みんなの議会

七飯町議会 令和元年第2回定例会 2019年6月17日

主要農作物種子法の廃止及び北海道主要農作物等の種子の生産に関する条例の制定について

聞いた人
若山雅行 議員
答えた人
農林水産課長 川島篤実、情報防災課長 若山みつる、商工観光課長 福川晃也、学校給食センター長 柴田憲

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 15番 若山雅行

それでは、通告に従いまして進めてまいります。1問目は、主要農作物種子法の廃止及び北海道主要農作物等の種子の生産に関する条例の制定についてということです。平成30年、2018年ですけれども、3月31日で主要農作物種子法、以下、単に種子法といいますけれども、が廃止されたことを受けて、北海道主要農作物等の種子の生産に関する条例、以下、単に種子の生産に関する条例といいますが、平成31年4月1日に施行されました。ついては、農業が基幹産業である七飯町との認識から、次の点について伺いたいと思います。一つ目は、種子法の廃止及び種子の生産に関する条例の制定に関するこの間の七飯町のスタンス及び取り組み、道への意見提出等についてということです。二つ目は、今後の七飯町の、これらの条例を制定した道への協力体制等について、何か決めていることがあればお伺いしたいと思います。

町の答え 農林水産課長 川島篤実(農林水産課長は2019年6月まで)

御質問の、種子法の廃止及び種子の生産に関する条例の制定に関する七飯町のスタンス及び取り組みになりますが、種子法の廃止は、平成28年9月に国の規制改革推進会議において、都道府県と民間企業では競争条件が同等ではなく、稲、麦、大豆の種子産業に参入しにくい状況になっているとの提言があり、平成29年4月14日に可決、成立となっております。しかしながら、国民の食生活を支える農作物の将来にわたっての安定的な供給は、消費者ニーズに対応した食味や品質、収量などにすぐれた品種の育成、農作物の供給を支える優良な種子の安定的な生産などが不可欠であります。その実現のためには、普及すべき品種を優良品種として認定する制度や、安定的な原原種及び原種の生産、優良品種の種子が生産される圃場、生産種子の審査、優良品種に係る知的財産権の適正な保護を図ることが重要であるとの考えから、北海道では、主要農作物を、稲、大麦、小麦、大豆の4種、その他、小豆、エンドウ、インゲン、ソバの計8種の種子の生産に関して、必要事項を明確にし、この農作物の安定供給、品質確保に努め、本道農業の持続的な発展につなげることを目的に、北海道が北海道主要農作物等の種子の生産に関する条例を制定し、平成31年4月1日から施行しております。この条例に関し、七飯町農業に係る主要農作物については、稲が該当する種子となります。渡島地方における稲の奨励品種の決定に係る基本調査は、昭和29年から現在の地方独立行政法人北海道道立総合研究機構、道南農業試験場において調査、研究がなされております。この条例により、北海道では、原原種、原種、採種圃場の面積などを定めた種子計画を毎年度策定し、生産に当たっては、原原種はホクレンが種子生産を行い、原種及び採種の圃場はJAなどがその種子の審査を行うというものです。このことから、七飯町のスタンス及び取り組みについては、本条例が制定されたことにより、主要農作物種子法の廃案前と同様に、種子の生産体制が守られていること、また、当町においては種子生産を行っていないことを踏まえ、北海道に対し、意見等の提出は行っておりません。次に、2点目の、今後の七飯町の道への協力体制になりますが、主要農作物等の原原種、原種、採種圃場の確保についての協力が考えられます。しかし、前段でも答弁いたしましたが、現状では、原原種はホクレンが種子生産を行って、原種の生産はJAなどが北海道より委託され、採種の- 24 -生産は採種農家がJAより委託されておりますが、今後、民間活力を最大限に活用した種子供給体制の構築も図られることになっていますので、協力できることとすれば、種子生産可能な圃場の情報提供と考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。以上であります。

議員の質問 15番 若山雅行

この質問については、農家にとって最も大事な種を守るという観点から、一応町がどのようにかかわっているのか確認させてもらいました。今後の体制について、じっくり見ていきたいと思います。民間が種子について力を持つと非常に怖い問題もあるということで、今後、注視していきたい問題だと思います。次、2点目に入ります。2点目は、駒ヶ岳登山についてでございます。最近の登山ガイドでは、駒ヶ岳は登山規制中です、火山登山規制により、6月1日から10月31日、9時から15時のみ登山が可能、要事前確認とか、事前に森町に確認しましょう、銚子口コースは火山活動による登山規制により使用不可、廃道化が進行中とか、馬ノ背、剣ヶ峰を間近に臨む場所については、これより先、登山禁止となっているものがありました。あわせて、一般注意事項としまして、自己の責任で慎重に判断し、行動するようお願いします。また、安全のために、山行前には現地役場などに必ず状況確認をお願いします。地域によっては、火山活動が認められる場合もあります。火山情報の詳細については気象庁のホームページを事前に御確認くださいと記載されている状況です。なお、古い登山ガイド等については、問い合わせ先として、森町役場に加えまして、七飯町役場と載っているものもございます。ついては、次の点について伺います。1番目については、現在の登山の可否及び登山禁止、登山規制を決める手続等について、どうなっているのかということと、2点目については、七飯町役場に駒ヶ岳登山の問い合わせがあった場合、どのような説明を一般的にするのかということと、3点目としては、七飯町側からの登山ルート、銚子口コース等、これらについての開発について、御所見があればお伺いしたいと思います。以上です。

町の答え 情報防災課長 若山みつる(情報防災課長は2021年12月まで)

私から、1点目と3点目について、一括して答弁申し上げます。初めに、1点目の登山の可否及び登山禁止、登山規制を決める手続についてから答弁申し上げます。現在、駒ヶ岳は、平成12年の水蒸気噴火を最後に、小康状態を保っておりますが、平成13年には火山性微動を観測、また、平成14年と29年には駒ヶ岳を震源とする地震を観測するなど、火山活動には注意する状況が続いております。入山規制のこれまでの経緯につきましてですが、駒ヶ岳の入山規制は、平成8年3月に発生いたしました小規模噴火の際に入山規制を行いまして、平成9年度には一たん規制を解除いたしましたか、平成10年10月に再度小規模噴火が発生いたしまして、その際に再度入山規制を実施しております。その状況のまま、平成21年度まで入山規制は続いておりました。その間、七飯町、森町、鹿部町の観光協会より、地域経済の活性化及び観光振興を理由に、規制解除の要望を受けまして、平成22年度より現在のように入山規制の緩和を実施しております。入山に関する規制を決める手続等につきましては、駒ヶ岳を囲む森町、鹿部町、七飯町、ほかに北海道や函館地方気象台、札幌管区気象台などで組織いたします北海道駒ヶ岳火山防災協議会及び駒ヶ岳を囲みます3町の林務担当部門で組織いたします駒ヶ岳自然休養林保護管理協議会が、気象庁や北海道大学から示される火山に関する情報や学術的な見解をもとに、毎年、入山規制の緩和について協議を行い、その年の入山規制の内容を決定してございます。- 25 -続きまして、3点目の、七飯町側からの登山ルート、銚子口コースの開発について答弁申し上げます。現在、駒ヶ岳の登山ルートは、森町、赤井川からのみとなっております。以前は銚子口コースや砂原岳側から登山するコースがございましたが、現在は封鎖されております。銚子口コースは、先ほど申し上げました平成10年の小規模噴火より入山規制を続けてまいりましたが、平成22年度に赤井川ルートの入山規制緩和を行いまして、その翌年の平成23年に銚子口コースの規制緩和を実施いたしております。しかし、銚子口コースの一部に私有地を通過する必要があったことから、銚子口コースの継続につきまして、地権者と協議を重ねてまいりました。しかし、条件が合わず、合意に至りませんで、平成24年に再度閉鎖しており、現在に至ります。今後、銚子口コースの開発につきましてですが、このような経緯から、以前とは別のルートの開発が必要であると考えております。しかし、現地の現況から見まして、整備は困難であるため、現在のところ開発する予定はございませんので、御理解のほどよろしくお願いいたします。以上です。

町の答え 商工観光課長 福川晃也

私のほうからは、2番目の御質問につきまして御答弁させていただきます。七飯町役場に駒ヶ岳登山の問い合わせがあった場合の説明についてでございます。現在は、七飯町からの登山ルートはございません。森町からのみの登山となっており、商工観光課にお問い合わせをいただいた際には、駒ヶ岳登山の概要や入山できる期間などをお知らせするとともに、お問い合わせ先として森町公式ホームページ及び森町防災交通課を御案内しているところでございます。以上でございます。

議員の再質問 15番 若山雅行

それでは、ちょっと再質問ということですけれども、その会議で登山を禁止する権限というものは持っているのかどうかということと、その会議に山岳会とか、山を登る人たちの立場の意見などは反映されているのかどうか、その点についてお伺いしたいと思います。

町の答え 情報防災課長 若山みつる(情報防災課長は2021年12月まで)

1点目の入山規制についての権限についての話ですが、この規制自体、法令に基づく規制ではなく、規制区域内に足を踏み入れても何の罰則もできない状態のものでございます。ただ、駒ヶ岳が、先ほど申しましたとおり、火山活動がまだ活発というか、小康状態は保っているのですが、以前の噴火も前兆が余りない中で噴火しているというような特徴の火山でもございますので、安全のために、その協議会で入山規制を毎年行っております。山を登る方々の山岳会等については、協議会の構成員としては構成されておりませんので、その人方の意見が反映されているかといえば、反映されていないと思われますが、ただ、観光協会については構成員のメンバーとなっておりまして、入山規制を決める際の協議会のメンバーとなっておりますので、観光資源という立場からすると、その意見は含まれているのではないかと考えております。以上です。

議員の再質問 15番 若山雅行

6月1日に、教育大の体育の実習ということで、20人ほど駒ヶ岳登山して、それに同行させていただきました。それと、3日の日ですか、札幌の中学生、七十何名の宿泊研修ということで、駒ヶ岳の登山について同行しました。5月にも、禁止期間ですけれども、登りましたけれども、相当たくさんの数の方が駒ヶ岳登山を、馬ノ背までということですけれども、しておりますので、ぜひ七飯町側からのルートについても、時間をかけて構いませんので、検討する必要があるのではないかと。観光資源ということを重要だと考えれば、危険な山ということではなくて、登る山として検討していく必要があるのではないかと思います。もう一度その点について答弁いただきたいと思います。

町の答え 情報防災課長 若山みつる(情報防災課長は2021年12月まで)

防災の観点から- 26 -申しますと、やはり以前の噴火の経過からしまして、急に噴火しているというような特徴がある山でございます。積極的に登る山として開放していくことについては、観光資源という面からしても重要であると思ってはございますが、今後、先ほど言いました協議会のほうにその辺もちょっと諮りながら、今後の検討をしていきたいと思います。また、銚子口ルートの開発の件についてでございます。繰り返しになりますが、どうしてもやはり地権者、私有地を通るコースで、ほかのルートがなかなかちょっと見当たらないものですから、なかなかあのルートのまま再開発というのは難しいような気がしております。その辺につきましても、銚子口コース以外でも、ほかのところから登山できるルートなど、少し検討はこれからしていきたいとは考えておりますが、現在の銚子口コースにつきましては、開発を進めていく予定はないということで、御理解のほどよろしくお願いいたします。以上です。

議員の再質問 15番 若山雅行

駒ヶ岳の環境資源の活用という観点から質問させていただきました。それでは、3番目の質問に入ります。学校給食の全面無料化についてということでございます。町長の選挙公約に、第2子の給食費を半額に、第3子からは無償にしますということを記載されておりまして、昨年の8月から第2子の給食費を半額に、第3子以降の無償化を実施しているというところでございます。財政状態が非常に厳しいことはわかりますけれども、本来、学校給食は無料であるべきだという個人的な考えですけれども、考えから、学校給食の全面無料化について、考えていないのかどうか、お伺いさせていただきます。

町の答え 学校給食センター長 柴田憲(学校給食センター長は2020年12月まで)

学校給食の全面無料化についてでございます。学校給食費の負担につきましては、学校給食法によって、学校給食の実施に必要な施設及び設備に要する経費、学校給食の運営に要する人件費など、いわゆる管理運営に要する経費は、学校の設置者である町が負担することになっており、それ以外の経費である食材料費は、受益者である児童生徒の保護者の皆さんに御負担をいただいているところです。学校給食費の軽減については、既に経済的に困窮が認められる世帯の児童生徒、いわゆる準要保護児童生徒の給食費は全額軽減しており、平成30年8月からは、さらに同一世帯から町内の学校に通う第2子の給食費を半額、第3子以降の給食費を全額軽減しております。これら軽減対策に係る費用も含めて、全面無料化を実施する費用は、1年間で約1億円が見込まれるところです。給食費は受益者の応分の負担が必要であると考えており、毎年1億円の経費が恒久的に続くことを考慮しますと、給食費の全面無料化の実施は極めて難しいと考えております。御理解のほどよろしくお願い申し上げます。以上でございます。

議員の再質問 15番 若山雅行

今の答弁を受けまして、既に免除その他をしているという状況で、総体で1億円かかるということなのですけれども、それを既に免除しているものを除けば、あと幾ら負担すれば全額無料化になるというような試算があるのかどうか、ちょっとお伺いしたいと思います。

町の答え 学校給食センター長 柴田憲(学校給食センター長は2020年12月まで)

ただいま、あと幾ら無料化の費用がかかるのかという再質問でございましたけれども、現在、給食費から、先ほどお話のありました準要保護児童生徒の給食費及び多子世帯児童生徒の軽減の見込んだ金額を引きますと、年間で約7,400万円程度の新たな町費の持ち出しが必要になると考えております。以上です。

議員の再質問 15番 若山雅行

あと7,000万円、何とか経費を捻出すればできるかもしれないという回答だというふうにお伺いしてあれですけれども、子育て世代の支援ということを考えますと、大変だと思いますけれども、ぜひ実現したいなと- 27 -いうふうに、4月から給食費が値上がりしたというのは、ちょっといただけないかなというふうに考えて、質問させていただきました。それでは、次の質問に入ります。4番目です。道の駅なないろ・ななえの経済効果等についてでございます。道の駅の投資金額の大きさ及び建設に反対したという意見もあったとのことから、当然、建設に当たっての経済効果等については、検討、把握されていたことだと思います。ついては、道の駅に関して、次の点について伺いたいと思います。1番目として、道の駅の経済効果等の評価方法について、例えば来店客数とか、来客1人当たりの購買額だとか、税収の増加見込みだとか等、建設前における目標数値等はどのように設定されていたのだろうかということでございます。2点目は、1年が経過しまして、その実数の数値はどうなっているのかなということで、お伺いします。3番目として、道の駅の経済効果等について、町としてはどのように評価しているのかということで、お伺いいたします。

町の答え 商工観光課長 福川晃也

では、御質問の1番目、道の駅の経済効果等の評価方法について、例えば来店客数、来店客1人当たりの購買額、税収の増加見込み等、建設前における目標数値等はどのように設定されていたのかにつきまして答弁申し上げます。道の駅の基本計画におきまして、年間入込客数を90万人を目標とし、売り上げに関しましては3億460万円と算定しており、単純計算ですが、1人当たり購買額は約338円となっております。経済効果等につきましては、北海道開発局が平成25年6月に発表した道内道の駅による経済波及効果、こちらの調査を参考といたしまして、利用者1人当たりの経済波及効果を874円とし、年間入込客数90万人として、経済波及効果を約7億8,000万円と試算したところであります。税収につきましては、北海道観光経済効果調査、こちらを参考といたしまして、観光産業の経済波及効果に対する税収効果の割合が3.45%であることから、先ほどの道の駅の経済波及効果の7億8,000万円に乗じて、税収効果は約2,700万円、うち、町税に限定しますと、約1,400万円と試算しております。次に、2、1年を経過したわけだが、実際の数値はどうなっているかにつきまして答弁申し上げます。平成30年度の道の駅なないろ・ななえの入込客数は約101万人であり、年間売り上げ額が約3億6,000万円となっており、1人当たり購買額は約356円となります。経済波及効果につきましては、先ほど答弁いたしました利用者1人当たりの経済波及効果874円を年間入込客数101万人に乗じ、経済波及効果は約8億8,000万円と試算しているところであります。税収につきましても同様に、観光産業の経済波及効果に対する税収効果の割合3.45%を道の駅の経済波及効果8億8,000万円に乗じ、税収効果は約3,000万円、うち、町税に限定しますと、約1,600万円と試算しております。次に、3、道の駅の経済効果等について、現在どのような評価をしているかにつきまして答弁申し上げます。平成30年度の道の駅の入込客数は約101万人で、目標としている90万人を約12%上回ることとなり、経済波及効果及び税収効果につきましても評価できるものと考えてございます。また、社会的効果といたしまして、シンボルとなっているリンゴを初めとした各種特産品や、大沼国定公園に代表される当町の観光資源のPRなど、七飯町の認知度向上にも寄与できるものと考えております。今年度につきましては、道の駅エリアの新たな魅力となる民間活力導入施設である男爵ラウンジが開業いたしました。既存の近隣施設とともに、観光振興等、地域活性化に取り組んでいくこととしておりますので、御理解願います。以上でございます。- 28 -

議員の再質問 15番 若山雅行

今、いろいろな数字が出てきまして、新聞などで来店客数が相当早いペースで目標を超えたということで、非常に堅調だというような印象を来店客数だけで持ってしまったのですけれども、今聞きました、税収効果その他については、あくまでも試算の域を出ないのかなと思うのですけれども、実際、そういう数字が上がっているということでよろしいのでしょうか。以上です、質問。

町の答え 商工観光課長 福川晃也

今の経済波及効果、それから税収効果につきましては、あくまでも北海道なり北海道開発局なりで調査されて出された数字を単純計算によって導き出したものでございます。ですので、実際に税収として、例えば七飯町のほうに入っているかと言われましたら、ちょっとこちらのほうは波及効果としては把握はちょっと困難であろうかと思ってございます。以上です。

議員の再質問 15番 若山雅行

町民の中には、非常に立派な施設をつくり過ぎたという印象を持つ方もいらっしゃるのですけれども、もっともっと今のような情報を発信していただいて、頑張っているなら頑張っているということを伝えていただければいいのかなと思って質問しました。ただ、問題点は問題点として、目標数値から遠いとか、そういうことは出していただければなというふうに考えております。それでは、次の質問に移ります。

出典:七飯町議会 令和元年第2回定例会 2019年6月17日 議事録 PDF(23ページ) 間違いを知らせる