森町議会 平成24年第1回 6月会議 2012年6月12日
今後の国保病院運営について
- 聞いた人
- 前本幸政 議員
- 答えた人
- 町長 佐藤克男
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 5番 前本幸政
通告に従いまして、一般質問をいたします。今後の国保病院運営について。国保病院運営は大変厳しく、毎年多額の一般会計からの繰入金などで事業運営をされている状況でございます。町内は、数件の個人病院があるわけですが、その多くの病院はたくさんの患者さんが診察をされていると聞いております。その反面、国保病院は入院患者、外来患者数が減少し、大変厳しい状況であります。この多くの要因の一つには、国保病院と患者との信頼関係が低下しているのではないかと思います。今後の信頼回復、また健全な病院運営を図る上でも何点かお聞きをいたします。1、病院側としての今後の体制や考え方は。2、町民の意見を反映とされる病院運営委員会の実態について。ア、開催回数、イ、協議内容、ウ、委員会の意見が反映されたものは何か。3、診療姿勢に対し家族から抗議(民事裁判)と聞いておりますが、これは事実か。また、過去にも類似することがあったのか。以上でございます。よろしくお願いします。
町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)
前本議員のご質問にお答えさせていただきます。国の医療制度改革により医師の不足や地域偏在が著しく、一部の地域では病棟の閉鎖や診療科の休止など地域医療の確保が極めて厳しい状況が続いております。当町においても安定した医師を確保することは非常に厳しい状況が続いており、そのことによって患者さんが減少し、病院経営に影響を及ぼしている要因の一つと考えております。1点目の病院側としての今後の体制や考え方はというご質問にお答えさせていただきます。私の基本的な考え方は、町民が安心し、受診できる病院になってほしい、その後に経営、採算性というものを考えるとお答えしております。そのためには常勤医師を確保しなければなりません。医師を確保するということは非常に厳しい状況になっておりますが、当町では4月から石川周先生を招聘することができまして、現在常勤医師3名で平日の当直、救急医療の確保、そして日常の診療を維持していただいていることもご理解願います。医師の確保に努め、安定した医療を提供できるよう引き続き関係機関に要請してまいります。2点目の病院運営委員会の実態についてについてお答えします。病院運営委員会の開催数は3回、平成22年の3月、平成22年8月、平成24年3月、2番目の協議内容でございますが、病院の経営状況、病床数の削減、医師との懇談会、病院運営等についての協議をしていただいております。委員会の意見が反映されたものにつきましては、病床数を87床から60床に削減、医療機器の整備充実、院長への委任事項の拡大、院内の機構改革、委員による懇談会の開催等でございます。特に平成24年3月の運営委員会では、多忙な医師に出席していただくことについては委員会の回数も限定しなければならないことや限られた時間で議論が制限されてしまうこともあり、委員さんの懇談会を開催したいというご提案がございましたので、そのような方向で考えております。3点目の診療姿勢に対し家族からの抗議、民事裁判と聞いたが、事実か、また過去にも類似することがあったのかの質問にお答えします。現在病院の診療姿勢等に関する民事裁判は起きておりませんが、先般ご家族様から病院の診療内容についてご指摘をいただいている点が1点ございます。この点につきましては、現在進行中のため詳細についてお答えできませんので、ご理解願います。また、過去にも町に対する医療裁判はございません。以上でございます。
議員の再質問 5番 前本幸政
同僚議員も類似するような質問が午前中もございましたので、ちょっと重複するところもございますが、よろしくお願いします。5点ほどちょっとお伺いをしたいなと思います。まず、1つ目でありますが、町長は医師、今人数は申されておりませんでしたけれども、以前から6名の体制の医師を確保した上で夜間診療や救急患者の受け入れなどが充実し、病院の運営から経営に実現できるというようなお話をされておりますが、実は私はそういうふうになるのかなというふうにちょっと疑問をしているところであります。過去新しく赴任をされてきました数名の医師もいずれの理由にせよ早期退職、また看護師も6名の退職、現在また先ほども申されておりましたけれども、未確認でありますけれども、さらに退職を希望されているとおっしゃっている情報も入っているわけであります。これは、看護師も大変な思いをされているようにお伺いをしております。さらには、元看護師長のさくらの園への異動、町民は病院に対しまして本当に一体どうなっているのだということで、あきれた状態で病院に対して大変不信感を抱いているというのが私の耳に入ってきております。病院内の機構改革もなされたようでございますけれども、職員は本当にこの機構改革について理解をしているでしょうか。看護師の働きやすい環境づくりに本当に担っているのかというふうに疑問をしているところでもございます。これらを見たときには大変異常なお話ではないかと私は思っておりますけれども、いかがでしょうか。これがまず1つ目です。2つ目になりますが、医師が早期にかわるということは、患者にとっては安心と信頼関係が保たれるはずがないのです。個人病院の繁栄する要因の一つの中には、医師がかわらず診察ができまして、継続された信頼関係が保たれるということで繁栄をされていると私は思っております。医師確保には紹介業者利用など多額の費用が、先ほどもお話をされておりますけれども、かかっている方もおられたことや、その後の病院運営に何らかの影響があるとしたならば、これはやっぱり大きな問題として任命責任の問題も視野に入れていかなければならないと思いますが、いかがでしょうか。3つ目ですが、病院の運営委員会についてであります。病院事業のあり方を検討するための附属機関でありまして、諮問、または調査のための機関でもあるわけであります。現在不満のある委員さんも多くおられるようでございます。信頼される病院経営を目指すのであれば、もう少し幅のある、意欲のある委員さんの意見が取り入れやすいような、反映されるようなそんな規則改正も視野に入れ、病院運営委員会のあり方を検討することが必要ではないかなというふうに思っておりますが、いかがでしょうか。4つ目になります。診療姿勢に対してでありますけれども、私は医学に対し大変無知でございますので、意見を述べることは控えておきますけれども、昨年度、そして今年度もそうでありましたが、患者の家族が不安と不満を抱いた診察があったと聞いております。ここにあるのですが、これは関係者より生々しいメールもいただいております。これはここで報告することできません。私は、このことについて事実の究明を求めることではありませんけれども、このお話も町民が病院に対して不信感を抱いて、診療患者が減っている理由の一つではないかと思っておりますが、いかがでしょうか。それから、5つ目なのですが、先ほど同僚議員の質問の中で町長の答弁がなかったので、私のほうで質問関連がございますので、お聞きをいたします。宮原先生のことなのですが、6月3日付で退職後すぐ函館の病院へ勤められております。これは現実勤められております。そのときに、5月29日に宮原先生のメールの発表でございますが、これから心機一転さわやかな気持ちで診療に励みますというメールが私のところに届いております。町長の言う体調の不良なのでしょうか。また、6月分の給与については重複していると、そこの病院でももらえるし、当町の病院でももらえるという形になろうかと思いますが、その辺もいかがお考えでしょうか。以上でございます。
町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)
医師、私は6名欲しいのだということを言っております。6名がこれはパーフェクトでしょう。でも、これに近づけてやっていかなければいけない。これができるか、できないかではない。やはりこれに対して挑戦していくか、挑戦していかないか。挑戦しなければこれは今3名いる医師が2名になるかもしれませんし、1名になるかもしれません。ですから、これは私はこの6名を一つの目標としてやっていかなければいけない、そのように考えております。あきれた状態だと、今のこの森の国保病院あきれた状態だと議員はおっしゃられますけれども、今まで何十年間もこのあきれた状態が続いていたのではないのですか。それを今直そうとして、病院も躍起になってやっているのです。ここのところを議員も、あなたも長いこと議員やっているわけですから、その辺のところの責任も私は感じていただきたい、そのように思うわけでございます。今これは私初めとして病院の中でも大変な思いして、院長を初めとして大変な思いして取り組んでいるところでございます。これについてはご理解いただきたいと思います。医師が早期にかわる、任命責任があるということですけれども、医師が早期にかわるこの原因について、今町では道にお願いして医師を探したりなんかしております。また、突発で医師が休まなければいけないときに医師をお願いして来てもらっています。前は北大の第一外科にお願いするとすぐに来てくれたものでございます。しかし、医療制度が変わって、それがままならなくなりました。ですから、あちこちに頼まなければいけないという状況にあって、森と聞いただけで医師は来なくなるのです。それほど森町に対する医師の反応が非常に悪いということもこれも議員は知っていただきたいと、私はそのように思います。何せ非常に横暴だ、言葉が乱暴だ、これは患者さんのことですけれども、そういうことを言うのです。例えば朝から腹痛かったのだけれどもと夜2時ごろになって来る、これは医師にするととんでもなく頭にくることなのです。そういうようなことが1晩のうちに何回も続くと、もうあの森の病院だけは行きたくないといって、今は市立病院の中ではほとんどの人が森の病院に来ないということがうわさになっているのです。これは、現実として言われております。しかしながら、夜間診療をやめたということで、今森の病院も変わってきたよということで少しずつ少しずつ来るようになってきております。任命責任、確かに私や院長もその任命責任になるかもしれません。しかし、これをこの医者が病気だからどうのこうの何とかと言っていたら一切医者は呼べなくなると思います。私は、事務長には失敗してもいいから、失敗してもいいというのは調べて病気持っていたらだめだよと、そういうことを言わずに、病気の人でもいいから来てもらって、そしてその中で何とかやってもらえるようなことも考えなさいと私は言っております。そうでもしなかったら、病気の人だめだと言ったら、もうそれだけでほとんどのお医者さんは来なくなる。お医者さんはかなり体に無理をしています。ですから、ほとんどのお医者さんは病気持ちです。若手の人が来てくれればいいですけれども、森町に若手の人はほぼ来てくれないのだということもよく現状も知ってもらいたい。それから、運営委員会、これは確かに運営委員会少ないです。私もそう思っております。しかし、今までの中で運営委員会を開いて、そしてそれにこたえることができない。運営委員にこういうこともやってもらいたい、ああいうこともやってもらいたいと言われるのだけれども、こたえることができない。この現状というのは、現場の人間にすれば非常につらいところなのです。そういう意味で、数が少ないですけれども、これはそうはいってもやらなければいけないだろうということで、今やるように努力させていただいております。それから、4番目の診療姿勢に対して不安があると、今何かコピーを持って出していました。多分私の知っているコピーでしょう。これは、我々が判断、森町の国保病院が判断することではなくて、公的な機関にどういうものかということで今判断を仰いでおります。そして、その結果として、今これからそういう森町の診療の内容について疑問を持たれた方にはその旨お答えしようとしております。ですから、これは事実であれば森町の病院は批判されなければいけませんけれども、事実でないものが誤解できている、そういうこともあり得るわけでございますから、決してそのコピーのものを信用して、私はなぜそういうものが出回っているのか非常に疑問に思うわけでございますけれども、そういうものは病院としては一級の秘密書類でございます。よそに出てはいけない資料がそのように出ていること自体私は非常に残念に思うわけでございますけれども、そういうものがあって、そして森町の国保病院が信用を落としていく。それがまたもちろん議員から第三者に渡るようなことはないと思いますけれども、そういうものが第三者に渡るようであれば議員も森町の国保病院の評判を落としていると、私はそのように思うわけでございますけれども、そんなことはないと思います。その資料については、今後公的な機関で審査して、そしてそれがどのようなものかということについて国保病院に連絡が来ることになっております。それから、宮原先生、函館でもう既に働いているという話は私も聞いております。それは、私は個人の自由だと思います。しかし、かなり私は重い病状であったと、そのように判断しております。私も判断しております。多分この病気については、私はここでどういう病気かということについては言うわけにはいきませんけれども、黙っていればわからないでそのまま仕事につくことできますけれども、非常に私は危険な状態にあると、そのように思ってございます。ですから、これについては、宮原先生がいつからどこで働こうが私としてはそれについてどうのこうの言う話ではないと、そのように思っております。以上でございます。
議員の再質問 5番 前本幸政
考え方の違いというのですか、これはなかなか難しい部分だと思います、病院運営というのは、経営という部分は。今、議会のほうでも町のほうでも3事業の民営化の審議をされているという中で、まず私はそれよりも病院の改革が先でないかなというふうに思っていたわけでありますけれども、先ほど町長4番目というようなお話もちょっとされておりましたけれども、これをやるにしてはまず信頼関係がなかったら何やってもだめなのかなというふうに思っているわけであります。改革しても町の施設の病院のイメージがダウンするのであれば、やっぱりどんな改革してもだめなのかなと。基本はまず病院の中の改革から始まるのかなというふうに、信頼関係から始まるのかなというふうに思っているところでございます。どんな病院を目指すか、それぞれの考え方はあると思いますけれども、やっぱり今町長が言ったように町民が安心して受診できるようなそんな病院体制を、これは僕も同じような気持ちでいるのでありますけれども、それを目指していくということで、先ほども申しておりましたけれども、医師が確保されなかったら改革はできないのだというような考え方でなくて、改革をしてそれに合わせた医師を入れるというような改革の考え方もやっぱり必要なのかなというような考えも私は思うのですが、その辺どうお考えでしょうか。
町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)
改革して、それに合わせて医師を合わせていく、もちろんそうしたいのはやまやまでございます。しかし、その肝心な医師が森町に合った医師はいないのです、現状に。ですから、来てくれるという医師に合わせて今改革をしていかなければいけない、これが現状なのです。これが昔のように北大からお医者さんを送られてきたときには、何かあったら北大のほうにこの医師では困るから、こういう医師を送ってくれというようなことも要望できたのです。しかし、今はできない状況にあるのです。これは、長年この町民と病院の信頼関係がおかしくなっているということについては、議員ご存じのように今始まったことではないのです。今始まったことではなくて、もうずっと長いことなっているのです。しかし、これをほっぽっておいたのです。ですから、病院の看護師さんでも何でも身分の保障だとかそういうものについても非常に置き去りにされておりました。こういうものについても今盛んに改革をしていっているところなのです。改革しないほうがいいのではないかと、やっても悪くなるならやらないほうがいいのではないかと。やらなかったらどうなるのですか、議員。町民の健康守れるのですか。森の開業医だけで町民の安全、安心守れるのですか。これは、私はどう言われようが町民のためにいい病院にするのにはかなりいろんなことがあろうともやっていかなければいけない。また、すんなりいく問題ではないと、私はそのように最近、最近というか、最初町長に就任したときと比べて今は本当に手ごわいものだなということで今取り組んでいるところでございます。いろんな問題とぶつかりながら、そして一つ一つ解決に向かってやっていかなければいけないという思いでございます。以上でございます。
議員の再質問 5番 前本幸政
今ちょっと町長が改革しないというような言い方私したように感じられるようなお話しされましたけれども、私そういう意味で言ったわけでないですから、誤解をしないでいただきたいと思います。以上です。