みんなの議会

知内町議会 平成25年第2回定例会 2013年6月24日

海洋発電と観光で町の活性化を

聞いた人
山田顯 議員
答えた人
町長 大野幸孝

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 3番 山田顯

それでは、第1問を終わって、2問目の質問に入ります。2問目は『海洋発電と観光で町の活性化を』我が町は、火力発電で町が活性化されてきた。今、本町にとってまたとない機会は、海洋再生可能エネルギーの問題であり政府は、浮体式洋上風力・波力・潮流・海洋温度差・海流の5種類を公募した。本町にとっては、5種類のうち3種類が該当するのではないかと思われるが海流・潮流・波力による海洋発電と道立自然公園矢越とイカリカイを併合活用した観光振興も可能と思われるが、町長の所見を伺います。

町の答え 町長 大野幸孝(町長は2018年12月まで)

海洋発電と観光での町の活性化ということでのご質問であります。それで、津軽海峡、潮流が速いということでありますので、これまで様々な機関が流速等を調査しておりまして、四季を通じて安定的な潮流が観測されていることから、潮流エネルギーを発電に活用できる可能性が高いという認識をしているところであります。小谷石海域においても、その辺の検証をした結果、今、ご指摘ありましたけれども、海洋発電に使えるんじゃないかというふうな報告もありますし、ただ、今、小谷石では、コンブとそれから、ウニとアワビ等の養殖漁業が営まれております。それで、後継者がいなかった漁師の皆様方も後継者が帰ってきて、今、養殖をしているということでありますが、沖合がですね、潮流発電に適している沖合は、水深が深くて、そして、潮流が速いために、養殖漁業には適していないというふうな状況がありますので、私は何とか沖合に潮流発電の構築物を建設したとしても、今、地元で要するに一生懸命頑張っている漁師の皆様方に支障が出てこないんだろうと、そのんな認識をしているところであります。そんなことから、今年の1月に海洋再生可能エネルギー開発促進に向けた基礎調査という募集がありました。そんなことから、これはその募集があったときに、既に地元の矢越漁船部会、それから、小谷石町内会の皆様方とその辺の内容を説明させていただいております。それで、小谷石沖合を調査エリアとして理解をしていただいて、応募したところであります。既に応募させていただきました。ただですね、北海道の選定の結果、津軽海峡では、函館市の汐首岬の沖合が調査点として、一番、適しているだろうという結果に今、なっています。ただ、聞くところによりますと、一番、環境は整っているみたいではありますけれども、マグロの漁場なんだそうです。ですから、そこにもし、発電所を設けることによって、漁業者の皆様方の同意が得られるかどうか、その辺はちょっと今、課題としてあるということは、ちょっと聞いています。ただ、函館市は今、積極的に単費で調査費も北海道の事業のほかに単費でやられている結果でありますので、その辺、どういうふうになるかというのは、これからの状況であろうと思っています。それで、今、議員がご指摘いただきました内閣官房総合海洋政策本部が海洋再生可能エネルギーの実証フィールドということで、今、公募している、これは今、ご指摘のとおりであります。それは、第一次募集が26年の2月末ということになっていますので、何とか手を挙げたいというふうに思っています。ただですね、手を挙げるためには、クリアしなければならない項目が結構あるんです。ただ、それは小谷石地域が条件をクリアできないかといったら、そうではないと思っていますので、その辺、もう1回、漁業を経営している皆様方、それから、町内会の皆様方、そして、町がどんな形でそれをクリアできるのか、これは積極的に今、やらせておりますので、まず、2月末までの第一募集に手を挙げさせていただけばと思っているところでありますので、ご理解をしていただければと思っております。それで、その関連ということで、小谷石観光について、今、お話がありましたけれども、私も議会の皆様方にお話をさせていただいております。何とか小谷石地域を1つの13町内会のモデル地域として、そして、観光資源を活かした中で、今、町の活性化につなげたいということを言わせていただいておりますので、そんなこともあるのかもしれませんけれども、5月に地元出身者の方が矢越海岸アドベンチャーということで、要するに遊覧船を今、運営をしています。先般、NHKのテレビでも放送されましたけれども、大変、体験された方が感動したということもあります。ただ、議員、ご存じのとおり、小谷石というのは、なかなか岩部まで行くのに条件がきついところでありまして、ちょっと風が出ると、要するに船が出られないということがありますので、そんなことも含めながら、私は何とか成功してもらいたいということで、町として全面的に支援をさせてもらいますよということで、今、話をさせていただいているところであります。そんなことがあるものですから、実は過疎集落等自立再生対策事業ということで、これは総務省の事業でありますけれども、10分の10の事業であります。その中で、今、手を挙げさせてもらっているのが、小谷石満喫ツアーということで、民宿3軒あります。そことの連動で来ていただいた人の2分の1の旅費、宿泊費が国補助で見ていただけるというものを手を挙げさせてもらいました。3軒ありますので、1箇所10名で、30名で今、手を挙げさせてもらっています。それから、小谷石町内会がいろいろと今、私が振興を図りたいということで、役員の皆様方、積極的に動いていただいています。それで、是非、岩手県の久慈市、これはそういう小さな部落が一生懸命、観光振興に取り組んでいるということがありますので、是非、そこに研修視察に行きたいということで、この経費についても、今、国に対して要請をしているところであります。もう1つは、小谷石の総合PRサイトの立ち上げということで、できれば、滝ノ間、公園ありますよね、あの周辺にカメラを設置したいんです。そういうカメラを設置することによって、ネットで全国の人が矢越の風景を自宅で見られるようなサイトもカメラ設置も是非、そこに盛り込みたいなということで、総額で554万9千円、これは国の方に申請を上げています。10分の10補助であります。そんなことを含めながら、何とかいろいろと小谷石観光を進めさせていただければと思っておりますので、是非、議員にもアドバイスをいただきながらと思っていますので、よろしくお願いを致します。以上です。

議員の質問 3番 山田顯

町長の考え方は非常に素晴らしいと、大賛成であります。特にですね、イカリカイの発電所の問題はですね、今、町長が話したように、イカリカイの潮の流れがだいたい通常であれば、4ノットか、5ノット、6ノットくらいですか、それから旺盛になると、10ノットか12ノットくらい速くなる。したがって、イカリカイの沖にそういう発電所を作る。それと、更に、また町長の構想と私ちょっと違いますけれども、ちょうど陸の方から駐車場があります。あの駐車場から、イカリカイまでですね、大きな、以前から私言っていますけれども、太鼓橋をどんどんと付けて、そして、発電所がイカリカイ沖にあると。そして、太鼓橋を通って、その周辺を観光できる。更には、あのベコ道の高台ですね、ちょうど駐車場の高台、あそこには、今の展望台を作ってですね、陸の方から展望台に登っていけるような、車で上り下りできるような展望台を作る。そのことによって、今、津軽湾を見たときに、右には竜飛岬や白神灯台、更には、大間岬や尻屋岬です。そして、恵山・戸井・函館山が一望に見えるわけです。欲を言えば、将来的に観光がどんどんどんどん人が入ってきて、新幹線の開業もあり、そして、将来的には、矢越まで道路を付ける。そして、矢越の岬に展望台を作ると。そうすることによって、私は今でもそう思っているんですけれども、仙台にしばらく4・5年いたことがありますから、松島湾に匹敵する矢越の頂上から展望をしたときにですね、素晴らしい景色があるんです。しかし、ほとんどの人が知らないわけです。そういうことでですね、今、町長が小谷石の観光開発を考えている、更にできれば、それも付帯してくっつけていってもらえればと、こんな思いをしております。もう一度、お願いします。

町の答え 町長 大野幸孝(町長は2018年12月まで)

3番議員からご指摘をいただきました展望台の整備、実はこれは先ほど10分の10で500万円という、これは1千万円限度でありますけれども、550万円で要望させていただいたんです。それで、そのほかにですね、全国で公募があったものでありますけれども、これも10分の10で、上限5千万円の補助事業が国から示されました。それで、その中にですね、展望台の設置場所は違うんですけれども、何とか滝ノ間、ちょうど矢越の民宿やっている頂上にですね、ちょうど目の前にイカリカイが見えるように、そこに一応、計画はもう持っています。そんなことも含めて、それともう1つはですね、何とか冷泉を活用したいなと思っているんです。ですから、私の考え方としては、もし、潮流発電がそこに設置ができると、そこから熱源を取って、大きな施設でなくて、屋根をかけて、露天風呂でいいんだと思うんですよ。ただ、残念ながら、小谷石災害があったときに、その冷泉が、泉源が今、つぶれている状況なんです。治山工事をやったことによって。それで、内の担当、何回も泉源を探しに行ってきたんですけれども、出てきているのが本当にごく微量なんです。量も。それで、今、北海道の地下資源の方にその成分分析をしていただいています。そんなことで、本当に温泉として公表できるのか、それが要するに使えなくなってしまっているのか、それであれば、私は何とか今、これは制度を使った中で、温泉ボーリングもしてみたいなと。実はこの5千万円の中に温泉ボーリング300万円予算も入れたんですけれども、なかなかそれはハードとして無理じゃないかということなものですから、その部分を削って今、500万円で要望しているということでありますので、その辺も含めた中で、これは今、5千万円の補助申請をするにあたって、いろいろと今、小谷石地域で想定される部分、この前、村田さんがイカリカイ、朝、要するに朝日が昇るときにカメラで収めたやつが北海道新聞に載りましたけれども、あれはですね、なかなかやっぱりほかの地域では見れない景色なんだろうと思っていますので、その辺も含めた中で、何とか若い人方も今住み着いてもらっていますので、そんなことも含めた中で、今、全力で振興を図っていきたいと思っていますので、ご理解をいただければと思います。以上です。

議員の質問 3番 山田顯

今、海洋発電と小谷石の観光、私の思っているような方向で町長も考えているようなので、大いに期待して、質問を終わります。ありがとうございました。

出典:知内町議会 平成25年第2回定例会 2013年6月24日 議事録 PDF(18ページ) 間違いを知らせる