みんなの議会

長万部町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月20日

コンパクトシティ化の推進について

聞いた人
高森功治 議員
答えた人
町長 木幡正志、新幹線推進課長 岸上尚生

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 6番 高森功治

2点目。コンパクトシティ化の推進について。地域の人口が減っていく中で、持続可能な町を作っていくためには、一定の人口の集積が必要であります。そのためには地区ごとに目標とする人口密度を設定し、公共施設や民間施設を誘導していくことが必要と考えます。現状をどう評価し、総合戦略の期間でどのようにコンパクトシティ化を進めようとしているのか、町長の所信を伺います。以上です。〔議員(6番 高森功治)自席へ〕

町の答え 町長 木幡正志

次に、コンパクトシティ化の推進についてであります。はじめに、「現状の評価」についてでありますが、わが町は人口減少と高齢化が進行し、集落の分散や公共交通網の整備が課題となっております。そのために中心市街地への移住、駅前周辺整備による市街地の活性化、防災安全性の強化など、コンパクトシティ化による持続可能なまちづくりが必要と認識しているところであります。次に、「総合戦略の期間でコンパクトシティ化をどう進めるか」でありますが、令和3年9月に策定した「長万部町立地適正化計画」を活用したいと考えております。この計画は、都市の持続可能性を高め、安全で効率的なまちづくりを目指し、災害リスク低減と都市機能の集約により、コンパクトで防災安全性に優れた市街地を形成することを目的とし、計画期間は令和3年から令和22年の20年間で、「都市機能誘導区域」「居住誘導区域」を設定し、「誘導施設」を指定して区域内への施設や居住を誘導するものであります。この計画を基盤としつつ、さらに具体的な施策を展開するため、「第2期長万部町創生総合戦略」と連携を図ります。同戦略は、人口減少や高齢化に対応し、地域資源を活用した持続可能なまちづくりを推進し、住民の生活利便性を向上させることを目的とし、令和2年度から令和7年度の6年間を計画期間としております。立地適正化計画とは、関連計画として連携する関係にあるため、総合戦略の各戦略や施策と協調し、区域内への施設や居住誘導を推進して、コンパクトシティ化を推進したいと考えているところであります。以上です。〔町長(木幡正志)自席へ〕

議員の再質問 6番 高森功治

それでは2問目にいきたいと思います。コンパクトシティの質問なんですけれども、こういう質問というのは非常に多岐にわたる内容の質問となってしまいますので、今回は基本的な町の考え方を、確認を含めて質問をしたいと思っております。3.11の東日本大震災から、日本の防災・減災の考え方は大きく変わったと思っております。そのような中で、長万部町のまちの中、市街地と言いますか、市街地は半分以上津波浸水区域でありますので、防災上の観点からも町の機能を高台に、徐々にではあると思いますけれども、都市機能を移していくという考え方になろうかと思うんですけれども、なろうかと思うというか、して行かなければならないというふうになると思ってるんですけども、町ではそのあたりはどのようにお考えしておりますか。

町の答え 町長 木幡正志

防災の観点っていうものが一番大事なとこなんだよね。例えば本町だけがよければいいでなくて、静狩から国縫まで、この防災システムというのは本当に地域に多岐にわたって、どこでどういう防災の観点上の政策をしていくかということが肝心な所になるんですね。ただ、今コンパクトシティという中の説明、質問の中で話をさせてもらうと、我々はコンパクトシティするのは賛成なんですよ。反対だと思ってない。ぜひやりたいと思ってる。だけど今とりかかってる新幹線関連で、本町の土地区画整理事業も抱えてる。そんな中でどうやってこの次はこのコンパクトシティに持っていくか。さっきの、例えば双葉の人数を確認させたじゃないですか。もう60何人いたのが今ここまで減ってってる。今聞いてびっくりした。前は、去年60人くらいいたんですよね。だけどもう20何人まで減ってってる。やっぱりそれは町がコンパクトにしていくひとつの経路になってる事例かもしれない。だけどこれはやるとしたらもう今、事業全体で起こしたらライフラインの整備から何からやったら5~60億かかる。今土地区画整理事業やって、駅前開発やって、それをきちっと整理つけた段階で、今そっちの方に事業の中心移してるだけに、今そしたらすぐそこにコンパクトシティの構想に持っていけるかったらやっぱり財政的なもの考えたら、かなり厳しいんでないか。だから今駅前やるにしても、防災も考え、避難も考え、やっぱりそういった凄惨な事故が発生しないように、発生させないように努力しながら、やっぱりこう計画を進めていかなきゃない。だからそういうこと考えると、今コンパクトシティ今取り上げていくというのはちょっと難しいかな。それと同時に計画のないものに質疑をするというのは厳しいよね。計画が、例えばコンパクトシティの計画があって、それを前面に出して、こういう形で進めていきたいという構想があって質問受けるんだったら細部にわたって答弁できるけど。今手持ちにない所にボカッと球投げられても受けるグローブがない。そのあたりのことを考えて、一般質問でこれ、私は討議すべき問題じゃないと思ってる。そのことを考えながらひとつ、ご理解していただければ。

議員の再質問 6番 高森功治

町長のおっしゃってることもよくわかるんですけれども。答弁書の中段にもありますように、令和3年9月に策定した、長万部町立地適正化計画を活用していきたいとあります。この中で、戦略的土地利用ゾーンというのがございまして、いわゆる苗畑地区でございます。そのあと令和5年12月の定例会において、字富野117番1の土地を約12万6,000平方メートル取得いたしました。令和3年9月の策定の時点では、ここは都市計画用途の区域や立地適正化計画の誘導地区には含まれていないんですけれども、今後この苗畑地区というのは、町としてはどのようにお考えですか。

町の答え 町長 木幡正志

実は、苗畑の土地の購入にも理由があったんですよ。理由を付けなければ国有企業の土地の購入は難しいんです。苗畑を買うために営林局、営林署でどういう話をしたかったら、何か理由付けてくださいと。使用目的がなければ販売できないですよという話なんですっよ。だから当面の課題としてこういうことを考えてるからこの用地が取得したいと。この用地の取得にも5~6年かかってる。なかなか前に進まない。最終的に買えたのが、そのひとつの形を出していただいて、もう5年経ってるんだからそろそろけじめ付けましょうかと。うちらも取得の価格の内容についてもこれを基準にして考えてくださいよ。これを。そうしないとうちらも自治体として取得するわけにいかないねという話で。そのときにこういう目的でってのが今言って説明させますけども、そういう目的をひとつ付けた。それがひとつの取得の理由になってるんです。それを理解してください。

町の答え 新幹線推進課長 岸上尚生

町長の答弁に引き続きということで、指示がございましたので。当該地区については議員おっしゃるとおり、都市計画の用途区域には入ってない地域。また、立地適正化計画の誘導区域にも入っていない状況でございます。議員おっしゃるとおり当該土地については令和5年度に国から一部を払い下げを受けているところと。また、都市計画マスタープランでは戦略的土地利用ゾーンとして、今後新幹線開業に向けた土地利用を検討していきたいとはしているところであります。現在新幹線が2038年度以降、さらにまたそれより遅れる可能性があって、現在開業時期が精査されてない状況でありますけれども、これは新幹線開業時期がはっきり定められて、その時点で必要に応じて都市計画や立地適正化計画などは、さらに見直しが必要がどうかの検討というのはその時点で進めていくことになるかと思いますので、よろしくお願いしたいと思ってます。

議員の再質問 6番 高森功治

今回この質問をしたのは、町長さっきおっしゃいましたけど、財政的にも厳しいという話はよくわかるんですけれども、20年間で施設・住居を誘導するとなっておりますけども、まだ結構先の話なんで。これは長万部どころかこの国がどのような形になって、どんな政策を取ってるのかというのはわかりませんけれども、確実に言えることは、この役場庁舎も含めて、消防、小学校、中学校などの公共施設は老朽化するということは、これはもう間違いなく老朽化します。そしてそのときに、その時代の人が統合して、例えばひとつの建物にしましょうとか、小学校・中学校もひとつにしましょうだとか、という考えは、その人達、その時代の人たちが考えればいいことなんですけども、そのときに、じゃあ場所どこにするという議論を私はしてほしくないというか、もうその場所を決めるのは今の時代の人たちが決めてあげるべきなんじゃないかなという思いでこの質問を、実はしたんですけども、例えば苗畑地区をそういう地域にするということは、結構立派な道路も1本通さなきゃならないとか、そういう話にもなっていくと思いますし、消防も今の場所でいいのかとなったときには、やっぱり高台に持っていかなきゃならないという話にもなってくると思うんですね。その20年後30年後の人たちのために、土地だけでも今確保しておいてほしいなという思いで、今回この質問をいたしました。

町の答え 町長 木幡正志

苗畑の土地に、今貸してある建物は2棟なるけども、そこは開発するつもりもないし、将来の残された長万部にとって最適地だということも考えながら、いずれ誘導できるようなことがあったら誘導させていくんだろうなと思うし、それはやっぱり今使わせない努力、使わない努力をしながら、将来に向けた最終の長万部のそれこそ自由に使える町有地として残しておくということが大事かなと思ってます。

出典:長万部町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月20日 議事録 PDF(6ページ) 間違いを知らせる