厚沢部町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月13日
誇れるまちづくり継承の手だては
- 聞いた人
- 佐々木宏 議員
- 答えた人
- 町長、政策推進課長、農林課長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 佐々木
それでは、令和6年第2回定例会、一般質問に先立ちまして、農業のまち、厚沢部町におかれましては、播種、植付け、田植が終わり、山の新緑に加えて、田んぼ、畑も心休まる緑に染められております。豊かな実りと農業者の収益増に結びつけばなということで思っているところでございます。それでは、質問に入らせていただきます。誇れるまちづくり継承の手だてはと題しまして、質問いたします。日本創生会議が2014年に発表した増田リポートで消滅可能性自治体との定義を受け、地方創生やまち・ひと・しごと創生などにより、厚沢部町も総合戦略を策定して、子育て施策の充実や移住・定住、関係人口対策等々を実施してきたところです。しかし、人口減少の現実を直視したとき、その効果は実感できず、令和4年に有識者らでつくる人口戦略会議が発表した報告書では、全国の4割に当たる744自治体で人口減少が深刻化し、将来消滅する可能性があるとの推計を発表したところです。道内では、6割超えの117市町村が対象となり、厚沢部町も今回の調査で消滅可能性自治体と名指しされております。未来永劫、単独自治体として存続が危惧される中、次世代に自信と誇りを持って継承するまちづくりの手段が必要であると考えるが、町長の所見を伺うものです。1つには、人口減の要因として、10年間の自然減の実態と社会減の実態についてです。2つ目には、若年女性の減少対策はどう考えておられるか。3つに、子育て世代の環境整備についてです。4つ目には、関係人口の創出策であります。5に、雇用、職場づくりに向けた地域運営組織の育成についてであります。以上、よろしく御答弁をお願いいたします。
町の答え 町長
誇れるまちづくり継承の手だてについての御質問であります。御質問いただいたとおり、2014年5月に日本創生会議により、このままでは全国896の自治体が消滅する可能性があるとの増田リポートが初公表されました。以降の10年間、国及び地方自治体においては、人口減少に立ち向かうべく、様々な施策がなされてきましたが、残念ながら、国全体の課題とされていた東京一極集中や出生率低下の改善には至っておりません。御質問1点目の人口減の要因として、10年間の自然減と社会減の実態に関してですが、自然減は、10年間で540人減であり、その内訳は、出生が172人に対し、死亡が712人となっております。また、社会減については、10年間で合計447人減であり、転入が1,317人に対し、転出が1,764人となっております。2点目の若年女性の減少対策についてですが、本町においても、二十歳から39歳の女性は、10年前の303人に対し、令和5年度末は187人と、38パーセント減少しております。ただし、若年男性も43パーセント減少しており、男女問わず減少している状況にあります。その要因は、少子化による出生数減少に加え、大学進学や就職により都市部へ転出しているものと考えています。その対策を町単独で全てを行うことは容易ではなく、国の動向にもよりますが、まずは就労、結婚、子育てなどの環境整備を行い、現在住んでいる方、Uターン希望者、転入希望者にとって魅力的なまちづくりを行うことが第一歩であると考えています。3点目の子育て世代の環境整備についての御質問であります。従来からの取組に加え、令和5年度に私が町長に就任して以降、認定こども園の無償化、小・中学校給食費の無償化、通学バス定期代の助成、誕生祝い金増額、奨学資金拡充など、経済的支援を拡充するとともに、スキーやバスケットボールなどのスポーツ環境の整備にも取り組んでおります。また、今年度より持家建設奨励金拡充を行っており、今後は、子育て支援住宅の拡充により、定住しやすい環境を整備したいと考えております。4点目の関係人口の創出策でありますが、関係人口拡大は、町の経済や担い手という点を含め、重要な施策であります。現在の取組として、中長期間にわたる関係人口創出のため、保育園留学においては、寮の新築など、さらなる拡充に取り組んでおります。また、令和6年度から、新たな地方創生事業として、官民連携の協議会を設立し、観光振興を図り、経済流入を促す施策展開を図り、関係人口の拡大を図っていく計画としております。5点目の雇用、職場づくりに向けた地域運営組織の育成についてですが、1つの例では、特定地域づくり事業協同組合制度が想定されます。これは、地域の中で複数の仕事を組み合わせて、年間を通じた雇用を創出し、安定的な雇用環境、一定の給与水準を保ちながら地域の担い手を確保するという制度です。地域の事業者が協同して設立する組合ではありますが、町としても、商工会やJA等に本制度の内容について情報提供を行ってまいります。最後になりますが、日本全体が人口減少すると推計されている状況であり、厚沢部町も例外ではなく、人口が減少するという想定の下、どのように住み続けられる町を実現するかを目的とし、令和6年度中に第3期の厚沢部町まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定します。その中で、少子高齢化、人口減少への対応、力強い農業、林業、商工業、暮らしの安全・安心など、様々な検討を行っていきたいと考えております。以上であります。
議員の質問 佐々木
町長は、冒頭の挨拶で、潰れない。潰さない。そういった固い決意で今後も取り組んでいくんだということをおっしゃっていました。答弁の中で、誇れるまちづくりの継承という、そういう手だて、具体的に明示されませんでしたが、今現在、町長の思う誇れる厚沢部町の点は、どのように考えておられるでしょうか。その点について、よろしくお願いします。
町の答え 政策推進課長
まず、誇れる町ということは、どういうことなんだということなんだと思います。まず、現在というものがございまして、じゃ、過去がどういう町だったかという、まずひとつ振り返ることが必要なのかなと思います。今までの歴史の中で、例えば1つは、来年度、あっさぶメークインが100周年を迎える。これはやはり、先人の方々長い期間をかけて厚沢部町農業を守ってきた結果として、やはり大事な誇りなのではないかと。また、地域の中でもいろいろ、林業、商工業などでも、代々守ってきたものがあると。そういったものが一つ一つ、人によっては誇りが違うのかなとは考えますが、そういったものを可能な限り守っていくような手だてというのが、今後、必要になってくるのかとは思っております。また、今後、現在から未来にかけてという形なんですけれども、今、新しい芽が出てきているのではないかと考えております。既に町長の答弁でもありました保育園留学、全国的にもかなり話題になりまして、保育士たちは、世界一のこども園をつくると、そういった誇りを持ちながら、一つ一つ施策をよりよいものにしていって、まちづくりをしていく。これが本当に町の皆さんの誇りになっていくのかなと考えております。以上です。
議員の質問 佐々木
大変大きいくくりの答弁でした。参考にさせていただきます。冒頭、町長の御答弁にもありましたように、消滅が予想される自治体というふうなことで、増田リポートでは、当初896あったよと。そして、このたびの発表では744までに減少しましたよと。その先進事例をひも解いてみますと、やっぱり子育て世帯への対応、そしてまた関係人口の創出、そして受入れ組織がきちっと確立した中で、そういった部分から脱出されているという例がございます。そういった点で、10年間の事業実施検証ということには程遠いんですけれども、1つには、関係人口の創出ということで、以前にも、どういうふうなことで厚沢部町に人を呼び込んでいるんだということでお聞きしたんですけれども、その中で、過疎会社が主体的になって、町内外に移住促進や観光等の情報を発信しているんだということなんですけれども、その辺はどうなんでしょうか。保育園留学との兼ね合いもあるんですけれども、今現在どういった取組というか、流れになっておられるのか、お願いいたします。
町の答え 政策推進課長
関係人口創出のための素敵な過疎づくり株式会社、その役割ということになってくるのかなとは思うんですけれども、今、御質問にありました具体例の保育園留学につきましては、株式会社キッチハイクがやはり都市部だとかの発信を担って、実際受け入れるときというのは、現地では素敵な過疎づくり株式会社が一手に対応するという形になっておりますので、そういった役割分担のもの、都市部の方のノウハウを生かしながら、素敵な過疎づくりが厚沢部町に来た方に対応して活躍するというような形の、現在、すみ分けになっております。また、移住促進ということも、最初、保育園留学は、移住というよりも短期的な留学という意味でやっていたんですけれども、だんだんだんだん、やはり厚沢部町を体験することによって、移住する方というのが少しずつ出始めている状況であります。そういった中で、素敵な過疎づくり株式会社の役割というのは、やはり以前もやったように、定住できるための空き家を探すだとか、そういったコンシェルジュ、案内的な業務を担っていくということで、今後、素敵な過疎づくり株式会社も、保育園留学の受入れだけではなくて、移住という形でコンシェルジュを行っていくという役割が大きくなっていくのかなと考えております。以上です。
町の答え 町長
今の移住の関係でありますけれども、今、厚沢部町も参加している北海道移住交流促進協議会というのがあります。これは、厚沢部町も含めて全道で150ぐらいの市町村が参加しております。また、そこには、商工会を含め、民間事業も150ぐらい。だから、300ぐらいの団体で組織されております。私も、その会の、今、理事を担当させていただいておりますけれども、令和4年度の移住体験、例えば住宅の利用ということでありまして、これだと、全道で一応実施しているのは107町村ということで、実績ですけれども、圧倒的に釧路市が、夏涼しいということで、釧路市が圧倒的に多くて、1,587件ということであります。その次が厚沢部町であります。これは保育園留学もあるということだと思いますけれども、ぐっと下がるんですが、155件という状況でありますので、少なくとも交流という部分に関しては、全道でも進んでいるほうかなというふうに思っています。ただ、それが移住に直結していないということもありますけれども、地道にこの活動を続けながら、移住につながればなというふうに思っております。
議員の質問 佐々木
過疎会社という、今日報告書を頂いたんですけれども、そういった中で、受入れの住宅というの、指定管理住宅含め、以前の移住体験住宅という、この実態は、どういうふうな棟数でやっておられるんですか。
町の答え 政策推進課長
移住体験住宅の棟数ですが、まず、既に御存じとは思うんですけれども、上里の温泉のところに、基本的に町で建てた4棟がございます。あと、旧上里コミュニティーセンター、そこも移住体験住宅として活用しております。また、民間の住宅は、たしか今2件借り上げていると思いますので、合計7棟を運用している形かとは思っております。また、今年、町の所有物ではないんですが、株式会社キッチハイク、こちらは地方創生の補助金のほうを活用しまして2棟建設したんですけれども、実際の受入れ業務というのは素敵な過疎に委託されることになりますので、素敵な過疎では、今年度につきましては、9棟を運営していく形になるのかなと思います。今現在、2棟建設中ですので、来年度にまた2棟増えた中で業務を行っていく形になるとは思っております。以上です。
議員の質問 佐々木
創生計画では、令和4年から令和8年まで保育園留学を主体とした協議会というようなことで進むということになっているんですけれども、そういった中で、受入れ体制、発信力、もう一回その辺の整理をお願いします。それと、過疎会社の、どういった業務になるのか。あわせて、担当課といいますか、役場との関わりといいますか、窓口、何かしら、農林課もあれば教育関係もあるという、その辺の整理といいますか、その辺どういうふうになっているか、その辺、再度お願いいたします。
町の答え 政策推進課長
ちょっと質問点が多かったので、答弁漏れ等あったら御指摘いただければと思います。まず、保育園留学は、御質問のとおり、令和4年度から令和8年度、5年間を計画期間として現在実施しておりますが、これはあくまで地方創生の交付金を使った計画期間で、その後やらないよというわけではなくて、あくまでこの5年間で重点的に体制整備をしていって、令和9年度以降は自立して行っていくという意味での計画期間と捉えてください。また、受入れ体制につきましては、保育園留学推進協議会というものを形成しておりまして、そこがベースになりまして、そこには関係機関として、もちろん町も入っていますし、素敵な過疎づくり株式会社も入っておりますし、商工会や農協さんとか、農業部門も入っておりまして運営しているので、そこら辺の連携は、きちんと毎年協議会も開催して効果検証もしておりますので、しっかり連携は取れているかとは思います。あと、また、実際の保育園留学の受入れの体制ということなんですけれども、ここにつきましては、核となりますのは、やはり認定こども園はぜる、こことの連携は、政策推進課が密に行っておりますし、あとは、素敵な過疎づくり株式会社、キッチハイク、ここは、キッチハイクが受け付けて、素敵な過疎づくり株式会社に、こういう方が保育園留学に来ますよという情報を流して、現地では素敵な過疎づくり株式会社が準備するということで、外への発信、中での受入れということで、きちんとすみ分けをしながら連携を取ってございます。ということで、以上です。
議員の質問 佐々木
そういう中では、主体的となる役場の担当課は、どういうふうになるんですか。
町の答え 政策推進課長
もちろん事業全体を所管するという意味では、政策推進課政策推進係が担当しております。ただ、政策推進係だけでできる事業でもございませんので、きちんと協議会をつくって運営させていただいているという形でございます。以上です。
議員の質問 佐々木
保育園留学について、大ざっぱですけれども、なるほどなというふうに、理解に近いものが得られました。それで、創生の中で、農業分野、やっぱり主体となるのは農業分野なんですけれども、保育園留学では定住に結びついているという部分はあるんですけれども、これについても、以前の一般質問の中で、農業分野については、マイナビと連携して農業ポータルサイトを運営した中で、就農、移住を促進したいということで、令和2年から令和4年の3年間実施されております。これについての、農に生きる推進協議会、この3年間の実績というのは、どういうふうになっておられるんでしょうか。
町の答え 政策推進課長
令和2年度から令和4年度に取り組みました農に生きる創生事業に関しての御質問であります。私、答弁の後に、ちょっと不足ありましたら、農林課長のほうからまた補足があるかと思いますが、総体的なことは、まず答弁させていただきますと、この事業の中で行ったものにつきましては、一番大きなものでは、アスパラハウスの自動かん水装置の導入と、これが一番大きくウエートを占めております。また、御質問にあったとおり、マイナビさんなんかも絡みまして、新規就農を促進するという事業、また、やっぱり、あっさぶメークインのブランド化ということで、この事業の中で、あっさぶメークインの発信、商標登録、またギネスへの挑戦ということを行った4年間でございました。総括しますと、目標としていたことは一通り、農に生きる推進協議会、全て達成できたのかなとは思っておりますが、新規就農につきましては、この3年間で終わるものではなく、今後また、担い手協議会というものが現在も活動を続けておりますので、その中で続いていくものだと認識しております。以上です。
議員の質問 佐々木
もう一つには、前町長は、新たな取組ということで、大変いろんな施策が打ち出されました。今現在、脱炭素社会というふうなことで、北海道、日本を含め、GX、洋上風力、水素生成とかと、そういうふうな事業がありますけれども、その後、前町長に引き継いで、その辺の取組といった実態は、どういうふうな状況になっておられるんでしょうか。
町の答え 政策推進課長
前町長からの引継ぎということで、御紹介程度にはなってしまうのかもしれませんが、まず、ゼロカーボン、前町長の時代に、ちょっと少し動きが出てきたということで、厚沢部町もゼロカーボンということで宣言をしております。今年度、今、具体的に、この後の議員協議会で御説明しようとは思ったんですが、ゼロカーボンモビリティー事業という、公用車を電気自動車に切り替えるなど、そういったことを現在、具体的な、そろそろ施策に入っていくということを検討しておりますので、そういったことで、後ほど、まだ事業としては確定ではないんですけれども、現在の検討段階を後ほどお知らせしたいと考えております。また、脱炭素につきましては、株式会社ハチャム、そちらのほうを設立しまして、今後そこをどう動かしていくかということも、これからやっていかなきゃいけないところとなっております。ただ、いずれにしてもゼロカーボンという動きは、きちんとうまく使えば、町の経済発展にもつながりますし、負担の軽減にもつながるということで、町長が替わったとしても、有効に使えるものは、きちんと有効に使っていきたいと考えております。ごめんなさい、ちょっと追加で、あと、前町長が進めていた中で、道営住宅という点でも、そこでもエネルギーを削減しながらということで検討はやっておりますので、まだ事業決定はしていないんですけれども、そういった検討をしつつ、実現に向けて動いている段階と捉えていただいて結構だと思います。
議員の質問 佐々木
分かりました。具体的に財政豊かになる取組というのは、なかなか見えてこない実態だなというふうに理解したところです。それで、最後のほうになるんですけれども、5点目の職場環境づくりと、こういった部分についてであります。1つには、今、指定管理住宅とか体験住宅を活用して、それぞれリモートというか、そういうことで、移住者というか、交流人口が来ておりますけれども、もう一つには、2地域居住を考えたときに、多様な生活様式を実現するためには、サテライトオフィスの拠点整備というものも取り組んでいく部分が大事でないかなというふうに考えるところです。そういった部分で、道の駅が改修があるというような部分、そういう拠点整備を盛り込んだ中の考えというのは、どうなんでしょうかね。
町の答え 政策推進課長
道の駅の改修、改築につきましても、現在、地方創生の事業の中で検討させていただいて、今、基本設計の契約が終わったところですので、これから具体的な中身を詰めていく段階となっております。その中で、基本的な考えとしまして、そこの道の駅の中にサテライトオフィスを設置するということは考えてはいないんですが、やはり雇用とか仕事の創出という意味で、今もテナントが、道の駅、2件あるんですけれども、そういったところの拡充というものをひとつ考えていきたいとは思っておりました。また、確かに御質問の仕事づくりというのは、非常に町の経済にとって重要なところでございまして、質問にもありましたリモートでの仕事での移住だとか2地域居住、こういったことも今後強化していきたいとは考えております。以上です。
議員の質問 佐々木
明快な答弁じゃないですけれども、何とか、その辺を織り込むような考えも盛り込んで、国も今、デジタル化社会で財源的な部分も取り入れ可能な部分も聞こえてきておりますんで、考えていただければというふうに思います。それと、もう一つは、地域運営組織というと、やっぱり厚沢部町に住みたいという、緑豊かな厚沢部町ということなんですけれども、問題は、働く環境がないと、なかなか住むことにはつながらないという部分がございます。それで、地域づくり事業協同組合制度、この制度はもう申し上げるまでもなく、安定的な雇用環境と一定の給与水準を確保した職場づくりが可能だということで、御答弁では、情報提供を行ってまいりますよということです。以前の質問では、そういう、町内で事業者の機運が盛り上がったら、そういった説明会をやりますよという答弁なんですけれども、その辺、情報発信でなく、1歩も2歩も前に進むような手だてというのは、どうなんですかね。できないんですか。
町の答え 政策推進課長
まず、特定地域づくり事業協同組合制度というものについてですが、こちらのほうは、確かに安定した雇用を確保するという意味では有効な手だて、御質問のとおりだと思います。ただ、やはりマルチワーカー的に働く、1人が複数の仕事をするということで、例えば、夏の仕事がたくさんあっても、この事業は成り立たないと。あくまでいろんな季節にいろんな仕事があって初めて成り立つということで、多様な事業者が参加して初めて成立するものかなと思いますので、そういった形で、いろんな事業者さんの状況等を踏まえながら、事業者さんが参加意向があるんであれば、事業組合が成立するのかなとは考えておりますので、もうちょっと時間がかかる制度なのかなとも思っております。以上です。
議員の質問 佐々木
町内、農業分野を含め、各事業者は人材確保ということで大変苦労しているのが実態であります。それぞれ、やっぱり事業者に対しましても、意識向上に向けた、醸成の取組というものも積極的に執り進めてほしいなというのが1つと、管内といいますか、渡島半島では先進的に成功している事例もありますので、そういった部分も勉強しながら取り組んでいただければなというふうに思うものであります。私、総括ということで、厚沢部町はこの10年、日本版のCCRC構想ということで国会でも取り上げられて、大変すごい例だということで、保育園留学もそうなんですけれども、先進的な取組は必要だけれども、なかなかいい結果に結びついていないのが実態であります。そういった部分で、そういった、うまくいかなかったんだけれども、保育園留学に結びついてきたという部分がございます。そしてまた、本事業を活用して、明日の日本を担う中学生等においては、公営塾開設によりまして、都市部との格差のない学習環境で育んだ多様で豊富な知識を携え、厚沢部町の新しい力となるというようなことを私、希望と期待しております。そういった中で、公営塾に対して、町長、郷土愛教育と。一旦は出るんだけれども、厚沢部町に帰って頑張るよという、そういった部分の取組も必要でないかと思うんですけれども、いかがなものでしょうか。
町の答え 町長
公営塾で郷土愛という話でありますけれども、何となく私としては違うんじゃないかなというふうに思っている。郷土愛は当然小さい頃から、家庭環境だったり、あるいは小学校、中学校で厚沢部町の魅力を伝えていける、そういう環境をつくっていくのは大事だと思っています。公営塾は、あくまでも基本は学力向上ということにつながっていくんだろうなと思っておりますけれども、公営塾でふるさとがすばらしいということを教えるということには、なかなか結びつかないかと思いますけれども、当然、人口減少、そして、さっきも、最初の答弁でもお答えしましたけれども、都会へ出ていく子供たちがほとんどだということですけれども、今、佐々木議員が言ったように、郷土愛を持って、また厚沢部町に戻ってきて、また活躍していただける、そういう人を、人材をつくっていくような施策をこれからも展開していきたいというふうに思っております。
町の答え 農林課長
まず、それでは、特定地域づくり事業協同組合制度ですとか、2地域居住の促進ということで御質問ありました。農林分野からのお答えといたしましては、昨日、食料・農業・農村基本法、これ25年ぶりに改正されました。その基本法の中では、2地域居住を促進するですとか、多様な農業を中心とした雇用の創出に努めるというようなものが、法の中で明示されたところであります。まだ法改正されたというところでありまして、今後、それに基づいた国の施策、こういったものがこれから出てくるのかなと思っております。そういったものを国の施策と絡めまして、厚沢部町でどのような雇用の確保、また創出ができるのか、これについては、法改正を踏まえた今後の国の施策等を見極めながら、協議して検討してまいりたいというふうに現時点では考えております。以上です。
議員の質問 佐々木
検討を具体的な施策で進めていただきたいというふうに思うところであります。町長は、潰れない、潰さないまちづくりをきちっとやっていくんだよ。住み続けられる町をつくっていくよということなんですけれども、厚沢部町、各種事業、本当に精力的にやっていますけれども、これの元となる財源確保は、きちっと手だてしていかないと、今まで以上の事業ができないというのが目に見えているところですけれども、それで、私、考えるんですけれども、今後の創生計画でも、オートキャンプ場を含め、いろいろ交流施設がありますよね。そういった部分について、民間委託といいますか、そういうふうな考えを持てないものかなというふうに、素直に思うところがあります。1つには、大きな企業、そしてまた学校法人に運営、管理、維持、そういったものを委託した中で執り進めるといった、町長セールスで取組する考えはいかがでしょうか。
町の答え 政策推進課長
財源の問題ということで、確かに財源って、町を持続させる。行政サービスを持続させる。住民生活を豊かにするという意味では、非常に大事な論点であります。それで、具体的にキャンプ場というお話が出ましたので、こちらの点を踏まえますと、確かに現在、例えば指定管理とかでどこかの事業者さんが入ってくれれば、一番運営はしやすいのかなという考えはありますが、現在の実績では、なかなか受けるところはないのかなと考えております。まずは、今年度から経営コンサルを入れまして、また、インターネット予約等を開始しまして、まずはどれくらい施設が使われるかというのをきちんと検証しながら、将来的にはそういった手だても検討が必要かとは思っております。以上です。
議員の質問 佐々木
指定管理でも町の財源、持ち出しが出るんですよ。そこを端的にすぱっとカットするという部分の考えも大事ではないかなというふうに思うところで、提言してございます。厚沢部町、この10年間、人口は少なくなりましたけれども、誇れる部分も育ってきております。今、芽が出て、葉っぱが出て、花開いて実がつくまでは、まだまだ、先進地の取組を見ても、5年や10年では成果が得られない部分であります。20年、30年かかるんだろうなというふうな部分で、いい取組になっているなというふうに考えております。そういった部分で、厚沢部町は、基幹、農業を含め、林業を主体的に、そしてまた人材育成に集中的に施策を進めるといった部分で、あと、オートキャンプ場、うずら温泉を含めて、そういうふうな部分は、きちっと、財源の持ち出しをいかにカットした中で取り組むかという部分でいかないと、潰さない、潰れない町にするとはいったものの、財源が伴った部分では、困難さがあるだろうなというふうに思うところであります。誇れる部分が、葉っぱが開いて実が出てきております。こういった部分で、より一層、町長を先頭に、部局の役職員、皆さん頑張っていただきたいということを申し添えまして、私の一般質問を終わるところであります。終わります。