みんなの議会

七飯町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月5日

アップル温泉の赤字経営対策について

聞いた人
中川友規 議員
答えた人
環境生活課長 村山德收

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 9番 中川友規

次、2問目、アップル温泉の赤字経営対策について。アップル温泉(健康センター)は、町民の体を癒す大変ありがたい温泉施設である。しかし、運営内容は毎年約2,000万円を超える赤字経営の現状である。これまでも長年にわたり赤字が続いており、赤字経営解消に向け取り組むべきと指摘をしてきたが、特段の対策が見受けられない。そこで次の点について伺いたい。1、アップル温泉の過去10年の赤字金額。2、これまでの赤字経営対策は。3、今後の取組は。

町の答え 環境生活課長 村山德收

それでは、1点目のアップル温泉の過去10年の赤字金額についてでございますが、令和4年度赤字額が3,676万9,188円、令和3年、1,193万9,249円、令和2年度、1,806万2,646円、令和元年度、1,423万2,433円、平成30年度、3,190万7,938円、平成29年度、1,789万8,764円、平成28年度、1,448万9,022円、平成27年度、1,086万4,459円、平成26年度、1,547万8,185円、平成25年度、2,098万3,909円でございます。2点目の、これまでの赤字経営対策についてでございますが、アップル温泉の魅力を知っていただくことを目的としたアップル温泉利用感謝イベントの開催、雑誌などの媒体への情報搭載、JA新函館七飯町女性部の野菜等の物販、アップル温泉介護予防運動などの実施による利用者増に資する対策を、また、支出抑制を目的としたものとして、嘱託職員から会計年度任用職員へ配置転換による人件費の削減、21時以降の利用実績から閉館時間30分短縮による経費の削減、温泉熱を利用する熱交換器導入及び照明器具LED化による光熱水費の削減など、経費削減に資する対策を実施しているものでございます。3点目の、今後の取組についてでございますが、収入に関するものとしては、令和6年4月1日からの施設利用料を公衆浴場入浴料の統制額と同額にする値上げの実施、支出に関するものとして、経費の多くの割合を占めている施設維持管理費を、七飯町健康センター長寿命化計画に基づく修繕の実施など、節減に努めてまいりますが、現状、労務費、消耗品、光熱水費や老朽化に伴う修繕に要する原材料費などの高騰を勘案した場合、収支の抜本的な改善は厳しいものがあります。一方で、アップル温泉は町民の心身の保養と健康を推進し、地域社会の振興を図る公の施設であり、かつ地域の公衆浴場である側面を持ち合わせていることから、公の施設が提供するサービスの公共性に基づいて、公費で負担すべき性質と利用者が負担すべき性質があるものと- 42 -考えておりますが、利用者拡大の取組による収益の向上、経費削減に向けた取組によるコスト削減などを図る手法として、指定管理などの民間活力の導入も検討していきます。以上でございます。

議員の質問 9番 中川友規

いろいろな取組をしているような感じではお話しましたけれども、実際に数字にこう現れてきていないというのが現状だと思います。これ決算委員会だったかの都度、私結構、今までも聞いていたのですけれども、やはりこれも抜本的には、町営ですから公共の事業だということでいくのであれば、そういう考えは考えで分かるのですけれども、ただやはり今、温泉事業、温浴事業というのは民間でもやっていますので、なぜ七飯町だけがなかなか難しいというふうになるのかなと。町営でやっているところもありますけれども。やはり指定管理なら指定管理、あそこが調整区域とか、いろいろなそういうものが絡んできたりというのもありますけれども、そうしたら抜本的に、どうすれば赤字解消になるかということを、どういうふうに考えて今まで来られましたか。

町の答え 環境生活課長 村山德收

今の御質問でございます。確かに議員の御指摘とおり、長年御指摘いただいていて、なかなか改善していないというのが現実でございます。また、ここ数年、やはりアップル温泉について、大型なポンプの交換であったりとかが連続して続いてございまして、そういったところで経費の部分についてはかかっている、施設の老朽化も含んで、大きく修繕することがありますので、やはりそういった意味では、支出の部分については、年々大幅に増えているというのが現実でございます。また、その補う利用者の増加がなければ収入も増えないというところでございますので、年々、やはりこの実績を見る限り、平成26年の、ここ直近の10年でございますが、平成26年の年間12万4,810人をピークに、だんだん利用者が減少している、さらに令和元年度の年度末から、新型コロナウイルスの感染症の影響により、10万人も切ることもございます。また、ポンプの交換とかでは、長期で1か月間休んだ場合も人数が減るということが、過去5年続いてございますので、そういった意味で、ここ数年がやはり収入が低いというところでございます。収入が低く、あと老朽化と、あとはLEDとかポンプの予備の交換のための新たなポンプを買ったりとか、そういったところで支出も増えて、収支のすごく悪い状況になってございますが、町といたしましては、支出の部分については先ほどお答えしたとおり、いろいろと経費も上がってきている。やはりそういった意味で、改善するには皆さんに来ていただいて利用していただくということを前提に考えていかなければならないというふうには取り組んでまいりましたが、なかなかちょっとここ数年の、議員もおっしゃるとおり、ちょっと我々の力不足で収入が少ないという状況でございますので、御理解のほどよろしくお願いします。

議員の質問 9番 中川友規

一番いいのはお客さんがいっぱい来て、それだけで賄えればいいのですけれども、やはり、例えば近隣の市町の指定管理でやっているところとか、そういうところの運営方法とかを勉強しに行ったりとかというのはしているのですか

町の答え 環境生活課長 村山德收

近隣の森町さんとか北斗市さんは指定管理に切り替わっているという状況でございますが、随時、たまにいろいろと管理の仕方とかというのを電話でお伺いしたりはしてございますが、どういう形で集客を増加させたという具体な方法については、まだそこまで打合わせとか、聞いたりはしていないのが現実でございます。以上でございます。

議員の質問 9番 中川友規

ですから結局、今まで私再三、議員13年やっている中でも、ずっとこれ聞いてきたのですけれども、結局、10年以上聞いている中で、今の答弁で、中身の話までは聞いていないということは、はっきり言って何もやってきていなかったというふうに今捉えるのですけれども。要は、これ何を言いたいかというと、この10年間で2億2,000万の赤字ですよね、累計で。これからもまた10年たっていったら、また2億円の赤字。なおさら人が減っていったり、入浴が減っていったりとなると、もっと増えていく。その間に、もしまたポンプが壊れたとか、そもそもの元が壊れたら、今度それ直すとなると、また2億とかかかるのです。ですから、採算が取れるような本当は施設なのですから、そういうのを少しでも努力して、例えば10年で2億の赤字だろうが、それを少しでも減らすということで、5,000万の赤字になりますとか、10年でね、そういう取組をしてきているというのなら分かるのですけれども、何もしてきていない中で、これからもではこれ、ずっと毎年2,000万赤字、設備が壊れたらもっとその時々でかかっていくという運営をしていくのですか。

町の答え 環境生活課長 村山德收

今、議員の御指摘とおり、具体な近隣の指定管理やられているところの方法について、手法について、具体な打合せとか、聞いたりヒアリングしていない、それは大変申し訳ないと思っております。また、そういった民間の活力を、そういう指定管理など民間の活力の導入も、アップル温泉についても、今後考えて導入していくという形の検討を今後していくという形で考えてございますので、それまでいろいろと、我々も指定管理で、いろいろと手続で、仕様書とか業務内容を研究しなければならないので、そういった近隣の同業種のところの手法とも学びながら、指定管理も含め、検討して運営し、収支の圧縮に努めてまいりたいと考えてございますので、御理解のほどよろしくお願いします。

議員の質問 9番 中川友規

いろいろ取り組んでいくということですけれども、指定管理含め、ただ、実際今まで10年間で2億2,000万の赤字、これからも10年でいったらそれに近いくらいかかる、その間ポンプが壊れたら、元が壊れたら、さらに2億が、3億がってかかってくる、となったときには、4億、5億の世界ですよね、10年後のときには。そういうことを考えれば、アップル温泉のあそこにこだわらず、例えば街中のほうに、民間活力を生かして、町が例えば温泉掘る金額補助しますと、その代わり民間で建ててくださいと、アップル温泉という名前でやってくださいと、そういうような民間を頼った中での考え方だってあるし、そういう、指定管理もいいですけれども、そういう発想も持ったほうがいいと思うのですけれども、いかがですか。

町の答え 環境生活課長 村山德收

議員御指摘のとおり、例えば井戸が枯れたりとか、だめになった場合は、多分2億とか、もっとかかる可能性も考えられます。そういったときに、今後アップル温泉について、そのまま継続するのか、議員の御提案のとおり、民間の力を借りてやるのか、それでは新たな街中七飯町内の同業種のところに、例えばいろいろと地域公共交通を使いながら、移送する方法を考えてそちらにいってもらうとか、そういうことも選択肢に入れながら、ゼロベースでいろいろ考えていかなければならないとは思ってございます。井戸についても、昭和40年台に掘った井戸でございますし、アップル温泉も平成11年にオープンして、躯体についても老朽化して、設備についても老朽化しているというのが現実でございますので、そういったところも、いろいろな選択肢も含めて検討して、なおかつそれまでの間は収支の圧縮に努めるように検討して運営していきたいと考えてございますので、よろしくお願いします。

議員の質問 9番 中川友規

最後、アップル温泉自体- 44 -は、やはりお湯がいいとかいう声も聞いていますので、となるとあの辺の温泉脈のところ、ラインというかそういうのが出てくると思うのですけども、民間活力を生かすのか、指定管理であそこの場所でそのままやるのかも、それはどちらでもいといえばどちらでもいいのですけども、使っている方々が、やはりあそこのお湯がいいとなっているので、そういう、その場所とその温泉脈、そういうのも考慮した中で進めていただきたいなと思います。アップル温泉が赤字だからだめだろうと言ってることを言ってるのではないので、アップル温泉の赤字を解消して、長く続けていくためにやらなければいけないということで、赤字解消の取組は、温浴施設としては絶対できますので、そこをもうちょっと頑張っていただきたいなと思います。

町の答え 環境生活課長 村山德收

まずは現状、アップル温泉の泉質は皆さんに好評ではございますので、できる限り泉源、施設を維持しながら、あとは継続的に運営できるように、経営、努力、研究しながら、長く運営してまいりたいと考えてございますので、御理解のほどよろしくお願いします。───────────────────散 会 の 議 決───────────────────

出典:七飯町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月5日 議事録 PDF(41ページ) 間違いを知らせる