長万部町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月15日
駅前のにぎわい創出をどう考える
- 聞いた人
- 柏倉恵里子 議員
- 答えた人
- 町長 木幡正志
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 9番 柏倉恵里子
私は1点質問します。駅前のにぎわい創出をどう考える。新幹線長万部駅のコンセプトが「湯けむり香る噴火湾、人と時代の交差点」と決まり、今後このコンセプトをベースに、鉄道・運輸機構が駅のデザインの素案を作成し、長万部町に示される事になります。庁舎内でも新幹線推進課、まちづくり推進課が中心となり、いろいろな事が検討されていくことになると思いますが、この駅が単に通過駅にならないための方策を考えなければなりません。既存の町の施設も老朽化していることから、複合施設を駅の近くにという声もあがっています。何より今、屋内の子ども達の遊び場がなく、他町に出かけている状況です。天候が悪くても子ども達の遊べる場所がほしいのと、高齢者の体力づくりを兼ね備えた施設、例えばジムのような施設が必要だと思います。また、「湯けむり香る」との言葉から、駅の中に温泉の香りが漂う足湯なども視野に入ってきます。噴火湾が一望できる展望台なども作ってはいかがでしょうか。新たな観光を作り出す絶好の機会です。また、新幹線は駅舎の3階部分を走り、長万部町は新函館北斗駅から札幌駅までで一番長い明かり区間となります。新幹線からも噴火湾が見渡せるような駅舎の設計にできたら素敵だなと思います。町長の考えを伺います。〔議員(9番 柏倉恵里子)自席へ〕
町の答え 町長 木幡正志
駅前のにぎわい創出をどう考える。これにご回答申し上げます。まちづくりの方向性としても大変重要と認識をしているところであり、昨年3月に策定した長万部都市計画マスタープランにおいても、現在の長万部駅に「駅前にぎわい拠点」と、新しく整備される高砂町側の新幹線長万部駅の位置に「駅西新駅前拠点」を整備する方針となっております。まず、行政が設置する都市施設について、現在の長万部駅前に、バスやタクシーなどの二次交通の拠点となる新たな駅前広場と、広域的な観光拠点となる「まちの駅」の整備を検討しており、さらに民間商業施設の誘致も視野に、土地区画整理事業の検討も進めているところであります。また、新幹線長万部駅ができる高砂町側は、新幹線高架下に滞留空間、駐車場を整備する予定であり、さらに自由通路により東西市街地を接続する計画であります。滞留空間は、災害時等の避難場所を想定しておりますが、雨風や寒さをしのげる空間となることから、平時にもどういった利用方法がよいのか、広さや設備についても今後検討してまいりたいと考えているところであります。さらに鉄道施設については、ご質問のとおり1月31日に、長万部高校生が運営と進行を担当した新幹線駅デザイン検討委員会から新幹線駅デザインコンセプトについて答申を受け、今月2日に鉄道・運輸機構に要望してきたところであり、その付帯意見には「噴火湾を望む誰もが楽しめる展望台の設置」が付されているところであります。今後、鉄道運輸機構から具体的なデザインの選定依頼が見込まれますが、その際にも高校生を中心とした検討委員会で検討してまいりたいと考えております。町としては、これら長万部駅を中心に駅前の都市施設の整備や民間商業施設の誘致、町民の想いを込めた駅舎デザインによってにぎわいを創出し、まちの魅力・回遊性、そして地域の活力を高め、災害に強く持続可能なまちづくりを進めてまいります。以上です。〔町長(木幡正志)自席へ〕
議員の再質問 9番 柏倉恵里子
何点か再質問させていただきます。まず、コンセプトを決めるにあたりご努力をいただいた新幹線駅デザイン検討委員会のみなさまに心から感謝を申し上げます。とても素敵なコンセプトだと思っております。また、「噴火湾を望む誰もが楽しめる展望台の設置」という意見が付されていたとのことですが、それは私も全く同感であります。そしてさらに望めば、新幹線の乗客からも噴火湾を望めるような、そういう駅舎のデザインにしていただけないかなと思うのですけれども。こういう意見、今まで聞いているお話だと3案くらいデザインがくるのかなと思うのですけれども、そういう外が見える景色の駅舎のデザインというのは実際には可能なんでしょうか。
町の答え 町長 木幡正志
機構の方で、設計の、今回のデザインコンセプトを受けて、その3案の中からですね、さらに選定をしたうえで設計に活かしてくれるという話で。来年の春にはデザイン案ができあがってくるのかなと思っております。それらをひとつ楽しみにして、中間で報告があるのかどうかは別として、可能な限り希望の持てる駅舎にしてほしいということをお願いをしてきてあります。
議員の再質問 9番 柏倉恵里子
まず、駅舎の件はわかりました。ただ駅舎についても、多分私だけではなく多分ここにいらっしゃる議員のみなさまもそれぞれに思い描いている駅舎のデザインというものがあると思うんですけれど。この答弁では、高校生を中心とした検討委員会がまた新たに立ち上がるのかなと思うんですけれども。なかなか私たちの意見が、意見として取り上げられてそこにいくのは難しいことなのかなと思っております。それでなかなか語る機会もないんですけれども、議員の個々の意見を聞いていただく場なども設けていただければなと思うんですけど、そういうことは可能でしょうか。
町の答え 町長 木幡正志
可能であります。当然今度提案されてくる3案というのは固定化された3案なので、それのABCどちらを選びますかという選択をしていくわけなので。長万部町の選択委員会を開催すると同時に、町民のみなさまにもお見せしながら、どういったデザインが有効で長万部にぴったりあった駅舎のデザインなのかなということは、それは選択権のあるときに実際に目にする事ができるとそう思っております。
議員の再質問 9番 柏倉恵里子
わかりました。私もその3案できてくるのをすごく楽しみにしております。まず、質問の中で、私が一番欲しいのは子どもの遊び場という事でして、今の答弁の中には滞留空間というお話が出てきております。この滞留空間に実際子どもの遊び場を作るという事はまず可能なのか、広さも設備についても今後検討していくということなので、まだ全然決まってない状況で、広さを答えるのはちょっと無理なのかなとも思うんですけども、どのくらいというのは見当はついてるのでしょうか。
町の答え 町長 木幡正志
広さについては設計段階にこれから入っていくので、その段階で。3月の2日に長万部町の方から駅舎の中でこういうひとつの施設の利用を考えていただきたいということで、3案提示させていただきました。1つは、資料館に展示してある鉄道村を長万部の新幹線駅に展示室を作っていただきたい。2つ目は、交流施設として、キッズルームや人の交流広場を一つ設置してくれたらありがたいと。3つ目には、渡島・檜山・後志・胆振、近隣の広報室のような形で一つスペースを用意していただきたいということで、この3案は機構の方に3月2日直接お願いをしてあります。
議員の再質問 9番 柏倉恵里子
今、キッズという言葉が入っていたので、それが遊び場になるのかどうなるのかわからないんですけど。私が思っているのは、これは私の希望というか、なんですけれども、ただ単に滑り台があればいいとか、あつまんべにあるような木育ができるようなそういう遊び場があればいいとかっていうことではなくて、ちゃんとした、本当にちゃんとした遊び場、例えばデザインも子どもの遊び場に長けているそういうデザインを、いろんな町村で作っているものの中でこういうのがいいなと思う、そういうデザインをする方に是非お願いしていただいて。これは今後何十年も使っていく遊び場となるものですから、簡単に遊具だけを設置すればいいという遊び場ではだめなんですよ。これから長く、生まれてくる子どもたちがどんどん成長していく中で、特に考えるのは小学校低学年までの子どもたちが遊べる場所というのが非常に重要になってくる。大きくなると子どもたちは自分たちで遊びを見つけ、自分たちの遊びをする。また家でも遊べるからいいんですけど。やはり小さい子どもたちを抱える親は、どこかでこの子どもたちが遊びたい思いを発散させなければならない。これが天候が悪い日が続くと、ずっと家にいなければならないというこの状況が大変なんですよ。それなので発散できるような、考えられた、本当に考えられたデザイン性のある子どもたちの機能性がとてもよい、そういう遊び場を考えてほしいということです。そして、いろんな新幹線の駅、私たちも視察してまいりました。でも新幹線に乗るだけの駅では、まったく人通りがなかったりとか、そういう寂しいところも実は見てきております。そういう駅には絶対したくないという思いがあり、その子どもたちの遊び場が近くにあれば、子どもがいるところ親も必ず、大人も必ずいるわけですので、そういうところのにぎわい創出にも一役買うのかなというふうに思っておりますので、そういう段階の考え方の子どもの遊び場というのを考えていただきたいと思うのですけど、いかがでしょうか。
町の答え 町長 木幡正志
ただ新幹線の駅というのは、そこを運営していくのはJR北海道なんです。だからJR北海道との協議の中で、どの程度までそのスペースが取れて、駅としての機能を果たしながら人の交流もときにはできるような、そういう施設にしてほしいということの要望だけはあげてきている。ただその結果が「いいですよ」って返事ではない。あくまでも要望なんで。駅としての機能はあくまでもそれを尊重しなければいけないということで。ただ、遊び場の提供のような形だけで予定通りの平米が取れるかどうかというのは、ちょっと国のお金でやることなので、今の段階では約束ごととして、このくらいの広さで、こういうものが付くんですよという話については、今の段階で「はいそうですね」という話にはならないと思うので、今後ここ1年のデザインの幅の中で、できればこういう要望もありますよという事をお願いしていく立場で、先方さんに鉄道・運輸機構のほうにお話をさせていければと思っております。
議員の再質問 9番 柏倉恵里子
確かに駅ナカに作るということは非常に難しいことなのかなというのは思います。でももしそれが無理であれば、ほんとに駅の近くにそういう施設が誕生することを切に希望したいと思います。それで私もなかなか、こういう駅にしたいという思いがあっても、夢物語みたいな形になってしまうんですけれども。先ほど言ったように、新幹線からこの綺麗な噴火湾が一望できるような形の駅舎があって、子どものにぎわいがあって、そして、東西の通路ができるわけですから当然人の出入りもたくさんあると思います。まして、そこに商業施設が誘致して来ていただけるなんていうことになったら、ほんとにそこにもう駅前のにぎわいが創出されるのかなと思うので、そこはとても楽しみにこれからしていきたいなと思います。それで、今まで町長二期務められて、こういう駅にしたいという町長の思いを聞いたことがないんですね。町長は、検討委員会にも任せているし、自分が意見を言うと、意見誘導になるという形で、なかなかご自身の思いを語られてこなかったところなんですね。でも、実はこういう駅にしたいんだという町長の思いはあると思うんですよ。それをぜひお聞かせください。
町の答え 町長 木幡正志
発言というのは本当に誘導してしまいますので、一回発言しちゃうとそれに意見が固まってくる可能性があるので、広くやはり意見をいただいて町民の思いのこもった物を作るということについては、たくさんの意見をいただくためには、やはり意見誘導をしないというのが現実なんですね。今の駅舎の関係については、やっぱり3階建ての駅になって、既存の列車、特急は1階なんです。特急が1階に着いて、3階に新幹線。その誘導路線というのが2階にあって3階に登っていくという。こういう路線の駅なんで、かなり特殊な駅の使い方になるのかなという話もいただいておりますので。そこら辺のことを勘案したら、やっぱり3階は眺望のいい景色の見えるそういった展望にしていただきたいという話は、運輸機構の方には話をさせていただいて、できるだけ北海道の雄大な景色をぜひ見れる駅を3階に作っていただきたいという話は、鉄道・運輸機構のほうには届けてありますので。ただ、駅の機能をどうするかということについて、これはやっぱり本来は、今回の設計もJR北海道がやる予定だったんだけども、JR北海道ではなく、直接、鉄道・運輸機構が設計をするという、基幹駅としての機能を果たせる駅にしたいということで、運輸機構が今回設計をするという形になりますので。そこら辺のところは機構さんも何回も現場を見ながら試行錯誤、これから一本一本線を引いてく。また今、新たに自由通路のCGもできあがってきたので、それらも含めて一回報告会をやりたいということでお話をするような機会を作りたいと思ってますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。
議員の再質問 9番 柏倉恵里子
最後にしようと思ったんですけど、もう1問すみません。やっぱり町長の意見が聞けなかったので、もう1問聞きます。鉄道村の資料館という話があったのですけど、やっぱりこのコンセプトから言っても、「人と時代の交差点」ですか、ここから思い巡らすと、国鉄時代のものから今に至るまでの歴史的なものがわかるような形のものにしたいのかなというのがあるんですけれども。そこら辺もやっぱり配慮した鉄道の資料館ということになるんですかね。
町の答え 町長 木幡正志
長万部、国鉄の町として栄えてきて、そして衰退もしたけれども、新たにまた新幹線で蘇ってくる。その蘇りの中で貴重な資料が資料館には残されてる。鉄道村の資料。これ鉄道・運輸機構も視察をしていきました。見てます。我々もその教育委員会に資料残してある、展示品の資料のリストも全部揃えてありますので、それらも出してですね、やっぱり長万部の歴史というのは鉄道だよなっていう、それらを後世に伝えていくために、あのスポットにあるものをすべて新しい新幹線の駅舎の中でたくさんの方に見ていただきたいし、中にあるものを大事に展示を重ねていけるようなスタイルにしていきたいと思って、鉄道村の設置については第一に要望してきておりますのでよろしくお願いしたいと思います。