みんなの議会

木古内町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月15日

戦略的支援策で「ベットタウン木古内」の新しい可能性について

聞いた人
鈴木慎也 議員
答えた人
町長 大森伊佐緒、産業経済課長 木村春樹、まちづくり新幹線課長 福田伸一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 8番 鈴木慎也

8番 鈴木慎也です。通告とおり、一般質問をさせていただきます。1.戦略的支援策で「ベッドタウン木古内」の新しい可能性について、質問をさせていただきます。本年は、「新幹線元年」として記念すべき年となりました。数年にわたり行政と民間が一体となり、一生懸命に取り組まれた結果、道の駅みそぎの郷きこないにおいては、予想を超え、50万人以上の来館者を達成するなど、素晴らしい成果をあげ大変嬉しく思います。しかしながら、人口減少は相変わらず進んでおり、特に若者の我が町に対する将来不安はぬぐいきれません。本年度から企業誘致やちょっと暮らしの準備が進んでおりますが、雇用面からの人口増だけでは経済状況が未だ厳しい中、大変難しいものであります。ここで、並行して新たな戦略的支援策を展開し、住む木古内町として選択する際のきっかけを創出すべきであると考えます。地域性や交通の利便性、優位性を活かし、住む木古内としての環境整備を進め、「ベッドタウン木古内」としての新しい役割こそが「明るく希望溢れるまち木古内」に、これからは必要な施策であると考えております。現時点での人口減少対策委員会等の進捗状況、評価、成果をお知らせください。また、下記3点の提言について町長の見解を伺います。①求人求職者マッチング支援策。地元事業者やハローワーク等関係機関との連携をさらに強化し、地元ならではのタイムリーな新しい情報の提供。子育て世代の女性求職者や定年退職後の高齢者に対する就業相談の実施を展開し、さらなる求人、求職率のマッチングを促進。②大学生の転入促進。函館市など近隣の大学等に入学、在学する学生に対し、家賃補助や通学バスを導入した転入促進策です。また、仕掛けとして「学習支援教室」の講師としての活用や人手不足に悩む地域のボランティア活動への参加を促進するものであります。③町外通勤者への通勤費支援。新幹線、道南いさりび鉄道、高規格道路、平成31年開通予定を含み、積極的に活用した通勤者への支援策をするものであります。以上です。

町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)

8番、鈴木慎也議員のお尋ねにお答えをいたします。戦略的支援策のお尋ねでございますが、はじめに求人情報につきましては、ハローワークとの連携により、毎週1回、最新のものを庁舎1階に掲示しており、町内事業者から寄せられた求人募集につきましても、合わせて掲示をしているところでございます。引き続き、掲示を有効活用していただけるよう、周知PRに努めてまいります。また、就業相談や求職のマッチングにつきましては、とりわけ季節限定の求人などに対応するため必要と考えておりますが、職業斡旋は無料職業紹介事業ということになりますので、専門の講習を受けた職業紹介責任者の配置が必須となっておりますので、今後、職員の受講も含めまして検討してまいりたいと考えております。次に、大学生の転入促進、並びに、通勤費支援につきましては、平成31年度に予定される、高規格幹線道路函館・江差自動車道木古内インターチェンジ開通は、函館方面へのアクセスが格段に向上し、交通の要衝である当町においては居住環境、あるいは利便性が一層高まるものと考えております。町といたしましては、庁舎内における検討会議を予定しておりますので、この会議の中で、町内居住を促進するための施策検討や、お尋ねの大学生の転入促進策、町外通勤者への通勤費支援など、調査・研究を進め、インターチェンジ開業までに、施策を取りまとめたいと考えております。また、人口減少対策検討会議の状況につきましては、一次産業後継者支援事業、さらに学校給食費の無料化など、着実に施策が具現化されており、一定の成果を得ていると認識しております。以上でございます。

議員の再質問 8番 鈴木慎也

回数は撤廃されましたので、一つずつ再質問をさせていただきます。まず、①の求人求職のマッチングの支援策についてです。こちら町長がおっしゃるとおり、必要な資格が必要であれば積極的にやっていただきたいというふうに思っております。町民からは、現時点でも担当課から親切丁寧な対応をしていただいているという割と感謝の声が多いのが事実です。ですが、まだまだ周知不足、改善の余地がおっしゃるとおりあると思いますので、地元事業者や働き手にとってさらにお互いが良くなるような改善を惜しまなくしていただきたいなと思うのですけれども、町内のいわゆる求人就職率と言いますかそれをもし把握している数字がわかればお教えいただきたいと思います。

町の答え 産業経済課長 木村春樹(産業経済課長は2018年3月まで)

産業経済課の木村です。残念ながら、ハローワークにおいても各自治体ごとの求人求職率というのは出しておりませんので、木古内町としても把握しておりません。以上です。

議員の再質問 8番 鈴木慎也

わかりました。木古内のみならず、基本的には把握していないということですね。それと、今後改善する中で、木古内町独自でも構いませんので、どれぐらいの希望があって、どれぐらいの募集があるのかと。そのようなデータもとっていただければと思います。こちらの質問は、以上です。次の大学生の転入促進と町外通勤者への通勤費の支援という部分では、こちらは開業3年後までに検討をして実施するという答弁でよろしかったですよね。確か新幹線開通の時もあと何年という部分で、あっという間に開通しまして、あっという間にまもなく1年が経とうとしておりますので、もう3年しかないのだと。そういう認識で、ぜひとも積極的にいまのうちから準備をしていただきたいと思っています。その中で、現時点でもしわかればいいのですけれども、町内から町外に働いている人。若しくは、町外から町内に働きに来ている人。もしそれがわかれば教えてください。

町の答え まちづくり新幹線課長 福田伸一(まちづくり新幹線課長は2018年3月まで)

これは、国勢調査数値に基づく数でございますけれども、現在公表されているものは、平成22年度の国勢調査数値でございます。木古内町から函館市へは151人、北斗市へは112人、知内町へ165人、その他が94人の合計で522名というふうになってございます。また、町外から木古内町へ通勤しているという数については、公表された数値というものはございません。以上でございます。

議員の再質問 8番 鈴木慎也

町内から町外へ通勤されているかたが522名ということですね。わかりました。いま課長の答弁でございました逆に町内に来ているかたの人数のほうがおそらく私のこの③番の提言、そして新しい木古内のベッドタウン可能性と考えた時に、大切な数字になると思いますので、先ほどの再質問と同じように、町独自でも構いません。各事業者さんに協力を得ながら、数字を3年間ありますが、早め早めに数字を出していただいて、分析調査をしていただいて、やるべき施策に有効な数字として活かしていただければと思います。続いて、②番の大学生の転入促進の部分なのですけれども、こちらいま木古内にはもちろん高校はございません。もちろん大学もいままで一度もありません。私が今回大学生というキーワードを入れさせていただいたのは、いまの木古内、高齢化率45%・46%に上がってきている中で、やはり好奇心溢れる若いパワーの大学生がこの町に必要なのではないかなと思っている部分があります。この議場の中でも私は37歳と一番の若輩者ではございますが、私もやはり若い大学生の力、活動力には大変勉強をさせてもらった思いがあります。というのは、ことしの3月26日の新幹線開通日に「キーコ紀行」というアプリが開始されたのをご存じでしょうか。未来大学の学生が「キーコ紀行」という観光アプリを開発されたのですけれども、それについて町長、どのように思っておりますか。

町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)

新聞紙面で紹介されていたのは存じ上げておりますが、実際に使用はしておりません。

議員の再質問 8番 鈴木慎也

ありがとうございます。大学生が開発されたものですので、もちろん無料で使えて、ただシンプルでもちろん改善の余地があるものの、非常に一生懸命作られたなという印象が私は受けました。その中で、大学生が一生懸命やられたと。そういった部分で、私なりにいろいろと調べたところ、総務省の人材力活性化・連携交流室というその中で、大学生による地域への良い影響をこのように書き記しております。大学生が地域に入り、視野を拡大すると。大学生本人が地域に入って、そこで奮闘する。現場の皆様、本物と触れ合うことで、視野が広がって地域への誇り、問題意識が生まれてきます。これは、学ぶ場所である大学はもちろんなのですけれども、現場として選んでいただいた木古内町、私は非常に逆に得るものがあるのじゃないかと思っております。その中で、やはり若く行動力もありますので、地域の活性化に役割は非常に大きいというふうに考えておりますし、行政事業者ではなかなか飛び越えにくい壁も学生ならではの観点とフットワークの良さで、どんどん学生ならではの積極的にどんどんやりはじめていると。すごい良いスパイラルなのですけれども、ですのでぜひとも。ただ、ベッドタウンとしての大学生に住んでほしいというわけではなくて、人口の増加以上に木古内町にもたらす明るい元気なパワーであったり、郷土を古い木古内を勉強してもらいながら、木古内のためにもなりますし、学生のためにもなりますしということで、ぜひとも力を入れていただきたいのですけれども、以上の私のいま再質問をさせてもらった中で、もう一度それも踏まえて大学への転入促進の答弁をもう一度いただければと思います。

町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)

先ほど申し上げましたように、いま会議を開催をしまして、一定の期間の中で方向性を示すわけですが、とりわけ大学生が当町に住んでいただけるということになりますと、大学との距離というものがあります。あるいは、大学生ですとアルバイトなども行っているかたもおられるということなどから、その大学は函館市内なのか青森市内なのかこういったことを考えますと、本当にそれが当町で受入体制をしっかり調えて、それをPRして、実際に大学生が木古内に住むというところまでもっていくには、どうすべきなのかということが早急には思い付かなかったこともあります。会議の中でしっかりと進めていかなければならないと思います。鈴木議員がお尋ねの中にあります大学生の若い力というのは、本当に大事だと思いますし、認識は一緒でございますので、ぜひ実現にできるように会議の中でも進められればいいなというふうに思っております。

議員の再質問 8番 鈴木慎也

それでは、最後の質問をさせていただきます。現在、人口減少対策検討会議で今回の答弁では、私の一般質問の文章もあまりよろしくなかったかもしれませんが、できれば総合戦略のほうも進捗状況のほうを報告していただきたかったのですけれども、一般質問の文章が至らなかったという部分で、私のほうで理解いたします。今後、人口減少の問題の中で、いま給食費無料でありましたり、町長の答弁の中で言われたことは実際にいまやられているというのは、私も理解しております。ただ、私も含めて一部の町民の中では、本当に我が町が10年後・20年後人口が減った時に考えると、まだまだやる気が伝わらないと。実際やられているのですけれども、それがまだ伝わり切れていないという部分がありますので、ぜひとももちろん総合戦略だったり検討委員会というのは、上がってきた意見をというのはもちろんわかりますけれども、町長自らがリーダーシップを持って「こういう方向で木古内はいくんだ」とそれぐらいの強い意志とリーダーシップをぜひとも私は町長に求めたいと思っているのですけれども。それが最後の質問といたします。

町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)

こうした事業が一つずつ行っていくということを広報不足なのかもしれませんが、これは実際に広報をしたから皆さんが多く理解するかというと決してそうではない。どちらかというと私は、いま自然に人口が減っていくという全国の同じ悩みがありますので、ここは交流人口を増やして、そしてその中から定住人口につなげていくということで。その一つには、北海道新幹線を景気とした道の駅の建設があったわけでございますが、こうしたことを実感として取り上げていただければ大変有りがたいと思います。こんなことをやっているよということのPRは、これはもう大事ですので、これからも広報をしてまいりますが、まずは実践でどんな形に木古内は変化していくか。それによって人口の減少を少しでも緩やかにしていくという方法も大事かと思います。

出典:木古内町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月15日 議事録 PDF(26ページ) 間違いを知らせる