みんなの議会

木古内町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月2日

高齢者等福祉サービスの方向性について

聞いた人
苅部礼司 議員
答えた人
町長 鈴木慎也

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 8番 苅部礼司

8番 苅部でございます。ちょっとはじめての一般質問で、いろいろ至らない点があるかと思いますが、よろしくお願いいたします。高齢者福祉サービスの方向性について、町長に伺います。当町の人口減少、高齢化が進んでいく中、町では高齢者に対する福祉サービスの充実を図ることが直近の課題であると思います。そんな中、高齢者等福祉サービス利用券を交付しておりますが、町民の皆様のお話をお聞きする限りでは、「ハイヤーと入浴しか使えないので、ほかの利用方法を考えてほしい」と言うようなお話もいろいろ聞いております。それで、制度に対する新たな要望もいろいろ耳にしております。それで今後、ますます中高齢者が増えていく町の現状を考えた時、全ての高齢者に寄り添い、高齢者が木古内町に住んでて良かったと思っていただく福祉のまちづくりを目指すべきであると考えます。そこで、現在実施している高齢者等福祉サービス利用券交付事業について、一度事業の検証が必要ではないかと考えますが、町長の見解を伺いたいと思います。また、町長がお考えになっていらっしゃる高齢者向けの新たなサービスの提供、福祉のまちづくりの将来の展望についてお聞かせいただければと思います。よろしくお願いします。

町の答え 町長 鈴木慎也

8番 苅部議員の質問にお答えいたします。高齢者福祉サービス利用券交付事業は、高齢者及び重度身体障がい者の心身の保養、健康の保持、日常生活の利便、そして社会参加の促進を目的として、平成29年から高齢者等入浴無料券交付事業としてスタートをさせていただき、令和3年度から現在の事業名に変更をして実施させていただいております。この事業は、高齢者の皆様が日々の生活をより豊かに送るための重要な施策であります。制度の目的を達成するために責任をもって取り組んでまいりたいと考えているところでございます。町では、利用券の利便性や利用率の向上を図るために随時検証を行い、事業内容の見直しを行っています。平成30年度には、高齢者の対象年齢を75歳以上から70歳以上に拡大し、令和3年度からはハイヤーを利用対象に追加いたしました。また、令和5年度からは交付申請を不要として、対象者全員に利用券を郵送し、令和6年度からは福祉タクシーの利用も可能とし、年間利用額も6,000円から7,200円へと2割の増額をしているところでございます。これによりまして、令和3年度以降、利用者は年々上昇し、令和5年度の利用率は51.5%に達している状況でございます。このように、常に事業内容の見直しを行い、今後も町民の皆様の声を真摯に受け止めながら、事業の目的に沿った改善を進めてまいりたいと考えているところでございます。さらに、令和2年の4月就任以降、高齢者向けの新たな政策についても積極的に取り組んでおります。例えばですが、屋根の雪下ろし等助成制度の事業の拡大、通信機能付きLED電球「安心見守りサービス事業」、水道基本料金の負担軽減、声かけ訪問世帯への花の配付事業、心房細動を早期発見するバイタルトラッカー無償貸し出し事業、特殊詐欺等被害防止機能付き電話機購入補助、補聴器購入補助、加えて今年度からは帯状疱疹ワクチン接種費用の助成、熱中症対策としてのエアコン購入費補助やクーリングシェルターの設置、省エネ家電普及促進事業、介護用品の給付事業の拡大など、高齢者の皆様や地域のニーズを反映した福祉政策を展開をさせていただいております。これらの事業は、皆様からの貴重なご意見やご提言をもとに実現をさせていただきました。今後も持続可能な福祉のまちづくりを目指して、地域の声をしっかりと受け止め、形にしていく所存であります。福祉政策に関する政策というのは年々、増加しているというのが現状でございます。以上のように、町はGoTo町長室やお出かけ町長室など、多様な機会を通じて町民の皆様の声に耳を傾け、徹底した町民目線で寄り添ってまいります。高齢者の皆様が「木古内町に住んで良かった」とそう思っていただけるよう、思いやりのある優しい福祉のまちづくりを進めていく所存でございます。以上でございます。

議員の質問 8番 苅部礼司

鈴木町長、ご回答ありがとうございました。よく理解のほうはさせていただきました。しかしながら、利用券の件につきまして、いろいろ町民のかたからご意見をお聞きした中で、ハイヤーと利用券以外に例えば元気なかたであればパークゴルフで使えるだとか、あと徒歩圏に店があるということであれば、お店でも使えるとかっていうようなご意見もいただいております。あと、やはりタクシー券ということであれば、町場にお住まいのかたであれば利用機会も非常に多いかと思うんですけれども、釜谷ですとか泉沢のかた、あとは遠方のかたですと町場に1回出れば往復でほぼなくなるような金額というのもちょっとお話の中で出てまいりましたけれども、その辺につきましてどのようにお考えになっているかよろしくお願いいたします。

町の答え 町長 鈴木慎也

苅部議員の再質問にお答えさせていただきます。3点ほどかと思います。まず、パークゴルフについてですが、様々な機会を通じてニーズの把握に努めてまいります。これは、一度目の答弁でもさせていただいたとおりでございます。次の商品券等と私は受け止めたんですが、この事業というのはあくまでも健康を守って、外出を支援をするというのが事業の目的であります。そういった意味では、この事業は概ね、目的には近づいているだろうと思っております。もし様々な声があった場合は、基本的には別の事業として展開をするそういったことを町として考えております。これは、目的のほかにも財源の問題もあります。これ財源があるとかないとかではなくて、国や北海道の補助金を使う場合、そういった場面に様々な事業の内容というものが極めて重要になりますので、基本的に今回の目的から大きく外れるような事業については、新たな事業として別枠で考えていくというのが基本的な考えであります。また遠い、遠方からのかたがハイヤーを距離がありますから、使う金額も増えてしまうというところでございます。そういった現状、町としてしっかりと把握をしておりますが、現時点ではご近所の方々や友人のかたと乗り合わせをするなど利用方法の工夫等をしていただければ幸いでございます。以上でございます。

議員の質問 8番 苅部礼司

ありがとうございます。しかしながら、いまそれ以外でということであれば、例えばいま木古内では独自にデマンドバス等の施策がまだ行われていないような状況だと思うんですけれども、それでやはり買い物ですとかそういったニーズも非常に高いと思います。それで、目的の一つで日常生活の利便性と社会参加の推進という目的のもとで、利用券の事業はあるかと思うんですけれども、そういったことを考えるとその辺もう少し例えば買い物に出かけるかたのために函バスですとかいさりび鉄道も使えるだとかというようなことも考えられるんじゃないかなとは思います。その辺、町長がおっしゃられたご近所のかたと乗り合わせとかっていうのも非常に有効かと思うんですけれども、それ以外に町として移動手段等はどのようにお考えになられているのかちょっとお聞きしたいと思います。

町の答え 町長 鈴木慎也

苅部議員の再質問でございますが、移動手段の質問ということで受け止めてよろしいですね。もちろん全てそういったニーズがあれば、町としてどういったものがあればいいかというのはもちろん判断するということで、一度目と二度目の答弁でさせていただいたとおりでございますので、ご理解いただければと思います。以上です。

議員の質問 8番 苅部礼司

ありがとうございました。町長のおっしゃっていらっしゃることもよく理解はさせていただきました。それで、ちょっと最後になります。私からの提案ということで、お聞きいただければと思うんですけれども、いろいろ難しい点はあるとは思うんですけれども、いま現在、医療機関の送迎バス運行されていらっしゃるかと思うんですけれども、統計を見ますと1日平均8人しか利用していないというような状況を考えますと、そういったバスの空きを利用して買い物のために利用できるようにするとか、いろいろとほかとの絡みがあって難しいかと思うんですけれども、そういったような話もいろいろ伺っておりますので、町民のかたから。そういったことで、いろいろと今後も積極的に施策を実行していただければありがたいと思います。以上です。

町の答え 町長 鈴木慎也

苅部議員の再質問にお答えをさせていただきます。このたびの一般質問は、高齢者等福祉サービス利用券の方向性についてということで、質問をいただきました。町として、いま医療バスのお話がありました、議員から。町として、目的にあったもので、使えるものは全て使うというのは基本的な考えであり、高齢者の皆さんが安心して暮らすために、町としていままではこうだったからこのルールを守らなきゃいけないではなくて、なにかルールがさらに拡充をしたりとか利便性が増す、そういった取り組みというのは極めて有効であると受け止めています。ただその一方で、議員にお伝えしたいことが様々な高齢者福祉の政策を展開をさせていただいて、一度目の答弁をさせていただいたほかにも、福祉灯油を増額させていただいたりとか、ごみ袋の袋にしても一人暮らしの高齢者のかたからの声があって10ℓの袋を出したりとか、夏はエアコンがあったりとか、本当に365日とおして様々な角度から政策を展開するということが極めて大事と思っています。一つの高齢者政策で、全て解決できるようなものはないと思っています。ですので、議員からご提言いただいたように、今後もしっかりと声を聞かせていただきながら、事業の展開をしていきたいと思っています。ただ、同規模の自治体で残念ながら高齢者福祉の政策というものを減少傾向にあるというそういった自治体も多くあります。そのような中、町では年々増加傾向にある。これは、しっかりと外から財源を稼ぎながら、健全な財政運営をしているというところが根拠になるわけですけれども、しっかりと高齢者の皆様が安心して生活できるように町として全力で取り組んでまいることをお誓い申し上げて、私からの答弁とさせていただきます。以上です。

議員の質問 8番 苅部礼司

今後もいろんな施策を積極的に推進していただくことを願って、私の一般質問とさせていただきます。以上です。

出典:木古内町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月2日 議事録 PDF(23ページ) 間違いを知らせる

高齢者等福祉サービスの方向性について 木古内町議会 2024年9月2日|みんなの議会