みんなの議会

知内町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月26日

子どもたちの安全と教育環境の改善について

聞いた人
成澤五郎 議員
答えた人
教育長 堂下則昭、町長 西山和夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 1番 成澤五郎

質問事項、子どもたちの安全と教育環境の改善についてであります。質問の趣旨です。令和元年第4回定例会において、今回と同様の主旨で一般質問をさせて頂きました。当時も今年と同様に記録的な猛暑による熱中症が多発し、道外においては小学1年生が亡くなる痛ましい事故が発生しました。その後、国が気温上昇に対する教育活動への安全対策として、学校施設へのエアコン設置支援が行われました。現在では、北海道・東北地方以外の小中学校におけるエアコンの設置率は100%に迫っておりますが、寒冷地概念が強い北海道では未だ一部の自治体を除き、教室へのエアコンの設置が進んでおりません。当時の一般質問に対する町長、教育長の回答では「検討、引き続き議論」に止まりましたが、その後も地球温暖化による猛暑は収まる気配は無く、過日、函館市内の小中学校では猛暑を理由に全市休校の措置が講じられました。本来安全であるべき学校が休校や早退を余儀なくされているのは残念でなりません。今後においても猛暑は毎年確実に訪れるものと覚悟をし、児童・生徒を熱中症から護り、暑さに影響されない快適な学校教育環境を提供することが、我々に課せられた責務だと思慮致しますが、町長・教育長の所見を伺います。

町の答え 教育長 堂下則昭

お答え致します。子どもたちが健康で安全に学校生活を送るための教育環境整備は大切な課題です。今年は記録的な猛暑により北海道でも熱中症による痛ましい事故が発生し、気温上昇への警戒を強めるとともに教育活動の安全対策を徹底しなければならないと認識しているところです。これまでは、過去3ヵ年の統計から7月・8月の授業日で、いわゆる「夏日(25 度超の日)」とされるものは、月平均7、8日程度に留まり、エアコンの活用頻度はそう高くないと想定しておりましたので、教育委員会としては、北海道が示している「学校環境衛生基準」に基づき、教室内の気温が28度以下の環境になるよう、学校の夏季休業期間を25日間から30日間へ延ばしたり、保健室へのエアコンの設置や扇風機の増設、全教室に網戸の整備などを行い、児童生徒の熱中症対策を講じて参りました。しかしながら、今年の記録的な猛暑はお盆を過ぎても30度を超え、本町においても危険な暑さであると判断し、計3日間、小中学校を午前授業とする措置を講じております。議員ご指摘の通り、本来学校は安全な環境であり、児童生徒は安心して教育を学ぶことができる施設でなければなりません。10地球温暖化により、これまでの北海道の寒冷な気候は変わってきていると言われております。次年度以降も気温や湿度を毎日警戒しながら教育に携わる教職員にも負担が生じてきておりますので、児童生徒の安全な教育環境整備のためにも、町部局とエアコン設置に向けて調整していきたいと考えております。以上です。

町の答え 町長 西山和夫

お答えをさせて頂きたいと思います。安心・安全な教育環境の確保は、より良い学びを支えるために最優先に取り組むべき事項と考えておりますが、この夏の猛暑はまさに安心・安全とは言えない警戒すべき気象状況であったと認識しております。成澤議員には、令和元年にも「学校へのエアコン設置」についてご質問を頂戴し、当時は「気温の状況や財政的負担を考慮して、網戸による換気対応を基本としつつ、保健室への設置を検討していきたい」といった旨をお答えさせて頂きました。その後、保健室については各学校とも設置したところではありますが、今年の夏の状況を踏まえますと、教室等へのエアコンの設置についても早急に対応すべき課題であると考えております。このため、まずは小学校へのエアコン設置について、本定例会への補正予算の計上を予定しておりますほか、中学校については令和6年度当初予算に設置費を計上することで、何とか来年の夏休み明けまでに工事が完了できるように調整して参りたいと思います。なお、財源としましては、過疎対策事業債を予定しておりますが、設置場所や性能規模など十分精査し、財政負担を最小限としながら「安心・安全な教育環境」の確保を図って参りたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

議員の質問 1番 成澤五郎

ただいま町長、教育長からお答え頂きました。町長からは、この夏の猛暑は警戒すべき状況との認識、また教育長からは、危険な暑さと判断し、合計3日間午前授業の措置をとったとの報告もございました。いずれも小職の現状認識と一致しております。その対策に至っては大変前向きで敬意を評したいと思います。これで来年の夏休みが終る頃まで、小中学校共にエアコンが設置され、劣悪な酷暑から解放されることとなります。保護者や多くの町民、また教育現場で苦労されておられる教職員も安堵する事と思います。誰よりも喜ぶのは、児童、生徒でございます。そこで、町長、予定していなかった質問ですので、お答えは頂かなくても結構ですが、令和6年度当初予算に中学校の空調機設置費を計上する際に、知内高校の空調機予算の計上するお考えはございませんでしょうか。

町の答え 町長 西山和夫

今、高校の大規模改修しております。今年度は電気等の改修に努めて今工事中でありますけども、次年度空調設備についても検討するということで、以前議会の皆さんとも協議した経過がありますので、予定通り次年度に向けて今進めて参りたいと思います。ただ次年度の工事になりますので、高校に関しては次年度に使えるかということになれば次の年、令和 711年度から空調設備については、使えるという状況になりますんで小学校、中学校、高校とちょっと年度遅れでありますけれども、そういう対応になります。

議員の質問 1番 成澤五郎

以上終ります。ありがとうございました。

出典:知内町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月26日 議事録 PDF(9ページ) 間違いを知らせる