森町議会 令和7年第1回 6月会議 2025年6月12日
相次ぐ不祥事を取り上げた雑誌記事について
- 聞いた人
- 河野文彦 議員
- 答えた人
- 町長 岡嶋康輔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 2番 河野文彦
通告に従いまして、質問させていただきます。相次ぐ不祥事を取り上げた雑誌記事についてです。5月に発行された北海道内情報雑誌において、森町で相次いだ不祥事が取り上げられ、大変不名誉となる事件が記事となり、全道へ発信されてしまいました。内容としては、森町国保病院の地域包括ケア病床における診療報酬返還問題と森町職員が正当な理由なく建造物へ侵入して逮捕された事件でした。いずれも森町の信頼と評価を著しく下げる事件であり、イメージの悪化も避けられない事態であります。見出しでは、機能しなかった万全の体制、岡嶋町長に問われるガバナンス力と表現され、記事を目にした町民は大きな不安を抱いたのではと思慮するところでありますが、今後必要なことは事件内容を把握できる丁寧な説明と抱いた不安を払拭できる対策であります。ガバナンスの意味は多々ありますが、自治体運営の中では指揮監督、管理と訳するのが適当ではと考え、独善的な行動や町民の意向を無視した管理体制批判など、自治体運営リスクを未然に防ぐための考え方といった要素が強いのではと思われますが、それ以前にコンプライアンスも維持できなかったことは大変遺憾であると言わざるを得ません。失った信頼を取り戻すことは容易ではありませんが、今こそ就任時の宣誓を改めて胸に刻み、町民への奉仕者として職務を全うすることを切に願いますので、質問します。1つ目、今回の記事を読んでどのように感じたか。2つ目、どのように信頼回復に取り組むか。3つ目、岡嶋町長のより一層のガバナンス力向上が必要と考えるが、いかがか質問します。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えします。今回の北海道内情報雑誌に掲載された森町における一連の不祥事について私自身も記事を拝見し、自治体としての責任と信頼回復の必要性を感じております。記事内容は、地域包括ケア病床に関する診療報酬返還問題や職員による建造物侵入事件といった町行政全体への信頼を揺るがす重大な事案であり、このような事態を招いた背景にはガバナンスやコンプライアンス体制の未徹底があったと認識しており、町民の皆様をはじめとした多くの方々に不安や失望を与えたことは誠に遺憾であり、多くの住民の皆様が感じておられる不安や疑念を真摯に受け止め、その責任を深く痛感し、重く受け止めているところであります。信頼回復へ向けては、不祥事の詳細な経緯や原因分析を行い、問題点を洗い出し、それらを踏まえた再発防止策を講じるとともに、倫理規範やコンプライアンス教育を徹底し、一人一人が自覚と責任感を持って職務遂行できる環境づくりに努めてまいります。自身のガバナンス向上についてですが、その必要性は極めて高いものと考えております。ガバナンスとは、指揮監督、管理だけではなく、自ら率先して規範となり、公正さ、透明性、説明責任を果たすことが求められます。特に今回のような事案では、町長である自らが率先して信頼回復への決意表明や具体的施策展開を行うことが重要であると考えておりますので、これまで以上に自己研さんに励んでまいりたいと考えております。また、組織体制の整備や強化を行うなど、一時的な取組ではなく継続的な改善努力を行い、全職員が自覚と責任感を持つ組織文化を醸成していきたいと考えております。最後になりますが、このたびの不祥事は誠に遺憾ではありますが、それ以上に今後どのような姿勢で信頼回復へ向かうのかが問われているものと認識しておりますので、就任時に誓った使命感と責任感を胸に一層努力し、公正で透明性ある行政運営を推進し続ける決意でございます。以上です。
議員の再質問 2番 河野文彦
今の町長の答弁には、大変重く感じた部分と今後の改善に取り組むという決意が秘められていたなというふうに私は感じました。今後こうしていくというお話は今いただいたと思いますけれども、ではそれを実際にどのように形にしていくか、これがやっぱりこれから本当に問われるところだと思うのです。改善していくではなくて、今後必要なのはどのように改善します、このように改善したらこのような不祥事は今後起きませんといった答えを町民が自ら導き出せるような、そういったものの発信というのが本当に問われるのかなというふうに思っています。しっかりとこれから信頼回復に取り組んでいく必要がありますので、そこはまさに岡嶋町長のガバナンス力を発揮して進めていってほしいなというふうに思ったところです。私も今回の記事、まず一番最初に目にしたのが新聞の広告欄にこの雑誌の広告が載りまして、そこに見出しが載ったのが多分一番最初に目にしたところだと思ったのです。雑誌に関しては、発行部数が何ぼかは知りませんけれども、全ての道民の方が購入して読むわけではないと思いますので、それほど広くはこの事件を知ることにはならなかったのかなと思うのですけれども、多分あれ全道同じような広告が載って、その見出しが全道民に知れ渡ってしまったのかなというふうに思って、本当に残念だなというふうに思って感じていました。私もこの雑誌、今回2雑誌なのですよね、たまたま同じ時期に。ですから、そういう情報誌の業界でもやっぱり注目されるべきような案件だったのかなという、事態だったのかなというふうに改めて感じるところでもあります。私その雑誌読んで、いろんな書き方あると思うのですけれども、今回不正請求という言葉を使われているのです、この雑誌の表現で。まさに不正請求ではあるのですけれども、悪意があってやった不正請求ではなかったので、何か副町長がインタビューにお答えしたみたいなのですけれども、町は正直言ってその認識は恥ずかしながら持っていなかったというようなお話あったかと思うのですけれども、悪意がなかったからよいということでは決してありません。こんなことは絶対あってはならないのですけれども、やっぱり言葉の使い方一つで物すごくインパクトが違うのだなというふうに私も感じたところです。あと、町職員の逮捕の部分も、私はもちろん職員の方は町民の奉仕者であるべきでありますから、不祥事というのは絶対起こしてほしくないと思っていますし、これからもないと信じたいですけれども、今回の事件は職員の方がプライベートな時間に残念ながら起こしてしまったのです。では、プライベートの時間まで町長が管理できるかといったら、それもまた無理な話ですから、でも致し方ないとは言いません。やっぱりそこは職員の方にもしっかりとした意識を持って、日々の生活にもそういう気概を持ってしてもらうというのが大事だと思うのです。その辺をやはり職員にしっかり伝えるというのも町長のそれこそガバナンス力であるだろうというふうに思っています。質問の中でより一層のガバナンス力が必要ではという書き方したのですけれども、私は別に町長のガバナンス力が低い、足りないとは正直申しません。ただ、こういった能力というのはパフォーマンスにしたら高いにこしたことないですから、それでこういう事態が起きてしまったということを考えると、より一層のガバナンス力が必要ではないかというような質問をさせていただきました。再質問なのですけれども、記事の中で1つ気になった部分がありまして、ちょっと読ませていただきますけれども、町長は表向き遺憾とか信頼回復に取り組むと言っているけれども、親しい人には俺には関係ないと責任逃れの発言があったように書かれています。取材してのことでしょうけれども、再質問として町長的には、まず僕が聞きたいのはこういう発言をしたか、しないか。ましてやこういう取材をしたということは、火のないところに煙は立たないではないですけれども、何かそういう別な意味でした発言が尾ひれはひれついてこういう表現になってしまったのかなというような、何かそういう心当たりみたいなものがあればぜひ聞かせていただきたい。もしこれが私的に本当にこんな発言をしたのであれば、これは大問題だと思うのです。町長、以前に、畑かんの農業用水のときですか、町長就任直後に問題が発覚して、正直岡嶋町長が就任時にはもう発生していて、本音で言えば関係ないと思うかもしれないですけれども、行政は連続していると言って自らを戒めて、ちゃんと自分にも処分を下したと。すばらしい姿勢だなと思っていた中でこの記事の俺には関係ないという言葉を目にすると、非常に心配といいますか、こんな発言があるわけがないと信じているのですけれども、その辺の真意を聞かせていただけたらと思います。お願いします。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。端的に、町長就任してからもそうですけれども、今議員からお話しいただいたとおり、自分に関係のないようなそんな仕事を私は受け持っているつもりはありませんし、そのような発言は一切しておりません。また、自身のガバナンス力に関してもこれはやっぱり向上、常に自己研さんの中で膨らませていかなければならないというのは、まさにそのとおりであると思いますし、現状に甘んじることなく、次々と出ては解決し、出ては解決しと、そういった課題解決の繰り返しが私は行政だと思います。当然私が町長になる前からということもあると思いますし、当然私が町長になった今この当代のうちに起きることもあると思いますし、そして何より私が町長を退いた後、後継の方々にとってこのまちづくりがどうなのか、そういった要素も私は非常に大事だし、今の町政運営に対し非常に重要な観点として自身では取り組んでいると思っております。行政経験もなく、本当にいろんな方々にお支えいただいて町長やらせていただいております。それは、本当に議員の皆様もそうですし、行政職員からもそうですし、町民の皆様からも様々な叱咤激励をいただきながら本日までやってきました。この私の職業と、そしてこの町というものをしっかりと次世代につなぐためにも、1ミリたりとも私は妥協やそういった何か諦めというか、そういったトータルのガバナンス、そういったものを許される存在ではないと心得ております。就任時に誓わせていただきました町民主役のまちづくり、これからもそれを体現するためには、私も一町民として、この町政の手綱を担わせていただいている存在として、うまくいったこともいかないこともしっかりと胸を張ってお伝えできるように努めていきたいと思います。以上です。
議員の再々質問 2番 河野文彦
今そんな発言はないということをはっきり明言していただいたので、私も安心しました。この親しい人の取材の中で、こんな思いでいるのではないかなみたいなところがこう言っていたみたいな発言になってしまったのかもしれないですけれども、そう思われてしまうというところもやっぱり岡嶋町長の厳しく言えばリーダー力、ガバナンス力の足りない部分だったとも言えると思うのです。ですから、今後こういったことがないように、こういった思いを抱かれないように、より一層励んでいただきたいなというふうに思っています。最初の質問の中で、どのように信頼回復に取り組むかというところにちょっと着目したいのですけれども、正直言って私今までの何か懸案事項だとか、こういった事件があったときに信頼回復、まず町民に対しての説明が足りていないケースが多々あったかなって今改めて思うのです。あと、その後の対策、何となく時間が過ぎてしまったら、町長の思いもフェードアウトしてしまったのかなと思ったことも今まで何回かありますので、ここはしっかり信頼回復に取り組むべきでありますし、回復に努めることが町長の責務であるというふうに感じている中で、今回その2つの事件の中で職員の不祥事に関しては、捜査等もありますので、その辺が一段落、一段落というか、決着がついてから改めてこういう案件でした、こういった処分をしました、あと刑事罰もあるでしょうから、こういった判決が出たようですというところまで、職員ですので、説明しなければならないのかなというふうには感じています。また、町立病院の件も先ほど返還額が、町側の調査が確定したというお話でしたけれども、大体経緯というか、そういったところももうはっきりしていますので、行政報告でもありましたけれども、そういったところでお話しするだけではなくて、やはり町民説明会ですとか、そういったところの開催も必要なのかなというふうに思います。畑かんのときはやりましたよね、町民に対しての説明会。砂原と森と2か所で開催されたかと思うのですけれども、今回も、金額を比較するあれではないですけれども、十分町民にそうやって改めて説明会を開催して、経緯、結果、そして再発防止策を町民の方に発信する必要があると私は感じているのですけれども、岡嶋町長どのように感じているか、開催する考えがあるか、ないか、その辺を再々質問したいと思います。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。2点ご質問いただきました。今後どのように信頼回復していく中で、説明を各事案に対してちゃんとしていくべきではないかというご質問とご意見をいただいたと思います。当町職員の逮捕の案件に関しましては、現状において既に処分を下している状況ではございます。現状といたしましては、処分保留という状態で今いる、そういう状況でございます。今後この状態から何か事態が動く可能性がもしあるのであれば、そこは改めて議会議員の皆様にも、これは町のホームページ等を使ってということになるのかと思いますけれども、その点に関しては動きがあれば逐次開示というか、ご報告させていただきたいと思います。2点目、国保の返還の流れに関して、6月会議冒頭で行政報告でも金額等々少しお話しさせていただきました。今この返還額に関しては、向こう側のほうで審査、審査というか、精査というか、そういうのをしていただいている段階でございます。この件に関しましては、この問題が起きる前から私としては、私としてはというか、当町国保病院、そしてまた介護、医療も含めた地域包括ケアの体制の整備、ブラッシュアップというか、この拡大というところに関して非常に政策的な思いとメッセージを私も担当課も持っていたところでございます。対外の病院、機関との連携をこれから進めていく、そういった説明もさせていただいていた矢先の事案でございますので、そういった面においても今後森町の病院はどうなってしまうのだ、そしてまた医療、介護の連携、そしてまた地域にある開業医の皆さん、また介護施設の皆さんにとってこれから基幹病院として森町国保病院はどう進んでいくのだ、どうこの問題を解決していくのだということは非常に関心のあることだと思います。現段階では、町民説明会等々のところまではまだ具体的には考えておりませんでしたが、やはり具体的に今後の経営計画、今国保病院では起債をして、要は借金をして、それで返済に充て、経営改善をし、収益を改善させて、一般会計に負担をなるべくかけないような、そういった計画を練っているところであります。そういった説明も含めて、一体な説明として私は議会の皆さん、町民の皆様にお示しする必要があるのかなと思いますので、町民に対する何らかのそういった説明の機会等も設けていく必要があるのかなと思っておりますので、その辺は検討していきたいと思います。以上です。