みんなの議会

森町議会 令和7年第1回 6月会議 2025年6月12日

人口減少の歯止め対策について

聞いた人
山田誠 議員
答えた人
町長 岡嶋康輔

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 5番 山田誠

それでは、私のほうで1点、人口減少の歯止め対策についてを質問させていただきます。森町には空き家が相当数存在しているように思われます。特によく目につくのは、家の周りが草だらけで、屋根や壁などが全く手入れされていない物件が多数存在しております。また、町有住宅や教員住宅、職員住宅、公営住宅等々に相当数の空き家があるように思われます。一方、北海道空き家情報バンクに登録されている家は僅か3件でございます。そこで、これらの住宅を若干リフォームしまして、町外からの移住者に格安で賃貸するのはいかがでしょうか。また、帰省して地元で子育てをしたい人や親を支援したい方々には無償で貸付けし、入居期間が10年以上の場合には無償でその住宅を譲渡する特権を与えるということで、人口減少の歯止めを図っていってはどうかと考えます。せっかくある建物の財産を遊休化せず、有効利用しない手はありません。これらの方策を取り入れることで、今後の森町の活性化を図るとともに、人口減少の歯止め対策ができるのではないでしょうか。町長の所見をお伺いいたします。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。議員ご指摘のとおり、町内には一定数の空き家と現在利用されていない町有住宅などがあることは把握しております。空き家につきましては、あくまでも個人の財産であり、町が取得するには相当の労力と費用がかかるものと推察しております。加えて、仮に取得するとなった場合、町内の不動産業者との兼ね合いや借りたい方が現れるまでの維持管理が非常に懸念されるところであります。現在利用されていない町有住宅などにつきましても建築してから相当の年月が経過しており、時代のニーズに沿ったリフォームを施すとなると相当の費用が見込まれます。また、町有住宅などを移住者に格安で賃貸したり、Uターン者へ無償で賃貸、譲渡することは、現在入居されている方との公平性を欠くこととなり、現時点では相当ハードルの高いご提案であると考えます。人口減少につきましては、当町にとっても深刻な課題である一方で、移住やUターンを考える方々にとっては住環境や働く場の確保は重要な判断材料でもあります。これらを踏まえながら、当町の移住、定住対策として行っております地域おこし協力隊の募集やからまつの森の分譲、移住支援金、UIJターン新規就業支援事業の活用についてPRを図るとともに、町内不動産業者との情報共有にも努めてまいります。以上です。

議員の再質問 5番 山田誠

町長、今リフォーム等々については相当な費用がかかると、または公平性に欠けるということでございますけれども、私はそういうことではなくて、この人口増加、もう相当数減っているわけです、合併してから、森、砂原が。全然何も手は打っていない。減る一方です。これどう考えているのですか。やっぱりそうでなくて、人口が増加するということは、これ経済も発展するのです。経済が発展しますということは、お金が回るということなのです。回ることによって最終的にはどうなるかといったら、森町が活性化するということなのです、町長。人口が増加しますと、前にも質問したときにも言っていますけれども、交付税算入が1人当たり大体25万から30万ぐらい来るわけです。人口が10人増えると300万ぐらい増える。100人増えると3,000万ぐらい増える。1,000人増えると3億です、増えるの。町長、こういうの財政係から提供ありますか。そういうことになれば、森町の財政が相当潤うわけです、町長。それなのにリフォームに少額の金がかかったからって、全然話にならぬです、それでは。町は何にしても財源が必要不可欠です、何するにしても。町は、財源が減少すれば投資的事業が全くできません。町長、ぜひ遊休化している各種住宅等々、または土地等々について有効活用して人口減少の歯止めをして、対策して頑張ってみるという考えがありませんか。私は応援します。町長の所見をお伺いします。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。議員ご指摘のとおり、人口減少に関しては、当町も私が就任した頃から比べましても本当に格段にといいますか、大幅に人口は少なくなっている、そういった状況であります。その対策に関する事業に関しましてでありますけれども、町有の建物、そしてまた町有地等々に関して、これはどういった活用が一番いいのか、これに関して私どももこの間非常に様々なことを考えているところであります。先ほど最初の答弁でお話しさせていただきました空き家を町で取得して格安で貸すと、そういった事業に関して特化してお話しさせていただきますと、やはり現在賃貸物件を持っている、全てが埋まっているという状況ではなく、中には自前で持っている、商売としてやられている不動産事業者の方々でも空いている部屋を持っている方々はいらっしゃいます。そういった方々に対して、そういう事情があるにもかかわらず、町有建物を公費を入れてリフォームして、格安で貸し出してしまうということに関して特化してそういったことを実現するためには、非常にハードルがあるのではないか、非常に難しいのではないかという、そういった懸念を申し上げさせていただきました。しかしながら、考え方として議員のお話しするその中身に関しては、町で持っている財産を人口減少に対するその政策の一つとして有効活用すべきではないかというところが一番議員おっしゃりたいところなのではないかなって思って聞いておりました。そういった面では、最初の答弁でもう少し詳しくお話しすればよかったのかもしれないのですけれども、当然建築してから長く年月がたってしまっていて、非常に時代に即していないというか、あまりリフォームのしがいのないような、そういった建物に関しては、どんどん、どんどん逆に壊していって、土地として有効活用できる面がないのかなというところを非常に私たちは模索しております。解体に関しましてもこれは費用がかかりますので、財政的な面を考えると順番にやっていくという話にはなってしまうのですけれども、この間うちの関係課とも話をさせていただいておりまして、空いている土地に関しては、もうどんどん、どんどんこれは民間の方々に売却を進めていこうと、そのような方針で考えております。つい先日も、様々なお問合せもいただいている中で、空いている土地を有効活用したいというお話も本当にいっぱいいただいております。ですので、今は建物自体にお金をかけるというよりかは、古くて古くてどうしようもないような、そういう建物は壊して、土地として民間事業者に活用してもらうというのがある意味一つのステップとなるのかなというふうに捉えています。そして、そうはいいながらもやはり移住者にとってみれば、からまつの森というものがあるというものは森町としては発信させていかなければならない一方、この森町の本町地区というか、仕事場に近いようなところとか、そういったところに住むという話になるのであれば、これはやはりそういう方々に選ばれてもらう、選んでもらうためにはどういったことが必要なのかというところは考えていかなければならないと思います。そういった点においては、お試しで移住をしてもらうための住宅、住宅というか、宿泊スペース、そういったものも、これは私町長なる前から、以前からずっと行ってきていることではありますけれども、そういったものの拡充ですとか、そしてまた今町内の方の中には、これは移住、定住というところに直接つながるかどうか分からないのですけれども、民泊事業をやってみたいというふうなことをお話しされている方々が結構いらっしゃいます。そういった方々は、どちらかというと目をつけているのがそういった空き家になっている、本当の空き家というものです。そういったところを民間事業者さんの感覚というか、センスというか、そういったものを活用しながら、民間の活力を用いて、リフォームして宿泊施設として使っていきたい、そういった流れも一部あります。そういったことを、まさに官民というところであるのですけれども、官民の力を合わせながら空き家対策というところを進めていく、そういった考えも非常に大切であるし、その点に関してはこれはもうずっと続けてきているところであります。しかしながら、なかなかお金もかかることでありますし、民泊というところに関しても既存の事業者もいます。そういう点に関しては、課題はたくさんあるのですけれども、民間事業者のそういった活動にいかにして行政は手を差し伸べられるかというところに関しても、これは併せて検討していかなければならないと思います。総じて、まだまだ完全ではありませんし、まだまだ足りないと思います。当然今回議員からいただいた案、行政的にはなかなか課題がある、難しいというお返事はさせていただきましたけれども、その本質的な要素としては非常に大切な部分がその中には秘められていると私は思っておりますので、関係課に対してこれからもなるべくお金がかからない、かつ官民の連携を深めながら、人口減少に資するそういった事業を行っていきたいと考えております。以上です。

議員の再々質問 5番 山田誠

町長も民間の活力も利用していきたいなというふうなことでございますけれども、私は療法的なものがあります。町長も前からも言っていますように、森町の例を取りますと駅前通り、ほとんどシャッター街になってきた。ああいう町もあんまりないです、状況が。もう少しああいうところにいろんな、例えば図書館的なものを作成すると人の出入りやるとか、そういうものをやっぱり考えていくべきでないかなと、私はそう思っております。それで、空き家が多くなりますと何が起きるということになると、地域環境が悪くなるわけです。結局野良猫なり、野犬なり、ネズミ等々増えてくる。彼らのすみかになって、危険動物が増えてくる。すみかを与えるような状況になってくるわけです。不衛生にもなるし、生活環境が破壊することもあるわけです。それらを除去するためにも、空き家の処理は絶対必要なわけでございます。例えば町におかれて空き家対策室のようなものを設けて、設置して、町外からの移住者も念頭に入れまして有効利用化を図っていく、対策をしてくということをやっぱり考えていくべきだと、住環境の整備が大事なわけです。森町、住みよいまちづくりをして、いかに人口減少の歯止めをするかということが非常に大事なことだと私は思っております。だから、それらのものについて各課知恵を絞って、森町に住みよい環境づくりを推進していくべきだろうと思います。そのためにも、この空き家の利用、活用は不可欠だと私は思っておりますので、その辺民間のその事業者の方々とも協力し合いながら、やっぱり有効活用を図って、人口減少の歯止めの対策として利用するべきだろうと私は、再三先ほどからも言っていますけれども、そう思っています。再度町長の所見をお伺いします。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。議員お話しの駅前通りのシャッターが閉まっているという状況は、まさに象徴的な状況、状態なのかなと思います。対策室というお話もいただきました。役場のとある課においては、危険空き家、これは安全、安心、地域のそういった点からの空き家対策というところを担っている課がございます。そしてまた、一方には移住、定住、議員がご指摘のまさに受皿としての空き家をどう考えるか、そういったことを考える課もございます。本当に関係課それぞれいろんな役割分担の中でそれぞれの立場で考えている、そういった状況もありますので、対策室というか、今この課もそうですけれども、一つの課題に対してそれぞれの課がそれぞれの立場で独自に考えるのではなくて、関係課それぞれが集まって、プロジェクトチームというものもつくりながら課題解決に向けて行っている状況ではあるのですけれども、特にこの空き家に関してはその持ち主に対してのご理解もいただかなければならないというのも非常にハードルの高い要素の一つとなっています。駅前のシャッター通りのお話がちょっと出ましたので、例に出しますと、ご承知のことだとは思いますけれども、やはり居住スペースと以前の店舗スペースとが密接に関わっていて、誰か知らない方に貸すというのは非常にハードルというか、嫌がっているというか、ちょっと難しいと判断される方が結構多い状況であります。あの大通りに事務所というか、ちょっと事業をやりたい、そういった借りたいということを思った方が回ったこともあって、そういったときにはもうことごとく断られてしまったので、どうすればいいかね、町長みたいな、そういうことも相談されたこともあります。ですので、やはり議員お話しのとおり、それぞれの課で独立するのではなくて、空き家対策というところをいろんな観点から見てまちづくり、そしてまた人口減少に資する政策に結びつけていけるような、そういった会議体を1つ立ち上げて、プロジェクトチームもありますけれども、会議体を立ち上げて検討する、そういったことも行っていく必要があると改めて感じましたので、その辺りに関しては町長として前向きに考えさせていただきたいと思います。以上です。

出典:森町議会 令和7年第1回 6月会議 2025年6月12日 議事録 PDF(19ページ) 間違いを知らせる