七飯町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月4日
アフターコロナに向けて「七飯町空家等対策計画」の取組とまちづくりに対する考え方について
- 聞いた人
- 澤出明宏 議員
- 答えた人
- 環境生活課長 磯場嘉和、都市住宅課長 川島篤実、税務課長 広部美幸、政策推進課長 中村雄司、町長 中宮安一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 11番 澤出明宏
11番、澤出です。通告に従い質問させていただきます。アフターコロナに向けて「七飯町空家等対策計画」の取組とまちづくりに対する考え方について。緊急事態宣言に伴う国を挙げてのリモートワークへの取組促進は、日本人の働き方に劇的な変化をもたらし始めている。都市部では、雇用者も被用者もその多くがリモートワークへの体制を整え始め、将来的にはコロナ沈静化後もリモートワークへの取組を継続していくことが想定される。令和2年6月発表の内閣府調査によれば、調査回答者の約15%が地方移住に高い関心を示し、東京都在住の20代から30代の回答では、20%から30%が地方移住に関心を持つことが判明している。これまでの移住政策では、転職・仕事探しが最大のネックとなっていたが、アフターコロナにおいては、住環境・仕事場所探しがテーマとなっていくだろうと報告されている。他の各省庁の調査においても、今後は空き家に本来の機能を発揮させ、住まい・オフィスとして再生していくことが、まちづくりの中心課題になっていくとの示唆がなされている。そこで平成31年2月策定の七飯町空家等対策計画に基づき、以下の点を伺いたい。1、平成28年度の調査以降、行方不明の空き家所有者の調査等の取組状況について。2、空き家の所有者については、戸籍等との照合により、ある程度の事情が判明するものと思われるが、その後の所有者確定作業の進捗状況について。3、今後の空き家・空き地バンクの掲載物件数を含めたコンテンツの充実方法について、どのように取り組む予定か。4、土地の利活用促進のために、建物を解体した更地に対して、住宅用の土地に対する課税優遇を一定期間延長するような町独自の制度創設の可能性について。5、空き家対策と人口対策である、まち・ひと・しごと創生総合計画とを結びつけて政策を推進していくことが理想的であり、今後のまちづくりの要諦であると考えるが、人口の社会増・交流人口の増加対策について、町長の所見をお伺いしたい。以上、5点です。
町の答え 環境生活課長 磯場嘉和(環境生活課長は2021年12月まで)
1点目についてですが、平成27年5月に空家等対策の推進に関する特別措置法が施行され、七飯町では空き家等の実態調査を平成28年度に行いました。調査時点で空き家と推定される総数は497戸で、そのうち所有者等の住所が確認された328戸にアンケート調査を行い、64戸が管理不完全の状態がうかがわれる建物として抽出されました。その後、平成31年2月に策定した七飯町空家等対策計画では、周辺地域に悪影響を及ぼす倒壊の危険性がある空き家を重点に所有者等を調査し、令和元年度に4件、令和2年度に1件の除却費補助金を交付しているところでございます。- 4 -2点目についてですが、平成28年度に実施したアンケート調査でも空き家になった理由について、住んでいた人が死亡したためが33.1%で最も多く、転居したためが21.9%、相続により取得したが住む人がいないためが11.3%となっており、相続した建物がそのまま空き家となっているケースが多い状況にありました。通常空き家の所有者は、不動産登記簿などで確認できますが、適正な管理が行われないまま放置されている空き家の多くは、所有者が既に死亡されていて、相続登記がなされていないものや相続放棄がされていたりと、所有者の特定が難しい状況となっております。以上です。
町の答え 都市住宅課長 川島篤実
3点目について答弁いたします。初めに、七飯町の空き家・空き地バンク制度の趣旨としては、町内における空き家及び空き地の有効活用を通して、市街地の空洞化防止、景観及び防犯対策などを図るため平成24年度から実施、空き家等の活用促進を図っている状況にあります。周知方法については、平成24年度から、広報・町ホームページに掲載しております。また、平成31年2月に策定した七飯町空家等対策計画のアンケート結果では、町の空き家バンクや制度の認知度については、知らないとの回答が59.1%と多く、制度の周知が今後の課題と考え、平成31年度より広報・町ホームページのほかに関係課と連携し、ななえ空き家・空き地バンクなどについてのPR版を固定資産税納税通知書に同封し、周知拡大に努めているところでございます。御質問のアフターコロナに向けての今後の空き家・空き地バンク制度の掲載物件等を含めたコンテンツの充実方法の取組になりますが、町としては利活用できる空き家の建物所有者の方々に、1人でも多く空き家・空き地バンク制度を理解していただきながら、空き家掲載物件数を増やし、1軒でも多く空き家を利活用していただけることが結果として、空き家をなくすことになると考えておりますので御理解願います。
町の答え 税務課長 広部美幸(税務課長は2021年3月まで)
4点目について御答弁いたします。土地に対する固定資産税が課税される賦課期日である1月1日において、住宅やアパートなど人が居住するための家屋の敷地として利用されている土地につきましては、200平方メートルまでは小規模住宅用地となり、固定資産税が6分の1に軽減され、200平方メートルを超えた部分は一般住宅用地となり、固定資産税が3分の1に軽減される特例措置があります。家屋を解体した後は、この軽減がなくなりますが、家屋分の税収が課税されなくなることから、土地分の住宅用地の特例が外れても、トータルで大きく税額が変わる状況ではございません。しかし、近年、空き家を除去した場合、その後数年間は住宅用地特例分の固定資産税を減免するという条例や要綱を策定している自治体が出てきております。七飯町でもそのような制度が必要かどうか、今後、検討してまいりたいと思います。以上でございます。
町の答え 政策推進課長 中村雄司(政策推進課長は2021年12月まで)
5点目についてですが、人口減少が喫緊の大きな課題となっている中、七飯町としてはこれまでも子育て支援のほか、波及効果が大きいと思われる企業誘致、教育及び産業などの施策に取り組んできたところでございます。また、施策の積み重ねにより人口減少の進行を微減にとどめ、町民総数2万8,000人を維持しており、このことは七飯町まち・ひと・しごと創生総合戦略において検証され、一定の成果として現れていることと認識してございます。今後も引き続き住環境の整備、子育て支援、地場産業の育成及び企業誘致など、波及効果が期待される事務事業に取り組んでまいりますが、議員のおっしゃるとおり、空き家対策として利用可能な空き家や空き地を受け皿として活用しながら、人口の社会増・交流人口の増加対策に結びつけていくことも重要でございます。現在、住環境整備の一環として高速ネットワー- 5 -ク・光インターネットの整備を進めており、令和3年度末には高度無線環境整備推進事業を活用した光ケーブルの整備により、町内の光インターネット環境の充足率がほぼ100%となります。インターネット環境はリモートワークも含め、アフターコロナのまちづくりを進める上で、強みになると考えておりますので御理解願います。以上でございます。
議員の再質問 11番 澤出明宏
では再質問ということで1 問 目 か ら ま い り た い と 思 い ま す け れ ど も 、ちょっと質問の趣旨がずれてしまった部分が、こちらの不手際だと思うのですけれども、七飯町の空き家対策の計画というのは、どっちかというと特定空き家、いわゆる危険空き家ですね。そのままだと朽廃して、周囲に影響を及ぼすというものを中心にやられたという話ですので、話はちょっとつながりづらくなってしまうのですが、ただ、北海道のほうからの指導というか、北海道のほうでも同じそれに対する計画というか、ございまして、そらちの中には一般的な市場性のある住宅についても認定されておりますので、そういった意味でお伺いしていきたいなと思うのですけれども、特定空き家についても一応触れさせていただくとすれば、大沼あたりもそうなのですけれども、計画の中で見ると145件ある中で、危険空き家が三十何件でしたか、あるということで、実際、去年あたりも1件除却された事例を存じ上げておりまして、こちらもちょっと知り合いのところだったので、いつ除却されるかなと思いながら注視していたのですけれども、屋根も落ちていましたから。そういったところでちょっと小耳に挟んだところでは、所有者の状況というか、誰が所有者かとか、どこに住んでいるかとかというのは非常に分かりづらかったらしいのですね。そういった事例とかありますので、こちらのほうで例えば、この件に関して私そこの所有者存じ上げておりましたので、そういった身近なところにもそういうソースというか、情報を持っている人もいると思うのですよ。今、触れてなかったのですが、例えば自治会の会長さんですとか、民生委員の方々、地区回られて一生懸命頑張っていらっしゃいますし、あるいは議員もそうですよね。地区のことよく分かっていらっしゃるから議員になっていると思うので、そういったところにちょっと聞いてもらうと、案外と分からない所有者とか、だんだん分かってくるのかなという部分、そういったところもやっていらっしゃるかどうかというところをお聞きしたいのと、あとは、1番、2番含めてで結構なのですけれども、問題は固定資産というものになるわけで、そうすると、固定資産税というものがかかってくるということになりますよね。所有者が分からないと、なかなか固定資産税について徴収しづらい部分があって、実際、七飯町でもこの空き家の中で何件かはあるのではないかなと思うのですけれども、データでは見られませんので、もし確認できているところがあれば、そちらのほうの件数ですね。これ例えば死亡なさっている場合と、あるいは転居なさって、住基ネットでも分からない場合とかもあると思うのですよ。含めて、今現在把握なさっているそちらのほうの件数が、分かればちょっと教えていただきたいなと。あわせてそちらのほう、1点目、2点目同じで結構でございます。3点目につきまして、空き家バンクの利活用についてなのですけれども、今回ホームページリニューアルされて、非常に見やすくなったかなと私自身も思っております。従前に比べれば、わりかし温かい感じのホームページになりましたし、ぜひと町民の皆さんがもう1回見ていただければと思うのですけれども、そういった中でちょっと気になったことが、やっぱり物件のPR、こちらのほうに関しましてはちょっと見づらくなっていく、行くまでが結構分かりづらい部分があったりとかしますし、あわせてちょっと提案というか、お考えいただけないかなと思ってお聞きしたいのですけれども、ほかのスーモとか民間のものを見るとより見やすい内容になっていたりとか、ユーチューブ使ったりとか、近辺の状況とか分かるので、例えば東京にお住まいの方が北海道の例えば大沼なんか、私、住んでいますけれども、田舎ですけれども、そういう風景に憧れて移住される- 6 -方々とか、そういった方々にとって目で、ビジュアルで見て、動画、今、撮れるようになっています。町でもそういうシステムあると思いますので、ちょっとそういうのを貼りつけてみるとか、そういう誘導というか、企業努力ではないですけれども、そういう広告に対して努力も図っていただければなと。そういうところと、あとほかでも関係機関の中で大沼国際コンベンション協会ですとかと、商工会ですとか、そういったところにもホームページがあって、リンクを張っているのですけれども、張っている中で項目として不動産情報とかというのがなくて、べったりリンク張ってホームページ同士でトップページで動いている形になっているので、できれば大沼観光協会の大沼ップなんていう形のものは観光の情報もしているのですけれども、やっぱり住環境とかも大沼に来てくださいという形でアピールするようなことも観光協会としてはやっていくべきことかなと思っていまして、含めてもしできるのであれば、大沼ップあたりとか、そういったところも空き家バンクのほうにリークさせるとか、そういったところちょっと細かいことですけれども、やっていかれたほうが充実度が上がってくるかなと。あと、掲載件数も言及なさっていましたから、あまり深くは突っ込みませんけれども、全体で、物件数の中で空き家が3件、今現在掲載されて、私の見たところではそうだったのですけれども、3件って結構少ないと思うのですよね。ほかのところの町見ても、そんなに多くはないのですけれども、2万8,000人とおっしゃってそれ維持している中で、住宅の件数も1万何千件とありますので、そういった中で見ると3件という空き家の掲載数は少ないかなと。これについてはレインズって、民間のものもございますから、そういったところに不動産会社の方が登録なさって、それは企業努力で当たり前のことでありますから、やっていらっしゃって、流通の努力はなさっているのはよく存じ上げております。レインズって分かります。説明したほうがいいかな。不動産流通機構の要はネットワークシステムなのですけれども、それに専属専任媒介とか、そういった契約の場合に登録しなければならないというものが、不動産屋の場合は、そちら登録するシステムになっていて、それから漏れたものが空き家バンクに多分来ると思うのですよ。流通しづらいとか、不動産屋さんがなかなか魅力を発信できないとか、そういった形になっていると思うのですが、含めてまだまだ掘り起こし件数というのが出てくると思いますので、努力なさるともおっしゃっていただきましたので、ぜひとも掲載件数が少なくとも、増やしていかれるようなことを取り組んでいただければなと思っています。そちらのほうもお伺いしたいと思います。4番目、小規模住宅の優遇措置の延長についてなのですけれども、こちらについては御説明あったとおり、建物を壊してしまった場合に固定資産税が6倍になると。インターネットなんかでも書いてありまして、そういう課税になって、ただ、建物がなくなる分だけ建物のほうの固定資産税は課税されなくなるとおっしゃいまして、そういう考え方もあるでしょうけれども、もともと古い建物だと固定資産税がほとんどかかっていない場合があるので、一概にそうも言えないかなというのありまして、やっぱり土地を動かすというのはなかなか一大決心が必要なことですし、難しいところではあると思うのですが、そういう税制優遇があるかどうかで、かなり流通志向が変わってくるかなという部分ありまして、なおかつ七飯町の場合、先般のアンケートの中で41%ぐらいの方が、できるなら売却するか貸したいという意向がたしか出ていたと思うのですよね。そういったこともありますので、なるべくそういうサポートを町のほうでも、ほかの自治体でもいろいろなところでそういう税制措置やっていますので、お考えいただきたいということと、こっちは法律的にできるのかどうかということ、また問題になると思いますので、その辺の確認もできればなと思いまして、法的にもしできるのであれば、可能性があるとすればお教えいただければなと思います。最後5点目のところですけれども、まち・ひと・しごと創生総合戦略との兼ね合いの部分ですけれども、こちらのほうちょっと入り口が空き家- 7 -対策ということで、つなぎ方が何か変になっているような感じもあるのですが、なぜこんなことを言うかというと、やっぱり七飯町自体のデータ見ると、2万8,000人から何とか維持して、それは皆さん町職員の方々、それから町のいろいろな町内会の役員の方々のいろいろな動きとかで、七飯町に住みたいと思っていらっしゃる方が、ずっと維持していただいているということだと思うのですけれども、空き家がこんなような状態になっていくと、流通しないと新規で住宅着工というのは難しかったりとかするので、特にアフターコロナにおいては、都市部から何とかそういう流動人口とかの交流人口を取り込むという中では、空き家をうまく活用していってほしいなというところありまして、たまたま、まち・ひと・しごと創生総合戦略のコンテンツの中にも空き家対策というのが入っていますので、いろいろな補助金があったりとか、各種そちらの資料ですけれども、例えば移住・定住政策の好事例集ですとか、これネットで取れるわけですが、地方公共団体の空き家対策の取組事例ですとか、いろいろなものを見ていると、自治体ごとにかなりな工夫をなさって取り込みを図っているのかなというところが見えます。含めて、私、住んでいる大沼町といったら、また、こっちの話になってしまうのかということになるのですけれども、今現在、大沼町、約2,000人の人口です。10年前が2,400人かな、これ七飯町の縮図かなと思うのです。高齢化も進んできていますし、特に大沼地区だんだん75歳以上とか増えてきまして、うちの前の家も2件空き家になってしまって、大沼の中心地ですよ。公園通りですけれども、そういった形でなってくる中でちょっと気になっていたのが、前回大沼活性化ビジョンというのを1回目の質問のときさせていただいた際に、こういったお答えいただいたのですけれども、七飯町全町平等に全部扱って政策を推進していくと。もちろんおっしゃるとおり、それは正しいことだと私も思います。思いますが、やっぱり地区ごとの属性とかいろいろありまして、アフターコロナにおいては、特に大沼地区疲弊しております。産業だんだん空洞化しそうになっていますし、店舗は閉鎖しますし、そういった形でお恥ずかしい話で、うちも商売やっていますけれども、はっきり言って商売になっていません。そういった状態続くと、商店もなくなり、ホテルも撤退しというふうに進んでいく可能性も出てきます。そういった形の中で考えると、やっぱり全体にやることは大事ですが、政策は戦略があって政策につながっていくものだと思いますので、こういう困窮した状態の地区に関しては、ちょっと変わった取組というか、特化した取組も必要かなと思いますので、よくよく大沼の状況を見ていただいて、各地区大沼だけではないですよ。鶴野とかも人口減っていますし、いろいろなところがありますけれども、全体にマクロで見るよりもミクロで目を捉えていただいて、適宜そういう施策を打っていただければなというふうに考える部分ございますので、含めて質問させていただきました。例としては、山梨県の富士川町なんていうところはおもしろいことをやっていまして、中山間部の定住者については25万円の補助金を出すとか、あとは5年間固定資産税を免除するとか、いろいろ規定の制約はあるのですけれども、そういったことを町独自でやっていらっしゃるようなところもありますし、こういった事例の中に先ほどちょっとお見せした移住・定住政策のほうの事例の中にもいろいろおもしろいというか、興味深い案件が出ていますので、もう御覧になったと思うのですけれども、もう1度御確認いただいて、七飯町の政策の中に何か取り込めることがないか、そういったところも含めてお考えいただければなと思いまして、その辺のところを含めて御質問いたします。以上です。
町の答え 環境生活課長 磯場嘉和(環境生活課長は2021年12月まで)
それでは再質問にお答えしてまいりたいと思います。議員おっしゃるとおり、空き家の所有者を探すのが非常に困難というか、そこが空き家になってしばらくたっていると誰も構わないというか、そこの近所の人に聞いてもなかなか分からないとい- 8 -うことが多くて、大変困っているところでございます。うちのほうでも、近所の人に聞いたり、それから町内会の人に聞いたりという形で、誰がそこのゆかりのある人を知りませんかというような形で聞いて、そこから追っていくような感じで調べているところです。相続人が分かるのですけれども、今度その人たちにお手紙を出しても相続登記までいくまでというのが、また、相続人の中で話がまとまらないと、なかなかそこまでも行かないというのもありまして、結構、時間がかかって解体までいろいろと苦労しているところもあるところです。そういうふうにならないようにということで、日頃から近所付き合いというわけではないのでしょうけれども、町内会の方々とうちのほうもコンタクトをとって、危険な空き家になりそうなところを目をつけておいて、重点的にその辺は、そういうふうに最後ならないようにというところで予防的なものをしていかなければならないのかなと思っているところです。また、戸数の件でしたけれども、当時の調査のときに64戸ありまして、その後、先ほど言った補助制度を使って5件ぐらい壊れて、また自らも壊してくれたというところもありましたので、令和2年の12月現在で町全体で56件程度という形になっていまして、税のほうとちょっと確認したところ大体半分くらいは所有者は分かってはいるのですけれども、あと半分はなかなか追っかけていけないというようなところで、まずは周辺に悪影響を及ぼすところから手をつけていきたいなということ、ちょっと時間はかかるのですけれども、何とかそういう空き家・危険空き家の解消に向けて努力していきたいと思っておりますので、御理解のほどよろしくお願いします。以上です。
町の答え 税務課長 広部美幸(税務課長は2021年3月まで)
それでは、4問目の再答弁についてお答えいたします。家屋につきましては、1戸建ての木造住宅であれば耐用年数が22年でございまして、耐用年数が経過した後の家屋は、最終的には新築時の評価額の20%が据え置きとなり、取り壊すまで評価額は存在しております。家屋の場合、課税標準額が20万円未満でございますと、免税点未満となり課税されませんが、20万円以上ございますと、住めない状況の空き家であっても課税されることとなっており、その敷地に対しては住宅用地の特例が適用となっております。家屋を取り壊しますと、家屋分の固定資産税がかからなくなりますが、土地分の住宅用地の特例が外れることになります。その場合、一気に6倍まで上がるわけではございませんで、評価額の70%を課税標準額とする土地に対する税負担の調整措置が適用されますので、最高でも4.2倍となっております。その場合、総体的に固定資産税が高くなる方と安くなる方、それぞれの場合がございますので、一概に固定資産税が高くなるとは言えませんが、土地の利活用のために建物を取り壊した更地に対して、一定期間空き家である家屋を取り壊した場合の敷地に対しても町独自で減免できる制度が必要かどうか、他の自治体の状況を参考にしながら検討してみたいと思います。また、1問目・2問目の固定資産税の納付書に関しまして、ちょっと関連がございましたので、答弁させていただきます。例年5月上旬に固定資産税の納付書を発送しておりまして、1万5,000件ほどの発送件数のうち、居所不明で200件から300件ほど戻ってまいります。その後、住民票や戸籍調査を行い、新しい住所地や相続人が判明しておりますけれども、相続人がいなかったり、相続放棄などによってどうしても判明しない方がおられます。例年、送付先が判明しないことにより、公示送達という手法で納付書が発送したとみなされる手法をとっている方々が約100件前後あります。この公示送達の件数が空き家となっている方というわけではございませんで、あくまでも固定資産税の納税義務者の件数ということでございます。近年、所有者が不明な土地や空き家が全国的に増加しておりまして、生活環境面においても様々な問題が生じております。そこで国では、固定資- 9 -産税の課税上の問題に対応するために、令和2年度の税制改正において、相続人がいる場合は登記簿上の所有者が死亡し、登記が完了するまでの間、相続人は氏名や住所や必要な事項を申告させることができるというふうになりました。また、調査を尽くしても固定資産税の所有者が1人も明らかとならない場合は、その場合で使用者がいる場合は、使用者を所有者とみなして固定資産税台帳に登録し、固定資産税を課することができることとしました。七飯町においても令和2年第1回定例会におきまして、関係する条例の改正を議決いただきました。近隣市町ともどのように運用していくのかを現在協議しておりまして、今後は運用に向けて取り組む予定となっておりますので御理解願います。
町の答え 都市住宅課長 川島篤実
御質問の今ホームページに登録されている3件についてですけれども、それ昨年度までのあれで、今、ちょうど今年度分の最初のほう調査していて、予定なのですけれども、1件昨年成約されて、登録件数としては2件になっております。また、ホームページ、ほかの観光協会とかその分の掘り起こしについては、今後、関係するホームページにリンクできるような仕組みを協議しながら、幅広く空き家情報を周知できるように、少なくとも町としては1件でも多く空き家の登載物件を増やして、一つでも多く空き家を利用してもらえるような仕組みを努力していきたいと思いますので、御理解のほどお願いします。
町の答え 政策推進課長 中村雄司(政策推進課長は2021年12月まで)
それでは、私のほうから5点目につきまして、再答弁させていただきたいと思います。まず、コロナ禍の中で、環境がなかなか難しいということでのお話がございました。七飯町としても存じ上げているところでございます。大沼に限ってということでは、なかなか公平性を担保した中でやるということは、正直難しいと言うところでございます。町全体で取り組んでいかなければならないということでございます。ただ、ほかの自治体の例なんかを見ますと、地域にとって補正をすることによって公平性を保っているような事例もございますので、そういった部分は検討していく余地といいますか、可能性があるのかなというふうに思いますので、他の自治体の事例を参考にしながら、検討していければなというふうに思います。ただ、空き家につきまして個人の資産でございますので、町が補助金を支出するだとかそういったものというのは、なかなかハードルが高いというふうには認識をしております。慎重な検討が必要なのかなというふうに思ってございます。あと、今回、アフターコロナということで、今後の移住の話では、私のほうで答弁させていただきましたが、こちらの趣旨というのが実は首都圏からの移住に関しまして、今までであれば北海道のほうの事業をしているのですけれども、補助事業がございました。首都圏に5年間住んでおられる方が、例えば七飯町のほうに引っ越しされて就業される。そういった場合は、単身であれば60万円の補助金だとかというのが出ていたのですが、今回コロナを契機にリモートワークが多くなるというところで、東京の職場にいながらも七飯のほうに住所を動かして、引き続き住まわれる方々にも補助金の制度が拡充されるような動きがございます。そういった意味では、リモートワークが今後、広がっていくというふうな思いもございますので、そういった部分情報を把握しながら、また移住を進めていきたいなというふうに思ってございます。以上でございます。
議員の再質問 11番 澤出明宏
いろいろお答えいただきまして、ありがとうございます。公示送達100件ということで、多いか少ないかはちょっとデータ分かりませんのであれなのですけれども、おっしゃるとおり、なかなか国の制度としても難しいところだと思います。徴収できないのが全国的に発生していますので、七飯町に限ったことではないと思います。多分、努力もなさって附票を取り寄せたりとかいろいろ手間もあるのだと思います。それもやっていらっしゃるの- 10 -だと思います。今後のところですけれども、この公示送達100件、送って、それで一応通達はした、到達はしているという建前なのが公示送達だと思うのですけれども、そこからは進まないので、国がもし何かそういったところで法律とか変更あって、今の現状だと不在者財産管理制度とかそういった制度でやるというのもあるのですけれども、どうしても費用がかなりかかるもので、代理人立てたりとかしないとならないから不備があるところですけれども、だんだんいろいろな方面からそういう要望とか上がってきて、国も変えていかれると思うのですよ。そういったときに、いの一番で七飯町はそういった固定資産税が取れないという状況が、なるべく少なくなるような方策をとっていっていただきたいと思いますので、含めて、もうこの件は了解しましたので、質問はそれ以上ではないので、頑張っていらっしゃるのよく分かりましたので、1番、2番はそれで結構です。3番目の取り組むという姿勢も見えましたので、これ以上のところはないのですが、やっぱり先ほど述べましたように、いろいろな各関係とのリンクの張り合いとか、お金がかからない方法はいろいろあると思います。その辺も含めてやっていただければなというふうに思います。最終的には5番なのですけれども、5番のところが一番身につまされるところでございまして、七飯町のほうは総合計画のほうでも財政関係のところが逼迫が、今後予想されるということも記載されていまして、非常に我々も心痛むところなのですけれども、例えばの話、先ほどの総合戦略の中の成功事例にも書いてあるのですけれども、ソーシャルインパクトボンドですとか、ソーシャルインパクトボンドというのは民間の活力を利用して成果主義で費用が発生して、財政を圧迫しないやり方ということで、イギリスで発生した行政の資金調達方法なのですけれども、そちらのほういろいろ研究されているから、理事者の方々も多分資料見られたこともあると思うのですけれども、例えば、空き家バンクとかこういうものに関しても、民間のそういう活力を利用して件数を増やすとかそういう方策もありますし、これに限らずソーシャルインパクトボンドというのは、オンデマンドバスとかそういったところにも広がりが出てくるので、研究の余地はないかなというところをまずあわせてお聞きしたかったのと、それと計画の中にもありますけれども、今、大中山地域に関しては10年間の推移見ても大体1万3,000人から4,000人ぐらいの推移、七飯町本町も同じくらいの推移、大沼がさっき申しましたけれども、2,400人から2,000人に10年間で減ってしまって、20%減なのですね。そういった形で当てはめてみると、本町地区は今度市街化区域の中でコンパクトシティ構想、多分、まちよくなっていくと思います。そういう形でなっていくと思います。大中山地区は函館に近いので、かなり大中山・大川に関しては人口は変わらないので推移するのかなと、利便性もあります。先ほど、推進課長のほうからもお話ありましたけれども、藤城もそうですね、藤城も町長、一生懸命頑張っていただいて、道の駅とかで、どんどん推進していこうという動きになっています。残るは大沼地区なのですよね。ここのところ、せめて箱物つくるとかでは無理だと思うのですけれども、空き家うまく利活用していただいて今145件あるのですよ、空き家が。それは民間のものですから、動かせるのはなかなか難しいかもしれませんけれども、もし望むらくは政策の中でコンパクトシティ構想があって、函館のベッドタウンがあって、道の駅で新北斗とアクセスの拠点があって、もう一つが大沼という観光地、拠点ですよね。七飯町の場合、ずっと農業と観光これダブルパワーで何十年もやってきているはずなのですが、ここ十数年ずっと大沼低迷していまして、何かどこかでてこ入れしないと、せっかく飛行機の両翼にエンジンがついているわけですよね。七飯町という観光と農業、ほかにもいろいろ頑張っていらっしゃる産業もあります。もちろんですけれども、大きいところで言うと、その二つが上げられると思うのですよ。観光のエンジンである大沼を再度火つける意味でも、財源の安定飛行のために- 11 -も、てこ入れしていただく方策としてこの空き家対策ぜひとも、私達の仲間がほしいです。2,000人から今度本当に20%減ったら、10年後には1,600人、もっと減っていけば1,000人は間違いない。それではコミュニティーも、これ大沼だけではないですよ。もちろん。いろいろな各地区がありますけれども、含めてやっぱり平等だけではできない部分もあると思いますので、戦略の部分で先ほどもおっしゃっていただきましたけれども、てこ入れすることについて、空き家対策もう1度お答えいただければなと思いまして、こちら、まち・ひと・しごと含めて、町長の所見お伺いできればと思うのです。以上です。
町の答え 町長 中宮安一(町長は2021年12月まで)
やはり地域ごとにというのも、よく分かる話です。それぞれ地域の特性ありますので、そういう意味からすれば大沼地区、私はこのアフターコロナということを見据えれば、全く収束するというのはなかなか難しい話でしょうから、そういう意味ではまた大沼の観光ということは、非常にコロナに対するリスク低いのですね、実は。ですから、そういったことを少し生かしながら、ワーケーション、あるいは大沼で働きながら暮らしもしていくという、そういったことももっともっと検討する余地というのは随分あろうかというふうに思うのですね。それともう一つ、今、観光と農業という話も出ました。そういう意味では、大沼にトマトを得意にしていたと言ったら過去形になってしまうのでしょうか、今、あまりお話聞いていませんけれども、そういった方がまだいらっしゃいますので、空き家に移住してもらってトマトをハウスでつくって、年中トマトを出荷できるようなそういうこともできないのかなということは、ちょっと私ども思っているのですね、実はね。道内でも例があるのです。まちの名前、忘れましたけれども、そういったことも取り入れながら産業と結びつけていく。観光ばかりでなくて、確かに観光地でやってきたまちで、大沼地区でありますけれども、そればかりではなくて、今、アプレという工場もありますけれども、あんな形のトマト版みたいなものをぜひできないものかなということで、もう少し力を込めて研究してまいりたい。ですから、それぞれの地域地域の特性というものをよく捉えながら、単発的に七飯町全体がこうだからということではなくて、各地域の特性というものをよく見極めながら、その地域に合った発展の仕方というものをしっかり見つめ直す、それがまた今回コロナから学んだことの一つなのかなと私は気がしておりますので、ぜひそういったことで大沼の活性化について考えてまいりたいというふうに思いますので、御理解を賜りたいと存じます。以上でございます。
議員の再質問 11番 澤出明宏
町長からお話をいただきまして、ありがとうございます。ただ、ソーシャルインパクトボンドとかの研究についての点について、ちょっと答弁漏れかと思いましたので、もしいただければと思います。
町の答え 政策推進課長 中村雄司(政策推進課長は2021年12月まで)
ソーシャルインパクトボンド、詳しく私は存じ上げてございませんが、そういった部分につきましても今後勉強させていただきたいというふうに思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。以上でございます。
議員の再質問 11番 澤出明宏
今、勉強がまだまだ進んでいらっしゃらないということなのですけれども、いろいろなホームページも各行政機関で出ていますし、七飯町でもやっぱり財源不足というところの解消のために、民間の活力を利用するということで、例えば前回の質問の中でも昆布館ですとか、町長も答弁なさっていらっしゃいましたけれども、昆布館の利活用とか、要はPPPとかPFIとかといういろいろな手法が出てきていまして、行政独自だけでできる分野というのはだんだん圧迫されていくものですから、やっぱり七飯町2万8,000人抱える大きい町ですから、北海道2番目にでかい町ですので、何かそういう先鞭- 12 -をつけながらこんなことをやったのだというふうにやっていく中でも、行政の財源を圧迫しない方法なるべく軽減化する方法、民間に委ねる方法、投げっぱなしでなく当然成果を求めて、それに対する支払いをしていく方法ですから、ちょっと研究していただければなと思いますので、含めてもう1度御答弁いただければと。
町の答え 政策推進課長 中村雄司(政策推進課長は2021年12月まで)
これまでの町の事業のスタイルだけにとらわれず、そういった新しい仕事というか、多面的な部分でも研究させていただきたいというふうに思います。単に町が補助金を出すだとか、施設整備するに当たり単に町が建設とかということではなくて、民間の活力も活用した中で事業を進めることで、町財政に極力かからない形というもので今後進めてまいりたいなというふうに思ってございますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。以上でございます。