知内町議会 令和元年第2回定例会 2019年6月20日
今後の食育の進め方について
- 聞いた人
- 笠松悦子 議員
- 答えた人
- 町長 西山和夫、教育長 本間茂裕、生活福祉課長 鳴海英人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 3番 笠松悦子
私、去年にも一度この食育に関しての質問をさせていただきましたけれども、その時に明確な答えが無かったので、もう一度ご質問させていただきます。私、どこに行ってもここの知内町は海にも恵まれ、また山にも恵まれている本当に素晴らしい一次産業にまた力を入れていただいている知内町だということを自負し、色んな方々にお話して参っております。そこで、この一次産業の本当にこんな盛んな知内町ならではの食育の進め方があると思っておりますが、今後の食育の進め方について今、現時点でどのような方向性を持っていられるか、町長、また教育長さんにお伺いしたいと思います。よろしくお願い致します。
町の答え 町長 西山和夫
3番議員の笠松議員にお答えさせていただきます。このたび、産業振興課、教育委員会、生活福祉課の連携の下で「知内町食育推進計画」を策定したところでありますが、策定に関しては、地産地消の取り組みや一次産業との連携による体験学習や地元食材を活用した学校給食を通じた食育の推進、生活リズムを整え、基本的な生活習慣を身につけさせるための家庭における食育、または町民の健康づくり等につながる食育の推進など、家庭、学校、地域が一体となって取り組みを推進する事が重要と位置付けられております。現在もさまざまな取り組みを行っており、小・中学校においては産業団体のご協力をいただきながら、地場産品を使った調理実習や体験学習なども実施しております。高等学校においても、農業・漁業・商工会女性部、また保護者、畑作生産組合等のご協力の下、地場産品を活用したふるさと調理実習を実施しております、また、湯ノ里保育所や幼稚園でも、保護者の方々と園児との合同調理教室等を開催するなど、幅広く事業を展開しております。特に、学校給食においては地産地消を意識した献立づくりを行っており、米、じゃがいも、シイタケなどは全量地場産品を活用しているところであります。今後とも生産と食のつながりを意識し、地域の豊かな食材の重要さを再認識するとともに、健康で安全・安心なまちづくりにつながるよう、農業・漁業関係団体をはじめ町民の皆様全体と連携しながら、地産地消を基本とした食育を推進する考えであります。そのためにも、生産者の声、保護者や児童生徒の声、地域の声を集約できるよう関係部署が連携をして、情報の共有や計画の推進状況の評価などを行う体制を構築することが必要であり、検討委員会等を組織して食育の推進を図ってまいりたいと考えております。どうぞよろしくお願い致します。
町の答え 教育長 本間茂裕(教育長は2022年3月まで)
お答え申し上げます。先日来、各小学校、中学校で子ども達と学校給食をいただきました。改めて食べることの大切さを感じたところでございます。さて、基本的な考え方を申し上げますが、日々の食べることは生きていること、あるいは健康であることの根源であるというふうに考えております。しかしながら、本町におきましても平成30年度施行されました健康増進計画によれば、年代を問わず朝食の欠食による体調不良、あるいは栄養の偏りによります生活習慣病の発症等、様々な食習慣を巡る課題が指摘されているところでございます。この程策定されました食育推進計画では、食育とは様々な経験を通して健全な食習慣の実践者を育てることというふうに定義をされているところであります。改めまして、議員ご指摘のとおり知内町の豊かな海、山の幸を活かし、人と人とが繋ぐ地産地消の心を大切にして、私ども調理実習、体験学習あるいは日常の学校給食の充実に努めて参りたいとそのように考えております。
議員の質問 3番 笠松悦子
本当に今やってることは、いろんなことをやっておりました。去年の時ですけれども、そ14のいろいろ単発的にやっているけれども、連携がないように見えるということで私、提言させていただきました。その中で私もこれを見させていただきましたけれども、これは町民の皆様方に配付する考えなんでしょうか。
町の答え 生活福祉課長 鳴海英人(生活福祉課長は2022年3月まで)
ご説明致します。町民の皆様にはですね、お手元にお配りのこのダイジェスト版、それとホームページにこれを全て掲載するという考えでおります。
議員の質問 3番 笠松悦子
その中でね、私、これも凄いいいなと思いますけれども、この中にこれに載ってるのはやっぱり人間が生きていく上で生活していく、また健康な身体で健全な生活をするために食がどれだけ大事かっていうことが凄く書かれているように感じました。その中で私もちょっと今、今回体調を崩して特に思ったんですけれどもね、食っていうものがどれだけ本当に身体に大切かということ凄く痛感させられております。その食べることもですけれども、育てる喜び、この産業の凄い恵まれてる町ならではのね、育てる喜びも町民の産業に従事していない方、また子ども達が経験することって凄く大切なことだと思いました。私達今、小学校にずっと総合学習の中で携わらせていただいてますけれども、今年、初めて育てることから始めさせていただきました。その中で、4年生の子ども達と触れ合ってる時にですね、私達4人、5人で行ったんですけれども、その中で凄い子ども達が、農家外の子ども達が凄くものを植える、どうやったら育つの、これどのくらいになるのっていう、こう聞いてくる目が凄く輝いておりました。その中で子ども達に言われた言葉が、皆さんご存じですけれども、私トマトの体験というか、それを町のというか観光協会の方にお手伝いさせていただいてやってますけれども、それに学童の時に来た子どもさんだと思うんですよね。私、顔をちょっと忘れちゃって申し訳なかったなと思うんですけれども、おばさん、僕行ったよって、トマト食べられなかったけど、あのトマト甘かったからあれから食べれるようになったよって。トマトってあんなになってんだねっていうことで、そういうちょっとしたきっかけが、やっぱりその食の大切ということをその子どもの時点ではまだ食の大切という言葉で理解は出来たかどうか分からないんですけども、そういうことの楽しみ、すごい子どもを育てる上で必要だと思うんですけれども、そういう方向性とかも考えていらっしゃるでしょうか。
町の答え 教育長 本間茂裕(教育長は2022年3月まで)
日頃から本当に子ども達がお世話になっておりまして、本当に感謝申し上げます。議員が今ご指摘の点につきましては、お手元の食育基本計画の中にですね、食育に関する基本目標というのが3項目掲げられておりまして、3番目の子ども達を育てる食育に該当するかと思います。ご指摘のとおり、子ども達は様々な体験を通じて気付き、成長を遂げて参ります。例えば、先日知内小学校の校地内に出来た畑を子ども達が一生懸命お世話になって、かぼちゃとじゃがいもを植えさせていただきましたけれども、子ども達が毎日一生懸命水やりをや15っております。きっと、それらの成長がですね、子ども達にいろんな教訓を教えてくれるのだというふうに期待をしているところでございます。子どもを育てる食育、お母さんとの買い物手伝い、あるいは見学をする体験をするそして学校給食を通じて学ぶ。そういった観点で、これからもですね、関係機関と連携をして進めて参りたいと考えております。
町の答え 町長 西山和夫
食育生きる上での基本というお考えを言われました。それで、知育徳育及び体育の基礎という身体づくりのもとになるのが、食ということで基本中の基本なんだろうと思ってます。先ほど言われたように、トマトが嫌いな子どもがそういう環境のもとで食べれるようになったとか、子どもの成長に合わせていろいろこう変わるものも確かにありますけれども、また食育の中で食の大切さを教えれば、また嫌いなものも食べていただけるという環境も確かに出来るんだろうと思っています。総合的に今、食育で考えた時にじゃあどういうやり方がベストなのか。知内でいろいろ田植えから、いろいろ食育に関する体験というのは数多くやられているような気が致します。ただ、最終的に給食費無償にしたというのはやはり身体のエネルギーというか、いろいろ栄養によって身体を作るもの、身体の調子を整えるもの、また、働く力、体力になるものとそれぞれ変わります。そういう中は教育の中でしっかり教えていただき、また環境の中では弁当という考え方もあるそうです。ちょっとネットの中で出てきたことなんですけども、例えば小学校の中で4年、5年の高学年になった時には月1回でもいいから、弁当の日というものを作りながら、そして自分で家庭でお母さんの手伝いをしていただいてもいいんだろうと思いますけれども、前座でいろいろあるようでありますけれども、最終的には子どもが自分で弁当を作って学校で食べる。その食べる作業も、1年生から6年生まで全校一緒に食べて、最終的にその子ども達が、例えば6年生で作った弁当に興味を持ち始めるという、そういう中で米を作るから、またスーパーで米を買って食べるという一連の流れを勉強するということもあるそうなんで、全体で農家さんの気持ちもわかる。また、最終的にはスーパーさん、量販店いろいろ通して食の有り難みを知るという意味では一つのきっかけ全体を考える一つのきっかけになるのかなという思いもしていますので、その辺はちょっと教育長にちらっとは言ってありますので、これからどういう方向でその食育の在り方を検討するかということは全体を含めて、また更に深めていきたいと考えております。
議員の質問 3番 笠松悦子
本当に私、食育ってね、作って出来たものを食べる、それだけが食育じゃないと思うんです。繋がりを大切にするということも、本当に大事なことだと思うんです。実は同じことなんですけれどもね、やっぱり小学校の総合学習に2年か3年前のことだったんですけれども、5年生の子ども達と触れ合った時なんですけれども、鮭を教材として使う調理だったんですけれどもね、その時にちょっとお話させていただいたのが、私ちょっと知識が足りなくてこれ確かあなた達がね、放した鮭が帰ってきたものかもしれないよ。やっぱり小学校で鮭の放流もやってますので、そうかもしれないねって言って、えーすごい。こんなんなって帰って来るんだとかってそういうことも、やっぱり漁師の子ども達はそれはわかるでしょうけども、16普通の子ども達はその鮭を一本まま見ることも滅多にないと思うんですよ。そういう本当に素朴な感動、それも与えられますし、その時にね、手伝いに行った人達が捌いて見せるんじゃなく、先生にやっていただいたんですよ、小学校の先生に。そしたらそこでまた子ども達と先生の、普段男の先生だったんですけども、普段男の先生がそんなことやると子ども達は思ってなかったらしく、「先生すごい」って。そしたらその調理の時間というか、総合学習の時間が、もうその話題ですごいやっぱりそこで先生と生徒のプラスの繋がりも出来ましたし、だからそういうことで私、繋がりって食育の中でもうちょっと謳っていって欲しかったなって思ってます。本当に昔の話なんですけれども、もう10年以上、10年は経ってると思うんですけどもね、私達のちょっと記念事業の中で小学生の6年生とやっぱりこういうことをやらせていただいた時に、まだ総合学習の始まってなかった時期なんですけれどもね、芋団子をやっていただいた時にちょっと年配のお母さんに全部責任を持ってやっていただいたんです。そしたら私も凄く感動したんです。その時にあんた達って、子ども達にね、あんた達ってこれは内緒の話だよって、このばあちゃんねって、戦争も体験してんだよって、戦争の時ってね、食べるものって本当に大事だったんだよって。このみんなこういう田舎だけど単純にこんなに芋が採れていた時代でもないし、芋を育てる環境でもなかったんだよって。だからこの芋団子ったって、本当に大切な食べ物だったんだよって。そういうことを話しながらやってたらその子ども達がね、成人式の時にやっぱりその話を小学校6年生の時に聞いてた話しを、まだ覚えていてくれたんですよ。だから私はやっぱり食育ってものは、ただ育てて作ってみんなで食べるじゃなく、そういう繋がりがね、大切にした何かを考えて、やっぱり知内ならではのね、何か一緒に住民も、一緒に何か多分だから町内の方々にすごいそういう知恵とかね、何かを持ってらっしゃる方々もたくさん居ると思うんですよ。やっぱり年齢を重ねた方々って、凄い知恵の宝庫だと思うんです。そういう人達もそういうところに出ていただくということは生き甲斐対策にもなると思うんです。全てだからひっくるめたことをこの先目指して欲しいなって、目指していただければなって思いますので、それを切にお願いしたいと思います。それに関して何か思いがありましたら、町長さんの方からお話いただければと思います。
町の答え 町長 西山和夫
全体考えれば繋がるということは大変重要なことだと思いますし、食育を通して人間関係の繋がりも出来るだろうし、またいろんな環境がそこから発想が膨らむという確かに思いもある。そういうことは本当に大切なのかなと思ってます。そして先ほど言われるように、芋からでんぷん、最終的には団子になるんでしょうけども、そういう工程だとかいろんな高齢者が持っている過去の経験を伝えるということも大事ですし、また学校の中でそういう食育を位置付けながら勉強することも大切だろうし、将来的にそれが自分の身になるんだ、体力になるんだ、身体を作るんだということまで最終的に理解していただければ、本当にありがたいのかなと思ってます。そういう繋がりを通して、新たな展開をどう出来るかということは、3番議員のお力も借りながら今後進めていきたいなと思いますし、我々もまたそういう食に関して敏感になりながら、先に展開するような、政策的に繋がるようなことを進めていきたいと考えております。ただ、議員からこういう食育の話が質問が出るということで小学17校に給食の見学をさせていただきました。ただ非常に残念なのが、やっぱり地場材使ってるんですよね。いろんな食材使って提供するんですけども、やはり余すというのはちょっと見てて残念なのかという、そういう意味では自分のこれから遊びまたは勉強のエネルギーになるということも含めながら、余さないように食べる。まして栄養バランスを考えて作っている方もいる訳ですから、そういう繋がりの中でそういう思いも伝わって食べるようになる。自分のために食べるようになるという行動を起こしていただければ、ありがたいなと思っております。そういう意味ではまだまだ給食の中で、そういうお話を先生とお話をしながらわいわいと食べるという、そういう環境も必要だなという思いをして帰って来ましたんで、これからまたいろんな意味で皆さんの力を借りながら前に進めるように、子ども達の体力のために、いろいろ食育が基礎となるということを考えながら、我々としても進めて参りたいと思いますので、その辺はご理解をいただきたいと思います。
議員の質問 3番 笠松悦子
御丁寧なお話ありがとうございました。是非とも、この食育、食べるということは生きる、またその食べ方にしても気持ちにしても道徳だと私は思っております。そういう中で今後、私達もまたいろんなことで子ども達と関わらせていただきながら、やっぱり今回、かぼちゃとを子ども達が大事に大事に育ててます。それを本当に作ってみんなで食べるという、そこまで今年はやりたいと思ってますので、皆さんのご協力をまたよろしくお願いしたいと思います。本当にありがとうございました。