せたな町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月11日
令和8年度予算における予算編成方針と町長の就任時の所信表明について
- 聞いた人
- 横山一康 議員
- 答えた人
- 町長 河原泰平
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 5番 横山一康
それでは町長に令和8年度予算における予算編成方針と町長の就任時の所信表明についてお伺いしたいと思います。令和8年度予算は河原町政にとって初めての予算編成であります。予算編成は厳しい町財政の中、河原町長が町政運営において今後何を大切にするのか、何を削ってどこを手厚くするのか、そこから町長がどんな未来を描いていくのか河原町長の価値観や政治姿勢が表れてくるものだと思っております。昨年10月の所信表明では、これまでの事業に加え新たに6点の施策方針が述べられました。①豊かな地域資源を利用した産業の発展、②暮らしコミュニティーの向上、③行財政体制の効率化、④未来を担う子育て教育の推進、⑤観光交流人口の拡大、⑥医療、救急、健康、福祉、介護の連携強化と推進が挙げられております。これらの施策方針は新年度にどう反映されているのかお伺いいたします。どの事業にどれくらいの規模の予算がついているのか具体的にお知らせいただきたいと思います。
町の答え 町長 河原泰平
横山議員のご質問にお答えいたします。私の所信表明における6点の施策方針が令和8年度予算にどう反映されているかとのご質問ですが、主なものを述べさせていただきます。まず1点目の豊かな地域資源を利用した産業の発展につきましては、ウニやナマコなどの種苗確保や藻場形成、養殖などの育てる漁業としてウニ資源増殖事業などに2,023万円、みどりの戦略に基づく有機農業などの環境保全型農業推進に430万円、ICTの活用事業としてスマート農業支援に2,000万円、再生可能エネルギー関連事業として脱炭素化推進補助金500万円並びに温熱利用による町施設脱炭素推進のために北檜山4号井新設1億9,917万円の予算を計上いたしました。また予算上には計上されませんが、地域環境保全のために治山砂防ダムのスリップ化について引き続き要望してまいります。次に2点目の暮らしコミュニティーの向上につきましては、交通弱者の足の確保、交通網の整備としてデマンドバス運行事業費補助金などに1億1,589万円、自主防災組織の構築として災害対策費などに1,315万円、合併処理浄化槽設置補助金の拡充に360万円、クールスポットの整備として情報センター等のエアコン設置に1,133万円の予算を計上いたしました。次に3点目の行財政体制の効率化につきましては、デジタル化の推進として行政情報ネットワーク機器更改業務などに1億1,717万円、公共施設等総合管理計画及び個別施設計画更新経費として440万円の予算を計上いたしました。また令和8年度中に職員の職階別会議の創設と機構改革などの検討を進めてまいります。次に4点目の未来を担う子育て、教育の推進につきましては、小中学校や認定こども園等の給食において地域の農水産物を活用し、せたな産給食の日など地産地消による食育を含めた給食賄材料費として4,405万円、子供の遊び場充実させるため北檜山区川沿団地の児童公園遊具整備事業として1,431万円、登校用スクールバスに檜山北高等学校の生徒も乗車可能にするなどバスの運行業務に1億3,353万円の予算を計上いたしました。次に5点目の観光、交流人口の拡大につきましては、地域おこし協力隊などのIターン者を呼び込むため地域おこし協力隊事業所派遣事業に4,820万円、定住による各産業団体の起業や後継者対策として担い手奨励金事業の年齢要件等拡充を行い、また産業活性化補助金などに2,100万円の予算を計上し交流人口の拡大、定着を図りました。最後の6点目の医療、救急、健康、福祉、介護の連携強化と推進につきましては、安心できる医療体制の保持として国保病院の医療情報システム更新事業及び各診療所の医事システム更新事業に9,966万円、救急、健康、福祉、介護の連携体制の強化として、せたな消防署大成支署の高規格救急自動車整備に4,755万円、福祉灯油購入助成の給付量を拡充することにより1,224万円、高齢者の孤立化を防ぎ生きがいづくりと見守り体制の強化を図るため、介護保険居宅サービス事業や生活支援支え合い基盤整備事業などに1億606万円の予算を計上いたしました。厳しい町財政の中ではありますが、所信表明で掲げた6点の施策方針のうち以上が令和8年度当初予算反映した主なものと考えております。今後も引き続き対話と協働を進めながら、未来に続くまちづくりを目指し町政の推進に努めてまいります。以上です。
議員の質問 5番 横山一康
細かく述べていただいてわかりました。ただ今述べていただいたのは新規の事業もありますけど、これ私河原町長が当初、令和7年の所信表明で謳ったものとなかなかリンクしてこないようなところも見受けられるんです。町長のこれは後援会のビラですかね。これと所信表明はほとんどリンクしてるんです。そのときに町長は選挙戦を通じて所信表明も通じてせたなブランドっていうのをかなり強く訴えていらっしゃいました。そこについては今お聞きしたところ全く触れられてなかったような気がします。そういうところどうなるのかなっていうのが非常に不明瞭ですし、あとこれ私、予算の総額、令和8年度の概要説明資料これ見ててあれって思いながら見てたんですけど、よくこれ見ていくと町長は、去年の私の12月の一般質問だったと思うんですけど、そのときに私は同じように所信表明についてお聞きしてるんです。所信表明の中で優先的にどういうような事業を河原町長は積極的にやっていくんだ、優先的に行うものは何なんだっていうふうな政策でどういうのをやるんだということをお聞きしてるんです。そうなってくると、町長はこう答えて、優先的に行う施策は私としてはすぐに実行させたい施策もありますが現在、来年度の予算編成を行っているところで引き続き継承していかなければいけない事業もあります。財政状況も勘案し優先順位を決め施策を展開していきます。このあとなんです。優先する施策については産業の振興、そして交通網の整備、医師確保を含む医療体制の構築、教育の支援の充実、このような4点を私の一般質問に答弁されてるんです。ところがこの概要説明資料を見てみると、例えば産業分野のところです。農林水産費は支出のところ4,300万円減になってるんです。10.4%の減です。R7ベースです。10.4%4,300万円の減というふうになってます。商工費これは41%減で1億294万4,000円の減、こういうふうになってるんです。ただこれは一概に令和7年と令和8年で比較できるものではないんです。商工費なんか特に昨年はサケ公園の整備で約1億近く予算ついてたと思うんで単純にこれ比較はできないと思うんですけど、町長がもしご自分がおっしゃった優先的にやるもの産業の振興、交通網の整備、医師確保を含む医療体制の構築、教育の支援、このような4点をしっかりやっていくんであれば私はこういう極端な予算額の減少というのは本来ないんじゃないかなというふうに思うんです。なぜ町長は見える形で自分の所信表明したものを予算化できなかったのか。そこについて少ししっかりとお話していただければなと思います。
町の答え 町長 河原泰平
横山議員の再質問にお答えいたします。まず見える形ということでありますが、8年度予算の予算方針におきましても厳しい財政事情ということで、財政計画のほう先日常任委員会でも出させていただきましたが、そういった財政事情を勘案してまず全体的な予算の縮減を図る形で予算を組ませていただきました。その中で当然継続していく事業、まだ途上のもの、そういったものは継続していくということで当然その効果も含めまして私は必要な事業として判断して計上させていただいた次第です。それを優先しておりますので、まず当初の所信表明の中で生かせるもの、またさらに9年度、10年度に持っていくものというものは出てきます。今回計上できるものにつきまして、また私の所信表明でも挙げました6点にもつながるものとして、例えば環境関係、産業関係、交通関係、教育関係それをつけてきたというふうに私は考えております。産業については、せたなブランドのお話も出てきましたが、これにつきましては例えば農産物、水産物単体のブランドもあれば、例えば潮トマトのようなブランドもあれば、また私が所信表明でも申し上げましたとおり横断的に1次産業で作ったものを2次、そして2次で加工し3次で販売する。そういった仕組みを作っていくっていうことにつきましては、産業団体、生産者、それから販売者 そういった人たちと横断的に考えていかなければならない。それを今後進めていきたいということで、予算のほうにはまだ見えませんがそういう形を進めてまいりたいと考えてます。以上でございます。
議員の質問 5番 横山一康
やっぱり今町長最後におっしゃいました、せたなブランドで話していくと見えやすいと思うんでそこを深めていきたいと思うんですけど。これ1次産業、2次産業、3次産業合わせて6次化って言われてます。そういうような横断的な取り組みでせたなブランドをつくっていくという町長の構想というのは非常に私も理解できるんです。ですからこそ今回、予算には反映してないっていうふうにおっしゃいましたけど、こういうのを見えるような形にしていただきたかったなってのは私だけかもしれないんですけど、そういうところを河原町長に期待しながら河原新政権を迎えた方が多かったと思うんです。この6次化一口におっしゃいますけど、この横断的なものを作っていく、これ非常に難しいんです。単体でやる、さっき潮トマトっていうお話も出ましたけど、そういうのは割と簡単ではないんですけど農家の方たちがこれをやっていきたいというふうになれば、それはそれで作るほうは作るほうで一生懸命作っていきますからできるんです。ただそれをブランドまで価値を高めていって、いろいろな付加価値をつけて6次産業化まで持っていくっていうふうになるとかなり時間がかかりますし、あとはいろいろな調整能力っていうのが必要になってくると思うんです。そういう役割っていうのを私たちは多分、町に期待するところだと思うんです。例えばもし今河原町長がおっしゃったような横断的なものをやるんであれば、きちんとした協議会です。そういうものをせたなブランド形成協議会っていうですか仮称で、そういうものを設置してしっかりとしたせたなブランドをいつまでにこういう仕組みで作っていくんだ。こういう組織体でやっていくんだ。こういうようなものがやっぱり打ち出されないと本当にこれってできるのかなというのは非常に不安になってくるんです。掛け声は非常にいいんですけど、実際中身はっていうとなかなか見えてこない。こういうところについて町長どういうふうにお考えなのか、せたなブランドのところでちょっと深めていければなと思います。ここ1点お答え願いたいなと思うんです。もう1点ここも深めておかなきゃいけないと思うんですけど。町長のこの③のところで行財政体制の効率化っていうふうなことをおっしゃってます。それ今回の町政執行方針、これ見ても17ページに書いてあるんですけどたった3行なんです。中身はというと公共施設等総合管理計画、これを更新しますよと。そのことによって公共施設の適正配置と長期的な財政健全化を図っていく。様々な角度から行政体制の見直しを進めますっていうふうに3行で書いてあるんです。これだって町長、町長はこの講演会のビラでも行財政体制の効率化というふうなことおっしゃってるんですから。もっとこれなんか本当に予算をそんなに伴わないでできることだと思うんですけど、こういうところ行財政の健全化、効率化というのを本当に考えてるのかどうなのかっていうふうなことしっかりこれ2点目でお答え願えればなというふうに思います。あとこの件についてちょっとくどくなって申し訳ないんですけど、包括業務委託これも町長たしかおっしゃってました執行方針のときに3点目の行財政体制の効率化、デジタル化をの推進、役場窓口で各種証明書の発行だけでなくコンビニや商業施設で取得できるよう全国共通システムの導入を進めます。あと業務委託制度を活用し複数の業務や施設管理業務を一括し、人手を不足を補うために人材の横断的活用を進め業務の効率化を検討していく。こういうものがスッポリと今回の町長の予算編成方針ですとか執行方針の中から抜け落ちてる。こういう大事なところ、行財政のところ非常に大事なところなんでここを河原町長はどのように考えて新年度やっていくのかということと、あと産業のところをしっかりとお答え願えればなと思います。よろしくお願いします。
町の答え 町長 河原泰平
横山議員の再々質問にお答えいたします。議員おっしゃられるとおりブランドは単体のものは簡単っていうか、簡単ではないんですが比較的立ち上げやすい、それは理解しております。そのために6次化を含め農業、漁業、商工そういった各産業体の協議会というものは私も必要と感じております。ブランドの在り方も含め例えばそのブランドにつきましてどういう基準でやっていくか。どういうものをせたなブランドとしていくか、そういったことも考えていくことが必要とは考えます。そういうものを検討していくにあたり段階的に進めていかなければならない、そのように私は認識しております。協議会につきましては、この8年度中で検討して立ち上げを進めていきたい、そのように考えております。また行財政体制の効率化でございますが、こちらにつきましては内部の部分、外部に関わる部分両者現れてきます。どうしても国の基準のこともありますので、内部の機器の更新等も入ってきます。それによって少しでも業務の効率化、それによってまず行政の効率化を進めてまいりたい。さらに包括委託のお話も出てきましたが、これにつきましては8年度の行財政のあり方の検討をしていく中で、これについても併せて考えていきたい、そのように考えております。デジタル化につきましては、例えば住民票等のコンビニ交付の話を私はさせていただいております。これについても現在も検討中でございますが、国のシステムとの連携等の部分まだ足りない部分もございます。そういったことも含めまして、いつの時点で導入したらいいのかっていうのを見据え見極めているところでございます。町民の皆さんの利便性のいい形がとれるようにデジタルの交付を考えていく、窓口の効率化にもつながりますので、そういったことも含めて行財政の改革検討の中で進めてまいりたいと考えています。以上でございます。