊もそうですが、国の総務省のほうから様々な人材の派遣制度といいますか、本当に多様な制度がございまして、財政措置もかなり優遇されているものが多数あります。そこは議員おっしゃるとおり十分に活用して、いろいろな人材を様々な課題に対して相応した方々を組み入れていけるような、そのように柔軟に、積極的に活用していきたいと思っております。今後は、まずはしっかりと現状いる地域おこし協力隊、当然まだまだ私は足りないと思っています。担当課に1人ぐらいいてもいいのかなと思うくらいではありますが、そこはしっかりと受入れ態勢と、繰り返しになりますが、彼らがこの森町で活躍するために必要なことをもっともっと精査して具現化していく、それが必要だと考えております。以上です。

議員の再々質問 4番 髙橋邦雄

終わります。

出典:森町議会 令和4年森町議会6月会議 2022年6月7日 議事録 PDF(10ページ) 間違いを知らせる