松前町議会 平成25年第1回定例会 2013年3月11日
過疎化に歯止め、定住を!生活にゆとりと潤いを!(まちづくりは“生活基盤の確立”と“所得の向上”にあり!)
- 聞いた人
- 梶谷康介 議員
- 答えた人
- 町長 石山英雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 10番 梶谷康介
おはようございます。今、皆さんとともに被災地の皆様方のご冥福、或いは一日も早い復興を願いながら黙祷を捧げたわけでございます。松前町をそういう観点から眺めてみましたら、非常に気候風土に恵まれ、しかも災害も比較的少ないいい町だなと、こんな実感をしております。しかしながら、少子高齢化、更には過疎化がどんどん進んでいって、こんないい町をこのままにしておいちゃいけない。何としても自分達ができる限りの知恵と、そして汗を流して守っていかなければいけないんでないかなと、心新たにしているところでございます。そんな観点から今日は通告してありますように過疎化に歯止め、定住を。そして、生活にゆとりを持てるようにと、そういう願いを込めながら一般質問をさせていただきます。まあ、町長も私どもも立場こそ違え願いは等しいものと思っておりますので、お互いに私の考え方も述べますし、町長の考えも聞かせていただきたいと思います。最初にこの松前町の少子高齢化、更には過疎化の状況をそれなりに調べてみたところでございます。通告書にも書いてありますように、非常に高齢化も進んでおります。更には、過疎化も進んでおります。その数字は、ある機関とこのように書いておりますけれども、これは厚生労働省の人口問題研究会の将来人口の推定を資料にしての数字でございます。これはあの私ばかりでなく、おおよその人方おさえている数字だと思います。現在平成23年、もとい、2013年、平成25年ですね。この予算を立てる時点の人口は8千732名ですね、松前の人口は、その数字をずっと見てみますと来年再来年にはもう8千40人、これ平成27年。そして更に5年後の平成32年、これは平成なのか、西暦で言った方がいいんでしょうね、元号が変わればこの話は別になるんで元号で、西暦で言いますと2020年、7千25人ですね。更にずっと進んで20年後の人口見ますと、4千758人という推計がされております。まあ、半分近くになっていくんでないかなと、こんな数字が出ておりますんでね。町長、この現状を見てね、あなたその松前町を何としてもどうしなければいけないかとか、或いはこの数字は世の中の流れだから仕方がないんだと、そういう中でまちづくりを考えていくつもりなのか。或いはどっかでお話あったように企業誘致を図りながら定住人口を増やしていくというね、そういう形の中で町を守っていく考えなのか、その辺からまず気持ちを聞かせていただきたいと思います。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
おはようございます。今、梶谷議員からご質問いただきました。人口の減少につきましては、議員ご指摘のとおり、なかなか歯止めが利かない状況で進んでいるというふうに認識してございます。ここ数年の町のデータを見ましても、毎年150人の方がお亡くなりになっておりまして、一方30人の新しい尊い命が誕生しております。このことからの単純に計算致しましても、120人の人口の減少が毎年しているところでございます。他に松前高校、今年におきましては70名の卒業者がおりましたけども、町内に残る人は5名程度だというふうにお聞きしているところでございまして、少子高齢化が益々進むばかりでありまして、高齢化と過疎化につきましては大きな行政課題であり、深刻な問題であるというふうに思っております。私と致しましては、将来住みよいまちづくりをするためにも、何としても人口の減少は歯止めをかけなければならないというふうな思いをしておりまして、企業誘致含めましていろいろ課題を検討して、いかにして人口の減少を歯止めかけるのかというふうな部分には意をもって対応していきたいというふうに思っております。いろんな手段があると思います。いろんな検討をさせていただきたいというふうに思います。以上でございます。
議員の質問 10番 梶谷康介
まさに町長の言われた数字、150人が亡くなって30人が産まれる。これは黙っててもね、いわゆる自然減ですか、自然減の形でそういうふうになると。更には、高校生を始めとして町外に流失、或いは転出っていう、まあサラリーマンの方でね、転勤含めて転出ってことがあるんですけれども、これは社会減って普通言いますよね。そういうのを合わせますと黙ってても150から200人の松前町の人口減があるわけなんですね。それをどうするかっていう話になるんですけれども、町長の言われる、或いは今まで松前町が全員で取り組んできた振興策はね、もちろんこれは継続していかなければいけない。でも、それだけでは今までの流れっていうのは、同じような形で進んでいくっていう捉え方せざるを得ないわけなんですね。町長、たまたま今の企業誘致のお話されたけれども、松前町ってのはね、企業誘致が大変なんですよ。これはどこの町でもそうかもしれませんが、特に大変なの。これは私の経験からいきますとまずあの皆さん、記憶に残っておると思います。中央競馬会の育成牧場の誘致の件ね。あれも当時の坂本町長と一緒に私、陳情した経験があるんですけれどもね、やっぱり最終的には政治力なんでしょうかね、企業の判断のポイントがね、そういうところにあるのか。まあ、残念ながら不発に終わってしまったと。それから私自身がかつての上司、日立製作所の社長三田勝茂さんのところに行って企業誘致の相談をした際、非常に人間関係の中である程度の姿が見えてきた。しかし、最終的に判断した時には、残念ながら松前町は企業にとって僻地なんですよ。企業はどうしてもソロバンはじきますよね。そういう観点からすると今の日立製作所の関係、日立北海セミコンダクター、七飯に今、本社があります。それから千歳に工場があります。いわゆるICのそのいわゆる半導体のね、半導体の関係の工場だったんですけど、これも、やっぱり企業にとっては残念ながら僻地だっていうことで実を結ばなかったということをずっとこう整理して行きますとね、町長正直いって企業誘致っての口でいう程簡単ではないし、もし、それをおっしゃるんであればね、ならどういう形で企業誘致を考えているのか。例えば、そうした位置付けをきちんとしてね、専門に企業誘致に取り組むっていうようなポジションでも作るのかね。その辺はどうお考えですか。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
企業誘致につきましては、今、梶谷議員おっしゃいました。先人の皆さんが大変苦労致しました。結果がなかなか出て来ないのが実態でございます。しかし、一方では人口の減少っていうのが避けて通れない状況もありますし、松前町の地理的な条件もございまして、なかなか企業の誘致が進まないという現状もあります。しかし、何としてもこう、まあどのような企業がいいのか今、模索している最中なんでありますけども、なかなか企業の誘致、難しい問題ありますけどもチャンスがあればどんな企業にでも、特に町内の商工業者に影響のないような企業っていうふうなものが第一条件になると思うんですけども、チャンスがあればいろんな情報をいただき検討してみたいというふうに思っております。率直なところ、今の現段階と致しましては方向性を示せないのが残念でありますけども、チャンスとしてもらえるのであればいろいろ検討していきたいというふうに考えております。いずれに致しましても、企業誘致はそう簡単にできるもんではないというふうなことは認識しておりますので、ご理解いただきたいと思います。
議員の質問 10番 梶谷康介
町長、私ね、その企業誘致がね簡単でないと。これはもう充分認識もしてるし、同じような考え方でいる。で、前段で申し上げましたようにその企業誘致に走り回った時に、日立製作所の社長ともいろいろとお話した時にね、みんなが欲しがるものをお互いに取り合うような形の中ではまず勝ち目はないだろうと、ならどうすると。みんなが嫌がるものを引っ張ってくると。しかし、今日のあの原発関係のね、いろんなことを考えると、例えば最終処理処分場だとか原発誘致だとかっていろんなもの考えた時に、これだって果たして、まあ実を結ぶ結ばないは別にしてね、結果として町のためになるのかなっていう疑問があるんですよ。その時に話した中身ってのはね、やはり松前町のような立地条件からいけば企業にとっては僻地だと。しかしながら、気候風土に恵まれ自然の恵みも多い町であるとするならば、地場産品と結び付いた形の中で自分達で起業、いわゆる事業を興していくっていう考え方にならないかと、そういうことが他力本願よりも自力で地域が生きる方向っていうのは見えてくるんでないかなという話なんですよ。私もずいぶんそうしたことを参考にしながら、松前町に何かをという取り組みをしたけれども、これは残念ながら限られた時間の中で実を結ぶことができなかった。で、町長に期待するのはね、そういう考え方に立ってこの松前を見直してみるっていうものも必要でないかなという気持ちでおるんですが、その辺に対しての考え方はどうですか。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
企業誘致、なかなか進まない現状の中でどう町を活性化させていくかっていうことになると、私は奇しくも梶谷議員おっしゃるようなことが最も大事であると。地場の企業にどういうふうに体力をつけていくのかということが、大変大事なことだろうというふうに思っております。現状申しますと漁業につきましても、議員ご承知のとおり生産が上がってない状況もあります。特に海象条件の悪い冬期間におきましても、出漁日数が殆ど確保できない、漁業所得が上がってないって状況もあります。梶谷議員の一般質問の通告書にございましたように「まちづくりは生活基盤の確立と所得向上にあり」、本当に私もこれが基本だと思っておりますので、どう町内の企業にいかに付加価値を付けて、雇用の場を確保しながら所得を確保していくかっていうふうなことにつきましては、本当に真剣に前向きに考えていきたいというふうに思っております。よろしくお願いします。
議員の質問 10番 梶谷康介
ちょっと横道に逸れるかもしれませんけれどもね、松前町が将来の職員の定数の適正化計画ってんですか、これはあの三位一体改革の絡みでね、こういう松前町の情勢だとすれば、そういういわゆる町の職員に係わる経費の節減だとか、事務の効率化だとかいろんな形で取り組まれた経緯がございます。結果として、現在は、これは26.7%ぐらいの削減になってますか、職員は、当時、これは17年からでしたでしょうか、スタートしたの。反対からこう考えてみますとね、過疎化を防ぐということは人を残さないといけないんですよね、町にね。人を残す一番松前町にとっては、これは皮肉な話なんですけどね。皮肉な話なんですけど松前町役場っていうのは、いわゆる松前町っていうのはね、この地域にとっては一番の企業なんです、大きな企業なんですよね。そういうところが人をどんどんどんどん減らすっていうことはね、過疎化を促進してることになりませんか、ある意味ではね。それからもう一つはね、貴重な人材を失ってるってことにもなるんですよ。ですから、私はこれからいろいろ水産なり農業なり、或いは観光なりでね自分の考えを述べようとしておりますけれども、そうしたから、そうした観点から考えるとね、やはり指導したり研究したり、いろんな分野から考えれば、人材確保も含めてこの松前町の職員の定数削減っていうのはナンセンスなんですよ。ある意味では、必要な人数はきちっと確保して、そしてまちづくりの大きな力にしていかなければいけないという考え方を私は持ってんです。ですから、町民から言えばね職員多いんじゃねえかとか、ある意味では何やってんだろう、あんなに人がいて。しかし、中身に入った時には職員の力ってのは決して無駄でもないし無視もできない。まちづくりにとっては大きな財産なんですよ。ですから、この定数、適正化計画っていうのは私は否定はしませんよ。否定はしませんけども、削減もしなければいけないし、効率の向上も考えなければいけないから、ある意味では矛盾するかもしれませんけれども、松前町の過疎化を防止するためには一番基になるところが人を減らしているっていうことにね、町長、疑問感じませんか。お考えを聞かせて下さい。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
梶谷議員ご指摘のとおり平成17年には161人の職員。これは介護保険と公営企業の職員は除きますけれども、一般会計の職員ベースで平成17年には161人の職員で町政を運営しておりましたけども、現在は118人であります。平成24年末でございます。43人の職員が減っているのは事実でございます。この間、三位一体の改革、人件費の抑制というふうなことでいろいろ自主財源を確保するために苦労してきた結果がそういう結果だと思っております。しかし、私は今、議員ご指摘のようにこれ以上の職員の減少はするべきでないというふうに思っておるところでございます。一方では、今年、来年、25年度で3人の職員が退職されます。平成27年には、26年には末には9名の方が退職されますし、その次の年には7名の方が退職、その翌年になると11名の方が退職して、この4年間で約30人の職員が退職していくことになりますので、これにつきましては人材の確保も大変な要素がありますので、どんどん地元に職員が残っていただけるような状況は間違いなくやってくるという風に思いますので、人口の、まあご指摘のように、役場が過疎化を推進しているっていうことにはしないように対応してまいりたいと思います。一方でも、一方臨時職員の関係もございまして、いくらでも町内に働く場所がいいな、あればいいなというふうな思いもありますもんですから、現在一般事務で20名の臨時職員を募集しておりましたし、病院におかれましては62人の方の臨時職員の募集をしているのも実態でありますので、地元に働く場所があればいいなというふうな思いもあります。とにかくこう職員の数はこれ以上減らさないで、質の高い行政サービスができるような態勢をとっていきたいというふうに思っております。以上です。
議員の質問 10番 梶谷康介
もう一つね、松前町に法人格を持ったさくら漁協がございます。そちらの話をするのはちょっと私、行き過ぎかなと思いますけれどもね、あそこも合併して一つの組織になった時には、事業目標30億だったんですよね。確か平成5年か6年の時点だったと思います。当時を振り返ってみますとね、そういう事業目標を立てて今日までの流れを考えてみますと、先程も控室でちょっと今年の水揚げどのぐらいかなという話、14億まで届いたかなっていったら、いやいやそこまでは届かねえだろうという話もありました。現実私もおさえております。事業目標は17億なんですよ。何を根拠として17億にしたか私はわかりませんけれども、これはそこまで達成すればいいなあという希望的観測で立てた事業目標かなというふうに受け止めてますけれども。私、何を言わんとするかというとね、そういうあそこの貴重な地場産業と結び付いた大事な職場なんですよね。ところがやはり組合経営が厳しい、水揚げの状況がはかばかしくないということでこういう結果になっているんですけれども、ここからは批判になるんですけれどもね、この場でいって責任問題出てくれば私も困るんだけども、でも感ずることはね、やはり組合を維持していくために経費削減だとか効率化だとかいろんなことを考えて取り組む、これ当たり前の話なんですけれども、その裏に何故そうしなければいけないかという見極めをしたならば、原因は水揚げがないからでしょ。だいたい1億円の水揚げがあれば1人の職員可能だというような、こういう一つの基準がありますけれど、今どういう数字になってるかわかりませんけれどもね。そういう中で経費の削減、人員の削減、例えば今もお話出てきてます3港集約のね、荷受けの集約、これはまあ人員が少ないからそうせざるを得ないっていうとそれもそれなりの理由ありますけれども、そういうふうにならないような施策を、いわゆる生産を上げる取り組みをしてないんですよ、私に言わせればね。してないっていったらこれは完全否定になりますから努力が少ないって言いますかね、そういう表現をせざるを得ないんでないかなと。これから、後に水産関連では、こんな考え方があるんじゃねえかというようなお話も私しますけどもね、そういう大事なその人材を確保しながら松前町の産業振興でもいろんな振興図っていかなければいけない部分が、そんな形で人をどんどんどんどん減らしてたら過疎化になるの当たり前なんですよ。だから、町長がね一人で頑張ったってこれ無理だし、我々も互いに知恵を出し汗を流さなければいけないし、また関連の漁協でも農協でも、観光協会でも商工会でも、そういう考え方で何故人を減らさなければいけない。だったら、その人を減らさなけれ、いや、減らさなくても済むような取り組みをしてもらわないといけないっしょ。これはこれからの町長の行政指導だとかね、いろんな形で手腕を問われることになるんですけれども、私はそう思ってますよ。そういう観点で話を進めていきたいんですけれども、私、あの今の話の流れからいくとね、松前町に可能性があるかないかっていうことをね、いろんな分野に目を向けて私なりにこうチェックしてみたと。例えば漁業、農業、観光、そうしたものをやっていくと可能性は無いわけでないと。やり方によっては松前町にはまだ夢も希望も持てるんじゃないかという、そういう気持ちなければ松前にいれないですよね。ですから、そんな観点からすると町長、まさかね、私の質問にもう私は夢も希望もありませんよっていう答えは返ってこないとは思いますけれども、私はこんな観点からすれば夢も希望も持ってこれからのまちづくりに取り組みますよっていう考え方、当然ありますよね。参考までに聞かせて下さい。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
松前に可能性が、梶谷議員は多いにあるというふうに発言されております。私も海、山、観光、文化、いろんな可能性は十二分にあると思っておりますので、これを活かしてまちづくりを進めていくべきだというふうに強く思っているところでありますので、ご理解いただきたいと思います。
議員の質問 10番 梶谷康介
プロローグはこれぐらいにしましてね、これから具体的に、なら、どういう面でっていうお話をしたいと思います。まだたっぷり時間あるからね。やっぱり、一番肝心なところは松前町の基盤産業の漁業ですよね。漁業の面でどういうものがあるかなと。そういう観点からものをみてきたんですけれども、やはり大宗漁業のイカはこのとおりの状態です。マグロが近年脚光を浴びてきてますけれども、これとて所詮流れ物です。いつどうなるか分かりません。そんなこといえば全てがそうなんですけどもね、自然相手ですからそうなんですけれども。この間の予算委員会の中でもどなたかちらっと言ってあったけども、ホッケの話なんですよ。非常にこの資源的にも心細い面はないわけじゃないですけれども、現在松前町で取り組んでいるホッケの蓄養っていいますか、長期養殖っていいますか。やっぱり3ヶ月ぐらいの取り組みだからやっぱり養殖っていっていいのかな。いずれにしましても、その関係がね、現在3漁業者が取り組んでますよね。あの実態をみますと11月末、12月にかけて表現悪いんですけども非常に安いホッケを市場に出さないで、自分達で管理しながら育てて、価値を付けて結果的に3ヶ月くらいの間に何十万のものか、何十万のものを何百万というような、まさに付加価値を付けている漁業が担当者からも報告されておりますし、私共も見ております。その辺がね、まず一つ、一点あるんでないかなっていう気がするんですよ。ですから、それをね、原魚を確保できる漁業に従事している人方は、自分でそういう施設を作って取り組んでも何とかいい方向に進める形はある。だから今の3漁業者はやってると。更に今年の予算には、原口にもう1人、それに取り組むっていう人がいますよね。そういう人方はそれはそれで頑張ってもらいたい。ただね、一本釣りの漁業者がいるんですよ。ところがあの人方は日に何百本、何百尾、或いは何千尾っていうオーダーで釣り上げてくる。だけども、そういう人方が自分でそういう施設を作ってその事業を進めていくっていう形には、今一度ちょっと荷が重すぎる。結果的には、安いけどしゃあないやと出荷してしまう。まあ、おかげさんで我々もすり身にでもして食えってホッケをもらうこともあるんですけどもね。そういうものに、今取り組んでるような漁業形態を取り入れるとどうなるかっていうことなんですよ。可能性はあるんですよ。結局ね、釣ってきたその一本釣りの人方が何十円かの単価で捌いてさっぱり面白くねえな、しかし、しゃーねえなっていうようなことでやってるけども、それをある程度はね、これ事業計画慎重に立てなければいけないんですけども、買入価格だってもっと高い値で買ってあげられるんです。それを育てて3ヶ月、或いは4ヶ月後には出荷して付加価値を付けて出していくっていう形は、私はもう絶対やるべきだと思ってんです。誰がやるかってことですね。共同で施設を作って一本釣りしてきたものをそこに入れるか。その人方が手が回らなければ私は組合直営だってできるんでないか。そのために必要だと、人が必要でしょう。その人がそこに出るだけの経費がその事業で出てきたらこれは成り立つんじゃないのっていう話になりませんか。この辺はどうお考えですか。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
ホッケの蓄養、養殖の関係のご質問ございました。先般私もホッケの蓄養、養殖している方のお話を聞く機会がございまして、もう技術的にも確立されているような状況でありまして、自信もって今事業を展開しているっていうふうなことをお聞き致しました。その中で今、梶谷議員ご指摘のとおり、一本釣りの人方の対応も考えなきゃならないというふうな部分でありまして。例えば、一本釣りしたホッケ、組合に出荷すると例えばでありますけども50円なんですね。それを養殖している人には100円で売れる可能性もあるわけです。ですから、高く売って、買ってもらうような態勢を作ると原魚そのものは確保できるのかなというふうな気しておりますので、この事業につきましては、なんとしても拡大していきたいというふうに思っておりますし、その支援をしていかなければ駄目だなというふうな思いしてます。今回、25年度の予算におきましても漁業協同組合の方も興味があるようでございまして、自分達で直営で試験的にやってみたいというふうな予算もありますので、ちょっと状況みながらタイミングが、機が熟せば大胆に攻めていく、蓄養に、ホッケの蓄養は大胆にこう攻めていけるような状況が目に見えてきているというふうに思ってますので、ちょっと時間、推移をみていきたいというふうに思います。いずれに致しましても、技術的にも経営的にもある程度確立がされているようでありますので、拡大していければなというふうに思っております。以上です。
議員の質問 10番 梶谷康介
今、ホッケの取り組みを例にあげましたけれどもね、これとて場所の問題が出てきますね。幸か不幸か松前町は13港、過去に投資した金額は7百億円以上のものをね、こう13港に投入しながら整備してきてる経緯があるんです。これは松前町にとっては大変な財産なんですよ。ですから、この港をどう活かすかっていうことは、今のホッケの蓄養もそうなんですけどもね、これから大きな課題でね。私、過去にこんなこと言ったことあるんですよ。可香さんが、亡くなりました可香大先輩がね、組合長やってた時に、「可香さん、原口の漁港一つね、係留されてる漁船を全部江良に回してあの漁港一つ蓄養に使ったらどうだ」と、「梶谷、おめえそういうこと言えば漁師に海にぶん投げられてしまうで」といわれた経緯があるんですけどもね。いや、個人的にいったらまさにそういう感情なんですけども、松前町の漁業の実態、組合の状況考えたら、そうはいっていられないんでないかなと思うんです。だから、この13港の使い方っていうのはね、漁師自ら自分達の、まあ町の財産でもあるんですけども、自分達の財産を活かしてくって考え方は、どっかで私は意識改革しながら進めていかなければね、もったいない、あの施設は。その辺の考え方、海に投げられてもやってみますか、町長、どうですか。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
さっきも、先程も申しましたけども、まずこう冬期間の海象条件が全く駄目でありまして、出漁日数が確保できない中で漁業所得っていうのは上がるわけがないわけでありますので、なんとしても冬期間に漁業所得上げるっていうことになると、今梶谷議員が言ったようなことだろうというふうに思っています。いかに静穏海域である漁港の中を上手く利用して、そして、共同でも個人でもいいですので、まずは5千円からというふうな話を、所信表明、執行方針でも言いましたけども、スタートにつけるような漁港を有効に利用して、そのスタート台に立てるような態勢は作っていきたいなというふうに思ってます。組合長の方にもその旨お話しておりまして、何としても漁港の中、静穏域を利用して、まあ奇しくも梶谷議員、財産だっていう話してますけどそのとおりだと思いますので、有効利用するために努力してみたいというふうに思ってますし、組合とも情報を共有しながら場合によっては、漁業者と私と話をすることだって可能だと思いますので、そういう機会があれば、積極的に私は漁業者と話をしていきたいというふうに思っております。以上です。
議員の質問 10番 梶谷康介
まあそのホッケばかりにこだわってると先に進みませんからね。松前漬の関係なんですけどもね。松前漬は今、特定の製造者が松前には、町内には数軒しかないですよね。下の道の駅の担当者のお話を聞きますと、非常に今のインターネットを使ったり、或いはいろんな形の中で注文があるんだそうです。ところが、既存の町内業者では対応ができない、供給に応じられないということなんですよね。ですから、増産態勢をどういう形で作って、今のせっかくある需要に対して供給態勢を作るかっていう話なんですけれども。原料は松前には、まあふんだんにっていいますかそれ相当にありますよね。ですから、これはある意味では、最初に言いましたように誰がやるかっていうことになるとね、いろいろ課題があるけれども、かつての加工、もとい水産試験研究センターの指定管理者のお話も出た時の背景を考えるとね、これは私の憶測ですけれども、そういう生産態勢をああいう場を作って整えていくっていう考え方があったやに聞いておるんですよ。ですから、これは私はね、決してボツにする考え方でないと思うんです。特にね、これもさっき言ったように誰がやるかっていうことになるとやり方はあると思うんです。その供給態勢をどこまで作るかによっては、やり方によっては人件費を浮かすことができるとすればそこだって人を確保する部署になるですよね。ですから、そういうものもこれからの中に考え方の中に、一つ一つの積み重ねですからね、積み重ねですから、例え1人であっても2人であってもそういう人材を確保していくっていう考え方で取り組んでいかなければいけないんでないかなと、こう思っております。それから、後で水産関係はまとめてお話もしますけども、もう一つ例に出したいと思うのがコンブ養殖なんですよ。これはかつて坂本町政の時は250基、250基を目標にしながら海底にブロックを入れてるんですよ。現実はどうですか。恐らく50基、100基まで使ってないでしょう。そして、当時はね1基30万から50万ぐらいですから、2基も3基も4基もやってもようやく100万ぐらいっていう数字しか出なかったみたいですけれども、今どうですか。1基あたり70万から100万ぐらいの生産高見込めるんですよ。そういうものも計算してくると、しかもこれはね、ホタテだとかその他のようなものとアワビだとかと比べてね、期間が短いんですよ。いわゆる2年も3年も4年もかかってようやく金になるっていうことじゃなくってね。種入れてロープを沈めて収穫して金になるまで半年かかんないでしょう。そういう形で考えればね、この分野も漁業者自身が取り組んでいくっていう考え方はもちろん基本ですけれども、場合によっては一人でできないんであれば組織の中に人を配置して、それを何回も言うようにB/Cを計算してね、取り組んでいけばここだってまだまだ人をそこに必要とする事業でないかなと、このように考えておりますけれども、町長、いかがですか。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
まず、松前漬の状況であります。道の駅の担当者が松前漬増産対策を考えているようであればですね、私共もそれは積極的に相談に乗りたいし、研究センターの在り方含めまして、それから大沢のコンブの採苗施設の改築もありますので、ちょっと大きな視野に立った検討をしていきたいというふうに思っております。それとコンブの養殖であります。本当に私も執行方針でも申し上げましたけども、つくり育てる漁業の中の最たる例だというふうに思っております。ただ、手間がかかる、能力がかかるっていうのがこう人件費見合が相当占める経費の部分がありますので、そこの部分を家内労働的な状況でやれれば一番いいんでしょうけども、間違いなく確実に所得を上げれる方向、方法はコンブの養殖だと思っておりますので、それとですね、250基当時設置して、今、40何基ですか、その程度しか利用されておりませんので遊んでいる基数もありますので、その辺の利用の関係もですね、着業者があればどんどん使っていけるのかなっていうふうな思いしております。まず、例えばなんでありますけども、共同でやるのもいいなというふうに思っているんですが出稼ぎもできない方が、年齢的に出稼ぎができない方がおりまして、ただ健康にも充分、体力的にも自信ある人が多くいるなと思ってます。団塊世代のパワーなんてのはそういうふうな部分に、いろんな働く場所を作ってあげることによってその団塊世代の方々のパワーを利用していろんな所得を作っていく、上げる手段を考えていくっていうのも可能性はあると思ってますので、漁協ともですね、我々の方でも相談してもらえるような環境づくりも必要だろうし、組合の方も相談にのってやれるような環境を作るのも大変大事なことだなと思っています。いずれに致しましても、コンブ、これは私は魅力のある事業だと思っておりますので着業者、或いは拡大したい、規模の拡大したい人があれば支援はしてまいりたいというふうに思っています。
議員の質問 10番 梶谷康介
私、今日のこの話のコンセプトは、いわゆる通告してありますように過疎化の歯止めなんですよ。ですから、人を必要とする事業は何かということでいろいろ考えてるんです。ですから、今のコンブ養殖の人手を必要とすると、まさにそういうところなんですよ。ですから、1人でやれなければ共同で、或いは共同でも難しいんであれば職員を配しても直営だってできるんでしょう。そういう観点からね、人を松前に残すためにどうしたらいいかっていう観点でもの話してますんで、後で再三いうようにまとめて組織の話もしますけどもね、農業の関係で少し考えてみたいなと思っております。今までも振興、農業振興っていうことでね、遊休農地の有効活用、利用っていう議論は何回かしてますね。ところが、未だにその姿は気配も感じられないんですよ、私にすればね。なぜこういう話をしますかっていうとね、やっぱり松前町はやっぱり気候風土、天候にも恵まれているし、かつて松前町にどういう作物が一番適してるかという取り組みも私も経験ありますんでね、その時に調べてみると、やっぱり潮風がちょっと気になるけれども地下で育つ物は間違いなく松前町ばっちりなんですよね。そういうことを考えていくとこれからお話することはね、やはり人をそこに働かせる、或いは働いてもらう場所をつくるためにはね、今の遊んでる農地をみすみす黙って見てる方はないんでないかなと。例えばの話ですけれども、誰かがあの遊んでいる土地をきれいに耕地に整えることができて、そこに現在松前町に住んでる人でも或いは町外の人でもね、俗にいうその町民農園みたいな形でそこを使って作物を作ってもらう。作物を作るっていう話はちょっとなんかおかしい話ですけども物を作ってもらってね、そこで楽しく生きがいを感じ、健康を維持し、更にはプラスαとして換金ができるんであれば、こういう形はぜひ取り組むべきじゃないかなと。これを取り組むためにはね、ただ土地均しただけでは駄目なんですよね。やっぱり管理をしなければいけないし、営農指導もしなければいけないし、そこに営農者が何人も集まってくるとすれば、農薬、肥料、農協の購買関係、どんどんどんどん繋がっていく要素があるんですよ。それだってソロバンはじいてね、扱いが人件費出るだけのものがあるとすれば、ここにだって可能性があるんでないかなと。私はそう考えますけどいかがですかね。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
農業の振興のことで遊休農地をどう有効利用するかというふうな、有効利用することによって雇用の場も確保できるというふうなご質問でございます。そのとおりだというふうに思ってます。農業も決して可能性はないとは思いません。可能性はあると思います。やり方があるんだろうなというふうに思ってます。例えば、町民農園的なことも検討の余地はあると思いますし、その辺含めまして担当の職員と遊休農地の利用について、本当に真剣に考えておりますので、もう少し検討させていただければというふうに思います。可能性は間違いなくあるというふうに思っています。ハウスの栽培しかりですね、やっぱりこうチャレンジする要素はあるというふうに思います。
議員の質問 10番 梶谷康介
まあ農地ですからね、農振法なり農地法なりいろんな絡みがあるでしょうけれども、これは不可能な話でないですからやろうと思えばできないことはないと思います。で、かつて一村一品運動の発祥の地、大分県の大山町に視察に行ったことがあります。「梅・栗作ってハワイへ行こう」と。町民あげて梅或いは栗作りに取り組んで、町民の8割以上の方がもうハワイ経験者だというような、そういう町もありましたよね。現地に私実際に視察に行きました。斉藤議長も一緒に行ったんでないかな。そういうこのかつての良い見本があります。その時に感じたことはね、職員の姿なんですよ。結局物作りの指導するのは、作る人よりも指導する人が良い物作らないと指導者でないと。これ町長命令だそうですね。ですから、自分でも物を作って、人よりも良い物を作って見本を示さなければこの事業は成り立ちませんよと。その職員はいわゆるグリーンバイクっていって緑のバイクにまたがってもう町中走り回って、デスクワークなんてほとんどないそうですよ。ですから、そういう形で今の事業を推進するとすればね、最初に言ったように職員も指導者として必要なんです。いろんなこう関連考えていくとね、町の職員も大事な人材として必要だし、こういう事業を進めるためにも、取り組んでもらう人方の考え方も変えていかなければいけないような取り組みもしなければいけない。やはりコンセプトで言っておりますように人が必要な部分でないかなと。ですから、町長の今の検討するっていう言葉で私はいいんですけどね。当然今すぐこうしますっていう話にはなりませんからいいんですけども、そういう要素もここにありますよという。この遊休農地の活用っていうのは大きな要素を含んでますよ。それからあともう一つね。山にちょっと目を向けてみたいと思うんです。いわゆる山菜ですね。これは非公式な話ですけれども、時期になると山菜だけで100万円以上の収益を上げる人がいると。そうした人方が組織を作ってきちっとした形で前へ進めようという動きもあるし、今までそれに取り組んできた人があえてそういうものを作らなくても自分で進めたい。なぜならばそれを表に出すと税金の対象になるという、痛し痒しの面があるもんだから今のまんまでやっていった方がいいっていう人もいるんですよ。ですが、これ全体的に見ますとね、いろんな要素を含んでおってね。山菜、いわゆる山の資源をお金にする方法は、検討の余地ありと。かつてね、今、建設課の課長さんしておられる若佐さんなんですけども、一緒にタケノコの缶詰作ったことあるんですよ。いや、これは町の施設なんですよ。その缶詰を作る施設が今どうなっているのか私わかりませんけれども、そういうことだって町にできるんです。でね、この缶詰の施設っていうのは私、秋田県の男鹿半島まで現地視察を自分で行ってきたことあるんですけれど、友達と2人で行ってきたことあるんですけどね。そこは缶詰の施設を持ってて、自分で缶詰をもちろん作るんですけれども、原料は全て持っていらっしゃいと。そうすっと缶詰にしてあげますよって。ですから、山で採った物、自分で作った物を缶詰の製品化して、いわゆる加工料だけもらってんですよね。そうすると、町の人方は採ってきたものみんなそこに持っていって缶詰にしてもらうっていう、そういう施設が秋田県の男鹿半島にあるんですよ。これは亡くなった上川の成田忠雄さんと私一緒に2人で行ってね、現地まで見てきたんです。ですから、松前町にも実際に若佐さんもねタケノコの缶詰を作った経緯も、経験者ですからね。まああのかつてのその缶詰の施設がどうなるか、なってるか私わかりませんけれども、これ大事な物があるのになあっていう気がしておりますけれども。近くには檜山に、檜山かな後志かな、あすこにも町村で山菜加工場作ってる町があるんですよ。私、今日資料持ってきてませんけどもね、そこにはあるんです。だから、これだって、これからの働く場所としてはね可能性は充分にあると。そういう観点でおります。で、できればね、タケノコの、もとい缶詰の設備がね、松前町に今どうなってるのかって話も聞きたいんですけども、どこにいったかわかんないんでないの。まあ、後で調べてみてください。で、水産言いました、農業言いました。今度観光の面で少し考えて、時間はあと19分か、ちょっと足りないな。まああの観光で考えられるのは、既存の宿泊関係だとか、お土産業者だとかっていうものがあるんですけれど、松前の観光客の中で一番要望の多い中で対応ができていない部分が、松前町らしいお土産だとか食べ物がないっていうことが、観光客の声なんですよね。ですから、そうしたものも考えに入れながらね、お土産の開発製作販売、そういう部門も作ってね。これもやっぱり指導者が必要ですから、それから取り組む人も必要ですから、そういうものも考えていく余地があるだろうと。更には、今の道の駅の部分を考えますとね、あの部分が松前町の物産振興の拠点施設だということでスタートしておりますよね。私は今でもそれは自分の腹の中にきちんと、あすこは松前町の物産振興の拠点施設だという考え方で位置付けていますんでね。これからお話しようとするのはこれにも関係あるんですけど、今まで水産、農業、観光、更には役場の職員のお話してきましたけれども、この道の駅のね、これからの在り方を考えますと、今言ったようなものと全部関連させて考えたらどうかという考え方。今のままでね、悪い話ですけども失礼な話ですけども、さくら漁協に指定管理者でやっていたら私はいずれ返されますよ。恐らくあの人方はね、とても指定管理者続けていられませんって返してきますよ。しかもね、今の発想、これは正式な話じゃないですけどね。リスクの分散で組織を考えてるなんてナンセンスな話でしょう。どんな組織ができますか、リスクの分散なんて。これあり得ないんですよ。だから、いずれはこれはパンクします。パンクしますと松前町に返ります。返った時にどうしますか、直営でやらないといけないでしょう。ですから、そういうことをいろいろ考えますとね、私はそこは法人化、別法人化してそこが中心になって運営していかなければいけないんでないかなと。その法人化の方法として、これは私の考え方ですけども、あくまでも私の考え方ですけども、いわゆる今でも言われてます社団法人ね、社団法人、そういう形にしながら松前町、仮の名前ですよ、「松前町産業振興公社」みたいな形で組織作りしたらどうかなと。構成員は松前町であり、さくら漁協であり、農協であり、観光協会であり、商工会でありとそういう組織を考えてね。そして、今の話、漏れ聞くところによるとNPOまでそこに引き込もうとしてるから、利益の配分をしちゃいけないってことになるから、そういうことのない形の中で、利益が出たら利益の配分できるような構成メンバーでやればいいじゃないですか。そうでなければ起業なんて前へ進まないですよ。最初からリスクの配分なんて考えて組織運営なんてナンセンスな話じゃないですか。ですから、これからの松前町の道の駅が、道の駅「北前船」、道の駅「松前北前船」かな、そういうものが活きていくためには今のような法人化をして、町だってね、最終的なことを考えればほうっておけないから構成員のメインになってね、そして、そういう今の前段で言いました水産の、私どこでやるのかっていうような話をしたのはここなんですよね。結局組合も構成員になり農協、漁業協同組合も構成員になり、農協も構成員になり、更には観光協会も構成員になりっていったら、それぞれのこういういろんな仕事を考えていくと構成員になって自分達の関連事業の中で進めることは、私は可能だと思うんですね。だから、そういう形でね、松前の道の駅を中心にしながらね、法人化をした社団法人、仮の名前「松前産業振興公社」でも作ってね、それを進めていくと松前町、道の駅の生き残り可能だし、そこを中心とした事業展開を考えれば、前段で言いましたホッケの養殖でも松前漬の製造でも、コンブ養殖でも。更には農協の関係でいけば遊休農地のいわゆる農園の管理から、購買の扱いからいろんなもの考えていけばね、私は構成員として充分考えられる要素だと思ってます。そういう前に見えるものが、ポジティブなものが見えるものがない中でね、組織作ろうっていうのは何回も言うようにナンセンスだと。町長、検討の余地あると思うけどもいかがですか。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
道の駅の在り方についてお尋ねがありました。基本的には道の駅は当初、設立当初の目的であります松前町の物産の拠点化すべきだというふうに思っていますし、そうせざるを得ないというふうに思っております。ただ今、梶谷議員から道の駅の在り方につきまして、例えば松前町の産業振興公社という仮称でありますけども、そのようなご提案がありました。大変貴重なご意見だというふうに思います。物産の拠点化するべき組織の中に、町内のいわゆる産業団体が帰属するっていうことは、本当に基本だろうというふうに思っております。いずれに致しましても、現在道の駅の在り方につきましては、議員ご指摘のように組合が手を離す前に対策を講ずるというふうに思っておりますので、組合長ともこの辺につきましては共通の認識でおりますので、今後どの方向で道の駅の方向性を決めるか、ちょっと協議して早々に結論、方向性を見出していきたいというふうに思っております。以上でございます。
議員の質問 10番 梶谷康介
あと12分ぐらいしかないもんですから、程々にしながらね。高齢者の部分にも進んで行きたいと思ってました。何故、今この部分をお話してるかといいますとね、やっぱり町を支える一番中心になるいわゆる生産人口なんですよね、生産年齢っていうかね、いわゆる15歳以上64歳未満の人口分析するとそういう層の話をしてるんですよ。ここが強くなければね、その前の0歳から14歳までが発生してこないんですよ。ただ、この0歳から14歳までの人口構成の話をするとなればここしかないんです。その人方にどうせって話じゃないから、ここ中心にして今お話して。これからお話する部分は、この65歳から上の人方の話になるんですけども、この人方の実態をみる時にね、まあ通告書にも書いてありますように非常に収入源が乏しい松前町の実態ですよね。いわゆる年金を基にして生活を維持するっていう層なもんですから。その年金の大層は国民年金。国民年金はじゃあどれぐらいの年金額かというと、一番いい条件でもらっても80万そこそこだと。松前町の今の年金の実態、年金生活者の実態見ますとね、この国民年金で80万満度にもらってる層なんてそんなにいないでしょう。この間、いつかの席でお話しましたように30万前後の年収で生活している人だっているんですよね。ですから、そういう人方が松前町の今度人口構成からいって、50%に近付いた時に生活できなければどうしたらいいかっていう方向を探しますよ。そうすれば息子、娘の所に行ってそこで余生を過ごすというような形になるとすればね、この構成は高いけれども、絶対数が少なくなる可能性があるんです。これはもう間違いなく人口に大きな影響を及ぼす部分なんですよ。ですから、この部分をどうするかっていう考え方も併せていかなければいけない。ですから、この通告書にありますように少しでも生活にゆとりと潤いが、そこに作ってやらなければいけないとすれば、町で小遣い銭、出してやるわけにいきませんから、その人方が収入を得られるような対策を、或いは政策を考えてやらなければいけないんでないかなと。これが、私前段で言ってきてるこの遊休農地の活用で、そこで健康を維持しながら楽しみながら、そしてプラスαの収入が得られるような要素があると。ですから、これが自分で作物を作って出来高制で収入を得るのか、或いは場合によっては時間制でそこで働いてもらうとか、いろんな方法あるんですよね。それはこれからの形っていうのは、検討していく余地は充分にあるという私の考え方なんです。町長、前の質問でお話しましたね、仮称、社団法人松前産業振興公社。公社ってのは組織作る上においては比較的楽なんですね。しかも、あなたがトップになれるんですよ。町が出資し、それから参画する人方がいわゆる出資、社員っていいますか、社団法人ですから社員っていいますか。そういう人方が出資することによって事業への参加もできると。前段で言いました組合ではいくつかこう挙げた事業がありますよね、漁業組合では。それから農業協同組合でも考えられる町民の農園だとか、それに付随する肥料、農薬、購買関係のものも考えればね、組織だって決してマイナスではない。やっぱり、そういう組織を作る時には、参加する者に少しでもプラスになるような要素がなければ社員は集まって来ないし、組織はできないっていう観点からすれば、今のような考え方に立つのが私は正しいんじゃないかなというふうに思います。いかがですか。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
前段で高齢者の方々の所得の確保の部分で、年金のお話がございました。現在松前町の現状を申しますと、平成24年の3月末現在で国民年金の受給者であります老齢基礎年金の受給者の方が3千419人おります。所得に、年金額にしますと20億ぐらいなんでありますけども、単純に割り返しても80万にはとどかないというのが実態であります。こういうふうな状況の中で、いろいろ高齢者の所得の在り方についてお尋ねがございました。健康で長生きしていただきまして、住んでて良かったと思えるような政策を作っていくのが私の務めだと思ってますので、その辺の部分、そのことにつきましては意をもって対応していきたいというふうに思っております。それと、仮称、松前町産業振興公社、本当に貴重なご意見いただいたと思っております。先程も申しましたけども、決してこのままではいいと思っておりませんので、なんとしてもこう新しい、この道の駅を産業の物産の拠点化すべき方向に向けて、最善の方策を漁協と連携を取りながら考えていきたいというふうに思います。まずは、本当に貴重なご意見をいただいたと思ってますので参考にさせていただきたいと思います。一方で、町として、松前町としてどのような関与の仕方が本当に望ましいのか、その辺の部分も慎重に見極めて対応してまいりたいというふうに思っておりますので、何卒ご理解いただきたいというふうに思います。
議員の質問 10番 梶谷康介
途中で今回の質問のコンセプトの話しましたけども、何としても1人でも2人でも松前町に残ってほしいんですよ。それは、一つは人材の確保もそうですし、過疎化の歯止めにもなります。なぜ、こういう人手を必要とするような話ばっかりしたかというと、現在のこの世の中からいったらね、ある意味では私、逆行の話してるんじゃないかなって心配はしてるんですよ、本人はね。効率だとか削減だとかっていうことが今の流れとしては当たり前の話なんだけども、松前町の過疎を止めるためには人が必要なんだと。そのためには、人が必要な仕事をそこに作り出すということが基本でないのかな、あえて人手の必要な話ばっかり私してんですよね。してね、何かの機会に私B/Cの話しましたよね。この「C」っていうのはコストですから、そのコストの部分が人件費なら人件費でもいいですよね。で、上で「B」の部分がいわゆる利益だとか効果だとかっていうようなもので判断するならばね、人が松前町に一人残ることによって、この「B」の部分は町長、どう考えてますか。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
人口が大変貴重な、町政運営の中で人口の増減っていうのは財政運営をする中では大変大きな影響ありますので、本当に1人でも5人でも多くの人が住めるような、そんなまちづくりをして、目指していかなければならないというふうに思っております。以上です。
議員の質問 10番 梶谷康介
「B」が1人そこにいたとすればね、若い人、松前高校、仮にね松前高校卒業者を1人確保します。そうすると間違いなく1人定住します。まあ、運良くパートナーが見つかって家庭を作ったと、そこでまた運良く子宝に恵まれて家族が増えていった。これはもう今、地方交付税の算定の最たる基準になることは間違いないですよね。ですから、そういう発想でいくと1人残すっていうその「B」の効果、いわゆる利益っていうのは松前町にとって大変なものだと思います。更にもっと付け足していうとね、松前高校に入る人方が、運が良ければ松前町に奉職できるっていうことになれば、一つの大きな目標になりますよね。一生懸命頑張って私は松前町の役場に勤めるんだと。そして、将来は松前町を背負って立つんだというような人が残ってもらわないとね、これは松前町としても大変だし、そういう効果がもし顕著に表れてくるとすれば、松前高校目指す人だって増えるんでないですか。そういうふうに一つ一つ、まあこれは付け足しみたいな話になりますけども、今までのものが私は全てだとは思いません。各分野に詳細に検討していくと今のような形で松前町に必要な人をそこに置ける要素っていうのは、何も固まって10人も20人も一気にそこに残さなければいけないと、これは並大抵じゃないですから、一人ひとりでもいいですからね、残していくような政策を考えていただきたいと。前段で言いました社団法人の形につきましてはね、必要であれば私、資料持ってます。そういうものも持ってますし、まあ力になれれば微力ながら私も頑張りたいと思ってますんでね、立場違っても目指すものが町民の、或いは町の振興、発展ですから、頑張っていきたいなと思ってます。町長も体に気をつけて頑張って下さい。決意だけ述べて下さい。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
体の心配していただきまして、ありがとうございました。まずあの松前高校のお話でございます。とにかく人口の重要性っていうのは財政の脆弱な松前町にとっては、本当に人口が増えることが何よりも願いでありますので、その辺は大事に大事に大切な部分でありますので、その実現に向けまして、どんな政策がいいのか、職員共々一生懸命知恵を出して頑張っていきたいというふうに思っています。松前高校の方には、校長先生にはプライベートな部分でありますけども、将来何年後になるとこういうふうな状況なりますよと。従って、現役の高校生にも大きなチャンスの時期が来ますよというふうな情報は提供しておりますので、いずれに致しましても30人、この4年間で30人が退職していく状況でありますので、すぐ現役で30人ということも厳しいと思いますので、私は町内出身の中途採用者も幅広く考えていくべきだというふうに思ってます。旅にいる人が松前にきて生活していけるような環境も一つの政策だというふうに思っておりますので、人材の確保に向けまして一生懸命頑張ってまいりたいというふうに思います。それと道の駅ふっくるめまして、総じて松前町産業振興公社の関係でございます。本当にこう厳しい状況下でありますけども、何とかいい方向にいけるように、町民参画型の道の駅の運営ができればいいなというふうな思いして、思いをしております。本日梶谷議員からいろいろご質問いただきました。本当に松前町には、可能性があるなあというふうに思っております。私も低所得者の、高齢者の皆さんに生きる喜びと安定した生活を送れる環境を作ってやることが政治の責任だと思っておりますので、一生懸命頑張りたいと思います。今日はどうもありがとうございました。
議員の質問 10番 梶谷康介
2分30秒あるから、もう一言だけ言わせて下さい。あの町長もね、松前町出身者の話されましたけども、私もかつてそうだったんですけどもね、やっぱりあちらこちらに「松前会」っていうのがありますよね、松前出身者の。その人方には常に言ってきたことは、あなた方の大事な故郷は私達がしっかり守りますし、だから町外からも故郷松前を応援して下さいって言ってきたんですよ。ですから、今の関連の事業ね、考えた時には例えば松前町の生産物はね、どこでもやってるように故郷会員を作って旬を、四季に分けてね松前のその産物を送って、ある意味では松前町にも還元させてもらうと。それから、場合によっては松前にIターンっていいますかね、Uターンっていいますか、そういう形で松前に帰ってきて松前のために一緒に汗を流そうという面もありますし、或いはあなた方の故郷を終の棲家としてね、ぜひ帰ってきて下さいという話もするべきだし、そういう話をした時に一番課題だったのは、ある程度年齢に達した人方ですから病院の話だったんです。ですから、今は幸い病院も良い形になってますから、それを充実させていって、そういう人方の考え方にも応えられるような町にしていけばね、町の中でも力を合わせるし、町内出身の故郷に対する思いに応えることもできますから、そういう面も充分考えてこれからの松前会に行った時にはね、そういうこう熱い訴えをした方がいいと思いますので提言しておきます。