みんなの議会

森町議会 令和7年第1回 6月会議 2025年6月12日

森高等学校内に高等支援学校開設について

聞いた人
千葉圭一 議員
答えた人
町長 岡嶋康輔

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 8番 千葉圭一

引き続き質問させていただきます。この質問は、令和5年の12月に一般質問を町長にさせていただきました。そのとき町長は、町内に高等支援学校が開設されれば選択肢も広がり、子供やご家族にとって大変すばらしいことだと考えますと。北海道教育委員会において特別支援高等部進学希望者を受け入れるための配置計画を策定しており、令和8年度までの見通しでは道南地区は学級数、定数とも変更はありませんと。森高等学校施設内に高等支援学校開設は難しいと考えておりますが、まずは北海道教育委員会の考えを聞きつつ、高等支援学校開設の可能性について考えてみたいと思いますとのご答弁でした。令和8年度までは計画策定されているということで、それ以降に向けてあと残り1年と数か月ございます。大変厳しい状況ではあるのは存じ上げておりますが、これまでのこの1年半の町長の活動の経過と今後についてのお考えをお聞かせください。お願いします。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えします。令和5年12月に同内容の一般質問をいただきました。それ以降も北海道教育委員会の考えについては、森町教育委員会を通じて把握や確認をしているところです。公立の特別支援学校高等部につきましては、毎年北海道教育委員会において進学希望者を受け入れるための配置計画を策定しており、公立高校学校配置計画と併せて注視しているところです。令和7年度に策定された公立特別支援学校配置計画においても、令和8年度及び令和9年度の見通しとして道央部で大幅な増加が見込まれている地域があるものの、方針としては既設の学校で対応するとしております。在校生総数の状況を見ても総定員数を大幅に下回っている現状です。また、先日公表された令和8年度公立特別支援学校配置計画案では、令和8年度には道南の七飯養護学校及び函館養護学校においてそれぞれ1学級3人減とする方針が示されております。森高等学校に特別支援学校高等部を設置するには、施設の整備や財源確保、専門性の高い教員の確保が必要となるなど、多くの課題が伴うのも事実です。これらのことから、森高等学校内に高等支援学校を開設することは非常に難しいという認識でございます。しかしながら、特別支援教育の充実は引き続き重要であると考えており、今後も北海道教育委員会と地域の実情を共有しながら支援が必要な児童生徒の教育環境の向上に向けた取組を模索してまいります。以上です。

議員の再質問 8番 千葉圭一

先ほども私述べたとおり、こういう高等支援学校を設立するのは大変厳しいというのは、前回の町長の答弁のときもそうだったように、今回もやっぱり子供たちの数も減っている中で大変厳しいというのは存じ上げております。でも、町内で同じ高等支援学校に行っていても苦しんでいる親とか苦しんでいる子供たちが嫌々地元に残ることができなくてそちらへ行っているという、それも現実にはあるわけです。親にとっては、何年かかってもいいから地元にそういう支援学校が欲しいという要望があるわけです。それはごく一部かもしれませんけれども、あるわけです、実際に。北海道の教育委員会に対して森町がぜひ手を挙げていただいているというふうに考えるのであれば、森町として、町として独自の高等支援学校の考え方もしくは対応の仕方、親御さんへの対応の仕方、地方から来た子供たちの対応の仕方、これが今の高等支援学校にはない新たな発想で、こういった高等支援学校をつくっていきたいという話をぜひつくって、どんどん教育委員会にぶつけてみる。そして、その反応を見ながら、また改めてぶつけるというふうに、どんどん森町に必要なのだということをぜひPRしていければと。そうすることによって、その町民にいるごく僅かな人方かもしれませんけれども、その周りにいる人方も賛同して、町全体でそれが必要だというふうになるような動きができれば道の教育委員会の心も動くのではないかなと、私はそう思うのですけれども、町長のお考えを再度お伺いしたいと思います。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。千葉議員のほうには、ほかの議員にもそうなのかもしれませんけれども、本当に細やかな地域の声というか、そういった要望が届いているのだなと改めて思わせていただきました。私のほうにも様々な本当にご意見、要望等々はいただいている、そういう状況でもございます。ただいま答弁させていただきましたとおり、そういった専門的な人材を確保する、そしてまた物理的なそういった施設としての在り方を大規模に変えていかなければならない。しかも、町と北海道と、そういった所管という分け目を超えて、そういったこともしっかりとしていかなければならない難しさというのが非常に課題としてございます。そういった点は、前回最初の一般質問でいただいたとき、今回の答弁の中にも重ねて改めてお話しさせていただきました。その点は、本当に議員の皆様にもご理解いただきたい点と思っております。今議員のほうから森町独自のというお話がありました。具体的にそれがどういったものなのかというのは、やはり本当にいろいろ熟慮、そしてまた様々なことを考えながら形として表していかなければならない非常に高度な話なのかなと思います。そこで、私も先般から本当にいろんなことを森高校に対して行政として関わってきております。いきなり町独自でそういった養護学校を新たにつくって運営するという話はなかなか難しいという側面もありながら、やはりそこに向かうというか、本当に様々な個性のあるお子さんたち、そしてそのお子さんたちに対して様々な将来に対する選択肢、そしてまたそのお子さんの周りにいる親御さんとかご家族とか、関係する方々にとってみんなで幸せを感じながら生活していける、そういった森町のまちづくりをしていかなければならないというところにおいては、森高校という存在が私は本当に非常に大切だと思っております。今回の件も、やはりこの森高校という存在の中にという要素が非常にあります。そういった面で北海道教育委員会からも、これはそういった学校施設だけではなくて、先ほどもご質問いただいたインフラも全て含めての話なのですけれども、どれだけ地元の町民の方々、地域の方々がそういった要望、そして意見、そして自らがそういったことに携わる、そういった熱をやはり国なり、北海道に私は示していく必要があると思っています。そういった面でも、先般森町議会の議員の皆様から森高校に対する支援の政策提言いただきました。これは私たちにとっても、そして私たちを含めそれを上げる北海道、国に対しても、非常に有効というか、非常に重い、そしてまた地域が、行政も町民も一致団結してこの森高校の存続に向け進んでいると、そういったことをアピールする非常に強い道具となりました。そういったものも活用しながら森高校の存続、そして森高校の先生たち、そして今千葉議員がおっしゃる地域にいる様々な子供たちにとって森高に残って、森高というか、森の地域に残って生活し続けられる、そういった可能性を町も北海道も一緒になって考えていける、そういった素地が大分私はつくり上げてこれたのかなと思います。改めてお話しさせていただくと、実際物理的にそういった養護学校を町独自でつくり上げるというのは非常に難しいと思います。しかしながら、物理的なことにかかわらず、そしてまた形にこだわらず多くの子供たちがこの森町で生活して、そしてまた一時的にはちょっと離れたところに通うのかもしれないけれども、学校以外でこの森町において様々な活動をほかの子供たちと一緒にみんなで活動できるような、そういった町にしていくことは私は可能なのかなと思っています。具体的なことは、なかなか今の時点ではお伝えすることは難しいのですけれども、福祉の原点といいますか、教育も高齢者福祉も子育ても、そしてまた障がい者福祉も含めて、本当にこの福祉の原点というものがまちづくりというところの原点と密接に関わっていると思いますので、私は町長としてこれからのまちづくりにはしっかりとそういった点は大切な部分として組み入れながら行っていきたいと思っておりますので、引き続き様々な意見交換をさせていただきながらも、広い面において北海道、そしてまた森高校に対して様々なことを投げかけていきたいと考えております。以上です。

議員の再々質問 8番 千葉圭一

町長の答弁を聞いてお考えがすごくよく分かりました。時間はかかるけれども、お互いに子供たちのために頑張っていけるのかなというふうに感じました。そこで、先ほど再質問のときに私お話しさせていただいたそのアイデアとかといういろんな話をさせてもらいましたけれども、町営という考え方も確かに一つにはあるのでしょうけれども、私今回森高等学校の野球部の町外からの人方のその支援にちょっとヒントを得まして、今回のつらい子供がいるという話を聞いたときに、遠くへ行って、親から離れているから、親御さんが結局そっちへ行かなくてはならないと。だったら、森町に高等支援学校を設立したら親御さんも一緒に来れる、要はご主人とかは働いて向こうにいらっしゃるのだけれども、親も一緒に来て3年間町に子供と一緒に住んでもらえるような、そんな町の道に対してこういったことも今考えていますよ、できますよとか、それでしたら子供も安心だし、親も安心なのかなとかという、例えば一つの私の考えなのですけれども、そういったアイデアをぜひつくる場、町長が一人で考えていらっしゃるのか、教育委員会の皆さんも一緒になって考えてくださっているのか分かりませんけれども、ひょっとしたら私また同じ質問を来年、再来年にするかもしれませんけれども、でもそういった動きをしていただければ私たちも、町民も、私も議員としても道に働きかけたりすることは十分に可能だし、行政の皆さん方と手を携えて一緒にこの活動にも参加していけると思うのですけれども、再度町長のお考えをお聞かせください。お願いします。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。千葉議員お話しされたことは本当に大切なことで、私も町長就任してからもそうですけれども、密接に森高校、北海道というよりかは現場の方々、校長先生はじめ教頭先生、各それぞれ担任の方々、そしてまた地域のPTAの皆さん、行政、教育委員会、本当にみんなが一致団結して森町に高校が必要なのだと、これ運動って言ってしまうとちょっと言い過ぎかもしれないのですけれども、地域にとって必要だ、地域が栄えるため、地域が発展するため、地域の福祉のため、言ってしまえば地域の産業のため、人材確保のため、本当に様々なことにおいて必要である、それに対して我々も含め地域が一丸となってプレーヤーとして参画させていただく、そういったことを北海道のほうにこの間もアピールしてきました。そういったことはこれからも続けなければならないと思いますし、さらにブラッシュアップして、さらにその熱を高めて、様々な方々が活動している、そういった姿を北海道のほうに示していく、そういった必要があると思います。その中においては、大変ありがたいことに当然私一人でということではなくて、本当に議員の皆様も含め、地域のPTAの皆様も含め、直接森高校とかに関わっていないような方々でも、私財をなげうってというわけではないですけれども、自分の仕事を脇に置いてでもいろんなことを協力するからねって言ってくれる方々本当たくさんいらっしゃいます。そういった方々と一緒にこれからも力強く森高の魅力化、そしてまたそういったことをアピールすることによって外からやっぱり人が集まってくると思うのです。森高のために頑張りたいと思う人もそうだし、森高に通ってみたいという子供もそうだし、そしてまた、議員おっしゃるとおり、子供と一緒に引っ越してきて森町で暮らしながら子供を高校に通わせたい、これはもう究極の姿だと思いますし、こういったことが本当に達成されれば全国に発信できるくらいの高校魅力化のモデル事業になるのかなと思います。事業と言えるような型にはまったようなことではないのですけれども、むしろそれがかえって様々な方々が力を添えて、みんなで一致団結してやっているという姿そのものなのかなとも思いますので、この辺りに関しては森高校支援係というものも教育委員会の中につくらせていただきましたし、しっかりとそういった作戦会議ですか、みんなでやっぱり森高のために、森に住まう子供たちのためにというところをキーワードにして、私もしっかりと頑張っていきたいと思いますし、発信も行っていきたいと思います。また、情報共有に関してもしっかりと議会、そしてまた町民の皆様にも行ってまいりたいと思います。以上です。

出典:森町議会 令和7年第1回 6月会議 2025年6月12日 議事録 PDF(15ページ) 間違いを知らせる