木古内町議会 平成26年第3回定例会 2014年9月5日
スポーツ合宿の誘致の取り組みについて
- 聞いた人
- 平野武志 議員
- 答えた人
- 教育長 野村広章、町長 大森伊佐緒
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 5番 平野武志
2番目の質問に入らせていただきます。表題といたしましては、スポーツ合宿の誘致の取り組みについてでございます。皆さんご存じのとおり、2020年オリンピック・パラリンピック東京大会に向けて、合宿誘致が全国各地で活発化しております。我が町にも、十分ではないかもしれませんがスポーツ施設が多数あります。北海道の素晴らしい気候や我が町を大いにアピールできる災害のない木古内町、あるいは今後北海道新幹線開業があって、さらに進みます交通インフラが整っている点などをアピールし、スポーツ合宿の誘致に手を挙げるべきだと私は思います。さらなるスポーツ施設の整備や宿泊施設など検討事項は多数あると思いますが、オリンピック・パラリンピック開催による経済への効果波及や、今後の交流も継続していけるという利点は多々あります。我が町単独で難しいのであれば、他市町との連携も考えられます。現時点での考えや取り組み状況については教育長に、今後の見解については町長に考えを伺います。当然、見解についても教育長からもあれば、そちらもお答えください。
町の答え 教育長 野村広章(教育長は2022年3月まで)
5番、平野武志議員のスポーツ合宿の誘致の取り組みについてのお尋ねにお答えいたします。当町ではご承知のとおり、ふるさとの森の遊歩道・展望施設をはじめ、スポーツセンター、町民プール、野球場、山村広場、テニスコート、スキー場、パークゴルフ場等が比較的狭い範囲に集積しており、これらを一体的に利用できる恵まれた条件を備えております。また、平成27年度には北海道新幹線が開業し、交通の条件もさらに整うことで地域間交流人口の増大も期待できるところであります。しかし、現在のこれらのスポーツ・レクリエーション施設は、基本的には町民の健康増進と余暇の充実を目的とした規模であり、合宿による経済波及効果を勘案した場合、スポーツ関連施設自体の内容充実や町内の宿泊施設の充実等、多くの課題があります。また、スポーツ合宿という視点で町の振興を考えた場合、教育委員会の枠を超えた町全体の振興策として捉えなければならないと考えます。また、平野議員がおっしゃるように、木古内町だけでなく、他の市町との連携も視野に十分検討する必要があります。したがいまして、当町ではこうした視点での検討を具体的に進めてまいりませんでしたので、可能性について関係課と協議をはじめたいと考えているところでございます。
町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)
5番、平野武志議員のお尋ねにお答えをいたします。現時点での考え方、あるいは取り組み状況につきましては、ただいま野村教育長より説明をいたしましたので、私からは今後の取り組みにつきましてお答えをいたします。木古内町のスポーツ施設につきましては、全てにおいて国際的な水準に達しておりません。したがいまして、単独で誘致することは極めて困難であると認識をしておりますが、お尋ねの自治体間の連携につきましては可能であります。2020年に開催されるオリンピック・パラリンピック東京大会の合宿誘致に関しましては、本年7月に開催されました渡島地域づくり連携会議の中で、誘致施設のある函館市、北斗市、七飯町、知内町と管内の自治体とが「連携した取り組みをしよう」という内容で意見が交わされたところでございます。席上、渡島総合振興局からは、「北海道として全庁的な体制を整え、2020年の東京オリンピックなどをはじめとする、様々な国際大会をにらんだスポーツ合宿の誘致などを進めるとしており、全国の各競技団体に向けての情報発信、あるいは情報収集に努めて行く」という報告がありました。こうしたことから、現在、北海道とも連携を図り、渡島管内の全ての自治体が連携をした誘致活動を進めることといたしております。
議員の質問 5番 平野武志
5番 平野です。「他市町との連携については進めて行く」という教育長ならびに町長の答弁でございましたが、その前にまず「我が町単独では難しい」と。「世界基準の施設がない」という町長の見解ですけれども、何を持って世界基準でないのか。あるいは、その前に出た教育長のお話ですけれども、「合宿誘致について、いままで具体的な議論をしていない」旨の答弁がございました。その部分については、非常に残念な話でして過去数年にわたり、木古内町にある様々なスポーツ施設。このようなオリンピックという大きな舞台の誘致までもの話ではなく、例えば近隣の市町村への貸し出しを含めた学生さんの合宿の誘致等について、例年提言してきました。その際には、どのような可能性があるのか。ではどのような誘致をする場合に、どのような施設の整備が必要なのか、「これを検討し、議論し、進めて行く考えを持つ」という答弁をいただいております。それに対して、これだけ大きなことになると頭から無理だろうというふうに思ってしまうのかもしれませんが、まずやはり小さいことからこつこつやっていなかったという現状が、いまこの大事な時になって現れたなという率直な実感でございます。北海道を含めた渡島管内についての現状ですけれども、新聞等にも記載されておりますのでご存じかと思いますが、現状北海道では42の市町村が受け入れに名乗りを上げております。当然それは大きな市町であれば、大きなスポーツ施設。町長の言われるような、世界基準を満たしたような施設があるところはもちろんですが、木古内町にも全然及ばないような町でも、何とか誘致に向けて手を挙げている町もあるわけです。その中身については、どこまでではどういう気持ちでやっているのかは、そこまでちょっと調べきれませんでしたけれども、我が町木古内町については、どこまででは研究して何が足りないのか。体育館はあるじゃないですか。一番多いのがバトミントンと卓球ですか、らしいのです。それは、体育館が一つあるとできるからということらしいのです。例えば、大きな国の何十人、何百人の人を迎い入れるには当然宿泊施設の問題もありますし、そのような規模の人数が来られても全員が練習できる設備もないという話はもちろんわかりますよ。ただオリンピックですよ。小さな国で少人数で来られるところもあるのです。そういうところを「研究されて、議論されて、それでも単独では無理だ」という話の説明があれば、私は理解をします。ただ、その議論もされずに「単独ではまあ無理でしょう」と。回りはいま新聞にも載っているとおり、道南はこの間視察に来て、「これだけスポーツ施設が整っているのであれば、誘致も大いにやるべきですね」という教授からのコメントを受けた記事も記載されておりましたが。「それに乗っかって何か木古内町もできることはないかな」というふうに進んでいるとしかちょっと聞き取れないのですね。2020年といいますとまだ期間もありますし、いま北海道の動き、道南の動きにただ横並びで進むのではなくて、もう一度木古内町で可能性について議論をしてみませんか。私はたくさんあると思いますよ、考えると。オリンピックの競技も全部調べてないと思うのです。施設がなくても合宿に来られるような競技もあるのですよ。良い例が日韓ワールドカップの時、記憶にあると思いますけれども、カメルーンチームを大分県の中津江村でしょうか、が受け入れました。それは、主に合宿ではなくて住民との交流ですよね。住民がボランティアで参加して、自国開催されるワールドカップを盛り上げようという村の大きな熱い気持ちで、そのような1チームを受け入れて、住民との交流が図られ、知名度も上がり、その後の交流も続いているという事例もあるわけですよ。どうしても良い施設がないからオリンピックという4年に一度の大スポーツ開催の、「我々は木古内町として施設を提供し、たくさん何百人も受け入れたいのです」だけが合宿の誘致ではないのです、もう一度申し述べますけれども。ですので、小さな可能性も含めて先ほどと関連しますけれども、この取り組みに手を挙げて一生懸命やることによっての北海道新幹線の開業PRにも大きくなるわけです。もしそれがだめだとしてもですよ。叶わなかったとしても、PRにつながることもできます。「最初からダメ元で進めろ」という話ではもちろんございません。そのような進みで、どんな小さなことでももうちょっと研究してみて、「木古内でどういう誘致ができるのだ」という、何とかそういう話をもう一度できませんか。それをやってみて、「ちょっと単独では難しいので、先ほど言うような連携のほうにちょっと戻ってやることにしました」と言うのであれば当然納得した返事もできますので、私自身。なので、町長、町長でしょうか。そのような検討をいま一度してもらえないのかの質問をします。
町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)
当町の場合、お尋ねにありますような合宿の誘致というのは、協議というのは十分にされていないというのは、これはもう反省すべき点だと思います。一方で、大会等につきましては独自の誘致をしたり、あるいは近隣自治体とのまた近隣の団体に声をかけて共同で開催するなど、大会については数々の実績がございます。そうした中で、今回はオリンピックということでのお尋ねがありましたので、それについては広域的な連携を図るとしておりますが、オリンピックに限らずいま平野議員がお尋ねのように、もっと小規模な学生ですとか、あるいは企業ですとかこうしたスポーツ合宿ですと基準というものはあまり重視しないというふうに考えられますので、管内の取り組み、あるいは全国の取り組みを十分検討しまして、今後になりますが新年度に向けて実施するということで、協議を進めて見たいと思っております。
議員の質問 5番 平野武志
5番 平野です。はっきりしないですね。「学生さんに向けてはやるけれども、オリンピックに向けては協議していなかった」ことを反省はしておりますけれども、その後どうするという答えが出ていないです。「学生さんについては、いろいろな小さい大会についてはやっていく」、「でもオリンピックについては、議論をしていない、検討していないことを反省します」のあとの答弁が出ていないです。これで一応3回目ですので、終わりになってしまいますので。先ほど新井田議員からも出されたように、迫力がないですよね、最近の大森町長は。それはなぜかと言いますと、先ほどの3回目の答弁では前向きで、「やっています」という発言をされましたけれども、その時は迫力がありました。やはり「やってみようではないか」と、「可能性のあるものはやってみようではないか」と。「精一杯議論してみようではないか」と、そういう言葉がほしいのですよ。いまこの場で考えて、「これはたぶんやれるな」という話だけを「何とかやってみます」という答弁だと、大変迫力がありません。ですので、東京オリンピックに向けて壮大な夢かもしれません、規模は非常に大きいかもしれません。でもそこに向けて、学生さんの誘致からこつこつと小さいことも検討しつつ、「そういう可能性のあることについても大いに考えて行きたい」という言葉をいただきたいです。もう一度お伺いします。
町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)
企業誘致の取り組みついて、新年度の実施に向けて進めて行くということで、ご理解を。失礼。スポーツ合宿について進めて行くということで、全てを網羅したつもりなのですが、一つずつ細かく「オリンピックについても検討するとか、学生についても検討する」とか、これを網羅した形で検討していくということで、新年度に実施できるように準備を進めたいと。そしてまた、先ほども申し上げましたが、北海道で全国の競技団体にこれから投げかけをしたり情報収集をしますので、それらとも連携をします。そういった中で、平野議員のお尋ねのとおり、しっかりと私どもで検討してまいります。