みんなの議会

松前町議会 平成30年第2回定例会 2018年6月18日

あの一般質問はどうなっているか? 追跡質問する!

聞いた人
梶谷康介 議員
答えた人
町長 石山英雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 9番 梶谷康介

皆さん、おはようございます。昭和29年に1町3村合併致しまして、新生松前町がスタートして今日まで、佐々木豊町長から石山町長、8代目になりますね、平成24年の4月に石山町長がスタートされたわけでございます。以来約6年、この松前町の現状を憂慮しながら、あらゆる面に対して取り組んで来られた経緯に関しましては、心から敬意を表します。振り返ってみますとね、松前町のこの産業、あるいは医療、福祉、教育など、各般に渡って課題を抱えているわけです。そうしたものを踏まえて、議員としての矜持を基に今まで各般に渡っての一般質問を繰り返してきたわけでございます。特に今回は、新しい石山町政がスタートして今日までの私の一般質問を振り返って、あのときの町長との議論を交わした中身はどうなっているんだろうと。私の思いを含めて随分議論させていただきました。そうしたものを含めてね、追跡質問って言いますか、確認、あるいは反省、そうしたもの含めて質問をしたいと、このように思っております。松前町の漁業の実態に対しては、特に厳しい状況を踏まえてね、過去に繰り返した議論の中から、特にこの漁業振興という点に絞りまして、今日は質問させていただきます。今までの議論の中で、町長と私の漁業に対する共通認識って言いますか、ほぼ違いがない形の中で進められてきたんでないかなと、そういうふうに認識しておりますから、あえて今日の漁業に対する認識を町長に問うことなくね、過去を振り返りながら進めていきたいと思います。町長ご存じのとおりね、松前町は今日1町1漁協という形で産業振興に取り組んでおりますけれども、かつては原口から大沢まで6単協ありまして、各単協の販売金額の総額を見てもね、本当に驚くべき数字の変遷が並んでいるわけですよ。特に今回の30年の3月の末日の販売金額、俗に言う29年度って言いますか、そうしたものを見ますとね、実に10億ちょぼちょぼまで落ちてるんですよね。ですから、そうしたものがこれからまだまだこの形が続くんでない、形って言うか傾向って言いますか、その形が続くんでないかなという心配がありますから、それを基にして今まで議論を交わしてきたわけです。町長はこんな振興策を考えて、私はこんな思いでいるという議論を交わしたわけですけれども、そうしたものが本当に繰り返しますけども、どうなっているんだろうなって心配しています。ちなみに、この販売金額の経緯をちょっとたどってみますか、町長。今言いましたようにね、30年の3月末日で10億4千413万円になりましたよね、この29年度の水揚げ。今まで何とか12億の水揚げを維持してきました。それが一気に10億台に下がってしまった。組合経営の中も私、参考までにチェックしてみたんですけれども、私は18年ぐらいまでさかのぼって販売額の推移18年度は21億ちょっとあったんですよ。その後、18億、17億、14億、そして24年度には12億の販売実績ありながら、組合経営では今度赤字決算してるのね、471万円の赤字決算してます。幸か不幸か、それ以外の組合の決算は何とか黒を保っていると。ただね、町長、問題は、組合が黒で経営しているっていうことが、本当に松前町の水産振興なのかと。組合員がどうかっていうことを考えないといけないですね。やっぱり個々の組合員が、それぞれ水揚げがあって、自分達の生活を維持していくことができる中身でなければ、本当の意味での漁業振興にはならないんでないかなと、そんな気がしております。組合員の水揚げ、いわゆるそれぞれの所得ではないんですけどね、所得ではないんですけども、水揚げ実績を見てみますと、ちょっと古い資料なります。確か、4、5年前の一般質問の中でね、組合員の所得に関する質問しております。そのときは、組合員それぞれの、もちろん個人名は別にしましてね、一番水揚げされている方から、ずっとこう金額を調べていったんです。原口の漁業者は別格としましてね、もうあの人はずば抜けて水揚げが多いんですけれども、漁業の中身が違いますよね。それに続く人からずっと行きますとね、トップで3千万いかないんですよ。そして、ずっとたどっていくと10番目、もとい100番目になるとね、町長いくらになると思いますか。100番目の組合員で300億に届かないんですよ、その時点でね、私ちょっとデータ的に古いんですけども。更に100番以下の人、仮に400人組合員いるとすれば、300人の組合員がね、それ以下なの。だから、仮に12億としますか、最近のね、一番新しいのは10億ちょぼちょぼですけど、10億だとね、400人組合員いたとすれば、パーで300万と。これは単純にね、わかりやすいように言ってるんですけど、そういう状況なんですよ。もっと驚くべき状況は、更に下にいくと100万以下の水揚げの漁民層がね、すごく多いんですよ。本当に常識的に考えればね、どうやって生活して、これは余計な話かもしらん、立ち入った話かもしりません。どうやって生活してるんだと思うような実態が続いてるんです。だから、こういう実態をどうしなければいけないかということが、私は本当の漁業振興でないのかなと、こんな気がしております。通告した中身はね、項目的には5回の定例会の議論を踏まえながら、どうなのかなという質問を私はしていきたいなと思っておりますけれども、それぞれ繋がるのは最終的には漁業振興なんですよ。ですから、質問もね、場合によっては行ったり来たりの質問になって、通告どおり、これは一番目の平成24年6月の2定の質問ですよっていう話にはならないんでね、恐縮ですけども、それは理解していただきたいなと、このように思います。それでは、順次質問をさせていただきます。1点目にね、今のイカ釣り、更にはマグロ、更には古い話でサケ、マス日本海流し、そうしたものから漁業の中身が変わってきてね、一番新しい情報の、松前町の漁業の実態をちょっと見たいと思います。私、30年3月末のね、組合の販売事業取扱実績表を見てね、私びっくりしたのはね、1億を超えた水揚げある漁業ってのはさ、5種類しかないんですよ。かつては大宗漁業のイカで3億、5億の時代があった。しかし、マイカだってね、1億700万ですよ、1億700万。そして順番からいくと3番目です。1番なんだと思いますか、ヤリイカなんですよ。ヤリイカが1億8千550万、2番目がウニなんですよね。ウニが1億3千400万、そして今言いましたマイカが1億700万と。そして驚くべき数字が出たのはね、ホッケなんですよね。たかがホッケ、されどホッケって言いますか、これが4番目に入ってきて、1億650万、そして松前町のブランドにして育てていこうという期待を持って取り組んだマグロがね、1億400万しかないんです。どうしますか、こういう状態で。マグロに頼る要素はないでしょう、この取り巻く漁業環境からしてもね。なら、どうするかっていう話になるんですけれども、町長と今まで議論を交わしてきた中でね、そういう漁船漁業に依存する松前町の漁業振興は、非常にウエイトが低くなってきている。だとすれば、おっしゃるように、町長おっしゃるようにね、つくり育てる漁業っていう話、何回もしてますよね。私調べてみましたらね、町長が24年の4月に就任される前にね、前の前田町長とは平成17年に、17年のね、第1定でこの漁港利用でつくり育てる漁業をしなければいけないって話からスタートしてるんですよ。ですから、10年を越えて13年、町長とお話してからだってもう6年なりますからね。だから、そういう状況でありながら、松前の漁港、漁港利用のつくり育てる漁業ってのは、どう変わっているかと。町長、その辺はね、まず聞きたい、お尋ねしたいんですけど、この状況を力を入れてきた、お互いに思いを持って語ってきたこの漁港利用で、つくり育てる漁業を推し進めながら、松前の漁業振興しようとする形を思えばね、今の状況ってのは町長どう認識されますか。まずそっからお尋ねします。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

梶谷議員から、一般質問を頂戴致しました。平成24年の4月に町長就任して以来、梶谷議員から一般質問を、漁業振興に係る一般質問を頂戴致しておりまして、時には厳しいご指摘も受けましたし、時には建設的な意見もいただきました。参考にしている部分もあるわけであります。本当に現状、今の漁協の29年の、9年度の生産についてもご指摘ありました。本当に議員ご指摘のように、12億の生産が10億4千万程度で推移したというふうな状況であります。この要因ってのはやっぱりスルメイカ漁の不振、更にはマグロの漁獲規制等々で落ち込んでいる状況だというふうに、私は認識しております。しかしながら、今、つくり育てる漁業についての過去の論戦を交わしてきた中で、どういうふうに推移しているのかというふうな部分につきましては、いろいろ29年度ではヤリイカが1番、1位、2位がウニ、3位がイカ、スルメ、そして4位がホッケというふうな状況、正しくそのとおりでありまして、今までのやっぱりイカとマグロが上位を占めている状況から、漁業の生産の内容も大きく変わってきているんだというふうに思っているところであります。ご指摘されてるように、つくり育てる漁業の推進にあたっては、やっぱり漁港をどういうふうに利用していくのかというふうなことが大事な観点だというふうに思っておりますし、冒頭議員から組合が黒字でいいのかと、それよりも漁業者の方の所得の確保の方がっていうふうなご指摘もありました。確かにそのとおりだというふうに思っております。100万未満の皆様方の、漁業者の皆さんの所得を向上させるということが、まず私は究極、少子高齢化の中でですね、低所得者の方にも、方が所得を少しでも確保できるような支援をしてまいりたいというふうに思っているところであります。つくり育てる漁業の推進っていうふうなことであります。まず基本的にはやっぱり議員と同じような方向で考えておりまして、漁港を有効に利用しながら、少しでも所得を上げれるような体制づくりをこれからも推し進めていきたいというふうに思っているところであります。そういう認識でこれからも水産の振興に対しまして取り組みをしてまいりたいというふうに思っております。

議員の質問 9番 梶谷康介

まあ、簡単な話じゃないから、私も質問のこういう形に立ちながらね、非常に悩みながら質問してるんですよ。こういう数字を見たときにね、漁船漁業に依存する度合いが期待できない状況にあるってことは前段でも申し上げましたから、ならどうするっていう話になるのは、私は理解していただけるのかなと。その一番の方法としては、前の議会でも質問したときに、松前町には777億円超の投資した大きな13港の施設を持っているんだと。しかし、その13港の施設が全て漁民の皆さんが有効に使っている状況で、あとに使えないっていう状況でない、まだまだこれつくり育てる漁業に必要な静穏域として使える要素が私はあると。これはもう今までの議会の中でも町長と議論しながら、当然共通認識に立っているんです。だから、その漁港を利用するために町長一人で悩んでいてもね、これは簡単にできることではないですよ、漁民直結の漁港ですからね。その人方の理解と協力、更には関係者の知恵を借りながら、先を見込んだ漁港利用をどうするかっていう、町長、プロジェクトチーム立ち上げたらどうかっていう話もしたでしょう。十分検討してます、勉強してみますと言ってるんだけども、これが見えてこないんです。本当に冗談じゃなくしてね、この漁船漁業の期待度合いが少なければ、育てる漁業にどうやって向かうか、そして13港それぞれの港をどう使うか。これは、今までも繰り返してきた議論ですけれども、港の一部をね、一部を使ってつくり育てる利用の仕方もあるだろうし、更に進んでいくならば、どこかとどこかを集約しながら、空いた漁港を専門的につくり育てる地域にしなければいかない。これだって町長、共通認識に立ってるでしょう、ね。町長だって十分そうしたいと思っているはずなんだから。だから、それを進めなければね、この議論ってのは空転してるにすぎないんじゃないかなと。ですから、その辺はね、やっぱり町長の周りには優秀なスタッフがいるんですから、今の考え方を進めるためには、どんな仕組みをつくって、どんなタイムスケジュールをつくって進めていくかっていう取り組みが見えてこないのが残念なんだな。現状、町長どうなってます、この件。再度お尋ね致します。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

プロジェクトチームを立ち上げるというふうな質問もいただいた、そして、私、多分こういう答弁したと思うんであります。地元の実行組合、各々各漁港ごとに対応が違っておりますので、何とかその方向に向けて、漁港利用できるような方向に向けて進める場合に、やっぱり地元の実行組合の中でのきちんとしたルールづくりが大事なんだろうなというふうに思っておりまして、いろいろそこの部分では漁業者の皆さんと、実行組合の皆さんといろいろ意見を交わしてきたところであります。そして、漁港の集約化も、本当に漁船が減っておりますので、究極、私は必要だというふうに思っておりますし、北海道の方にも相談した経緯もあります。いろいろこう、しかしながら、やっぱり漁業者の地元の実行組合が立ち上がらないとなかなか動いていけない部分ありますので、その辺を意見を聞きながら、集約化に向けた対応も進めていきたいというふうに思っているところであります。いずれに致しましても、漁港利用して少しでも、1点目の質問お答えしましたけども、やっぱりウニとホッケが少しではありますけども伸びてきている実態がありますので、漁港の中をどういうふうに利用していくのかというふうな部分については、これからも力を注いでいきたいというふうに思っております。ナマコにつきましては、現状全漁港の中で放流しております。それから、アワビについても利用しているのが4港、そしてこれから2港で計画を検討するというふうな状況であります。それから、ホッケについてはですね、現在五つの漁港で実施しております。それから、2件ほど、2港ほど今計画を立てている状況だというふうに聞いております。それから、ウニについては1港、それから検討しているところが2港あるというふうな状況で、確実に漁港内を、静穏域を利用しているケースが増えてきているっていう状況になってきているところであります。本当に漁港内で現在ナマコとアワビとホッケの部分で、最近の水揚げの話をさせていただきますと、ナマコ、アワビ、ホッケで平成28年度には1千700万の生産でした。29年度は1千900万になっております。それから、平成30年の5月、この5月現在では2千600万に増えてきている状況がありますので、着実に伸びてきているというふうに思っておりますので、これからも漁港内の静穏域を利用したつくり育てる漁業の方は支援をしていきたいというふうに思っております。

議員の質問 9番 梶谷康介

町長おっしゃるようにね、このホッケ、ウニの状況は私もつかんでおります。あえてホッケの話をしますとね、実績表を私毎月いただいてます、担当者から。そして、その推移を見ていきますとね、この最後の年度のね、年度の最後の3月実績で1億台に乗ったってことは、私本当にびっくりしてるんです、正直言って。それまでランクはずっと下で、1億届かない状況だと。なぜそれがこういう形になったかと言うと、町長のお話にも関連するんですけどね、やっぱり11月、12月かけて獲ってきたホッケをそのまま出さないで、港を使って育てて、そして2月、3月に出荷して、正に付加価値がついて1億台にどんと乗って、ランクも4位まで行ったという実績はね、何を物語るかっていうことなんですよ。町長おっしゃるようにね、たかがホッケ、こんな議論はね、私はするべきじゃないし、大事にしていかなければいけない魚種じゃないかなと、こういうふうに思っております。でね、この関連で注目する発言、町長してるんですよ。過去の一般質問の中で議論したときに、寿都の町長とお話したときに、ホッケの産卵礁の話をこれから進めると。松前もそれに追随しながらね、これ振興していかなければいけないんじゃないかなって発言されてるんですよ、私ね。ですから、それだってどうなっているのかなと。この件も、もしご説明いただけるんであればしていただきたいと思います。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

ホッケについてお尋ねがございました。ホッケの蓄養の実績を申しますと、平成28年度には900万の生産であります。それから、29年度では1千100万円、そして30年、現在でありますけども、1千700万まで伸びてきている状況であります。本当にたかがホッケ、されどホッケっていうご指摘されましたけど、そのとおりだなというふうに思っております。今、札幌圏でも回転寿司に行きますと、時期によっては松前産のホッケが提供されている店も増えてきているようでありますので、着実にブランド化されてきているというふうに思っておりますので、これは強くこれからも振興していくというふうなことが大事なんだろうなというふうに思っております。それから、寿都の片岡町長さんといろいろ日本海の振興対策でいろいろ議論して、共通の魚種と言いますと、やはりヤリイカとかホッケというふうな部分が、寿都もホッケには大変力入れてますので、これ北海道が推進しております日本海対策の中で、何としてもホッケの産卵礁のようなものを提案していければいいなというふうな話を、今回道の方にもしているところであります。それと、今、副町長からデータいただきました。31年度からホッケの産卵礁につきましては、現在の原口地区に1年の予定で今進めておりまして、藻場を造成するような状況で北海道とは話が進められているところであります。いずれに致しましても、漁港内での生産拡大が少しずつ見えてきておりますので、漁業者の取り組みに対しまして支援をしていきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいというふうに思います。

議員の質問 9番 梶谷康介

何やるにしても、時間もお金もかかる、これも私十分理解しながら発言しております。時間がかかるんであればあるほど、早く頭出しをしないといけない、取り組みをしなければいけない。いつまで経っても取り組まない、頭出しをしない、だけど議論すれば大事だという認識。変わりませんよね、この姿繰り返しては。ですから、やはりこれは、何事においてもそうなんですけれども、やはりスピードってのも十分な、大事な要素だなと。繰り返しになりますけれどもね、時間かかること、お金のかかることばっかりですよ、何を言っても。ですから、やはりそうであればあるほど、早めに取り組みしてじっくり時間をかけて、多くの人方の理解と協力を得ながら進めなければいけないと、私はこう思ってます。ですから、今のホッケの産卵礁の現況を説明いただきましたけれども、31年度のどの時期になるか、お話ですと一応原口という地域の名前が挙がりましたけれども、やっぱり松前周辺ってのは、ホッケの産卵場所の適所になってるんでしょ。確か、私はそういうふうに聞いておりますけれども。ですから、一気にね、あちらこちらっていうわけにいかないでしょうから、確実に着手して、一つずつ実績を上げて先に進めていかなければなと、このように思います。更に、お話のありましたウニについてもね、中身的には私は非常に疑問のあるのは、例の稚貝の60万個の移出ですよね、移出、余所に出してる、これやってますよね、60万個、各単協って言うのか、実行組合って言うのか。そうした実態を見たときに、私はウニの生態、正直言って100%わかるわけでありません。ですから、そういう種、稚貝の移出がね、これからのウニの状況にどう影響するかっていう心配は正直言ってしてます。浜の人方の話をすれば、やはり我々一番今期待してるのは、着実に水揚げの期待できるのはウニだと。しかも、時間が他のものに比べてそんなに長い時間でなくって可能だと。もっと言えばね、もっと言えば地域によっては、深みにいけばまだまだウニが生殖ってのか、生息ってのか、そういう状況にあるんだから、ここで採れないものは深浅移殖、これは実際にやってますけどね、やってますけども、これだってもっともっと進めていかなければいけない大事な事業でないかなと。浜の人方は私に言ってますよ、やっぱり手っ取り早い、自分達の水揚げの増は、そういう深浅移殖なり、あるいは小さなものを自分達の地域にばらまいて育てていくと。この形が一番収入を上げる近道なんだと。ちなみにね、例えば白神なり荒谷なりのウニに取り組んだ人方に対する、あれ配当あるんですね、組合員にはね、それが驚くなかれ、1人あたり10万前後の配当があるっていうんです。ですから、それがあると組合員に対する運営の負担の手当になると。そういうものでもなければね、今の水揚げの中から組合運営の負担をしていく。それは逆に負担になって、こんな状況だら組合員止めてしまうみたいなね、悪循環が繰り返されていくから、できるならば今みたいな非常に手っ取り早いっていうかね、わりと取り組みやすい形に力を入れて、今みたいな形ができると自分達の負担も軽くなるから、ぜひ進めていただきたいなという話も聞いておりますけれど、町長、この話ってのは、浜の人から聞いたことない、いや、本当の話なんですよ、私、原口から白神まで全部回って浜の人の声聞けるわけじゃないんですけども、地域地域のめぼしい人方に声を聞いていくとね、そういう声が非常に強い。ですから、今お話しましたように、実際に深浅移殖をしてないわけでないんですけれども、それに更に力を入れながら、できるならば進めてもらえれば、大分前段で言いましたように、組合経営に必要な自分達の負担金も払えるしね。実際に自分達の収益が上がることによって、他の漁業に対する取り組みも変わってくるんだがなというお話ですけれども、町長、ご認識はいかがですか。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

ウニについてのご質問いただきました。本当にご指摘のように、天然資源が、ウニの天然資源が豊富であります。これを本当に有効に利用するという観点からですね、やっぱり指摘のとおり、種ウニを出荷、今まで続けてきているところであります。しかしながら現状を見ますと、平成29年度のウニの総生産額が1億3千400万あります。これは、議員ご指摘のように29年度においてはウニの漁獲高が第2位だというふうなことも事実であります。その内訳を申しますと、天然のウニを採取したもので6千800万、そして、大島のウニが1千900万、更には蓄養のウニで2千800万、そして種ウニの販売で1千800万、2千900万くらいなりました。合計で1億3千400万を生産しているという状況であります。その大きな要因っていうのは、やっぱりとってすぐ売るんじゃなくて、組合で今行っております塩水パック、むき身の塩水パック。大変な付加価値がついてきている状況だというふうに聞いております。更には、町内にはウニを扱う加工屋さんも上川の方で営業が始まります。ですから、地元で地元のウニをどんどん生産できるような、一つのレールが今敷かれつつあるんだというふうに思っておりますので、供給できるような、業界の皆さんに地元のそういう商店、経営者の人方に確実にウニを提供できるような、そんな環境づくりがこれからが必要だろうなというふうに思っております。それと塩水パック、本当にふるさと納税でも大変な人気があるようであります。ですから安定した供給、安定して供給できるような体制づくりは、本当に重点的に取り組んでいきたいなというふうに思っているところであります。本当に付加価値をつけれる大きな材料って言うんですか、要因があると思いますし、漁業者の皆さんもそれのように意識も変わってきているんだというふうに思っているところであります。それから、高齢者の漁業者の方々にも配当金が渡るような体制づくりも必要だと思いますし、これはウニに限らず、例えばアワビにつきましても高齢者の皆さん、高齢の漁業者の皆さんには配当が当たるような、そんな体制づくりもこれから必要だなというふうに思っております。いずれに致しましても、地域の実行組合での取り組みになりますので、きちんとしたルール化が必要だなというふうに思っております。例えばアワビにつきましても共同採捕っていうんですか、ダイバーで、これがいいかどうかはわかりません、これは実質実行組合でやりますけども、共同ダイバー捕りされる、それを実行組合の皆さんで配当できるような、そういったルールづくりもこれから必要だなというふうに思っております。本当に積極的に、目に見える有効なものには積極的に取り組むべきだというふうに思っておるところであります。

議員の質問 9番 梶谷康介

ウニのね、状況を説明いただきました。確かに生産量が頭打ちであれば付加価値をつけて金額を上げる、この考え方は私は間違いでない、正しいと思っています。ただ、松前のウニの環境っての変わってきてますよね。今までは加工業者がなかった。しかし、ウニを専門とする加工業者ができて、私の記憶では殻付きキロ450円、500円時代がありましたけれども、今のそういう状況の中ではね、850円から1千円だそうですね、殻付きウニがね。だとすればね、むき身にする分野と、それから業者そのまま殻付きで加工業者に販売するやり方と、これは状況ってのは変わってくるんでないかなって気がするんですよ。ですから、その辺はね、これからどういうふうに組合との話し合いの中で振興を進めて、振興って言うか、盛り上げていくかっていうことになるんですけれども、やはり今のお話にありました真空パックだとか塩水だとかっていう話は、付加価値をつける最もいい方法だとは思いますけれども、そうしたものの進める割合だとか、漁業者が面倒くさくて高く買ってくれるんであればね、もうそのまんま出してしまえっていうやり方もあるし、実際には今の付加価値をつける取り組みってのは、組合が直営でやるのかな。そういう形が漁師自体にやれったって、おそらく私は前段のね、450円から500円の殻付きのウニの時代が今は850円から1千円してるんだから、大変な値上がりなんだから、それでもいかべっていう表現が、それで満足するっていう形なのか、その辺はどうお考えですか。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

先程も答弁させていただきましたけども、ふるさと納税の利用、評判も大変いい状況であります。それで組合がやってる直営での塩水パックなんでありますけども、さりとて上川地区で展開しておりますウニの加工業者、殻付きの販売になるんだというふうに思いますけども、そのバランスはきちんと見極めていかなければならないんだろうなというふうに思っております。いずれに致しましても、ウニの加工屋の、加工屋さんの社長さんとも今、お会いするような申し入れ受けておりますので、社長さんともゆっくり話をさせていきたいなと思っておりますし、ウニをこれがチャンスだというふうに思っております。きちんとしたレールづくりが、レールを敷いて組合の経営も漁業者の安定な、収入の確保も、それから業界の皆さんの雇用の確保というバランスも考えながら取り組んでまいりたいというふうに思っております。

議員の質問 9番 梶谷康介

今まで漁港利用しながら、漁船漁業に頼らなくてもいい部分、そうした部分の振興、取り組みについて町長のお考えを聞かせていただきました。まだまだ本件続けていきたいんだけども、次の方があるもんだから。次、水産、旧名称水産試験研究センター、これがいろいろな経緯を経て水産センターと、こういう位置付けをされました。町長、私ね、あなたが町長に就任した早々、今まで農林水産という一つの課を水産の振興のためには、やっぱり水産は水産、農林畜産は農林畜産と、そういう機構上の改革をまずされておりますよね。それだけやっぱり水産に対する情熱を持って取り組んだと、このように受け止めております。ただ、今までの水産試験研究センターがいろいろな経緯を経て、一時指定管理者制を使って、名前を出して申し訳ないですけども、組合に委ねようとした経緯があります。しかし、議会の各議員のいろんな発言をもって、発言っていうか意見っていうかね、そうしたものを踏まえてこの案件は取り下げになって、そして新しい形でこの水産センターが誕生したわけです。その際、大沢にありました旧コンブの種苗センター施設もきちっとした体制ができて今日の姿になって、非常に私は嬉しく思ってるんですけれども、このコンブ養殖のね、本来の使命がこういう水産センターの充実されて、しかも供給能力が、私に言わせたら今の松前町ではコンブ養殖に対しては万全の体制ができたというふうに理解してるんですよ。しかし、現実はね、かつてのコンブに取り組んだ人達の姿が次々と消えて、今は8業者ですか、非常に厳しい状況になって、水揚げも5千万ぐらいですかね、それぐらいの水揚げになってると。もっと突き詰めて言うならば、可能性のある業種だと私は思っております。前にも別な形で本件に触れましたけれども、やはりやり方によっては1千万の生産を計算できる業種だというふうなね、ものだというふうに理解しております。ですから、せっかく水産センターが充実されて、願っていた常駐職員体制もできて、にも関わらずこういう状態を続けているっていうことに対する町長、疑問を持ちませんか。もったいないですよ、こういう漁業の状況が状況であるだけに可能性のあるものは、やっぱり進めて行く方策は考えなければいけないと。一義的にはね、漁業者であり、組合でありっていう考え方を私は否定しませんけれども、産業振興のトップ責任者町長でしょう、ね。このまま放っておいていいんですか。考えを聞かせてください。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

養殖コンブのご質問いただきました。本当に何回も梶谷議員と養殖コンブの関係で議論をさせていただきました。確実に養殖コンブにつきましてもですね、自分で育てれる、育てれるっていうふうな大きな有利な部分もありますので、漁業者が努力することによりまして、確実に所得も得られるというふうな状況になってきているというふうに思っております。ただ、新規着業が増えない状況っていうのは、大変歯がゆい思いもしておりますけども、やっぱり日本海特有の海象状況によって施設が傷む、壊れる部分も、やっぱり大きな障害になっているんだろうというふうに思っているところであります。しかしながら、着実に生産を上げているのは事実でありますので、これはやっぱりきちんと支援していきたいなというふうに思っているところであります。本当に日本海の海象条件によっては、大変な苦労する状況でありますけども、まず現在渡島総合振興局と漁業協同組合とマグロが大変な厳しい状況でありますので、マグロの漁業者の方に少しでも生産を上げれるように、現在協議しているのは、今使われてない養殖コンブの施設、少しこれを有効に利用できないかって今お話をさせていただいております。そして、その施設を利用して、今現在養殖コンブは手を加えて加工して出荷してますけれども、生、生のままで出荷できるようなことも今検討はさせているところであります。それによりまして、生でコンブを出荷することによって、大変な厳しい状況でも、少しでも所得を上げれるような方向で今検討はさせていただいているところであります。遊んでいる施設がありますので、そこにコンブをつけてもらって生で、そのまま海から上げて生で持って行くっていうふうな体制ができるかどうかっていうふうなことを、先般も渡島総合振興局の局長さんと話をさせていただいているところであります。いずれにしても、マグロが大変厳しい状況でありますので、ぜひここの部分についてもそれが実現できるように、私どもも頑張っていきたいなというふうに思っております。まず、本当に確実に生産が見込める、優良な漁業だというふうに思っているところであります。水産研究センターでも大分職員の体制も整ってまいりましたので、研究センターの職員の施設も漁業者の拠点として、研究センターも、新しいセンターも利用していただければというふうに思っております。漁業者が情報を交換できるような、そんな利用もしていただければ、研究センターの一層の利用促進になるというふうに思っておりますので、ご理解いただきたいというふうに思います。

議員の質問 9番 梶谷康介

せっかく施設的にも改良され、しかも常駐職員が配置され、考え方によっては私は松前町の漁業振興の拠点施設だと、こんな受け止め方しております。度々私自身もお邪魔させていただきながら、センター長、あるいは係の職員とも意見交換もさせていただいております。ですから、施設的には、あるいは体制的には私はもったいないんですよ。コンブの種苗生産だってさ、能力的には1万メーター、50メーターの、1基50メーターとすれば200基供給可能なコンブの状況でありながら、今何基ですか、40基ですか、残念ですよね。しかも実績は1業者で1千万を超えたと、2番目の人でも850万、そういう水揚げを、実績をつくっている業種でありながら、町長のお話にもありましたけれども、その事業を進めるためのネックってのはね、私は理解できないわけじゃないんです。だけれども、放っておく手はないんで、何か方法はあると思うんです。ですから、今の町長の話の中にありましたね、種を植え付けた縄をコンブ礁に貼り付けて、そして育てて、乾燥コンブまでいかないで生で出荷するって方法も私聞いてます。福島の進出した業者もコンブほしいんですから。でもね、そういう形でコンブ養殖をやったらね、ろくなものはできないでしょう。間引きはしなければいけない、それなりの対応をしなければいけない、時期が来たから、おい育ったから出荷しましょうって、ろくなものができないですよ。だから、この考え方も私は話聞きながらね、一つの手だなとは思うけども、いささか情けない考え方だなと思ってます。やっぱり、1基上手くやれば100万揚げれるコンブの仕事がだよ、それをやったがために、これはまだ実績ないですから私わかりませんけど、20万だとか30万しか水揚げができない、しかも生育も十分でないコンブを出荷するってことになると、何のためのコンブ養殖だってことなる、水産センター泣きますよ。私はそう考えています。ですから、町長のお話はね、お話として受け止めますけども、それはやっぱりちょっと消極的な政策でないかなと私は思います。むしろ、コンブに取り組むことによってね、これだけの水揚げも期待できるし、やり方によっては家族にそういう手なくたって、多くの人の手を借りてやってる人もいるんだから。いかにそういう人方を育てていって、それから私30年の前の定例会でも言ったでしょ、人口流出のために漁民でなくても一般の人でもコンブ養殖に参入することによって1千万の、これは簡単ではないですよ、簡単ではないです、可能性はそこにあるんだっていうことを考えたらね、そういうことだって考えなければいけないでしょう。ですから、水産センターのセンター長、あるいは職員がね、二人で頑張ってできることでもないけれども、やっぱり関係者との間でね、この養殖コンブの促進ってんですかね、そうしたものをいかに進めるか。ひいては松前町に定住する人も、場合によってはあり得るかもしれない。外から、よし俺がコンブ養殖やってみようという人、来るかもしれない。そういうことだってやっぱり取り組んでいかなければね、漁業者が手回んねえから、縄張って育ったら生で出荷して、なんぼかでもなるんだっていう感覚で水産振興あり得ないと私は思ってますから。いかがですか、町長。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

コンブの養殖は、本当に優良な事業だというふうに思っておりますので、今まで以上に推進して、新規着業者含めまして支援をしてまいりたいというふうに思ってますし、どんどん大きくなっていただきたいなと思ってます。それから、本当に養殖コンブと畜産、牛も今かなりいい経緯をたどっておりますので、その辺も見極めながら海にも山にも優良な事業あるんだというふうな意識をですね、どんどん町民の皆さんに持っていただけるような取り組みをしてまいりたいというふうに思っています。先程、生で出荷の、生出荷の話をさせていただきましたが、それはたまたま漁業者、マグロの漁業者大変な状況だから、何とかここにその人方の思いを、少しでも10万でも20万でもって思いがですね、そういうふうな話で、北海道の方も本当にマグロが大変な状況になるので、何かいい方法ないでしょうかというふうな話を振興局長とした経緯があるわけであります。決して今の養殖、コンブの養殖をこれ以上に、今まで以上に推進する一方でそういうふうな考え方も、マグロ漁業者のために少しでも楽に所得できるような、つなぎだというふうな表現がいいかどうかわかりませんけども、そんな議論もさせてもらっているというふうなことをぜひご理解いただきたいというふうに思ってます。本当に楽な仕事をしたら本業の養殖コンブがなくなるような状況は何としても避けていきたいなというふうに思っておりますので、あの水産センターをナマコもやってますし、採苗してますし、それからホヤも今現在3年になりますか、ホヤの種をつけて今コンブの養殖施設につけております。ホヤも出荷するまで4年かかるって言われてますので、今年3年目を迎えます。いよいよ、その状況もきちんと調査をさせていただきながら取り組んでいきたいなというふうに思ってます。いずれにしても、いろんな議論を重ねてきて新しくした水産センターでありますので、本当に梶谷議員が今おっしゃっていただきましたけども、漁業者の漁業の拠点としてどんどん利用していただければなというふうな思いをしているところでありますので、よろしくご理解いただきたいというふうに思います。

議員の質問 9番 梶谷康介

町長、この松前町のね、コンブ養殖はご存じだと思いますけども、坂本町政時代にね、250基目標にして取り組んだ。当時は、やはり日本海、あるいは津軽海峡、松前前浜でのね、コンブ養殖事業ってのはなかなか技術的にも環境的にも難しい、そういう認識だけれども、今後のことを考えて取り組んだ経緯はご存じだと思います。ですから、可能性としてね、今は技術的にも環境的にも、環境は特別変わったわけではないでしょうけども、技術的にも経験的にもね、非常に高度な形まで進んできてるんだから、何回も言うように1基100万のね、目星も計算立つとこまで発展してきました。だけど町長、現実見て感じませんか、このままでいったらコンブの漁業者もね、今は8軒、しかし減ってきますよ、高齢ですよ、もう。畜産の方で改良センターつくってね、大きな事業に取り組んでいますけども、こんな考え方もこの分野にはなかなか利用できないのかな。やっぱり農業もそうでしょう、就農者に対してはこういう制度をつくりました、だから農業に進出してくださいっていうような制度をつくってどんどん進めてますけども、この漁業の分野では、そういう水協法だとか、いろんなものが壁になって新しい人がそこに飛び込んでいくってことは不可能なんですか。私、まだ法律的にはね、調べてはいませんけれども、不可能なんですか。本当に大変ですよ。おそらく今のコンブ業者は、65歳以上じゃない、皆さん、ね。ですから、私ぐらいの年齢までとすればまだ10年以上もね、頑張れる状況だとは言いながら、本当に衰退していきますよ。ですからこれだって、やっぱり真剣に取り組まなければいけないと思います。ですから、前の1定でも言いましたように、やっぱり人口減少抑止策っていうことでね、それに絡めて私この話はしてますけども、やっぱりそんな新規参入者の参入できる環境をつくってやらないといけない、制度をつくって。そして、できるならばね、できるならば参入しました、自立できますよっていうところまでフローをつくってね、取り組んで、何年にはこうなる、何年にはこうなる、それまでこんな支援体制をつくりますよっていうようなものは、場合によっては必要でないかなというふうに考えますけれども、もしネックがあるとすれば何なのか。そういうネックを取り除いたらどんな形ができるのか、お考えになっておりますか。お尋ね致します。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

軌道に乗せたいなというふうに思っているのが養殖コンブ事業なんであります。しかしながら、先程申しましたけども、日本海の海象条件等によりまして、大変施設の管理にも苦労されている現状もありますので、さりとて今の実績を踏まえれば1千万、1基100万は確保できるような状況でありますので、きちんと漁業協同組合、更には漁業者の方々ときちんと話をしていきたいなというふうに思っております。いずれに致しましても、養殖コンブの灯は消したくないなというふうに思っておりますので、これからも支援をしていきますし、水産センターにあのような機能を持たせたのも、正しく養殖コンブの推進のための体制づくりでありますので、これからも支援をしていきたいというふうに思っておりますし、制度化させて新規着業者を募るという部分につきましては、ちょっとこれから職員といろいろ意見交換しながら、どんな方法があるのか検討もしていきたいなというふうに思っておりますので、いずれに致しましても水産センター、機能は120%発揮できるような、そんな体制づくりをしてまいりたいというふうに思います。

議員の質問 9番 梶谷康介

国の制度を利用しながら、菅原組がコンブの養殖事業に取り組みましたよね。そして、そこで雇用の場を経て、3人なり4人の人が働いております。そして、そのコンブ事業、養殖事業は進めておりますけれども、この8人の中に菅原組も1になってるんですか。この制度を利用するときに、確かこんな説明だったと記憶しておりますけれども、そこで働く人方がね、技術だとかノウハウだとかいろんなものを習得して、最終的には独立してコンブ漁業に取り組むっていうような中身であったんでないかなと思いますけれども、その辺はどうでしたっけ。説明をお願いします。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

8軒の中には菅原組さんは入っております、入っております。それで、願わくば、そういう菅原組さんでやってる現場から独立できるような体制が、技術が確立されまして、独立できるような体制があればいいなあと思うんですが、なかなか今現状言いますと、4名の方が働いておりますけど、常時働けるような状況でもありませんし、時期時期で働かせていただいてるようでありますので、この辺はちゃんと菅原組さんとお話をしていきながら、どうしたら養殖業が定着していけるのか、現場の声も聞きながら進めてまいりたいというふうに思っております。いずれに致しましても、技術的に習得して、独立できるような体制ができるんであれば、それは支援してまいりたいというふうに思っております。

議員の質問 9番 梶谷康介

立ち入った質問になるかもしれませんけどもね、企業としてはね、そういう漁業者、携わる人はね、雇用して、そしてコンブ事業に取り組んでペイしてんですか、人件費払って生産、コンブの水揚げして。それがもしね、可能だとするならば、ペイする事業だとするならば、やっぱりその企業が事業拡大して、雇用を増やしていって、コンブの生産を上げるってことだって、これ可能じゃないんですか。その辺の企業の参入っていう面に関してはね、この制度を使って菅原組は実際やってますけども、その他の参入ってのは、これは不可能なんですか。お尋ね致します。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

今、菅原組さんでやっている養殖事業につきましては、人件費をかけてとんとんだというふうな話は聞いております。とんとんだという話は聞いておりますけども、企業側と致しましては、少し規模を拡大したいような話もあるようでありますので、それはきちんと相談にのっていきたいなと思いますし、新規で企業の方がやる意欲があれば、応援はしていきたいなというふうに思っております。畜産の関係につきましても、大変こう後継者がいない状況もありますので、畜産だって企業が参入できるチャンスはあると思ってますので、水産と、コンブと畜産もですね、きちんと企業が参加できるような体制があるんであれば、支援はできるというふうに思っておりますので、理解していただきたいと思います。

議員の質問 9番 梶谷康介

やり方によっては、今の事業の拡大に期待が持ってるっていうふうな理解でいいんですか、そうですか。私、今日通告をしまして、質問の要点はやはり漁港利用と、こういう、それから水産センターを生かしたね、漁業振興という二つの点に絞ってお尋ねしていこうかなと思って今まで続けてきたわけなんです。その過程で松前町の漁業の実態を町長と共通認識に立って、ホッケの話も出ました、ウニの話も出ました、更にはこれからのナマコのことも出ましたけれども、本当に町長、今の13港利用するとね、ナマコだってまだまだ生産の期待を持てるでしょうし、ウニだってもしここの水揚げ所得の増、そうしたものに繋げる可能性はあると。コンブ、ちょっとこう残念な点は、コンブ事業が希望がありながら、なかなか参入、あるいは取り組もうとする人の姿が見えないってことが残念なんですよね。ですから、やっぱり組合、一義的にね、組合だ、漁業者だという話に収めておかないでさ、やっぱりそうした人方と力を合わせて、コンブ養殖事業も進展するように取り組んでいただければなと。それがやっぱりこれからの松前の漁業振興、特に漁船漁業にマグロなんてのは、こんな表現したら何言ってんだってことになるかもしれませんけど、先見えないですよ、正直言って。ですから、これはこれとしてね、可能な中で漁船漁業に取り組まれる人に期待をしながら、国に向かって陳情するのか、請願するのか、これは私わかりませんよ。したからって、どう展開していくかってことも期待を持てる状況でないでしょう。だとすれば、当てにする部分を少しでも減らしながら、別な面で来てくれる道を考えなければいけないでしょう。松前町のブランドを、マグロをもってね、いろんな形で取り組んでいるものだってさ、場合によっては再検討しなければいけなくなる時期も来るんでないかなと思ったりして、心配してますよ。時間も時間だし、最後にね、町長、私ね、このホッケの産卵礁の話はお話聞かせてもらったし、ぜひ進めていただきたいし、更に産卵礁ができることによってホッケの生産が上がって、更に今の蓄養の体制が拡大されていくような方向に行くことを願ってます。これはやっぱり、町長、何としても進めていただきたいなと。それから、もう一つはね、このウニの深浅移殖は、今のままじゃなくてもっと進めて前浜に、浅いところに移してね、そしてホコでも採取できるような状況つくらないと、深いところにはダイバーさんの力借りないとできないんですから。これは前段で借りるにしてもね、やっぱりそれは事業進めるためには必要なことですから、ある程度、今以上に力を注ぐことによって、一時はトップ魚種になったウニもね、この形継続できるんじゃないかと、私は期待しておりますんでね、何としてもこれからの事業進展、頭の中にきちっとおさえて大事に育てていってほしいなと、こう思っております。それから、コンブの話でまた繰り返しますけども、やはり前段で申し上げましたように既存の漁業に取り組んでいる人方をね、全面的に期待しながら、説得しながら進めるのも一つです。しかしながら、新規参入、あるいは企業の事業拡大、そうしたものも含めてね、やっていかなければせっかく1万メーターもね、供給能力を持つコンブの種苗がね、今40基分でしょ、40基分ってことは50メーターにするとなんぼになるんですか、200メーターぐらいかな。だから、そういう供給体制が死んでるのもったいないっていう気持ち、もったいないから何でもやればいいんだってことにはならないけども、生かしていく方策は、これはもう全知全能、あらゆる分野の人の力を借りながら進める考え方、私は生意気な話だけども、あのコンブを育ててね、マグロ業者が生でコンブを供給するっていう話には、なかなか乗れないなあ、正直言って乗れません、もったいない、本当に。それから、これからのね、漁港利用のね、取り組む姿勢ってのはね、やっぱり確立しないと町長、いけない。やっぱり町長一人の力ではできない、組合に、あるいは漁業者に期待してけばね、確かに実行組合長さん方の会議ではね、そういう話はされているっていうことは聞いておりますけれども、本当に専門的に漁港利用の計画を立てたり、場合によっては集約化の検討もするとなればね、やっぱり検討チームってのは、私は大事な要素になるんでないかなと。早くメンバーを集めて立ち上げて、これからに進む体制づくりはしていただきたいなと思います。町長、一番ね、肝心なことは、いろんなあなた政策で補助金、あるいは交付制度つくってますよ。漁船漁業振興のためにね、3千万の補助制度もつくってます。それから、その他にも組合の事業に対して補助をやってる面は、何点か私見てますけれども、私は金を出す以上に、今言ったような政策をつくっていかなければいけないんでないかと。最後は冒頭言いましたように組合のね、帳尻が合ってる、たった一回、450万の赤字を出して、でも中身どうですか。こんなこと言っちゃいけねえのかもしらんけど、経対協の傘下にありながら自分でやりたいこともできないような組合経営が続いてるでしょう。その結果、黒字で収まってるっていうふうなものを考えて、組合を守るための漁業じゃないでしょう、やっぱり漁民を守っていかなければ、漁民が所得を上がるようなことを考えなければね、だから補助金が、漁民の所得に直繋がるなんてことは、私はよっぽどでないとない。むしろ、例を挙げるとね、ウニの浅海、深浅移殖をして、組合、漁師の人方が直接ウニを捕ることによって、もろに漁民の所得の向上に繋がりますよ。だから、こういうことで力を入れていくってのは、生意気な言い方するかもしらんけど、政策じゃないですか。金を出せばいいってもんじゃないと私は思います。時間も来ましたんで、今粗々自分の言いたいことを言わせてもらいましたけども、最後に町長、今日のこの議論のやり方で感ずることがありましたら、お話してください。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

まず、いろいろこの6年間、梶谷議員と漁業振興に対する質問いただきました。議論を重ねてきたところであります。冒頭梶谷議員もおっしゃってましたけども、同じ方向を見ているのは間違いないようであります。確信持って言えるんだろうなというふうに思っております。最後のご質問だというふうに承りました。今後の漁業振興のあり方について、ちょっとお話をさせていただきたいというふうに思っております。まず、今回の一般質問でも養殖コンブのお話が大部分を占めております。本当に新規着業者の開拓、それから着業者に対する指導など含めまして、いろいろ着業しやすい環境づくりの方策を構築していきながら、それを漁業者に示して参画できるような、そんな体制づくりを組合と共に職員と検討していくことにしておりますので、ちょっと時間をいただければなというふうに思っております。いずれに致しましても、コンブ養殖の拡大のための仕組みづくりを検討してまいりたいというふうに思っております。それから、ナマコの放流事業、これは漁港を利用しての事業なんでありますが、ナマコの放流事業の拡大も、まず水産センターで採苗してます。それから、地元の実行組合と連携した中で、各漁港の荷捌き施設での簡易採苗放流などの継続も検討しながら、合わせて栽培公社からの種苗の購入を勧め、三本立てでナマコの稚貝を実行組合の方に提案、提供させていただきまして、安定した放流、ナマコの事業できるような体制づくりも考えていきたいなというふうに思っております。それから、ホッケの蓄養につきましても、希望する漁業者が増えてきてますので、これもきちんと応援をしてまいりたいというふうに思っておりますし、ウニの資源の有効活用、これは深浅移殖含めて、きちんと可能性がありますので、生産拡大に取り組む方に引き続き支援をしてまいりたいというふうに思っております。それから、漁港の利用につきましては、本当にその漁港漁港によって環境が、課題も違いますし、環境も違います。しっかりとした漁港にあったルールづくりが必要だと思いますので、その辺も漁業者と協議しながら、プロジェクトチームの話も出てましたけども、検討はさせていただきたいなというふうに思っております。最後になります、組合を守るのではなくて、漁業者を守るような、そんな水産振興策にこれからもご努力をさせていきたい、させていきたいというふうに思っております。

議員の質問 9番 梶谷康介

あと6分26秒ありますんで、番外発言。実はね、町長、センター長とね、こんな話したんです。ヤリイカ結構最後は水揚げありましたよね。このヤリイカの漁っていうのは、地域地域で、表現適切でないかもしれませんけど、縄張りあるんでしょう、ね。白神の人は向こうに行けないとか、江良の人はこっちに来れないとかあるんでしょう。ところが現実はね、そういう地域地域でも自分達が捕っても、他の船が来てもやれる要素があると。もしヤリイカの漁が、例えば白神は漁あったけども館浜の方にやっていけるっていうようなものがあるとすれば、やっぱり漁業者が増えることによって水揚げが増えるよなと。だから、そうしたことっての、組合の今の水協法だとか、漁業権だとかいろんな形の中でね、着業者が減ったんだから、やれる業者がいるんだら、その業者を他の地域までもやったら水揚げ上がるよなって話はしたんですよ。いや、これは番外発言ですけどもね。そんな話もね、本当にヤリイカ捕る業者いなくなりますよ。ですから、白神から原口までの業者がみんな集まってさ、捕れるとこに捕れるような体制つくるっていうのは、私は検討の余地あるなと思いました。答弁いりません、終わります。

出典:松前町議会 平成30年第2回定例会 2018年6月18日 議事録 PDF(15ページ) 間違いを知らせる