森町議会 令和7年第1回 6月会議 2025年6月12日
早期に桜の環境対策に着手を
- 聞いた人
- 斉藤優香 議員
- 答えた人
- 町長 岡嶋康輔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 7番 斉藤優香
通告に従いまして、質問させていただきます。早期に桜の環境対策に着手を。森町最大のイベントの桜まつりは、今年もたくさんの人に来ていただき、大変盛況で、喜んでいただけたお祭りになりました。青葉ケ丘公園には約1,500本の桜があり、固有種を4品種有しており、現在新たな固有種の調査も進められてはおりますが、老木化した桜が目立ちます。森町の花である桜の保全活動を今本気で取り組まなければ後世に残すことができないと考えます。総合的な方針、計画、そして実行するために樹木医、造園業者、行政、町民などが参加したチームをつくり、桜の台帳を作成し、個別管理による診断、治療をして桜を守ることが町の活性化にもつながると考えます。町長の所見をお伺いします。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えします。青葉ケ丘公園の桜につきましては、毎年桜を専門とする樹木医へ管理、育成を委託しております。内容としましては、病気被害の治療、追肥、育成などが主な業務です。ご指摘の老木化した桜についてですが、樹齢100年を超えるソメイヨシノが青葉ケ丘公園内には現在も数多く植栽されており、樹木医指導の下、延命できるよう対応してきているところではございますが、中には倒木等の危険なものもあることから、枝払いや伐採等を実施しております。これらの状況を踏まえ、延命の対策や植え替え等の方針について現在樹木医と相談しながら検討を進めているところであり、公園管理と桜木管理の担当部署間で情報を共有しているところです。今後につきましては、後世へつないでいくことをモットーに、樹木医監修の下、桜保全管理に関する計画の策定を行い、後継樹の育成、管理に取り組んでまいります。以上です。
議員の再質問 7番 斉藤優香
再質問します。森町もこれまでは何もしてこなかったというわけでは全然なくて、ただ、今関わってくださっている樹木医という方は多分、もしかしたらどこかで食い違ってしまっているのかもしれないのですけれども、樹木医の方は固有種に関しての樹木委託をしているって聞いていました。これまでも2014年には有志の方が桜の傷みが激しいので、危機感を抱いて、弘前に樹木医とか造園業者さんなど、行政もそうなのですけれども、チームをつくってやはり視察に行っています。その後2017年にもその樹木医さんが古木の多い桜を守るために地域住民と町が一緒に考え、地域による桜の里づくりを目指した保全の講習が開かれております。商工労働観光課でも今後は広く参加者を募る予定でしたが、その後そういう開催はなく、観光ボランティアガイドの皆さんによって支えられているような感じを受けました。私も今までは、森町の桜はやっぱりきれいだな、巨木すごいなというぐらいにしか感じていなかったのですけれども、来年もこのように咲いてくれるといっぱいの人が来てくれていいだろうなというのですが、このようなきれいな桜を咲かせ続けるためには、やはり人の手がきちっと入らないといけないということに今回分かりました。ソメイヨシノに関しましては、手をかければかけただけの反応があるということです。森町は、その観光ボランティアガイドの方々や固有種を管理してくださっている樹木医さん、そして長年桜の維持管理をしている造園業者さんによって支えられてきました。町の宝であるこの桜を未来へつなぐためには、専門の樹木医さんを森町に配置する、もしくは桜維持管理専門職員という職員を配置する、そして積極的に取り組む必要があると考えます。その下、やはり環境対策として個別のカルテをつくり、診断して早期治療し、樹勢回復事業を計画的に進めていかないと、50年、いや、それよりも20年後には同じような桜を見ることができなくなるのではないかと思います。町長もそれをお感じになって、桜保存再生管理計画策定を公約の中に入れていらっしゃると思います。そして、今年の行政執行方針の中でも観光資源である桜の保存や長寿による老化にしっかりと対応していきますとありますが、今までのやり方を続けていっては多分若い人たちに継いでいかれない。今本当に20年前に携わってくれた人たちが一生懸命やっている状態なので、その先、今後の50年を見据えた方針を考えていかなければならないのではないかなと思うのですけれども、町長の所見再度お願いします。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。まず、議員お話しのとおり、この公園の桜の維持管理に関しては、当町担当課だけでは当然なく、造園業者様もそうですし、本当に観光ボランティアガイドの会の方々においては桜まつりの期間中だけにとどまらず、年中自身のお仕事もあるにもかかわらず公園内を見ていただいて、一つ一つ桜の木、桜の木だけにかかわらず公園の中にあるそういった木々に対して非常に関心を寄せていただいていて、それを担当課、そして私にも直接情報共有をしていただいている、そういった状況でありまして、本当に感謝申し上げたいと思います。そしてまた、議員お話しの中にも大切な要素が1つあると思いまして、若い人たちにどうやって人的継承をしていくか、これは桜に関してもそうですし、森町の文化、そしてまた芸能、芸術、そういったことに関しても非常に共通的な課題があります。そういった面に関しても昨今、今回の桜まつりでもそうでしたけれども、これもまた観光ボランティアガイドの会の皆様のご協力を得まして森高校の高校生たち、そしてまた中学生も来ていたかな、高校生の方々を中心として観光ボランティア、観光ガイドの体験みたいなことも一緒に企画していただいたりしました。そういった要素も非常に大切だなと思いますし、専門職の配置等々、様々なご意見もいただきました。どこまで直接的に人員配置をどのようにするかというところは検討しなければなりませんけれども、このままでは本当に桜が維持できないというのはもう目に見えています。この間全国で有名な先生が来ていただきまして、議員も一緒についていただいていたという話も聞いております。やっぱり町民の皆様においても、これから桜を維持するためにはどういったことをやっていかなければならないか、ただ単に今あるこの形をこのまま残したい、このまま見ていたいということをどこかで変えて、そういった意識も飛び越えて、長く公園の中にある桜を維持するためにはこういったこともやっていかなければならないということも私は町長としてしっかりとオープンにしていかなければならないと思います。1つ例を挙げますと、これもこの間来ていただいた先生からお話しいただいた今は元気に咲いている桜であっても一旦伐採して、もう切ってしまって根っこの状態にして、その根っこの状態に接ぎ木というか、そういったものをして、この次の何十年後のことを考えて、そういった非常に町民にとっては賛否の分かれるようなことかもしれません、景観が損なわれるという状況でもありますので。しかしながら、そういったことも今しっかりやっていかないと、この先10年、20年はもちろんそうですけれども、50年とか、言ってしまえばあと100年とか、そういったところにつながっていかないのではないのかなと思います。当然50年前、100年前は、先達の先輩の皆様方がいろんなことを試行錯誤をしながら、力を合わせて努力して、ご尽力いただいた結果が今の公園であると思いますので、そういった先輩皆様の思いを継ぐためにも今やらなければならないことをしっかりと整理して、これは町長の政策、私も公約に上げさせていただいたこともありますので、しっかりと進めていきたいと考えております。以上です。
議員の再々質問 7番 斉藤優香
町長も同じような考えをされているということで、この事業は進んでいくのかなと思っております。そこでなのですけれども、某ビールメーカーがやっている晴れ風アクションというのを町長もご存じかどうか分からないのですけれども、本年度より、桜AIカメラというのがありまして、携帯で桜の木を写すとそこからいろんなデータを蓄積してデータのもとに飛ばすということができるようになっています。これは今回新種の鑑定に来ていただいた勝木先生や多くの樹木医の監修の下で開発されたデータ収集ができるそういうAIカメラがありまして、それを使って町民また観光客、そして学生など、森高生とかがそういうのを公園に自由に行ってぱしって撮って送るということでデータが蓄積されて、1本1本やらなくてもいいような取組もありますので、ぜひそういうのを活動の中に入れていただいて、桜を自分たちの木として関心を持ってもらう、そういうことをしてほしいなと思います。また、その晴れ風アクションでは、売上げの一部を桜の植樹や保全活動に寄附する活動も行われております。北海道では、新ひだか町と本別町が登録しております。森町もここで官民一体となって、体制と方向性を決めてエントリーしたらいいと思いますが、いかがでしょうか。この森町の美しい桜を全国に発信することにもなりますので、いい効果が得られるのではないかと思います。この森町は、森町というぐらいですから、もちろん桜はすばらしいのですけれども、そのほかにも道指定有形文化財の茅部栗林や町指定の天然記念物の行幸柳などをはじめたくさんの木があります。やはり森町には樹木医を配置する必要があるのではないか。そして、本当の専門家の桜の先生たちとも協力しながら桜、そして森町のその大切な木を守り育てていく。今まで地道な努力と情報と知識を養ってこられたボランティアの会の方々とか樹木医さん、そして造園業者さんがやはり行政と連携して、チームをつくって町民参加型の活動をしていく、ただ見るだけではない育てる活動というのもしていかなければならない時期に来ていると思いますけれども、町長、もう一度お願いします。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。議員お話しいただいた晴れ風アクション、すみません、ちょっと私存じていなくて、担当課のほうでは把握しているのかなと思いますので、詳細確認させていただきながら、今お聞かせいただいた段階ではすごくいい取組かなと思いますし、まさに町民皆さんを、みんなで一体となってやるというところでは、アプリを使いながらということなのかなと思いますので、非常にアクションを広めやすいのかなというふうにも思っております。ちょっとこれは確認させていただいて、ぜひ検討させていただければなと思います。樹木医の配置に関しましても、これは樹木医として町職員として配置するというその機能を外部委託等々でなるべく経費をかけないで同等の機能を有すれるのであれば、それはそちらのほうを検討させていただきながら、今回ご指摘いただいたその趣旨というか、こういうことが大切だというのはよく理解させていただきましたので、直接樹木医を配置するということではないのかもしれないですけれども、そういった必要性、機能強化というか、体制強化はしっかりと進めさせていただきたいと思います。何よりやはり、繰り返しになりますけれども、町民参加型というのが、議員お話しのとおり、この公園管理、桜の管理、また文化、芸能、芸術の継承には非常に大切だと思います。やはり自身がプレーヤーになり、自身が楽しむだけではなくて、次世代につなげるためには自身は何ができるのかという、何を考えなければならないのか、何をアクションしていかなければならないのかということに関して、こういったアプリ等々も活用しながら、町民皆様に同じ意識を持っていただいて、みんなで取り組んでいきたいと思います。以上です。