七飯町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月11日
高校通学状況について
- 聞いた人
- 稲垣明美 議員
- 答えた人
- 教育総務課長 磯場嘉和、町長 杉原太
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 8番 稲垣明美
それでは、通告に従いまして、1問質問させていただきます。高校通学状況についてです。令和6年度の七飯町施政方針に、子どもを安心して産み育てられる、また、住み続けたいと思える生活環境を整えるとあります。現在七飯町に高校が1校ありますが、多くの学校は、高校は函館市に集中しており、通学にはいろいろ苦労しているとの声を聞きました。そこで、下記の点について伺いたいと思います。1、七飯町から函館の学校へ通学している人数の状況について。2、通学方法の状況について。3、町として、現在どんな支援を行っているかについてです。よろしくお願いします。
町の答え 教育総務課長 磯場嘉和
1点目ですが、町立中学校及び義務教育学校後期課程の令和5年度の卒業生の進学先で御答弁申し上げます。卒業生230名中、高等専門学校及び特別支援学校高等部を含む、函館市内の高等学校に進学した人数は141名で、率にすると61.3%となっております。2点目ですが、卒業しました生徒の通学方法については、詳細を把握してはおりませんが、JR、バス、自転車、学校の送迎バスがあるなどと考えております。3点目ですが、経済的理由によって、就学が著しく困難な学生に資金を貸与する七飯町育英基金の制度があり、七飯町在住の学生及び七飯町在住の方に扶養されている方に対し、無利子での貸付けを行っております。貸付けの金額については、公立高校で月額1万2,000円以内、私立高校で2万円以内、高専で1万3,000円以内となっており、在学期間が終了する年度の翌年度は返済を据え置き、その翌年度から10年以内に返済していただく制度となっております。以上でございます。
議員の質問 8番 稲垣明美
まず、お母さんたちから話を聞くと、やはりここから函館市内の高校に通うというと、想像しても分かるとおり、なかなか一本で行くことはできないような交通状況になっております。時間も相当早いですし、バスも混雑している。車で送迎していますけれども、とても大- 24 -変で、遠いのでガソリンがとても大変だとか、JRで通学していますが、そこから徒歩で通学しているので、雨が降るとバスにするので、そういうのも大変だというところ、また、自転車で通学している人もいますけれども、このように12月から雪が降ると使えなくなり、バス代の負担もとても大きいということで、そういう意見が多いのですけれども、その中のお話としまして、七飯町近郊の市で通学補助があるというお話を聞きましたが、七飯町はこういうような補助はなかったのかどうか教えてください。
町の答え 教育総務課長 磯場嘉和
町のほうで周辺の自治体の状況というところで、隣の市、また近郊のまちのほうで、鉄道の定期券購入に対して補助をしているというところは把握してございます。また、別なまちでは、経済的な負担の軽減と、子育て環境のさらなる向上を目的にということで、1人当たり月額1万5,000円の給付をしているというような自治体もございます。そこはそういう形でやっていますけれども、先ほど申し上げました二つの自治体についての鉄道に関して、またそれの意義というところでございますけれども、やはり地域公共交通の利用促進を図ることの目的という形の側面もあるというふうに考えておりまして、当町の場合、地元に道立の高校があるというところも鑑みまして、現在のところは実施しないというような状況でございます。以上でございます。
議員の質問 8番 稲垣明美
もちろん七飯町に七飯高校がありますし、地元から地元の高校に通われている方も多いとは思いますが、でもそう言いながら函館に通われている人数のほうが多いと思います。また、遺愛高校や白百合高校などスクールバスがあるということで、その保護者の方から聞きましたら本当に助かっていると、部活動終了後のバスもあるので、部活動も問題なくできるという話も聞きました。私自身は高校時代、函館市に住んでいまして、桔梗に住んでいたのですけれども、稜北高校が今現在の西高の下のほうの校舎にあったものですから、JRで通いながら、そこから電車に乗り換えて通っていました。今なら分かるのですけれども、親の負担も大きかったのかなというふうに思っております。今まで支援がないということで、いろいろな工夫をされて、必死で今現在子育てをしている親からの声であるのですけれども、3年間ということで子育てが終われば、自分たちもこういう支援がなかったという方も多いかもしれませんけれども、生の声として今現在とても大変だというふうに聞いております。人数の推移を見てみました。2024年、先ほど令和5年度卒業の人数でしたけれども、16歳から18歳まで11月末で678名、また、2014年を調べましたら11月末現在854名で、176名が少なくなっているという状況であります。少子高齢化の中、少しでも現在七飯町で暮らす若い方々への支援があってもいいなというふうに思ったのですけれども、どう思われますか。
町の答え 教育総務課長 磯場嘉和
議員がおっしゃる支援というところについては非常に理解しているところでございます。必要だというふうには思ってございますが、やはり町内に、地元に道立の普通学校があるというところで、まずはなるべくそこの入学者が増えるような、地元の高校を大事にしていきたいというようなのがやはり必要なのかなと考えているところでございます。やはり七飯高校の特色でもある国際理解ですとか、環境教育ですね、これなども町でPRしながら、町内だけではなくて、逆に町外からどんどん入学希望が増えるような形で、連携していきたいというところで考えております。以上でございます。
議員の質問 8番 稲垣明美
それは私も本当にそのとおりだなというふうに思います。ただし、いろいろ調べていったら、渡島・檜山のほうでも、それぞれの補助の仕方の違いはあれ- 25 -ど支援をしている自治体はありました。また全国でも全道でもそんな動きもあります。七飯町は道南17市町の中で、唯一消滅可能性自治体に入っていないまちでもあります。ただやはり少子化の基調は変わらずです。この町、七飯町で子育て世代の若い方々が住みやすいまちづくりはとても重要なことなのではないかなというふうに思っています。子育て世代に聞くと、やはりお子さんが小さいうちよりもお子さんが大きくなるにつれ、どんどんお金のかかり方が増えていくというふうに聞いております。もちろん、先ほどの七飯高校もとても大事にするべきだなというふうには思いますけれども、実際、遠方に通われて、子どもたちもバスの乗り継ぎ、電車からバスの乗り継ぎ、また自転車というふうに通われている現状です。また、七飯町は、いい部屋ネットの「街の住みここちランキング」「住みたい街ランキング」の北海道版で、道南地域1位になっているまちです。私としても非常に誇りに思いますし、多くの方々が七飯町に住んでいただきたいなというふうに思っていますが、実際の話をいろいろ聞く中で、こういう子育てに対する自治体の支援というのは、やはりこちらのほうに引っ越す中で重要なポイントにもなるのかなというふうに思っております。何か支援ができればいいかなと思うのですけれども、いかがでしょうか。
町の答え 教育総務課長 磯場嘉和
七飯町のまちから函館市内の高校に通い、JR通学するのにお金がかかる状況もありますけれども、七飯町に住んでいて、七飯町内の高校に通うのにも同様の同じくらいの金額のJR代がかかってくるケースも十分あると思っております。そういうのを考えますと、やはりまずは町内に通う者に関してが、まず考えとしては先なのかなと。町外に行く高校のというところの前には、そちらのほうを検討する必要があるのかなとも考えておりまして、今現在では函館市内に通う方に対しての何かしらの補助というところについては、議員のおっしゃる子育て支援とかいろいろなケースは分かりますけれども、まずはやはり町内の学校を最優先にということで、現場では考えているところでございます。
議員の質問 8番 稲垣明美
今現在の先ほど七飯町の応援としては、やはり幅広い支援とかではなく、貸出しという形の支援になっていると思います。先日の新聞記事で南幌町の記事が掲載されていました。2年連続で日本人移住者が北海道で最多になったそうです。札幌のベッドタウンとして脚光を浴びていまして、住宅新築に200万円、宅地の価格も50%割り引く仕組みがあるそうです。人口が増えているというところで、南幌町の通学支援を調べてみたところ、高等学校等通学費の補助制度がありました。補助金額については学校や地区ごとに金額は違うのですが、対象者は通学方法によらず、一定額の補助となり、生徒が町外の下宿や寮に居住している場合や、車による送迎、自転車通学など、通学定期を購入していない方も対象となるとありました。ここがすごい重要かなと思っているのですけれども、先ほど来出ている七飯高校の支援というところをまず考えたいというところだったと思うのですけれども、七飯高校には実際自転車で通われている方も多いかと思います。また、忙しい中、何とか時間をつくって送迎している方もいます。もちろん定期券を購入している方もいると思いますけれども、七飯町に地元から通われている七飯町高校支援を含め、現在、函館のほうに通われている高校生への通学の補助を考えてもいいのではないかなというふうに思うのですけれども、町長、いかが考えますか。
町の答え 町長 杉原太
私もこの子育てに対して支援をしていきたいというふうには考えているところでございますが、まずは義務教育のほうに手厚くしていきたいというふうに考えております。その中で、保育園だとか小学校、中学校、給食費も、今値上げするような状況にもなってきておりますけれども、その部分でも何とかならないかなというふうにして、今考えているところでございまして、高校に対しては、校区が七飯町の場合は、函館市内とか北斗市も含めて、結構広域で選- 26 -んでどこにでも受けられるというような状況の中で、その選択肢の中で皆さんが自分に合った高校を選んで通学されているというふうには思っております。その中で、今当たり前になってきたのかなというふうに思いますが、高校の授業料も、まずは公立高校のほうが全て無償化になって、今現在、私立のほうも公立と同様にほぼほぼ出費がないというか、無償化になって、同じような公平な状況になってきたという中で、私立、公立含めて函館市内に通われているお子さん、先ほど人数が678人とかというふうにお話がありましたけれども、ほぼほぼ函館市内のほうに通われている方が多いのかなというふうには思っております。その中で、七飯高校のほうも、今実際に3間口ある中で、120人定員の中、今年入学された方が97人ということで、何とか3間口は確保しているけれども、これからまた将来的に児童数、生徒数の減少ということも考えられますし、七飯町内で、できれば同じ公立高校、七飯高校のほうも特色ある教育もされているという中で、選択していただければ、地元に高校も残るというような、高校を地元に残す施策も進めていかなければならないというような両面がある中で、本当に家庭の出費からすれば、交通費も値上がりもしていますし、車で昨今送り迎えされている保護者の方も多いようですけれども、ガソリン代のほうも上がっているというようなことで、非常に家計に対して大変だということは承知しているところでございますけれども、今全体の町の予算規模の中で、どういう配分、割り振りをしながら、そこにどういう支援ができるのかということになろうかと思いますけれども、まずは義務教育の小・中学校のほうから優先させていただいて、将来的にはこういう部分も、門戸を狭めるのではなくて、そういう考え方も含めて将来のまちづくりには御意見を生かしていきたいというふうに考えておりますので、今回につきましては、今の段階では高校の通学の支援については考えていないということで、大変申し訳ありませんけれども、御理解いただきたいというふうに思います。以上でございます。
議員の質問 8番 稲垣明美
将来的に考えてくださるということで、今の子育てしているお母さんたちには、保護者の方々にはいいお返事は聞けなかったと思うのですけれども、やはり少子化はどんどん進んでいますし、やはり町としても、そういう方々の応援は引き続きしていただきたいと思います。給食費の問題、いろいろ町政のことを考えると大変な部分も当然分かるのですけれども、ぜひそういう声を無駄にしないように、町政に取り組んでいただければなと思います。最後に町長、もう一言お願いします。
町の答え 町長 杉原太
そのような、地域からの声もあるということですので、十分に配慮しながら、次の施策にどう反映できるか検討はしていきたいというふうに思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。以上でございます。