みんなの議会

福島町議会 令和6年度定例会3月会議 2025年3月11日

学校教育環境の調査・分析と対策・支援について

聞いた人
熊野茂夫 議員
答えた人
教育長 小野寺則之、町長 鳴海清春

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 7番 熊野茂夫

通告に従って、一般質問を行いたいと思います。「学校教育環境の調査・分析と対策・支援について」。学校教育の現状の調査、その分析と今後の対策、また、特にも保護者等への支援について。次の3点について教育長、町長にお伺いいたしたいと思います。まず1点目、福島商業高等学校は昨年、本年度と20名以上の入学者が確保され、当面は存続の目途がついていますが、当校のどのような教育内容が支持され入学者増につながったのか、調査・分析されていますか。されていればその内容をお知らせ願うとともに、今後20名以上の入学者の確保に向けて、福島商業高等学校の魅力化をどのように進められていくのか教育長にお伺いいたします。2点目、小・中学校の教育環境の改善について、現在、当町は、小学校2校、中学校1校の現状ですが、3校とも校舎の改修が必要な状態にあるのではないかと思います。特に、福島小学校の南校舎はその時期に来ていると思います。南校舎改修を機に、小学校を1校に統合し、小中一貫教育校・義務教育学校を検討されてはどうかと考えますが、教育長のお考えをお伺いいたします。3点目に、高校進学支援については、現在、福島商業高等学校新規入学者に奨励金等が予算化されていますが、福島商業高校以外の進路を選択された生徒にも同様の進学支援をすべきと考えますが、町長の考えをお伺いいたします。

町の答え 教育長 小野寺則之

熊野議員のご質問にお答えいたします。1点目の福島商業高校の入学者増についてですが、生徒からの聞き取りによりますと、一番に住環境の良さを挙げております。新潮学舎は新築の個室で、栄養管理のしっかりとした食事が提供されており、施設としては高い評価をいただいております。保護者の立場からしても子弟を遠くの高校に入学させる場合、食と住環境がしっかりしていることが評価の基準になっているものと分析しております。さらに、福島商業高校では魅力ある教育課程編成に取り組んでおり、地域課題探求学習やドローンなどのⅮX学習、企業へのインターンシップなど、福島町の特色を活かした学習活動も評価されているものと考えております。また、在校生が「福島商業高校に来てよかった」とPRしており、全国の中学生の胸に響いていることが、何よりも大きな要因ではないかと分析しているところです。魅力化への課題としては、就業体験ができる場所が限られていることや、大学進学ニーズの高まりなどがあり、今後はこれらの課題にできるだけ対応することで、生徒の満足度を高めていくことが必要であると考えております。2点目の教育環境の改善についてですが、令和2年度に教育施設長寿命化計画を策定する際、各施設の状況把握を行っております。議員ご指摘の福島小学校南側校舎については、第6次福島町総合計画の展望計画に位置付け、改修する計画を財政状況や他の重要政策も考慮しながら、重点事業として町長部局と協議しているところでございます。令和7年度では、今求められている小学校での教科担任制や、中学校での部活動地域展開に対応し、よりよい学校運営を検討するため、義務教育学校について調査研究することにしております。義務教育学校は統合ではなく、今ある3つの小中学校をすべて廃止し、新たな学校を作り上げることになります。このため、保護者の意見を十分に把握する必要があり、アンケート調査や説明会を実施してまいりたいと考えております。ただし、吉岡小学校区の地域の皆さまには、「全校児童が10人を下回った時に検討する」と回答してきた経緯があり、保護者及び地域の意向に配慮してまいります。

町の答え 町長 鳴海清春

熊野議員のご質問にお答えいたします。福島商業高校の入学奨励金については、福島商業高校存続のための施策として実施した経緯があります。また、それぞれの高校が所在する市町村において、入学生を確保するため、既に様々な支援を独自で行っております。現在、国において高校無償化について議論されており、高校の授業料を支援する「奨学支援金」の対象が拡大されるなど、高校進学に係る経済的負担の軽減が図られることとなっております。本来、進学支援的な制度は国の施策の中で行うべきものと考えており、入学奨励金は高校存続のための町独自で行ってきた施策でありますので、福島商業高校以外の進路を選択された生徒に対する支援は考えておりません。

議員の質問 7番 熊野茂夫

まずは教育長と意見交換していきたいと思います。教育長自身、今回の教育行政執行方針の中で、この福島商業高等学校のいわゆる存続、さらには高校の内容魅力化等について様々なことを述べられております。これを読みまして、ここについてはまさにそのとおりなんだろうなと。教育行政の中でこの経過を見てきた時に非常にそこのところについては共感するというか大変な思いでここあげてきたんだろうなと。私自身も過去においてこの存続について今先ほど町長が言われた入学時の奨励金から始まって、様々な施策を立てつけてきた経緯がございます。- 72 -ですから、その大変さというかなかなか結果の出て来ない状況というのは、我が身にも思いも同じような思いを持っております。それで、生徒を学生を集めるということで、いわゆるホームページでの情報発信だったりネット上での学校説明、さらには札幌・東京で、次年度からは大阪にまで説明に出向くというような恰好で、この福島商業高等学校の存続に関する苦労とその努力に関しては現在の教育長並びに教育委員会に対しては本当に頭が下がる思い。この継続に対しては、ここへ舵を切るという決断は相当大変なことだったんだろうなと。町長におかれましても、この青少年交流センター実質的には寮ですよね。いわゆる高校存続のための生徒への宿泊施設ということも大きくここのところに位置付けてやってきた。この施策の立て付けについても非常に工夫のあとが見られていて、ここについてはその方向性が見えますねという思いがあります。ただ、これからはこれをいかに活かして継続して商業高校が継続・存続していくかということについては、更なる様々な努力が必要になってくるんだろうという風に考えます。教育長のこの執行方針の中で様々なことが述べられているんですけども、子供達の住環境のことだったり、いわゆる保護者への支援だったり、遠く離れた所へ子弟を離してよこすわけですから、そういうような事へ関しての心配事に対する不安の払拭のための様々な施策、このことについては大体網羅されているのかなと。私自身も高校・大学と当町離れて寮生活も下宿生活も経験しております。ですから、その年代における様々な保護者の心配事項等、また、当人自身のその環境の変化に対する事に関することというのは身をもって体験している思いですが、現代とは多少は違うと思いますけれども、その辺のことについては共感できるところがあると思います。それでですね、どうしてもここのところが今後のネックになるのかなという思いも込めて教育長の考えを伺いたいんですが、寮を整備し、住環境・教育環境そのものは、この段階では一定程度整備されて方向性が見えたと。ただ、私自身も当事者において様々とその辺については苦労して悩んだんですが、当町のこの福島商業高等学校は実業高校です。商業課程を持っている。この商業課程で実業高校という考え方は高校を卒業した時点で、やっぱり社会に出て行って即戦力として様々なスキルを見につけていくという風な事が前提として今まで高校教育を展開されてきたんだろうなと思います。しかし、現在では、社会へ出て行く子供達もそうですけども、さらに専門学校や大学への進学等ということは、入口のところでのいわゆる教育環境・住環境も含めてのことについてはこれでいいとは思いますけども、さらにこの教育環境の中の教育課程の中身です。商業高校でありますから商業課程が中心になった高校教育が実施されていくことはそのとおりだと思いますけども、ただ、そればかりでは今ないと思います。子ども達のニーズそのものについては。また、保護者の期待もそれ以外のところにも結構あるんだろうと思います。第一段階において、今、生徒募集にいわゆる保護者との接触もおそらくされているんだろうと思います。その辺のことも教育長にお願いしたいんですが、生徒募集等について動いていく時に親御さん等・保護者等のそのようなニーズをいわゆる子どもの希望も含めて、もっとやっぱり捉えてそれに対応するような方向性を考えていただきたいなと。まず、このことが一点ですが、その辺については教育長はどのようにお考えですか。

町の答え 教育長 小野寺則之

ご質問いただきありがとうございます。熊野議員も当時教育委員をされていまして、大変なご苦労をされてきたんだという風に私も理解しているところでございます。福島商業高校ですけども、自分来た時は何かそのやっぱり雰囲気暗くてですね、ちょっと魅力的じゃないなという風に思っていまして、まず何を考えたかといいますと、やっぱり子供が行ってみたい、親が行かせたい高校をつくるにはどうしたらいいのかなという風に考えたところです。それで、子どもの数を見ると、どうしても福島町あるいは近隣だけでは今後立ち行かないというのが目に見えていましたので、ここは教育振興会さんなんかの委員さんの意見もありまして全国募集に大きく舵を切ったところです。- 73 -やはりその新潮学舎建てる時も本当に人が来るのかとか、来なかったらどうするんだとか、こんなにたくさんお金掛けてどうするんだという風なご意見もいただきましたけれども、実際やってみて、去年今年と福島町とかこの近隣の子供達が合わせると10人切っているのが2年続いていまして、これをやっていなかったら今頃高校は無くなっていました。それははっきり言えると思うんです。その中でやっぱりその親御さんとしては先ほども申し上げましたけどもやっぱり住環境がまず一番じゃないかということで、住環境の整備をまず一番最初に取り組んだところです。教育課程の方も基本道立高校ですので、教育課程は北海道の方でやることが基本ではありますけども、町としてもドローンをやったりDXやったりということで、お金を出して講師先生のお金を出してそういうことをやったらどうでしょうということで取り組ませていただいているところでございます。ですけども、最初は本当に偏差値も決して高い高校ではないことから、ちゃんと商業科の読み書きそろばんをきちんと学んで社会に出て、しっかり働ける人材を育てましょうという風なことで商業高校の立ち位置というか、実学を学んで社会の即戦力をつくっていくんだという方向で高校の先生方とも話し合ってきたところなんですけども、議員おっしゃるように去年29人も来たらですね、大学進学したいとか東京へ戻って専門学校に行きたいとかというお子さんもすごく増えてきまして、そういう多様化するニーズにどうやって応えていくのかというのが本当に課題になっておりまして、実は執行方針でも述べさせていただきましたけど、ハウスマスターを今1人長崎大学出たハウスマスターが1人居りまして、去年の春に福島小学校退職された校長先生をカウンセラーとして雇用して、今3人目として新しいハウスマスターを早稲田大学を卒業して来る地域おこし協力隊の方がいまして、この人には大学1年生から大学4年生まで塾でアルバイトしていたという経験があるそうなもんですから、是非、進学対策をどうやったら早稲田大学に行けるんでしょうと誰も分からないわけですから、進学対策を是非やってもらいたいなという風な思いで新たなハウスマスターを雇用することにしております。それで、そういうことで今議員おっしゃるように立ち止まってはどんどん施設も古くなっていきますし、仕組みも古くなっていくと思うんですけど、やはりその子どものニーズを把握してそれにどうやって対応していくかということを日々考えていって、新しいことにチャレンジしていくということが魅力化に繋がるんじゃないかなという風に考えておりまして、今後ともそのような取り組みも進めてまいりたいと思っております。

議員の質問 7番 熊野茂夫

中学校3年生卒業する時点で、初めて、いわゆる人生の進路を選択しなきゃならないようなところから始まって、そして、高校3年間というのはその進路選択等も含めて、その後のそれぞれの生き方というんですか、ものの考え方も含めて社会に生きていく方向性がそこでもって培われていくというのが高校3年間の人生の中での入口なんだろうなという風にして私自身は実感しております。ですから、その辺のことも含めて、今教育長の方からハウスマスター2人ということで、おそらく高校生にとっては年齢も近いという状況の中で現代の感覚的にいうと近いところから様々な相談事にも乗っていけるんだろうなという事も含めて、十分にその辺のことはお二人の方にもしっかりと要望しながら、高校いわゆる寮生とのやり取りもしていただきたいと。さらにはですね、少ないとは言えども当町からも進学しているわけですから、この子達へも同じような形でそこのところは手厚い指導体制を、なかなか道の教育施設なので、当町の教育委員会からいわゆる生でどんどん物事を言うというわけにはいかないこともよくその事は承知しております。ただ、今回はいわゆる寮生のところを通じながら、その影響もしっかりと全生徒に及ぼしながら進めていただきたいなという風に思います。次に2点目の、小中学校の教育環境の今後のことについてですが、私の質問の中には小中一貫という言い方と教育学校という言い方で、小中一貫については平成の20年代に当議会でも二戸だったと思うのですが、現実に視察研修をした経緯もございます。ですからその辺の中身も含めて、これから子供達が少なくなっていく時に教育の場に効率を持ち込むことはあまり私は好きじゃないですが、ただ、一人ひとりの子どもの成長をと考えた時にはですね、その教育環境そのものもしっかりとした効率化図られた状況で手当てしていくというのも大事な視点だろうなという風にして考えますので、幸いなことに当町は福島小学- 74 -校、それから中学校が至近距離の状態に2校並んでいます。そうすると、この連結をすることによって、一貫であっても教育学校であっても、さほどの新しいところに全ものを作りかえるという事はないと思いますので、これを繋ぐことによって一定のことが考えられるのかなと。それは結構工夫がいると思います。いると思いますけども、その条件はこの町には整っているんだろうなという風に私は思っているんですが、教育長その辺どうですか。

町の答え 教育長 小野寺則之

この吉岡小学校というか3小中学校、極論言うと2つの小学校の問題なんですけども、長らく、熊野議員もご承知のように長らくその福島町の課題としてずっとあった問題だと思っているんですけども、僕、今小さな福島商業高校を何とか残したいということで、魅力化ということで取り組んでいるんですけど、実は吉岡小学校も今小さいながらに魅力ある小学校にしていこうということで、非常に頑張ってましてですね、小さいから駄目だということもないし、中学校になれば一緒になるので、その時に一緒に経験することは経験したらいいんじゃないかという考え方もあるんだと思うんですけれども、一方で今、七飯町で大沼岳陽という学校があって、函館で戸井学園という義務教育学校があって、今、鹿部さん、八雲の熊石地区、厚沢部町なんかでも一つの義務教育学校をつくって進めていくということが検討されておりまして、やはりその大沼岳陽で校長されていた楢山校長先生にお話しを聞くと、やっぱり中学校の英語の先生が小学校で英語を教えたり色んな小学校の子どもも多様な先生と付き合うことができて、すごく教育効果はあるんだよという風に教えられたことがございまして、義務教育学校もすごくいいなという風には思ってはいるところなんですけれども、ただ、僕は大事にしたいのは地域の皆さんの声・意見を一番に大事にしていきたいなという風に考えておりまして、先ほどもご答弁申し上げましたけど、今年は義務教育学校とは何たるものかとか、あるいは福島町に合ったそのやり方はどういうものなのかとか、あるいは吉岡地域の皆さま福島中学校校区の小学校校区の地域の皆さまがどのようなお考えを持っているのかというのを十分把握しながら次の施策を考えていきたいなという風に思っておりますので、令和7年度は指導主事中心に義務教育学校について調査研究をさせていただきたいなという風に思っておりまして、同時に地域の皆さまの意向を把握させていただきたいなという風に考えているところでございます。

議員の質問 7番 熊野茂夫

これはもう痛い事わかる経験上の話しなんですが、ただ一つ、ずっとやってきてみて一番やっぱり大事なことなのかなと思うのは、確かにさまざまな諸条件あるだろうと思います。ですから、複式の学校が決して悪いことではなくて、子どもにとっては非常にプラスになることも多々あります。その一方で、子どもが少ないことによって、子どもが経験しなきゃならないようないわゆる集団での社会性がなかなかそこの中では培われていかないという、いわゆる長短両方あるだろうと思います。そのことは過去にも経験済みの話しでもって、その辺のことで非常に悩んだ経緯があります。ただ、子どもの教育については教育長おそらく保護者と全く掛け値なしの子どもを育て育むというこの一点だけで、教育に関する思いをしっかりとやっぱり保護者に伝えていくと。時間掛かってもよろしいですから、やっぱりこれはやらなきゃなんない。そのために、先ほど言われた教育学校の弱さだったり、今これから当町で再編を考えていくようなその環境の充実さだとか充実したものだとかをしっかりとやっぱり掛け値なしに保護者に訴えながら、膝詰めでやっぱり話していくと。それには時間を惜しむことなく、しっかりとやってほしいなと。ただ、吉岡小学校の人数を今後の人数を見ますと、ここ2年ぐらい後になりますと、その複式の状態もなかなか難しいような状況の人数になりそうな経緯になっています。ですから、そろそろ今教育長が言われたような考え方のもとに舵を切っていく方向で、いわゆる入口のところで研究調査をしながら、また一方では、保護者へのその課題を投げかけながら一緒に考えていくという方向でスタートを切ってはいかがでしょうか。

町の答え 教育長 小野寺則之

過去から本当に揺れ動いてきたお話しだと思うんですけれども、実は私自身もすごく揺れ動いておりまして、どっちが正しいのかというのは僕はまだ答え出せていない状況なんですよ。ですから、色んな調査したり保護者の方の意見、地域の方の意見を聞きながら進めていかなければならない大切な課題なんだろうなという風に思っているところでございます。いずれにしても本当にデリケートな問題であると、福島町が今までずっと課題として持ってきたデリケートな問題であると思いますので、十分、地域の意見なんかを聞きながら検討してまいりたいなと思っております。

議員の質問 7番 熊野茂夫

中学校の統合の時にですね、やっぱり、今教育長が考えるような考えている思いを、やっぱり同じような思いでやった経緯を持っています。ただ、その時に今、何が決断のその時の決断の私自身がそのような発言の方向に行ったかというと、吉岡中学校卒業生が10名いると、保育所から小学校・中学校とほぼ10名で中学校まで来てしまいます。そして、小学校低学年・高学年、小学生ぐらいのうちは自我そのものがそれほど強く出てくる年代ではございません。しかし、中学校になってくると、それぞれのいわゆる自己主張だったり様々なことがあって、その10人の中でたった1人でもその10人の中から外されていく、仲間外れ的になっていく。こういう子どもの状況を現実に1人2人と目にした時に、これはやっぱり駄目だなという、ほかの9人もそうなんですが、その1人の子にとってはずっとそれをやっぱり心の中に引きずっていくんだろうな、そういう思いがあった時にやっぱり時間を掛けてでも、どんなに、いわゆる何のために統合するのという風にして叱られても怒られても、やっぱりそこのところは大事な視点だったんだろうなという思いは今思い返して今でもそのこと思っています。ですから、時間掛けることには越したことはないですし、ただ、子どもの成長をどうしたら一番いいのかなという視点で保護者ともじっくりそこのところは膝詰めで話し合いながら、今後の展開をしていっていただきたいなという風に思います。次に、町長のほうにお伺いいたします。この就学支援という言い方で、一年前にも当議会が常任委員会かどこかちょっとそこは定かではないですが、この就学支援について、福島商業高校へ進学している子達の就学支援と他校へ当町から知内だったり函館市内の高校だったりへのということで、保護者への支援はということで同等のことをされてはいかがですかということを言ったんですが、先ほど町長が言われたように、この就学支援については私自身も立て付けをやっていた本人ですから、いわゆるこの存続というところでもっての入口でやってきました。それで、現在、国政の中では高校無償化という話しでもってこれを議論されていて、これがなるのかなと。しかし、高校無償化という言い方が本当に適切なのかなという思いも現在議論を聞いていてしております。というのは、私学校もあります、ですから、高校になってくるとその内容によっては相当の格差が生まれてくることも予想されています。ただ、そのようなことは国政レベルの話し、教育の今後の国の教育行政の話しとして当町で考えた時に、今回のこの質問については教育範囲の中でという考え方でもって質問させていただいたんですが、昨年の3月もそんな感覚で町長とやり取りした覚えがあるんですけども、当町は、鳴海町政は子どもに対するいわゆる学校給食の無償化についても、今国でもってどうだこうだという話し東京都ではどこだとかやっていますね。近隣町村でもいくらかその後追い的に出てきていますよね。しかし、福島町そのものは子どもに対するこの学校給食の無償化から始まって、先んじて我が町は我が町の教育行政なりいわゆる支援として町長の決断でもってやってきたこの事実があるわけです。それで、他校へ就学して行く子供達の高校就学支援という風な考え方のほかに、保護者、子育て支援の感覚で町長できませんかね。この考え方を。私は本来であれば、質問を別のところでもって子育て支援の段階でどうですかという話しをしたかったんですが、今回の夜間議会で改めてこのこともやったんですが、函館なり普通高校、知内もそうなんですけども、入学時に普通高校・実業高校であればもっと掛かるかもしれません。実際にノートパソコンそれから電子辞書この2点だけでも保護者の負担が20万近くまでい- 76 -きます。全くこれは道具ですよね。昔であれば教科書無償で、ほとんどは後は合格しちゃえば制服さえ準備すれば、あとは学校授業料納めていけば就学できるんですけども、その準備でも結構大きな負担になっていると思います。ただ、今年卒業生が15人ですか、そして4人が福島商業ということであれば、福島商業高校行く子達は今存続の関係でもって十分手厚いことが手当てされていると思うんですけども、出て行く子ども達にとっては、我が故郷そのものからの旅立っていく大きな契機になっていく時に、できれば子供達・保護者への就学支援という恰好になるんだろうと思いますけども、子育て支援の形でもってお考えできませんかね。町長どうですか。

町の答え 町長 鳴海清春

結論からいいますと、なかなか子育て支援では私は少し難しいのではないかなという風に思っています。やはり先程来申し上げましたとおり、答弁でもお話しさせていただきましたけども、我々子供達は地域の宝だということで、ある程度義務教育の範囲の中で色んな支援をさせていただく。そしてまた、定住につながるような形で町を存続する意味も込めて産み育てやすいところに大きな予算を割かせていただいているのが現実であります。私はやはり、そういったところの高等教育なり色んな形の大学も含めてになりますけども、そこのところは本来国がですね、この国をどうするんだという、常々少子化についても私は言っているんですけども、本来は国がしっかりとそういったところの教育なりをどう予算化していくのか。少子化でも日本の人口減少が進んでいるなかで、どうするのかということを本来的に議論して色んな施策を打つべきではないのかなというのが私の持論であります。ただ、そればっかり言っていてもなかなか国が手を染めてくれないところで、町が色んな形で議会の承認をいただきながら町民の理解をいただきながら色んな予算を取らせていただいております。ただ、やはり我々は限られた予算のなかで色々選択肢を優先順位をつけながらやらせていただいているなかで、そこまで私は少し手を染めることは出来ないのではないのかなと思いますし、なかなかその町民の方々の理解が得られないのかなと。要するに、その家庭・家庭によって自分の子どもの成長の中に色んな選択肢があって、普通にうちの高校に来ていただいても大学に行けるものもあります。ただ、やはりそのスキルをもう少し上げるために、少し親が負担が多くてもそういったところに行かせたいという思いのなかで、親御さんが今一生懸命頑張りながらやられているんだと思いますので、そこのところも全部公でじゃあ負担できるのかとなると、なかなかこれはまた私立の高校になりますと相当高い高校もありますし、まだ遠隔地も発生するのもあるでしょうから、そういったものを全て網羅して全部町民の理解を得ながら政策として打てるかというと私は少し疑問がありますので、そういったところまではちょっと無理ではないのかなというのが結論であります。ただ、我々としてはそういったことも将来福島に帰ってくるとか色んな形があるんだと思いますので、奨学金制度や色んな形の応援はさせていただいておりますので、そういったなかでまた色々活用していただくとかそういったことをしていただければ、ふるさとに帰って来ればそういった免除的な要素もありますので、そういったものも含めながら、やはりその子等がしっかりふるさとを大事にして、たとえ福島に帰って来なくても大きく成長されることを願う。そこもまた我々も応援はしていきたいと思いますけども、ただ、今の段階ではちょっと少しそこまではやり切れないのかなと。ただ、一応、今国のほうで一生懸命議論されておりますので、多分今早晩、今回参議院のほうでちょっと修正かかったり色々してますけども、今は厳しい状況の中で国が今しっかりそこのところに目を当てこんでおりますので、そんなに遅い時期ではないと思いますので、そういった負担軽減というのは図られていくんではないのかなと思っています。その推移を見ながら、また何か我々として出来ることがあれば議会なり町民の理解を得たなかで、やれる選択肢があればそれはそれで考える余地はあるんだと思いますけども、現状の中の今我々高校に相当の予算を割かせていただいていますので、そこのところを先ほど議員からおっしゃるとおり、この3年間は今うまく回っております。ただやはり、近隣町を見ましても今年から松前高校も全国募集する、知内も全国募集する、色んな形で今度競争が始まりますので、いかにまたそれを我々として魅力を付加していくかということが選ばれる条件になりますので、今回は本当に最初全国から来た9人の子供達の中に熊本・兵庫から来た子供が4人ほ- 77 -どおりました。やはりこの子供達が本当に福島で劇的に変わった子がおりまして、私も青年の主張を聞いた時に本当に中学校時代は学校行けてなかった子供が、福島に来て皆さんに育ててもらいましたみたいな形で変わったお話しを聞いた時には本当に良かったなと。その子が反対に先ほど言いました札幌なり東京で直接子どもさんに働いた結果が去年の29人という結果につながって、今年も20人という形になるんだと思うんですよね。やはりそういった生の声を伝えていただくことが、子ども達を呼び込む大きな力になるんだという風に思っていますので、我々は来ていただいたことを、より磨いていくかということにこれから力を注いでいけば、自ずと私は結果はついて来るんではないのかなと思ってございますので、ただ先ほど教育長言いましたとおり、あくまでも道立高校でありますので、なかなか我々がこの寮を作る時も本当に私などは北海道に憤慨して怒ったことがありますけども、なかなかいづい所、知内さんみたいに町立であれば裁量権が町にありますので色んなことができるんですけども、我々としては道立高校の中で町として何が出来るかという事を選択しながら、議会なり町民の理解をいただきながら大きな予算をいただいていますので、まずはそこにしっかり力を注いでいきたい。そのように思っているところであります。

議員の質問 7番 熊野茂夫

町外へ出て行く子供達の状態考えた時に、一つ心配のことがあって、これは今結論がどうだという話しじゃなくて、町長自身も心に止めて置いていただきたいなと思うんですけども、当初からここから函館へ進学する子供達が年齢になってくると、家族ごと移ってしまうというそういう現状も何軒かずっと目にしてきております。ですから、人口維持だったり当町への対策等も含めて、今の現状では状況を見ながら進めて結構だと思いますけども、その辺のことも留意されながら、高校の3年間というのは本当にその後の個々のいわゆる子供達の進路も含めて、ある意味人生観を学ぶ大きな基点になっていると思いますので、そのことも町長、教育長に環境の充実を図ることをお願いしまして、私の質問は終わらせていただきます。

町の答え 町長 鳴海清春

議員ご指摘の点については私も常々お話しをさせていただいております。やはり、子どもさんが函館へ進学に伴って家族で、本来高校に上がるのに下宿させるなりそういった経費を考えると函館に家を建てるとか函館で住むとか、それもひとえに福島町が青函トンネル工事の工事基地だったということで今でもトンネルマンの方々全国で働いておりますし、今はほぼほぼ多分北海道新幹線の方で働いている方が多いんですよね。そうすると、これまでだとなかなかお盆と正月と夏休みぐらいしか帰って来られないのが、色んな形で週末帰るようになったりしますけども、そういったなかでやはり、だんだん福島に帰るのが遠くなるといいますか、たいぎになるといいますか、函館に居た方が動きやすいわけですよね。そうすると、経費の面、また後は時間的な問題を考えると家族で動いた方がその家としては全体としてトータルを考えた時にいいんだということで、結構移転されているというのは私も住基を見て色々考えています。ただ、そういったところで我々としてやれる方策としては、やはり高校の魅力化を高めることによって、子どもさんが福島の高校でもいいのではないのかなとか色んな形で定住対策を設けて福島の方が函館に行くより子育てを応援してくれているよねとかってそういったことが広く認知されていけば、自ずとやはり皆さんやはり生まれた所が一番いいわけですよね。やはりそこで最後まで住みたいというのが人間の心理だと思いますので、我々はしっかり皆さんが生まれたふるさとをしっかり大事にして、そこで住んで良かったなと思えるような政策を展開することが自分の仕事ではないのかなと思っていますので、今日いただいたような意見をしっかりと受け止めながら、これからもしっかりそういった対策を講じていきたい。そのように思っているところであります。

出典:福島町議会 令和6年度定例会3月会議 2025年3月11日 議事録 PDF(79ページ) 間違いを知らせる