みんなの議会

森町議会 平成24年第1回 6月会議 2012年6月12日

国保病院について

聞いた人
黒田勝幸 議員
答えた人
町長 佐藤克男、病院事務長 成田研造

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 15番 黒田勝幸

それでは、2点目にまいります。国保病院についてでございます。宮原先生は、今年1月に着任し、6月3日付で退職するとのことで、既に5月15日より出ておりません。これまでも新任医師は平均2年ぐらいでやめていく現状があります。宮原先生については、紹介業者への仲介料520万円を払って来ていただいた先生です。去る5月30日の全員協議会においてやめた理由は病気のため、先生の希望で6月3日に退職したいとの申し出がありましたと、このように町長がおっしゃっております。退職願の提出を求めたのに対して、町長は内容が個人の誹謗中傷があり、出したくない、普通の状態ではない、先生のことを思って見ないほうがいいのではないかと宮原先生の一方的な理由のような答弁されておりましたが、私は退職の理由はそれ以外の見えないところにあるのではないかと疑問を持っているところでございます。また、看護師さんも6名やめるとのことで、町民も患者もこの病院はどうなっているのだと怒りとともにあきれております。町民の命と健康を守る病院がこのようでは病院の信頼度も低下する一方ではないかと思います。今後の病院経営も含めて町長にお尋ねいたします。以上です。

町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)

黒田議員のご質問にお答えさせていただきます。医師の確保につきましては、全国的に非常に厳しい状況が続いており、北海道内においても深刻な状況となっております。医師の確保対策の一つに民間紹介業者からの医師の紹介がございます。この場合医師紹介手数料が発生しますが、現在は20%を超えているのが現状です。宮原先生はこのケースでございますので、紹介手数料は約520万ですが、6カ月未満の勤務でございますので、105万円ほど返済していただくことになっております。ご質問の1点目、退職理由はほかにあるのではないかということでございますが、宮原先生から6月3日で退職したい、それまで休暇をお願いしたいという申し出がございまして、院長と会談し、宮原先生が相当お疲れになっていると判断し、先生の健康状態を優先し、退職を認めたものでございます。私も何度も何度もお会いし、その都度余り無理をなさらぬようにとお話ししてまいりました。先生の病名につきましては、個人情報の観点から申し述べられませんので、ご理解願います。また、看護師がここ2年間で毎年四、五名の退職と採用がございます。今年度も8月までに6名退職予定となっておりますが、ご本人の病気や家族の介護等に専念したいということが主な理由となっております。なお、看護師の採用については、既に6月1日付で2名採用しており、今後も順次採用する予定となっております。また、将来の看護師の確保に向けて看護専門学校等の訪問を積極的に実施していくとともに、看護サービスの向上に向けて引き続き努力してまいります。2点目の今後の病院経営についてでございますが、私の病院経営の考え方は町民の皆さんが安心して受診できる病院になってほしい、それが第一です。そして、その後に経営、採算性というものを考える、これが基本的な考え方でございます。そのためには常勤医師を確保しなければなりません。ご承知のように医師を確保するということは北海道では非常に厳しい状況になっておりますが、当町では4月から石川周先生を招聘することができまして、現在常勤医師3名で平日の当直、救急医療の確保、そして日常の診療を維持していただいていることもご理解願います。既に医師の確保、支援要請のため関係機関等へ要請しており、6月から当分の間現在北斗市内の小松内科循環器医院副院長で函館医師会病院の小松先生にお手伝いをしていただくことになっております。医師の確保については、今後も引き続き努力をしてまいります。以上です。

議員の再質問 15番 黒田勝幸

これ町長、広報もりの3月号でございます。これを見ますと、内科医長が着任しました、宮原先生の顔写真といろんな抱負が書かれております。この中身を見ますと、町民の皆様から出ていけと言われない限り生涯一医師として森町国民健康保険病院で勤務してまいりますと述べられているのです。だから、かなり強い意思を持って森町に来ていただいたと、このように認識しております。こういう強い意思を持ってこられた先生がわずか5カ月半でやめたということは、町民との約束違反なのです。その広報、全戸にこれ回っている。それをもって、町長いろんな諸般の事情、特に病気のことあったようでございますけれども、町民にしたら全く何やっているのと言わざるを得ないのです。私の知っている限りでは、宮原先生は5月15日に出勤したら、川崎院長に今日で来なくてもいいので、帰ってくださいと、年休が6月3日まであるので、6月分の給料は払いますと、このように聞いているのです。町長の言う先生の希望でやめたのであれば、5月30日でやめてもらっていいのではないかなと、私はこのように思っております。何で6月3日まで延ばしたのかなと。6月1日に在籍していると、6月分の給料が出るのです。それと、6月というのは、我々もそうなのですけれども、期末手当も支給されるわけ。ダブルでもらえるわけ。だから、本人の希望でやめるのだったら、何もあれなのだからその月内でやめてもらえばいいし、何で6月の給料と手当まで出してやめさせるかと、ここに疑問がある。無駄なお金かけているわけ。だから、やめた理由が町長が言う本人の都合でやめたのですかと聞きたくなるわけ。何かがあるから1カ月分余分にやるのでないの。例えば雇用する側でやめてくださいと言ったら、1カ月分やはり保障しなければならないわけでしょう。いろいろ労働基準とか雇用とかというのは決まりありますから。その辺の整合性が私はないのかなと、こう思っているのです。それと、いわゆる退職願を町長は見ないほうがいいですよと、個人の中傷誹謗とかすぐわかるようなこと書いているし、ちょっと本人のために見ないほうがいいと。これ退職願です。入手してございます。確かに通常の退職願では考えられない中身です。町長の言われるとおりだと思うのです。本当にこれ見た限りでは、個人の名前は書いてありませんけれども、だれかわかるような誹謗中傷があり、これまで書くのかなと思いました。異例の退職願だと思います。この内容は読み上げませんけれども、この内容を要約しますとこういうことなのです。国保病院の現状では、国保病院にかかったら殺されると町民の間から本音の叫びが噴出するのは至極当然と言えますと、こう書いているのです。現在在籍医師と看護師では、この病院の再建は100%不可能であると結論づけております。それは、病院を企業体としてとらえた経営能力など、もはや手おくれと言わざるを得ないほど劣悪だと書いてあります。また、町長も当選以来この病院を何とかしなければならないということで、まず病院の設備を充実しなければならないと。これまで約1億3,000万ぐらい医療器具を入れてございます。そして、先生も宮原先生含めて常勤が4人になりましたので、いわゆる時間外診療も、1週間びっしりというわけにいかないけれども、何日かでも近いうちにしなければならないなということも議会で述べられております。そういうやさきに常勤の医師がやめられたと。今臨時で小松先生ですか、お願いしてございますけれども、やはり常勤の医師がきちんとしていなければ時間外もできませんよね。そういうようなことで、町長一生懸命やっているのは理解するのだけれども、一向に改善されていないと。せっかく来た先生も何だかわけわからないような状態でやめているということなのです。だから、私はこのお金のかかわりで聞きたいの。何で本人が自分の都合でやめるのに1カ月余分に金払うのかと。そこをちょっと聞きたいです。

町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)

宮原先生の場合は病気でございまして、あの文章等も今読んで、ああいうようなことを書くというのは普通ではあり得ない状況です。黒田議員が引っ越しの当日に行って、いろいろお話を聞いているということも本人から私にも連絡が入っております。そういう中において、今黒田議員が宮原先生から聞いた話と私が聞いていることではかなり内容が違いますので、事務長がその院長と話ししている場所におりましたので、その事務長のほうから話をお伝えしたいと思います。

町の答え 病院事務長 成田研造(病院事務長は2012年6月まで)

お答えします。佐藤町長と川崎院長の会談の中に私も同席させていただきました。この中で、退職願が出ておりまして、これについては6月3日で退職をしたいというような退職願が提出されておりました。そこで、健康状態を考えた場合にこれはやむを得ないという判断をされたようでございまして、当日宮原先生がお見えになったときに先生のほうに先生の申し出を認めますというお話がされました。先生は、ありがとうございますと、本当にこの間自分自身重荷があったというようなお話をされておりました。以上でございます。

議員の再質問 15番 黒田勝幸

さっぱり聞いていることにちゃんと答弁していない。これで終わりだからちゃんと答弁して。宮原先生とは、私は議員だから行ったのでありません。私の主治医です。だから、行ったのです。文句つけに行った。先生、町の広報に森に骨埋めるようなこと書いているでしょうと。その町民との約束をほごにするのですかと。何理由なのですかと私言ったのです、患者として。そうなのだと、実は私は九州、宮崎のほうなのかな、から来たのですと。子育ても終わって、九州暑いでしょうと。こういう涼しい環境のいい北海道にあこがれていたと。それで、森町初め釧路とか3カ所あったそうです。それぞれ病院なり、そこの町長なり、市長なり、関係者と会って、森町の佐藤町長の熱意にほれて来たと言ったのです。それは何ですかと言ったら、この病院の経営、運営が大変なのだと、ひとつ立て直してほしいというその熱意に私は森町に決めたのだと。そういうようなことでああいう文章を書いたのですよと。ところが、来て、1月から着任しましたので、これはひどいと。それぞれ見る目違うから、それはしようがないと思うのです。だけれども、どうもやっているうちにこれではとてもではないが、日がたつに従って限界を感じたような、そういうようなことで本当に申しわけないということだったのです。私は、議員として行ったのでないから。患者だから。私言っているのは、本人の都合でやめるのなら何で5月30日でやめさせないのですかということを聞いているのです。それでなくても仲介料、20%返ってくるというから400万ちょっとなのかな、仲介料払っているのでしょう。そして、本人の事情でやめると15日かな、言っているのに、何で6月3日にして6月分払わなければならないのですかと、この財政の大変なときに。病院も経営が大変なときに何でそれをしなければならないのですかと。だから、やめた理由もおかしいのではないのかということを言っているわけでしょう。そしたら、先生の希望3日だと言っているけれども、3日だというのを30日にしてもらえばいいでしょう。そうすれば金払わなくていいのだ。先生の給料って高いでしょう。そうでしょう。あなた方職員と違って高いでしょう。森で一番の高給取りではないの、森町で。いろんな業者あるけれども、町長より高いのだから。それに6月の手当までつけて、おかしいのでないですかと言っているのです。これ何十年も勤めた先生なら、それはそれでいいです。町長が議場であの先生たち今度一生懸命やってくれるので、救急車の搬送をされてきたのも函館に再搬送するのが少なくなったと、それに伴って収入も増えてきましたよと、いい方向にいっていますとここでしゃべったでしょう。そうですよね。それがまた逆戻りです、こんなことしたら。だから、町長一生懸命やっていることはさっき言ったように認めるのだけれども、どうも長続きしない。またもとに戻ってしまうわけ。だから、その辺を聞いているのです。お金のかかわり、お金。町民が一番関心持っていますので。

町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)

お金のかかわり、何で6月3日なのだということですけれども、何で5月30日にしなかったのだということです。黒田議員は、余り勤めたこととか、組織に疎いと思います。会社をやめる場合、組織をやめる場合、最低でも1カ月前にこれはやめますという届け出さなければいけないのです。ただ、本人の希望なので、6月3日と言ったからこれは6月3日になっているのであって、5月15日なら6月15日になるのが本来の姿です。ですから、多分院長は、そういうことで6月3日と本人から言われたので、それをそのまま引き受けたものだと、そのように思っております。6月15日を超えて出した場合には、これはきっと院長も何か言ったかと思います。ですから、これは5月15日に辞表を出して、6月3日と本人の希望で、本人はまだ本当は6月15日まで延ばすことは可能だったはずです。ただ、本人の希望で6月3日と言ったので、それで結構でしょうという受託をしたものと、私はそのようにして考えます。ですから、決して何か特別な計らいでもって当医師にそういう費用を多く払ったということではないと私は思っております。以上です。

議員の再質問 15番 黒田勝幸

私勤めたことないからわからないかもしれないけれども、それ申し出あってから1カ月延ばさないと何かの法律に触れるの、雇用の関係で。私は、理事者のほうで必要なくなって、来なくてもいいよという場合は1カ月持たなければならないという、それはあるのかなと思うのだけれども、本人の申し出なのだから、そんなものそれはそれでいいと思うのです。そして、町長は、お金の計算大した強い人だから、そんな無駄な金払うのかなと私は端的に思うのです。だから、やめた理由が何かあるのでないかと、こう言われるわけ。だから、病院だけでなくて役場にもかなり苦情来ている、町民から。電話かけた町民が言っているから。どうなっているのだと。安心してかかっていられないでしょうと。だから、こういうことであれば今行っている患者さんも移ります、安心してかかっていられないもの。宮原先生やめまして、私先月やめる前に行って、1カ月分薬くれるのです。きのう行ってきました。午前中小松先生という方、初めてです。そうすると、最初から今度またやるわけ、その人の。カルテある。だけれども、新しい先生は、やっぱりまた再度やらなければならない。いろいろ聞いたりあれします。そういうふうに患者にしたら全く不便なわけ。安心してかかっていられないと。だから、患者が離れる。そういう繰り返しできた。だから、何も本人が自分の事情でやめるのだったら、何も30日で切ればいいのでないの。医者だからそういうふうにするの。どうも納得いきません。だから、何か事情があったのでないかと、いわゆる内部で何かあったのでないかと。それと、看護師さんもさっき冒頭町長言っていましたけれども、6人やめて、新しく2人採用しました。本当にそれ6人だけなのだろうか。また追随してやめる人いるのでないの。何かちらほらそういう話も聞いているのだけれども、どうも病院の内部ってどうなっているのかなと。病院は看護師さん、女性の方たくさんいるから、女性の職場というのはとかくそういうことがあるのかなと思うのだけれども、余り異常でないか。看護師さんもそういう動きまたありませんか。私はお金のことでは納得していませんけれども、もう一度お願いします。

町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)

本人の希望で6月3日というふうに出たのです。それを役場として5月30日にしろ、これは言えないのです。それは、少しいろいろ方面で聞いていただければわかります。それは、1カ月前に届けなければいけないというものをそれを短くして、本人が何で6月3日にしたのかはわかりませんが、先ほど事務長が言ったようにこれは本人から出てきた6月3日であって、本人は黒田議員にそのように言ったかもしれませんけれども、これは私が聞いているのは6月3日と、本人の話だというふうに聞いております。黒田議員は患者として行ったと言うのですが、あなたやっぱり議員なのです。ですから、メールが宮原先生から私に来たのは、議員から来たと。黒田議員から来たとはっきり書いているのです。だから、その辺の認識はやっぱりあなたも持たなければいけないです。患者であることもあり、そして議員でもあると、これはよく認識したほうがいいと思います。それから、看護師さんの件、看護師さんはおととしと去年で十数名やっぱりやめております。かなり出入りが激しくなっております。それと、今看護師さんの中ではいろんな面で教育、そういうものを進めております。かなりいろんな制度、今までとは違ったものを入れて、そして今勉強しております。ですから、それについてこれない人も一部いると思います。それは、私は聞いているのは1人だけだというふうに聞いております。そのほかは事情を私は聞いておりますけれども、親の面倒を見なければいけない、子供の世話をしなければいけない、そういうもろもろの事情でやめると。その辺今の病院の改革についていけなくてやめるのかということも私は確認をしましたら、そうではないということで私は聞いております。ですから、またそれに対する対応も本来はなかなか難しいのでしょうけれども、看護師さんがまた来ていただけるということで聞いております。ですから、その補充もできるということなので、私はこれは大丈夫だろうと思っております。ただ、看護師さんについては、大体2年から3年で大手の病院でもかわっていっているというのも現状でございます。それを長々引きとめるということも大切ですけれども、これはこの町に魅力を持っていって、そして初めてそれがなるのだと私は思っております。町民の皆さんには病院の件では非常にご迷惑かけていますけれども、これから以降もこの病院をよくするため努力していかなければいけない。何せ20年以上もこの状態が続いて、私は2年で何とかしようと思ったのですけれども、とてもとても私の力量では2年ではできませんでした。この関係で宮原先生がまだいていただければ、病気ではなければきっと皆さんに喜んでいただけたのかなと、そのように思っております。これからも病院改革に向けては努力していく所存でございます。以上でございます。

議員の再質問 15番 黒田勝幸

終わります。

出典:森町議会 平成24年第1回 6月会議 2012年6月12日 議事録 PDF(11ページ) 間違いを知らせる

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