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せたな町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月11日

第3次せたな町総合計画策定における対話と協働の実効性と策定スケジュールの再考について

聞いた人
横山一康 議員
答えた人
町長 河原泰平

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 5番 横山一康

それでは3問目の質問をさせていただきます。第3次せたな町総合計画策定における対話と協働の実効性と策定スケジュールの再考について河原町長にお伺いいたします。私は河原町長が掲げる対話と協働の政治理念を高く評価しております。この理念の真価が問われるのは、本町が財政危機の入口に立っている今だと思います。これからは事業の見直し、公共施設等の再編統合、使用料等の料金改定など避けて通れない厳しい決断を迫られる時代に入ったと私は認識しております。この厳しい局面に入った今これから10年先のまちづくりの基本的指針となる総合計画を策定することは非常に意義のあることだと思っています。これまでの計画の策定に当たっては各種団体から審議委員を選任していただき、町民や関係団体にアンケートを実施し各区や様々な世代と意見交換をして作られてきました。また、職員からも施策提案を受け計画に反映されてきました。立派な総合計画が策定され今も継続中でありますが、間もなく計画期間を終えようとしている今、どれくらいの町民や職員がこの計画を意識してまちづくりに励んでいるのでしょうか。計画が描いていたような町になったのでしょうか。財政が縮小時代に入りこれから10年先のまちづくり計画を考えるとき一層厳しい政策の選択と集中が求められます。それらを町民と共有するには、より丁寧な計画策定が欠かせないと私は考えております。町民との対話と協働には時間と労力が必要です。計画策定には、まず第2次計画の総括を行う必要があると考えます。拙速に計画をまとめ上げるより今年度を対話を通した総括と現状分析の年、令和9年、令和10年にその成果をもって計画立案の年とすることを提案させていただきたいと思います。町民や職員との熟議に基づき10年後の将来像を描き、未来に続くまちづくり計画を立て歩んでいきたいと思っておりますが、河原町長の所見をお伺いしたいと思います。

町の答え 町長 河原泰平

横山議員の3問目のご質問にお答えいたします。第2次総合計画は令和9年度をもって終了することに伴い、令和8年度より第3次総合計画策定に向け取り組んでいく考えであります。町の考えとしては総合計画の策定にあたり町長の諮問に応じ必要な調査及び審議を行うため令和8年度に総合計画策定審議会を設置し、また庁内においても策定委員会、専門部会、庁内プロジェクトチームを設置し、計画策定に向け、各課一丸となって検討、協議を図っていきたいと考えています。特に令和8年度は町民との対話やアンケート調査を実施するなど様々な方からの意見の聴取に努め、これまで庁内での政策調整会議において計画の進捗状況等を確認してきてますので総合計画審議会に報告するなど、併せて第2次総合計画の検証を行っていきたいと考えております。町民からのご意見等や第2次総合計画の検証を基に令和9年度に第3次せたな町総合計画を取りまとめ、審議会からの答申を基に総合計画を完成させたいと考えております。横山議員のご提案では3年間での計画立案ということですが、様々な課題や町民の声を受け、これからの10年間のまちづくりでめざす姿や進むべき方向性を示す計画であるため、空白期間を生じさせることなく3次計画で新たに示す進むべき方向性に向かい町民の皆さんとともにまちづくりに取り組んでいきたいと考えております。以上でございます。

議員の質問 5番 横山一康

私3年間でこの計画を策定したらどうかという提案で、新年度令和8年度をしっかりとした第2次計画の総括対話の時間としてはどうだというふうな提案をさせていただきましたが、今の町長の答弁でありますと、その総括については計画策定と同時進行で行っていくというようなご答弁だったと思います。計画どおり令和9年にまとめをして令和10年から計画を実行していくというような答弁でした。果たして本当にそれでいいんでしょうか。私はまだそうですねとは言えません残念ながら。町長も当然ご存じのことだと思うんですけど、この総合計画の策定義務というのは、もう今自治法上ないんです平成23年に廃止されておりますので、これは絶対つくらなきゃいけないっていうものではないんですこの総合計画というのは。でありますからこれを作らなかったからといって別に法律違反をしてるわけでもないですし、町が任意で作ってる計画であるんで、やはりこれは私は拙速にやる必要はないなというふうに思います。そして町長、今ほどご答弁の中に計画の空白期間を作りたくはないというふうなご答弁あったと思うんですけど、私は総合計画がなくても総合計画の下にたくさんの計画があります各分野別の計画です。保健関係であれば介護福祉計画ですとか福祉計画、先ほども質疑しましたように公共施設であれば公共施設等総合管理計画、あとデジタル田園都市の総合戦略とかもありますし、過疎計画、たくさん計画が下にありますので、その下位計画をもって十分対応もできますし、国の補助金の対応もそちらで十分要件を満たすと思いますので、総合計画が必ず必要だというような計画ではないはずなんです法的には。私たちがこれは任意で作るというようなもの、やはりまちづくりには大きな指針がないとダメだと思いますので、私はこの総合計画は必要なものだと思っています。ただ前回の計画、今日私持ってきてますけど、これは2018年から2027年までの計画です。立派な計画があります。これ今町長おっしゃったその計画の手続きです。その手続き、私もこの総合計画作る裏に資料が出てますんでそこから調べさせていただきましたけど、今、町長がおっしゃったとおりの進め方をしてると思うんです。策定委員会に諮問をして町民との対話やアンケートをしっかりとって各世代、各関係団体からの意見集約をしっかりやっていくというようなことで作っていくというようなことで、ほとんどこの第2次計画と同じような計画の手続きを経て手法で作っていくというようなお考えだったと思うんですけど、本当にそれでいいんでしょうか。そこは私非常に疑問なんです。町長今の時代認識どう認識しておられますか。第2次計画を立てたときもかなりもう時代は右肩上がりではなく、右肩下がりの時代だったと思うんです。それが今はその右肩下がりの時代が一層急角度で落ちてってる。人口然り財源然り逆さまに角度がついて落ちてってるというような状況なんです。10年前とは全然、時代加速度的に悪くなってると思うんです。そういう認識に立てば私は、しっかりとこのときにこれから先10年間、この計画は熟慮して立てていくべきだと思って今日冒頭で申したような提案をさせていただきました。この第2次計画がしっかりと計画どおり進んでまちづくりがこの通りに行ってるっていうなら私はこの同じ手法を取ってもいいと思うんですけど、今日町長持ってこられてますか、持ってこられてないですか。この第2次計画、これ第2次計画は重要な指標というのをつけてあるんです。数値目標です。この数値目標を明確に出した計画でかなり野心的な、具体的な計画だったんです。ちょっとまた財政の問題でしつこくなって大変申し訳ないんですけど、これ91ページに行財政運営というところの指標があるんです。これ2017年財政調整基金の残高は16億9,800万円だったと。そして2027年の目標は19億6,900万円増やしますよっていうこういう目標を立てているんです。私、第2問目でお話しましたこの2027年までいかない2026年度末で6億9,800万円あまり、全然違うんです。計画どおりいってないんです。その下に経常収支比率、財政の硬直化を表す比率が出てます。2017年、平成28年では82.4%でした。2027年の目標は80%以下を目指す。これは健全な自治体の経常収支比率80%以下だよっていうふうな国からも指針出てますので、80%以下を目指すというふうに書いてあるんですが、令和6年、2024年の決算を見てみますと、87.6%です。計画を7.6ポイントもオーバーしてる。財政の硬直化が一層進んでる。こういうような計画が出てるんです。描いたまちづくりになってないんです。さらに町長がおっしゃるように、対話と協働、私冒頭で申しました。この政治理念、非常に共感しますし、そこは高く評価しておるんですが、対話と協働というところで、やっぱり町民との協働、一つの指標これも挙げられてます。地域活動等推進事業によるコミュニティー活動の実施町内会数、これは2017年20件あったそうです。2027年の目標は30件、1.5倍目指すと言ってました。今年度2025年度、令和7年度では何とこれが12件になってるそうです。2017年より後退してるんです。全くこの第2次総合計画が描いたまちづくりと違う状況がかいま見えるんです。これほかの数値もあるんで数値どおりになってるところもあるのかもしれないんですけど、こういうところを今回これ第2次計画は指標が全部出てますんで、そういう指標を1回きちんと分析していくっていうこと。相当これ時間かかります。職員は通常業務に加えてこれをやらなければいけないというふうになってくるとかなり時間はかかることだと思いますので、そういうことを考えると少し余裕を持った形でこれから先の10年間大きく時代が変わる。ここの10年間の計画は余裕を持った上で立てるというのが私は最善の策だというふうに思いますので、今の私の質問を聞いてお考え変わったかどうかお聞きしたいと思います。

町の答え 町長 河原泰平

横山議員の再質問にお答えいたします。確かに指標、目標達成してるもの、してないものございます。財政の部分、先ほどの収支比率等含めて達成してない部分もあれば、また達成してる部分もございます。コミュニティー活動の目標20に対して12件、これも達成ができていない。当初達成はしてたんですが、コロナ等も通じてそれを機にコミュニティーの高齢化も含め活動が停滞してきている部分もある。それは私も認識しているところでございます。そういった状況ではありますが、検証しながら調査を進めていく、そういうスタンスで私は進めていきたいと考えております。先ほど下位計画があればということでしたが、私も横山議員がおっしゃるとおり、まちづくりの総合指針となる総合計画は必要と感じてます。それは同じ方向性だとは思いますが、私は基本的に集会等、また子育てサークルだとか高齢者の団体だとか、そういったとこからも聞き取りする中で検証しながら新しい点を吸い上げていく、そういう形をとっていきたいと考えております。アンケートにおいても検証も含め新たな方向性をその中で探っていく、そういう手法で進めてまいりたいと考えております。私としてはスピード感を持って進めたいという思いもございますので空白期間を生じさせず進めてまいりたい、そのように考えております。以上でございます。

議員の質問 5番 横山一康

まず町長にお伺いしておきます。空白期間を生じさせる1年空白期間ができる、どういう弊害があるのかそこはまず端的にお答え願いたいと思います。そして町長は丁寧に聞き取りをしていく、検証しながら計画を立案していくこのようにおっしゃってました。本当にそういうふうにできるんでしょうか。聞き取りしてそれで1回で終わりですか。前回の計画、これ私、詳細な調査はしてないんですが、第2次計画の後ろに資料として計画策定の経過というのが全部出てるんです。ここから拾っただけなんですけど、これでいくと聞き取りしっ放しなんです。聞き取りをして、それをもう1回フィードバックしてやりとりを繰り返す、このようなものをやっていかないと本当に町の課題、町民が考えているまちづくりについてなかなか意見って出てこないと思うんです。これ私が参加する立場だったら1回聞き取りされたところで、本当に思ってること話せるかどうか。聞き取りをする職員との信頼関係ですとか、慣れとかもありますよね。町民とのそういうような温かいやりとりの中で町民が本当の言葉をしゃべってくれて、それを形にしていく、こういうようなプロセスが私は非常に大切だと思ってるんです。それをやるためには、まずしっかりとした町民からのヒアリング、それやるっておっしゃってるんですけど、それを形だけで終わらせるんじゃなくて、やっぱり1回じゃなくて、最低でも2回、3回丁寧なやりとりをしながら本当に今、町民が考えてること課題、これからの夢そういうものをしっかりと形にしていくというのが私はこの総合計画の役割だと思っています。非常に時間かかることなんで、そこについてはやはり私は空白期間を作ってでもやる価値はあると思いますので、そこをしっかりと考えていただきたいなと思います。そのことを2点目として、もう1回しつこいですけど空白期間があっても作ってくださいと。3年間かけて作ってくださいということをもう一度お聞きしたいことと、あともう1点、これ委託しますよね。今回委託費、総合計画でついてますので、コンサルタントの方を入れてやっていただくと思うんですが、これ決してコンサルタントの方にお任せにしないでいただきたい。ここは約束していただきたいと思うんです。計画の根幹となるところはやはり町の職員、町民その人たちがしっかりと作ってそれをサポートする、コンサルタントはあくまでも水先案内人、いろいろな私たちの支援、サポートをするそういう役割なんだよと。ここはコンサルタントを入れるのは私は大変いいことだと思うんですが、そういう意味でのコンサルタントを入れるということ、ここ確約していただきたいなというふうに思います。3点、再々質問でお願いしたいと思います。

町の答え 町長 河原泰平

横山議員の再々質問にお答えいたします。まず丁寧な進め方ということで聞き取りは進めてまいります。そのフィードバックについては様々な方法あると思います。アンケートにより再度聞き取りする、またはその会合にまた足を運ぶ、そういった形も含めて丁寧に聞く、フィードバックを考えていきたいと思います。最終的にはパブリックコメントでその計画のある程度青写真ができたところで確認はしますので、最終的にはその具体性の部分をもってさらに皆様に聞く機会はあると思います。そこはきちんと進めたいと思います。また空白期間のことにつきましては、どうしても下位計画との整合性をとっていきたい。この総合計画をもってまた下位計画の新たな指針となりますことから、そこは私は空白を生じさせないで進めたいと考えております。最後コンサル任せにしないというところでございますが、当然、町の考え方、それからコンサルのいろいろ補助してくれる部分はございますが、当然、町が主体的になってそれを考えていく。もちろん政策、まちづくりそれは当然私たちが考えていかなきゃいけない。皆様からいただいた意見を生かして考えていく。決してコンサル任せにせず進めてまいりたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。以上でございます。

出典:せたな町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月11日 議事録 PDF(76ページ) 間違いを知らせる