みんなの議会

松前町議会 平成25年第1回定例会 2013年3月11日

(1)高齢者にやさしい町づくりをどう考える!!(その対策はあるのか!)/(2)町の財産管理は適正か?(有効な活用はいかに!)

聞いた人
川内谷進 議員
答えた人
町長 石山英雄、農林畜産課長 川合貞之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 3番 川内谷進

時間いっぱいの梶谷名演説に聞き入っていまして、町長も大変にご苦労だというふうに思いますけども、今回一般質問するにあたって、今回の国の政策の中で大きく財政運営が変わりました。今、デフレの状況からインフレの状況すると。それを解決するために赤字の国債を発行して、こういう財源方針を今、出されています。しかし、インフレ政策の最も危険なしわ寄せを被るのは、僕は年金者や弱い立場の人達じゃないのかなと。そんな環境が来るだろうと。特に過去においても石油ショックや、による買い占めが発生したり、過剰投資による銀行倒産等が発生をしてます。こういう状況からすると決して喜ばれる状況ではないんじゃないのかな。無理して赤字の国債を増発するっていうことは結果としてそれに耐えきれない、先程もありましたけど年金の生活者等については大変な思いをするんじゃないのかな。そんな心配がありまして、今回2問について、一つぐらいやるっていう、高齢者、心配、やさしいまちづくりとはどうなのか。また、今回中学校統合、あの新築問題によって松前が持ってる財産について、松前杉が新たな見直しをかけられると、こういう一つの問題がありまして提起がありまして、このことについても質問をさせていただきたいなというふうに思ってます。いずれにせよ、高齢者対策にとってはいろんな形で支援策が必要なんじゃないのかなと、そんな状況を心配するんで質問をさせていただきたいなというふうに思ってます。先程いいましたように、今回の標題「高齢者にやさしいまちづくりをどう考えるか。その対策はあるのか」というテーマであります。通告はそういう通告でありますけども、今の状況を考えた時に国が昨年の12月の総選挙において、自民党、公明党が中心とする政策が、政権が実現しました。新しい阿部政権は、デフレ状況から脱却を主たる目的に経済の発展によってインフレ状況を導くという宣言をされてます。いわゆるアベノミクスといわれるインフレ政策であります。その中身は金融の政策、財政の政策、政調戦略ということで従来の大型公共事業中心とした赤字国債の増発計画であります。先に前総務大臣の片山善博慶應大学教授は、道新の3月1日の論評の中で、「この状態について従来型の公共事業では地方の再生はできない。各省の縦割りのミスマッチが発生する。」と述べられてます。地方分権の立場や一括交付金などの政策は後退する。こういう心配も識者の中ではされています。現状の認識について石山町長も執行方針の中で急激な少子高齢化の進行、経済、雇用の低迷と社会環境の厳しさを語られています。こういう状況にあると思います。逆に、反面に私達生活者の立場から考えてみれば、地方交付税の削減や職員の給料の切り下げ、引き下げ、各省庁におけるヒモつき公共事業等の拡大によって、結果として私達地方にとっては重要予算が確保することが困難になるんじゃないのか。このような結果は、過去の自民党が目指した三位一体改革の再来を心配され、地方財政の悪化が懸念されるというふうに私は考えます。町民の多くが健全な生活を目指す上からも、消費税の導入や生活保護費の3%削減、また4月1日から予定されている各種の消費者物価の値上げ等は、まさに老人や母子家庭等社会的に弱い立場の人間を直撃することになるんじゃないのか。このような厳しい条件の基で老人や子育て世代でどうやさしいまちづくりを目指すのか。町長が執行方針の中で老人対策にあまり触れられなかった点については、少し心配をしておるところであります。私は、あえて今回町内会の問題について、問題提起をさせたということはこういう状況なった時に、その時に一番頼りになるのが各町内会じゃないのかなと。一番傍にいて面倒見てもらう、相談相手になれる、そういう人は町内会の活動が必要じゃないのかな。しかし、現実には町内会においても大変、老人クラブにおいても大変厳しい組織運営が求められています。特に最近では大雪であります。高齢者の人達にとって、誰がそれの除雪に手助けできるような地域には環境はないというふうに思ってます。こういう状況に対して、町長自身は現状をどういうふうにみられているのか、お答えいただければなというふうに思います。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

高齢化によります、高齢者にどのようなやさしいまちづくりを、いかに考えているのかというふうなご質問でございます。本当に率直な問題で大きな課題があるというふうに思っております。あとでも町内会の活動のお話があるというふうに思いますけども、まず基本的に町内会という組織につきましては、町政運営上欠くことの、欠かすことのできない組織だというふうに思っております。協働の精神も定着してきておりまして行政として多いに助けられているところでございます。このような状況下におきまして、これからは行政と町内会の連携が更に強いものになってくるというふうに思っております。その辺を意に介しながら町政運営をしてまいりたいというふうに思います。以上です。

議員の質問 3番 川内谷進

あの具体的な部分に入る前にね、僕は町長が求める今回の執行方針の中でね、「住んでて良かったと実感ができるまちづくり」、まあ抽象的でありますけども、どういうことを想定されてね、こういう言葉になってるのかなと。その辺の真意をできたらわかりやすく説明していただければなと。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

住んでて良かったというまちづくりのことでありますけれど、私は本当に少子高齢化が進んで人口がどんどん減っている状況で、しかも、先程梶谷議員の一般質問にもありましたように、1年に150人の方がお亡くなりになって新たに30名の方が新しい命が産まれる話させていただきましたけども、少子、どんどんこうお年寄りが増える中で、若い世代の人方が、どういう形でお年寄りを将来支えていけるのかというふうな思いでありまして、その部分で将来お年寄りを支えてくれる若者のために、まず先手を打って若者に体力をつけていただくというふうな意味からして、将来年寄りを安心して支えれる環境を作ってやるのが今の段階だというふうに思っております。本当に住んでて良かったというまちづくりにつきましては、そういう思いでお年寄りの人が本当に松前で生まれて、住んで良かったねと。その思いが、思いであります。住んでて良かったまちづくりっていうのは、若い人が安心してお年寄りを支えてやれるような環境を作ることだろうなというふうに思っております。以上でございます。

議員の質問 3番 川内谷進

町長が求める若い人とお年寄りがね、共存できる優しいまちづくりということについては、私もそういう方向性でいいんじゃないのかと。じゃあ、それを誰がどういう形で支えていくかということになれば、僕はやっぱりその活動の母体は町内会にあるんだろうなというふうに思ってます。そこで、じゃあ、それを支える町内会の現状が今、どういう状態になってるかっていうことだというふうに思います。そういう立場から何点か老人と町内会その他に、そういう形について質問していきたいなというふうに思ってますけども、一つには各町内会の厳しい環境にあると。それは財政的に苦しいっていう部分もあるし、それから会員が高齢化してきているっていう苦しさもあります。組織運営上に役員のなり手不足が不足してると。特にうちの方の白神や大沢の部分については、かなりこれが大きいというふうに思ってますし、今、総会を開くたびに誰を役員にするかってみんな悩んでます。ご存知のように、町内会の活動そのものは連合町内会という一つの大きな組織を持ちながら、各町内会が個々で活動をしていると。ある意味では自主的にやってもらってるっていうのが現状だと思うんですけども、そういう状況をみた時に、最近なかなか大変だなというふうに思われますし、会長さんの苦言なんかも聞かされます。しかし、先程町長もいったように、町内会がもってる役割、それは地域の活性化なり地域の中での役割分担というふうに考えれば、決して侮れない形だというふうに思ってますし、現実的には各町内会においても一定程度の差があるんだと、これはやむを得ないというふうに思ってますけども、どうしてもそういう態勢を作っていくっていうことについては、やっぱり関係、町長自らね、ここは大事にしていっていただければなというふうに思ってます。そういうことが前進しないと、やっぱり先程もいわれたセーフティネットをどう作って行くかってことになれば、風が吹いてきた時に一番弱い立場に立たされるのが高齢者じゃないかなというふうに思っています。そこで、2点程ちょっと具体的にお願いしたいのは、今もいったように各町内会そういう形で高齢者や後継者不足でかなりこう悩んでます。従って、そういう部分についていかに財政的に、まあ役員を何とかしろっていうふうに指導するのは難しいと思うんでね、財政的に。あのうちの町内会なんかも例にすればね、80歳以上って免除があるんですね。そうすると町内会費入って来ないんですよ。ところが、そこが増えているもんですから、結果として若い人にいくんですけど、若い人もいませんから今の60代70代の人が会費を納めて運営をするという、こういう状況なんです。この辺については町の方でもつかまえているというふうには思いますけども、ここの部分をどういうふうに支援してあげれるのかなと。そうしないと組織そのものが弱体化してしまいますよという心配なんですけども、町長はどういうふうにとらえられているか教えて下さい。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

町内会の財政的な支援のあり方と、後継者不足が現実の問題ですよというふうなご質問でございます。本当に町内会運営にあたりましては、行政からのお願い事も多岐に渡っておりまして本当にご迷惑をおかけしているところであります。今、川内谷議員おっしゃるように、町内会の連合組織が町内会連合会でありまして、現在環境美化活動の補助金によりクリーン作戦や花いっぱい運動などの積極的な推進を図るべく、各町内会に環境運動を助成をしているところであります。また街灯料金、或いは23年度から全額補助と。それから町内会会館の運営費の補助につきましても安心で安全な住みよいまちづくりに寄与するために、町内会が管理運営する施設等に助成を補助をしているところであります。町内会の財政運営に、不充分ではありますけども支援をさせていただいているところでございます。また職員の、私共の職員の皆さんには町内会の活動や、地域での葬儀などに積極的に参加、協力してもらえるように私の方から職員の方にもお願いしているところであります。以上でございます。

議員の質問 3番 川内谷進

午前中に続いての質問という形になります。先程の質問で町内会の必要性という部分については、町長も認識していただいて、できるだけ支援していきたいという判断だというふうに思ってます。ただ、今は現実に町内会がもっている役割っていうのは相当幅が広くて、特に地域間の相互の協力態勢を作ることやら、街灯の整備から清掃から防災から生活支援と、それから、環境衛生ということのどれ一つとっても町の執行の手足になっているという現状がありますんで、町内会の活動が停滞するってことは結果的に高齢者対策の地域対策が停滞すると、町の執行が停滞すると、そういう状況になるというふうに思いますので、今後ともお力添えをいただければなということです。次にあの会館、町内会の動きがある程度みえてきたんで、今度は高齢者自身の問題に対するね、支援態勢はどうなのかなというふうに思ってます。そいで、一つには高齢者対策の事業として「健康で安心・安全な生活を目指す」、こういうことをどうするかっていう問題と、もう一つは高齢者問題を考える場合にどうしても地域間格差という問題を避けて通れないんじゃないかなと。そんな立場で高齢者の人達にとっての立場で少し質問していきたいなというふうにいます。町は今高齢者の支援事業として、健康で安心・安全な生活を目指すということで健康推進課を中心にしてガンバルーン教室や介護予防のための教室、恐らく健康推進活動の強化や健康の維持に乗り出した検診活動。こういうことでまあ行政としては着実にいろんな形で仕事をされてるんだと。しかし、その仕事を実際に行うとすれば、地域の人達が力を貸さないとなかなかどれ一つとってもできないんだろうというふうな現状だというふうに僕自身は考えています。従って、こういう政策を推進していくために地域の活動化なり、町内会なりっていう問題に対してね、やっぱり具体的な指導なり協力要請をしていかないとなかなか、特に今、僕らよく応援に行くんだけども、介護予防の教室ね。今回は、僕は江良と荒谷と白神行ってみてるんですけども地域全体からみれば担当者から聞き、やってるとこもあるしやってないとこもあると、やれずにやれないとかいろいろあるんだと。これはまあ、各町内会の力量の問題だというふうにとらえてますけどもね。そういう状況でそこで生活する高齢者の人達のことを考えると、やっぱり支援態勢っていうものが必要になってくるのかなと。具体的なこういう政策を推進していくよということが必要だというふうに思いますけども、こういうことに対して町長自身はどう考えられてんのかなということが一つです。もう1点は、高齢者に対する地域間格差の問題なんですね。これを考えると白神、荒谷、大沢の町内会、それから茂草、清部、江良、原口、ここの高齢者化率がだいたい40%ぐらい。特に白神、荒谷、大沢については50%に近い、こういう高齢化率なんですね。これらは今後ますます増えていくっていうことになってくると、全く本町と地域と地域間格差ってのは避けて通れないんだと。利便性っていう問題。ただ単に高齢者が多いっていうことだけじゃなくて、特にこういう状況の中で問題になってくるのは、交通面での地域間格差。これはかなり深刻だというふうに思ってますし、それから商店街の撤退。特に高齢者や後継者がいないということで商店そのものがいなくなって、やめてしまってるっていう地域がかなりみえてきてます。従って、高齢者の人達が買い物するのにもなかなか大変だという。近くに商店がないという現状がみえてきます。まあセイコーマートあるからったって僕の所からだと大沢に、朝日にあるぐらいなんで、そういうものがあるという状況であります。また本町においても然りであります。特に松城、福山、唐津の高齢者の人達からも出てると思うんですけど、大型店が今、建石に集中してしまってる。従って車のある人は週末にも、まあ僕も行きますけども週末に集中的に買い物してきているという状況。ただ、聞くところによると歩いていけるようなところに日用品を買えるようなお店がだんだん無くなってきた。ここについてはね、やっぱり松城商店街なり唐津商店街の再開発っていう問題についてね、歴まちだけじゃなくてそういう面での対策、支援、指導っていうのか、そういう政策的な転換が必要じゃないのかなって感じがしますけども、この2点について町長の見解を伺いたい。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

高齢者に対する支援対策のご質問をいただきました。現状の松前町では、現在19の老人クラブがございまして、会員数は現在860人程度と聞いております。各老人クラブにおきましては、それぞれ各種活動をされているものと思っておりますけども、若手会員の未加入や高齢化などでの課題もあるというふうに聞いてございます。老人クラブの活動の目的は、地域への社会奉仕と健康づくり、更には社会性を、楽しみを通じて社会性を持つことがその活動の原点といわれております。現在老人クラブの事務につきましては、社会福祉協議会と連携しながら支援してきているところでございます。そこで具体的に現在町の方で、老人クラブの方で高齢者を対象とした取り組みについてでありますけども、1点目は今、議員ご指摘のとおりガンバルーン体操教室でありまして、2点目が介護予防教室、3点目が脳の健康教室、この3つが事業展開されているところでございまして、この中で特に2番目であります介護予防教育につきましては、町内会と連携を取りながら進めさせていただいておりますけども、地域の高齢者が地域の一員として、また地域で高齢者を支えることを期待している、実施している事業でもあります。地域の高齢者を支えるという点からも決して押し付けではなく、しかし、行政だけで進めるのではなくて、地域との繋がりをもちながら事業を進めていかなければならないというふうに思っております。前段で議員からもご指摘ありました。今、町内会へのニーズがかなり高くなってくるだろうというふうな中で除雪の話もされていました。この中で、現在単身高齢者の除雪に対しましては町内会の協力をいただきながら、ご尽力をいただきながら進めているところでありますけども、しかし、協働のまちづくり、自助・共助だけでは対応が難しくなってきていることも感じてきております。町と致しましてもその対応を考えなければならないものと思っておりまして、具体的な方法につきましても他の町の状況を確認しながら、また各方面の方々のご意見を聞きながら、町としての今後の対応について考えていきたいというふうに思っております。2点目の関係でございます。地域間格差のお話でございます。確かにご指摘のとおり、高齢者を取り巻く地域間格差については、お尋ねがありましたとおりだと思います。高齢化率が高い地域との交通面での格差は深刻であります。このことから「買い物弱者」とされている皆さんのために、現在コミュニティバスを運行しております。この大型店舗に、現在コミュニティバスを運行してますけども、どうも大型店舗に買い物が集中しているような状景も見られております。この対策と致しましては、高齢者の足を確保しながら、一方では商店街の本町地区の松城地区、福山地区、唐津地区の商店街の振興も必要でありますので、今後商工会、或いは本町地区の商店、商工業者と協議検討してまいりたいというふうに思います。よろしくお願いします。

議員の質問 3番 川内谷進

かなりこういろいろ前向きに答えていただいて、大変ありがたいなというふうに思ってます。ただ僕、今回の所信表明を読ましてもらった時に、「あれ?」って思ったのは、町長の老人対策に対する発言が少ないなというふうにちょっと感じたんですね。そこの方針の中には福祉灯油については補正で対応しますと、これだけだったんですね。確かに今までの福祉灯油については一歩前進なんです。ということは、その土壇場でないとね決着つかないと。今度はやりますということは明示されましたからその点では僕は良かったなと思ってんですけども、今いわれたように、それぞれが大変な時期にきてるなということをお互いに共通認識を持っていただいたということについてはね、それなりにあるんだろうと思いますし、今後政策の中で反映をしていただければなというふうに思ってます。最後に、高齢者対策考えた時にやっぱり母体となる施設の問題だと思うんですね。昨日辺りの予算委員会、昨日一昨日の予算委員会の中でもこの問題については結構やらしていただいたんですけども、特に福祉施設ね。寿の家の部分が7つぐらいあるんですけども、現実にはもう平成の47年以降に建てられたもので非常に古くなってきていると。従って一気に直すっていうのはなかなか大変なんだろうというふうに思ってるんですけども、こういうことについて、やっぱり町としても年次計画立てながら対策を講じていかないと、僕の知ってる範囲では建てた段階ではね、半分ずつお互いにもって寿の家を建てようみたいな話があって建てたっていうケースがあるんですけども、今後はそういうふうにはならないんじゃないかなというふうに思ってます。従って平成20年には、全寿の家の福祉施設については7箇所天井を、屋根を貼り替えるということになった。運営その他については、町でやることになってるんですけども、管理の部分については町内会にお願いせざるを得ないというふうになってると思ってるんです。ここの部分までは、まあそれなりに施設の問題ですから、行政として考えていかなきゃならないだろうというふうに思うんですけども、やっぱり古くなってきてることによって備品が相当傷んできてると。これどういう形で点検されてどういうふうに保管してると、ところが7つもあるから一気にやるってわけにいかないんだと思うんですね。だから、できれば年間の予算をいくらかもってて、3年に1回とかね、5年に1回は備品整備のための予算が回ってくるみたいなね、そういうことでもやってもらえれば、あっ、今年はうちの方がと、2、3年後にはうちの方がこういう物を用意してもらおうかっていうことが可能なんじゃないかなと。ただまあ予算が伴うことなんで、すぐやれとは言えないですけども、そういうこともやっぱり頭に入れながら行政運営をしていただければなと。そうしないと後であれも駄目、これも駄目っていうふうな状態になってしまうと改善するのに大変なんじゃないかと。また、地域にとっては、この施設がないとなかなかできないっていうのもあるし、また見てる範囲内においてはその駐車場がある所とない所が、あってもなかなか車が置けないような所もありますんでね、その辺についての対策も、将来的にはやっぱりどういうふうに考えるかっていうことについても見解があれば、どういうふうに整備していかれようとしているのか教えていただければなと思います。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

老人福祉施設の充実というふうなことでご質問いただきました。現在、川内谷議員もおっしゃってましたけど7箇所の老人福祉施設がございまして、建設年度は一番古いもので昭和47年度に建設されました大沢老人憩いの家であります。この老人福祉施設の管理につきましては、町の財政状況を鑑み、平成17年度から、17年度からその管理を、生活改善センターなども含めまして町内会にご協力いただいているところでございます。施設の改修につきましては、国からの財政支援もあることもありまして、平成20年度に屋根の葺き替え、或いは平成21年度には簡易水洗トイレの整備と畳の入れ替えなどをさせていただいております。白神寿の家につきましても、平成23年度と平成24年度におきまして駐車場と玄関前を、簡易でありますけども整備させていただいております。どの施設を見ましてもまだまだ不充分な点はあるというふうに聞いておりますので、利用しやすい施設になってほしいという思いもありますので、今後ちょっと検討させていただきたいというふうに思います。老人福祉施設の修繕、或いは備品につきましては、町内会長と連携を密にしながら、その都度予算内で、更には補正予算で対応してきているところでございます。今後につきましても各施設の整備につきましては、町内会と連携を取りながら対応してまいりたいというふうに考えています。

議員の質問 3番 川内谷進

ありがとうございます。そういうことで、地域の施設、それから老人対策について今一歩ご努力をいただければなというふうに思います。次に第2問なんですけども、「町の財産管理は適正か」と、「有効に活用されてるか」という課題なんであります。なぜ今回これを僕は取り上げようとしたのかというと、今回松前中学校の新築を議論するにあたって、松前杉を有効に活用しようじゃないかと。それで小学校4校の統合によって新しく発生する白神、松前、館浜の旧3校についての建物や土地や教員住宅の利用法は、どういう形で検討されていくのか。町内会の有志によって「町の学校施設利用、利活用の検討結果について」という報告が出されました。25年の1月25日付であります。これに基づいて今後はやっていかれるんだというふうに思ってまして、そのことについては、これから検討することですからいいんだろうというふうに思ってます。ただ、この議論を通しながら、あれ、そういえばうちの財産管理っていったいどういうふうになってんのかなということで、今回うちの方で、総務経済常任委員会としても町の所有する財産について調査研究しようという形にはなってます。その前段として少し現状について聞かせていただきたいなというふうに思ってました。そういう矢先に今回、監査委員報告ですか、定期監査報告書2月7日付けが出されました。その森林事業の中に伐木齢の経過した町有林の即売、あの売却促進のため、より積極的に取り組むことを望むという指摘もなされてます。従って町有林の販売、そういう材料としての活用について見解を取り組みをしなさいよっていう指摘だと思うんですけども、まず最初に町長自身、この指摘をどういうふうに受け止められたか聞かせて下さい。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

監査委員からの指摘であります。やっぱりこう長い間町有林、いろいろ手入れはしてきてるんでありますけども、やっぱり伐木齢のある、伐木齢に到達している町有林もありますので、やっぱり有効に利用する方策を施策として立てていくべきだろうなというふうに、率直にそういうふうに思っておりまして、多くの町有林、山に眠っておりますので、何とかこう利用できる方法を、方策をこれからも推し進めていくべきだろうなというふうな指摘を、指摘を受けております。以上です。

議員の質問 3番 川内谷進

町長の今の見解でね、できれば販売の方向にも力を入れていきたいというふうに理解、受け止めていいんだろうというふうに思ってます。そこで、少し教えていただければなというのは、今回の松前杉を有効活用しようと、資源として使っていこうじゃないかと。中学校の問題をやっていくうちに、建材として有効に活用する方法はあるんじゃないかっていうふうに説明を受けました。しかし、杉の材料として活用してる年齢が樹齢が50年が最高で、それ以上に年数が加算されると害虫という形の中で、どうしても建設資材としては馴染まないんじゃないかということで、少し現状について教えていただければなということで質問させていただきました。一つには中学校が今回杉材を使う場合にね、どれぐらい伐採しようとしてるのか、本数が分かったら教えてほしいなと思います。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

川内谷議員から害虫によるご指摘がありました。確かにそのとおりでございまして、町有林、長い年月、手を付けれなかった理由がまさしくここにあるわけでありまして、虫に食われている材が多いというふうなことが杉の有効利用をできないでいたというふうな実態であります。しかし、この2、3年、町営住宅に町有林の杉を使った集成材を使った、或いは役場の談話室に内壁みたいなものを杉材でやってるというふうな実態もありまして、ある意味では杉を使える目途が立ってきているのかなというふうな、今時期だと思います。幸いこの時期に松前中学校の改築がありまして、いろんな農林商工課、農林畜産課始め、関係各課と何としてもこの松前杉を学校の改築に有効に利用できないかというふうなことを、みんなの意見を出しながら、出し合いながら本日この松前中学校の改築のスタートに立ってるというふうな状況であります。本当に集成材として利用価値が確立できたと思いますので、今後も公共事業には多く杉材を使っていけるような方向、或いは外の方にですね、町外の方にも松前にはこういう集成材があるよっていうふうなことを情報発信していければなというふうに思います。これも簡単に、スムーズに行くとは思いません。いろんな障害あると思いますけども、まず山を、眠ってる山を起こして、それを町内で使って、そして、できれば町外にもというふうな発想で進めていきたいというふうに思います。すみません、答弁漏れしました。松前杉、中学校にいくら調達予定かというふうなご質問でございます。必要材積と致しまして1千250立方メートルでございます。例えば歩留まり50%なら何本とかっていうふうにおさえてるんですけども、歩留まりが50%であれば2千500本程度。それから歩留まりが60%であれば2千100本程度というふうに踏んでおりまして、現実的には歩留まりを60%で見るのが妥当だろうというふうなことで、現在は2千100本が必要だろうというふうな判断をしているところでございます。

議員の質問 3番 川内谷進

それともう一つ聞きたかったのは、40年から50年ぐらい経ったね、まあまあ伐採しなきゃならない、さっきの害虫の関係が出てくるって話があったんですけども、そういう調査とかってのはされてるんですか。だいたい、これくらいありますよってのはわかるんですか。もしわかったら教えて下さい。

町の答え 農林畜産課長 川合貞之(農林畜産課長は2013年3月まで)

町の材積でございますけれども、これは森林調査簿というようなものがございまして5ヶ年おきに1齢期と、こういうふうに数えるもんですから、これが5ヶ年おきごとに調査ができるように、数字が出るようになっております。一般的には何本というものの表現はしないで、何立方メートルということになるんでありますが、今、おおよそ補助金が切れるというのは60年を超えると道の、或いは国の補助が入らないことになっております。それで、その界隈にある材積でありますけれども、55年から59年までの材積が2万4千440立方メートル。それから60年を超えたものにつきましては60年から64年が9千375立方メートル。65から69までの間というのが532立方メートル。70年以上の材積が5千850立方メートルと。こういうような材積の状況となります。

議員の質問 3番 川内谷進

本数的にはね、相当の量があるのかなってことがわかってきて、年数的にも、もう早急に切り倒さなきゃなんないんだなという感じは今しましたんで、その辺についてこれからの対策をお願いをしたいなというふうに思ってます。2点目に町営住宅と教員住宅の活用方法の関係なんですね。僕ら、今まで知ってた町営住宅、教員住宅も結構、先生の数が減ってるもんですからあるんじゃないかなっていうふうに思ってました。ただ、その古い住宅を民間の人達に、一部改修しながら一般住宅にしてるっていうのは聞いてたんですけども、今後その解体して民間に払い下げるとかね、それから昨日予算委員会の中で出てきた、その外国から来ている入居者に対して修理をして貸してあげると。こういう議論がありましたけども、この町営住宅や教員住宅の現状とその活用方法をどういうふうに考えられているのか、わかる範囲内で教えて下さい。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

町営住宅、教員住宅の活用方法であります。松前町の町営住宅につきましては、松前町公営住宅等長寿命化計画により、長期的な展望に立って建て替え、或いは修繕等を実施してきております。平成25年3月1日現在の町営住宅の利用状況につきましては、全体で372戸ありまして、その内41戸が現在空き家となっております。町営住宅の払い下げにつきましては、耐用年数未経過住宅における建設補助金返還や、建て替えを計画している町営住宅の用地確保など関連する諸課題を充分に検討、考慮しながら町民からの要望に応えられるよう、その売り払いについても検討していきたいというふうに思っています。なお、現在町営住宅の払い下げの実績はないことご承知していただきたいというふうに思います。

議員の質問 3番 川内谷進

あの今の説明だと、条件さえ整えば民間に払い下げることもありますっていう理解の仕方でいいんだろうというふうに思ってますね。まあ、買う人がいればっていう話だろうけども。そういうふうに、実は僕、たまたま今回聞かれたのは「川内谷さん、あの白神の小学校の町営住宅、先生いねぐなったら売ってくれねえんだべが」って話聞かされて、えっ、て思ったんですけども、そういうことがあれば恐らく地域の中でもあるのかなってそんな感じがしてましたんで、そういう方法あるということでご理解、あの理解していきたいと思ってます。次、今回廃校になります3校なんですね。で、その3校の以外にもね、聞くと清部小学校や小島中学校の状況がそのままになってるっていう状況があるっていうふうに聞いてます。今回の3校については、先程の検討委員会の利活用の検討委員会の状況で、町長としても判断するというふうに言われてますんでいいんだろうと思いますけども、僕が知ってるのは小島の中学校は採掘ですか、の保管庫に使ってるのかな。そういうの清部の方はどういう状態だとかってよくわかんないんだけども、そのままになってるというふうに理解してますのでね。そういう、僕は一番最悪な活用の仕方だと思うんですね。確かにこれからも今、新しい3校についても備蓄に使おうとかさ、いろんなこといわれてるんですけども、やっぱり将来的には解体するもの、残すもの、それから別に使うもの等についてね、やっぱり積極的にやっていかないと空き家同然みたいな形にもし置かれるということであればね、僕は大変な状態になるんでないかと。また、それを管理していくことについても大変な状況になるんじゃないかなって気がしまして、どうなんでしょうね。その廃校なり、そういう問題について現状踏まえながらね、こういうふうに活用してみたいなってのがなんかあったら教えて下さい。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

統合に伴う廃校後の利用についてお尋ねがございました。既に廃校となっている清部小学校につきましては、現在役場の書類などの置き場として、また地元の保育所の倉庫として使用しているところでございます。今後は建物の中全体に整理整頓の必要があります。また整理した中で地域の方々が必要であれば、いろんなご意見を聞きながら検討してまいりたいというふうに思っております。また、小島中学校につきましても、現在埋蔵文化財、それから民俗資料の保管場所として活用しておりますけども、建物の老朽化も甚だ著しいことから他の場所への移転を検討せざるを得ない状況であるというふうに、将来は早い時期に解体しなきゃならない建物だろうなというふうに認識してございます。白神と松前、館浜小学校の利活用につきましては、松前町学校施設利活用検討委員会から検討の結果報告をいただいておりますけれども、まだまだ地域での考え方や方向性について決定されていない現状もありますので、引き続き地域の皆さんの意見を聞きながら、どの方向に進むべきかという判断をせざるを得ない状況だというふうに思います。ただ、館浜小学校につきましては、地域のある一定の方向性が示されてきておりますので、それにつきましては地域の考え方を尊重するといいますか、そういう形でこれから再度細部に渡っての検討をさせていただきたいというふうに思っております。以上でございます。

議員の質問 3番 川内谷進

あの一応町有財産についてね、中身についてはこれからうちの方でも調査をしていきたいというふうに、財産管理をやっていきたいと思うのでそういう方向でやっていきたいなと。ただ、今回の3校については、それぞれ利活用で地域の声を聞いてという形だけじゃなくて、やっぱり有効に活用する。それとやっぱり解体するのは解体する、そういうメリハリをつけないとね。ただ目的がはっきりしてそれのために使いますよっていう形であればいいんだけど何とかそういう方向にならないように、地域が管理をすると最も無責任になりますからね、その辺についてはご理解いただければなというふうに思ってます。最後にあの町有地、町の持ってる土地とかね、問題についてそれぞれこれからやっぱり使うものはいいんだけども、将来的にね、やっぱり民間の人に要望があればね、貸す、払い下げると。ただ僕も校舎でいろいろと話した時にね、一番問題になってくるのは収得価格ってのがあるんですね。買った時の。その価格で売買するとなるとできない、なかなか大変だというふうに思いますんでね。そういうことについては、やっぱり利用者と必要としてる人との協議ってのはあり得るのかどうなのか、その1点だけお答えいただければありがたいなと思います。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

町有地の売り払いの関係だと、利用の方法だと思います。町有地の有効利用を図るために、公共用地として利用計画なくて遊休地となっている町有地を売り払いするとともに、町の財源を確保するために土地などを計画的に売り払いはしていきたいというふうに思っております。また、貸付している土地もありますので機会あるごとにですね、買ってもらえるようなそのような売り払いをしていきたいというふうに思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。ただ、現状はこう町有地、なかなか買う人がいない状況でありますので、もし本当に有効利用できるものであれば、積極的に売り払いはしていきたいと思っております。

議員の質問 3番 川内谷進

今日、やさしいまちづくりと、それから町の財産管理という2点について質問させていただきました。いずれにせよ、老人対策についてはこれから高齢化してくると、益々そういう厳しい環境になってくるだろうし、行政自身がね常にこう目配りをしていってやっていただきたいなと。そうしないと結果としてそれがまた行政の方に返ってくるということになるというふうに心配されますんで、ご理解いただければなというふうに思ってました。それから、今回の財産管理の関係はね、まあ僕は監査委員から指摘をされるまでもなくね、やっぱり適正な運用をすべきだなと。ただ単に草ぼうぼうの状態にはねしないような財産管理をしていただければなと。ただ、ここの部分については先程もいったように今回の議会に所管事務調査をお願いしてあります。担当する方には大変ご苦労かけますけど、また1年間お付き合いお願いしたいなというふうに思って質問を終わります。

出典:松前町議会 平成25年第1回定例会 2013年3月11日 議事録 PDF(147ページ) 間違いを知らせる