みんなの議会

厚沢部町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月9日

館地区の憩いの家の管理状況について

聞いた人
山田克哉 議員
答えた人
町長、建設水道課長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 山田

議長の許可をいただきましたので、これより一般質問をさせていただきたいと思います。今回、館地区の憩いの家の管理状況についての質問でございます。これは、令和7年度に、町内温泉施設の管理状況と今後の課題について所管事務調査等で行いました。上里ふれあい交流センターとうずら温泉については、チップボイラーの施設等の管理状況はおおむね良好でございました。しかしながら、館地区憩いの家は、運搬や乾燥等の手間が加わり、作業面やコスト面を考慮してチップボイラーは稼働しておらず、灯油ボイラーのみで使用しているという状況でございます。そこで、館地区憩いの家に関する今後の改修計画について、町長の所見を伺いたいと思います。1点目でございます。館地区憩いの家は昭和59年に新築され、もう既に41年が経過しております。今後、生チップを燃料として使用可能なボイラーを導入した新しい施設を建設するという考えはあるかどうかということ。もう一点は、2点目でございますが、地域振興方策として様々な状況を踏まえた結果、館地域振興センターも昭和52年に新築され、既にもう48年が経過しているところでございます。毎年、ところどころを修繕しながら管理しているという状況を管理人さんから聞いております。そこで、大変ハードな面ではございますが、館町の中心部に地域振興センターと温泉施設の複合型施設を建設する計画を、厚沢部町の総合計画として検討していただけないかということの、この2点を、町長の考えをお願いしたいと思います。

町の答え 町長

山田議員の館地区憩いの家管理状況についての質問であります。まず1点目の生チップを使用可能な新ボイラーの導入と新施設建設についての御質問であります。館地区憩いの家に設置しているチップボイラーは、平成22年に導入したものでありますが、町内における乾燥チップの供給体制が確保できなくなったことから、令和2年12月をもって稼働を停止し、現在は灯油ボイラーのみで運営しております。停止に至った主な理由は、乾燥チップを供給いただいていた町内の事業者が乾燥チップの製造を中止したこと、さらに、町内の他の施設で使用している生チップは、憩いの家のチップボイラーでは、チップ含水率が高いことによる発熱量の不足や、それに伴い機械、設備に負荷がかかり、安定稼働が困難な状況にあります。現状では、生チップの単価が令和元年に比べ約2倍に高騰しているほか、仮にボイラーを更新する場合は、ボイラー本体に加え、チップの保管施設の設備を含め、館地区憩いの家の大規模改修が必要となる見込みであり、総合的に判断し、現時点ではチップボイラーの更新は考えておりません。また、憩いの家の建て替えについては、築41年を経過しておりますが、管理人と連携し、必要な修繕は随時対応し、維持管理を行っているところです。大規模な改修などが必要となる場合には、地域の皆様の御意見を伺いながら今後の在り方を検討してまいります。次に、2点目の館町の中心部に地域振興センターと温泉施設の複合型施設を建設する計画を、町の総合計画として検討していただけないかについての御質問であります。館地域振興センターについても築48年が経過しており、憩いの家同様に管理人と連携しながら維持管理を行っており、町内活動や町の事業など、現時点では特に大きな支障もなく活用されていると思います。御提案の当センターと温泉施設との複合施設建設についてですが、憩いの家から館町中心部への布設管による引湯は、距離もあり難しい状況にあります。また、市街地に新たな温泉を掘削する場合は多額の費用が見込まれます。振興センターと温泉施設を兼ねた複合施設の建設については、次期総合計画の策定に合わせ、施設の状況、将来需要などを踏まえ、総合的に判断してまいります。

議員の質問 山田

御回答ありがとうございました。まず1点目でありますが、厚沢部町には、3か所の町所有の温泉施設がございます。上里温泉、うずら温泉、館温泉、そして、民間ではありますが、俄虫温泉を入れれば4か所ということの温泉施設になります。今回は、総務文教委員の所管事務調査に基づいて、私が、館地区憩いの家について気になった点がありましたので質問させていただきました。喫緊、どこの市町村でも、老朽化した施設の管理状況が大変な問題となっている状況でございます。館地区の憩いの家についても、建築されてからもう既に41年が経過していることから、施設管理を含め、大なり小なり、いつ機械が故障してもおかしくないという状況にあると思います。令和6年度の行政報告書を見ると、館地区憩いの家の稼働日数でございますが308日で、入浴者数は1万2,524名と、大変多くの方々が利用されている温泉施設であります。そこで、回答によれば、現状、生チップの単価が、令和元年度に比べて約2倍高騰していること。仮にボイラーを更新する場合は、ボイラー本体に加え、チップの保管施設を含め大規模改修が必要とされるため、現時点ではチップボイラーの更新は考えていないということでございました。そこで再質問に入るんですが、今の施設を維持しつつの運営になると思うんですが、万が一、1週間、2週間、あるいは1か月と、予測のつかないボイラーの故障に見舞われた際に、どのような対応を考えているのか。当然休業となることで、毎日温泉に来ていただいているお客様に対してどのような対処をするのか、1点ちょっとお聞きしたいと思います。

町の答え 建設水道課長

ただいまの山田議員からの、館の憩いの家が急遽使えなくなった場合の対応ということでございます。実際のところ、昨年もボイラーちょっとトラブルありまして、急遽休んだ経過とかも何日かございます。そういう場合につきましては、やはり、まず管理人さんのほうにお客様が来ますので、まず対応できないという貼り紙と、あと当然社協とかでデイサービスとかも行って使われているという実態もございますので、そういう関連施設には連絡をしております。ボイラーにつきましては、定期的に保守点検という形で、業者に入っていただいて点検をしてもらっております。ただ、やはり年数とかもたってしまうとトラブルとかも増えてきますので、そういう面については、適時保守点検を続けていっているということでございます。もし仮に、長期的にここが使えなくということになりますと、やはり、うずら温泉ですとかそういう形のところを、どうしても利用せざるを得ないのかなということになってしまいます。なので、そちらについての、一応サービスについては、高齢者の支援サービスであったり、館のほうにつきましては、利用者が結構高齢者の方が多い状況でありますので、そういうサービスを使いながら、ほかの温泉を利用していただくというような形にしかならないと思います。以上です。

議員の質問 山田

今言われたとおり、管理人さんに聞いたところ、やはり灯油のボイラーにしてからそんなに故障はなくなったということで、前はチップボイラーを使っていたらしいので結構な故障があったんですが、今の時点ではスムーズな状況で稼働しているということで、その点は大変いいことだなと思います。ぜひそのような事態に直面した場合でも、早めの対応をしていただきたいというふうに思います。それともう一点は、私もこの温泉を大変利用させていただいておりますが、管理人さんと幾つか話をした中で、やはり夏場行う草刈り業務については問題ないということですが、冬に雪が多い場合は、屋根の雪が大変なことになっていて、毎日、屋根に上がり1人で雪を下ろす作業があるそうでございます。私も何回か作業している様子を見たんですが、1人でやる業務としては大変だなというふうに思ったことがあります。たしか、3年前だったと思いますが、1月頃に毎日にように雪が降り続いて大変な年がございました。屋根から落ちた雪が、ホールあります、待合室。そこに大きな窓が3つか4つあるんですけれども、そこの窓が雪に埋もれるくらい、どうしようもない、真っ暗な事態になったことがありました。行政と相談をしまして、町内会、消防、あるいは地域の建設業者さんで、被害を防ぐために作業を行ったという経緯がございます。そこで、豪雪になった年の対策として、やはり1人で行う作業というのは大変危険を伴うものだと思います。そのような事態になったときの対応をどのように考えているかについてを、1点ちょっとお聞きしたいと思います。

町の答え 建設水道課長

ただいまの突発的な大雪等に対するような対策ということなんですけれども、館の憩いの家に限らず、大雪降った場合、ほかの所管の各課持っている施設、そういうところも大変な状況になります。簡易なものについては、職員が対応したりして下ろしたりすることがあるんですけれども、どうしても危険性が伴うような場合、基本的には、もし、高齢者事業団等で受けられるんであれば、そういう部分でお願いするようなこともできるかもしれないですけれども、事業団のほうについてもお年寄りなので、危険性が伴うということになってしまった場合、ある程度定期的に、ちょっと管理人さんから状況を確認しながら、職員、もしくは、そういう一般の人たちのちょっと危険性が伴うという場合については、業者等に雪下ろし発注して処理をするという形しか方法がないと思います。いろいろそういう3年前ですか、館の町内会の皆さんとかに、そういう形でちょっとボランティア的な形で対応していただいたというのは非常にありがたいことで、役場としても地域にいろんな施設あるもんですから、そういう形で少しでも手をつけていただけるんであれば非常にありがたいとは思っております。ただ、危険性も伴いますので、そういう部分には留意して行っていただきたいと思っております。以上です。

議員の質問 山田

ありがとうございました。ぜひ管理人さんと密に連携を取って対応していただきたいと思います。また、町内会や消防、あと関係機関、建設業者とかと、そういう体制づくりをつくっていただきたいと思います。それで、長年にわたってこの施設の管理をしてくださった管理人さん、真面目な管理人なんですが、今年3月、年度末ですね。来年の3月末で退職するということもありまして、今度来る管理人さんに対しても、働きやすい環境づくりをお願いしますということで常々言われております。1点目の最後になりますが、館地区のまちづくり座談会に要望として挙げられておりましたが、今ある施設の隣に駐車場があります。そこに新しい施設を造ってはどうかという要望がありました。これもまた大変な、町長も知っていると思うんですが、大変ハードな要望でありますが、この館憩いの家の温泉の泉質は、アルカリ単純泉で美肌の湯とも言われ、肌がつるつるになり湯冷めがなく、いろいろな効能があり、地域の方々はもちろんのこと、遠方からもたくさんの方々がこの温泉に来られるということをお聞きいたしました。私も要望として、新しい施設を造っていただきたいところではありますが、今ある施設を大事に維持して継続していただきたいと思います。これは要望ですので回答は要りません。それで、2点目でありますが、館町の中心部に、地域振興センターと温泉施設の複合施設を建設する計画を、町の総合計画として検討していただきたいということで質問させていただきました。1点目に関連しているということもありますが、こちらの地域振興センターも昭和52年に新築され、もう今年で48年が経過されているということであります。こちらの施設も老朽化により、毎年修繕しながら維持管理をしているという状況も管理人さんからお聞きいたしました。この一般質問を提出した次の日の12月3日の水曜日に、北海道新聞の記事に、森町の公民館が老朽化、耐震性に不安ということで、来年の3月に閉館するということの記事が載っておりました。こちらも複合施設の整備を急いでいるということで、今やどこの市町村を見ても、このような問題が山積しているということであります。1971年の建築ですから、もう既に50年以上たっている施設だと思います。そう遠くはない未来を見据えて、厚沢部町の次期総合計画に検討していただきたく、地域の振興策として、地域住民が安全で安心して暮らせるまちづくりを目指して、温泉施設と地域振興センターが一体化した複合施設を造ってはどうかということでございます。地域の方々が歩いて来られる範囲ということで、温泉に入って、サロンの場、集まりの場として利用できる施設。昨夜も大きな地震がございましたが、災害時には地域の皆様を不安にさせないように、住民避難所として活用できる施設。小型葬儀場として、30名から50名ほどで行える祭壇つきの部屋の活用。今テレビのコマーシャルでもありますが、小さなお葬式というのもありますので、今やこれからの時代、そういう時代。小さな、そんなにそんなに大きい葬儀は、これから先はないと思いますので、今後においてもいろいろな活用方法があると思います。大変ハードな計画でありますが、まちづくり座談会にも取り上げられていた案件なので、最後になりますが、町長の御見解をいただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

町の答え 町長

今、山田議員のほうから館地域振興センター、そして、それに併設した温泉施設等の総合的な施設の整備ということであります。新たな施設を造るということはとても大変なことでありまして、財源も必要だということであります。ただ、先ほども申し上げましたけれども、もう48年が経過しているということであります。次の総合計画、今の計画が5年目ということであります。10年たって、あと5年後に新たな計画ということでありますけれども、総合計画に乗せるか乗せないかではなくて、この施設が必要なのかどうかということも、やっぱり地域の人と、それから将来の町の見通し、そういうものも含めて検討していきたいというふうに思います。ただ、温泉施設をということになると、ボーリングをあの地域に掘れるのかと、ボーリングして。そういうこともありますし、今の憩いの家の場所が、恐らく、町で調査をしてあの場所が一番いい、泉源として、一番いいところに泉源があるということであの場所になったんだろうというふうに思っておりますので、実際温泉掘るとなると、また調査も必要だということでありますけれども、今の施設を、今現在では有効に活用いただいて、必要に応じて地域の皆さんと協議をしながら検討したいというふうに思います。

議員の質問 山田

町長ありがとうございました。ぜひ御検討いただきまして、お願い申し上げまして、一般質問を終了させたいと思います。どうもありがとうございました。

出典:厚沢部町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月9日 議事録 PDF(7ページ) 間違いを知らせる