江差町議会 平成24年第3回定例会 2012年9月11日
泊原発、大間原発について
- 聞いた人
- 小野寺真 議員
- 答えた人
- 町長、政策推進課長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 小野寺
9月11日、新聞・テレビでも言っておりますが、昨年の大震災のちょうど1年半であります。私も昨年の3月、ちょうど3月議会が終わった日が3月11日。また、機会ある毎にこういう論議の中でちょうど節目の時もありました。また、大変恐縮ですが私事も含めて、娘が東北にもいるという事。親戚もかなり岩手にもいるという事も含めて、昨年来この大震災以降、岩手・宮城・福島も含めて色んな形で直接見聞きし、また色んな問題点も私なりに深めてきたつもりです。そういう意味で今日、1年半という事もありますが、改めて昨年の大震災以降、我々一町民としてさらにはこの議会として町政としてどのように考えたらいいのかという部分を大きく1、2、3がその部分になると思います。4つ目は江差町の問題であります。まず最初、「泊原発と大間原発に関して」であります。9月の1日、2日、3日、原発問題も含めまして、私福島県の各地を回ってきました。福島市だけではなく、飯舘村・南相馬・二本松などもちょっと個人的に時間をとって色々見ながら、またギリギリ関係者ともお話も聞いてきました。改めて言葉では言い尽くせない本当にある意味ではゴーストタウンの所も行ってきました。あんな事をもう繰り返してはならない、そういう意味では我々は単に東北の問題ではなく、福島の問題ではなく、我が江差町でも北の方に泊があり、南の方に大間があり、この問題をしっかりと見つめていかなければならないと思います。特に東北の方では放射線量下がらなくて、多くの住民が被曝を余儀なくされている、そういう実態見て参りました。さらにこの間当町でも岩手等の瓦礫の問題もありましたが、これは福島も含めた東北の広い地域で瓦礫の処理、家屋、道路、農地、森林が除染が進まない。こういう部分が結果的には100km200km、そういう地域で起きているという現実。先程言いました泊・大間、これは本当に100km150kmの範囲内であります。一度原発事故が起きれば、人類は取り返す事が出来ない甚大な過酷な災害を起こす、これが原発だという事を改めて私は認知する必要がありますし、改めて「原発を無くす」、こういう事を実現に向かってやる事が私は今一番の課題だと思っております。先程言いましたが、この江差町として泊・大間に近い。風向きによっては直接的な被害があります。私は泊原発の再稼働、今冬に向かって色々出されておりますが、再稼働反対・大間の原発、これは今建設中止を再開しようという事も出されておりますが、勿論これにも反対。こういう事を町長も色んな機会で道の関係、東北の関係、国の関係、会う事もあると思います。色んな機会で私は泊原発、大間原発についての反対の意思表示を、そして日本で原発をゼロにするという事も含めて求めていくという事が必要だと思いますが、町長の見解をお聞きしたいと思います。
町の答え 町長
「泊原発・大間原発について」の質問であります。特に「泊原発再稼働反対」、「大間原発建設反対」、「原発ゼロを江差町長として明言せよ」こういう事の内容かと思います。福島原発事故は恐怖と悲惨な状況を生み、将来に渡り計り知れないリスクを背負う結果を招いた事は、私から言うまでもない事実であります。また、限りなく原発をゼロに近づけていく事、これは望ましいと考えるのは誰しもが願う事であります。原発に依存しないエネルギー対策の構築は必要不可欠な事でありますけれども、原発に代わるエネルギーの一定程度の確保までには、年数を要する事は私から申すまでもないと思います。しかし、現実問題として既存の原発施設の安全性を国がしっかりと判断し、国民に示す事がまず第一の最優先課題ではないかと考えているところであります。私の思いとして次に申しますが、原子力発電に伴う悲惨さは、私がこの場で改めて明言しなくても国民の思いは知っていただけるものと思います。「人間が発明し、人間の手に負えないもの」これが原子力だそうでありますから、ぜひ私の思いも酌んでいただければという風に思っております。以上です。
議員の再質問 小野寺
再質問させていただきます。町長の答弁の全体的な表現については評価したいと思います。そういう立場で色んな機会で表明していただきたいと思いますが、ただし前段の部分でちょっとありました今の電力事情。この事についてはやはり、最後に「原発に対してはちょっと心配だ」「おっかない」とは言いながらも「電力が心配だ」、これがおおかたの論議の中心だと思います。その点で夏の部分がある程度、一定程度報道等出されて、冬の部分が出てきておりますが、結論から言うと全国でも、もう少し細かく言うと関電管内でも、関西管内でも、それから東京電力管内でも、ましてや北電管内でも。電力は原子力発電所、大飯原発が再稼働しなくたって足りていたんです。これは国の資料でも明確になっていますね。北電の資料も、直近で言うと9月9日に北電で今年の夏の電力需給状況及び、今年の冬の電力需給対策の進捗状況についてという事で詳しく出ておりますがこれ見ても足りるんですよ。何が言っているか。何かあった場合に、例えば今どうやって電力需給しているかって言いますと、例えば冬場ですと東北から少し電力回してもらったり。夏場は東北・本州の方はピークですけれども、冬場は逆に本州の方は余ると。それで持ってきているんですね。それから、道内で色んな会社関係で自家発電など、それも多少使っているんです。それを入れれば実は間に合うんです。たまたま余力と言いますか、大体3%は保持したいと。その3%にちょっと届かないので、1.何%、たった1.何%なんですよ。そのがために泊原発が必要だという言い方していますが、泊原発はもう量的には全然必要ない。先程言った例えば本州からの電力を少し回してもらう。自家発電を今まで以上に回してもらう。もっと言いますと今年の夏から全国でその自家発電を、余力の部分を集めて、それを商売として売るという事も国の方で認められまして、それで全国では足りない時にそこから買うという事を電力会社はやっているんですが、そういう事をきちっとやっていけば、まずまず心配ないと資料から見てもわかるんです。ですから原発問題で電力が心配だからという論議というのは、私は改めてこれ町長さん方含めて、色んな場でそういう論議になる時にしっかりとした資料を見た中で「本当に電力が足りないのか」、「原発が無くたって大丈夫でないか」という事をもう少し吟味する必要があると思うのですが、改めてちょっとその電力の考え方、江差町でどういう風におさえていらっしゃるのか。これ地元の問題でもありますのでね。ちょっとお聞きしたいと思います。
町の答え 政策推進課長
議員あの、町長が答弁した内容は節電はもちろんの事でございますけれども、電力が足りているんで原発が止まっている状態でも、電力が足りているんで云々という話、それだけではなくて、思いとすれば言わばこの原発をゼロにするという主張をですね、江差町長が発するとすればですね、私としても感じるのはやっぱり原発の言わば燃料棒の処理どうするのかとか、そういう行程がどう示されてくるのか。言わばあの9月7日付けの新聞報道でございますけども、政府も「革新的エネルギーの環境戦略」というのを出した訳でございますけども、さらにゼロを目指すという努力目標の様な表現でございます。私も見ました。ですから電力が足りる足りないという事よりも、この原発の問題というのは大変なリスクを背負う訳でございますから、そういった形でどの様にこのゼロという言葉がですね、いくのか。ただ廃炉にすればいいという事ではもちろんありませんので。そういう思いで町長の方の答弁だったと。こういう意味でございますのでご理解下さい。
議員の再質問 小野寺
議長。
議員の再質問 小野寺
私言ったのはその再稼働をしないという意味でのゼロであって、仮に再稼働しなくたって今のおっしゃった原発そのものの廃炉に向けて、あと30年、40年、100年、数万年かかるというのはそれ当たり前の話であって、それはそれできちっと対応していかなければならないです。再稼働しなくても、つまり大飯原発を含めて、1つも再稼働しなくても全国の電力は政府の発表、電力会社の発表見ても足りているんです、という事をしっかりとおさえて、そういう立場で頑張ってもらいたい。