森町議会 平成27年第2回 12月 会議 2015年12月8日
地域コミュニティバスの導入について
- 聞いた人
- 三浦浩三 議員
- 答えた人
- 町長 梶谷惠造
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 1番 三浦浩三
それでは、2つ目、地域コミュニティバスの導入についてお尋ねいたします。現在町内を集落単位としてみますと、生活用品の購入ができる商店がない地域、あるいは医療機関への通院や公共機関への交通手段などで大変難儀をしている方々がたくさんおりますが、これまで福祉施策としてタクシー券の配付などをしてきたところでございます。当町も高齢化が進む中で、ますますこのような日常生活に困窮する家庭が増えるものと予想されます。現在日本全国限界集落という言葉はたくさん蔓延しておりますから、こういう状況下にありますと消滅集落というものも当然予想される状況にあると思います。また、常にまちづくりを進める上で生命、財産の保全対策、インフラ整備の拡充、幼児や教育対策としての保育所、幼稚園、各学校等の配置、医療や福祉施設、各種公共機関などの適所配置などを常に熟考実現する必要があります。実年世代や低所得者などの生活全般の配慮だけでなく、実働世帯の後押しと常に活発に活動するための基本として、町民誰もが安価に利用できる公共交通手段を確保し、町内どこでも安定した日常生活を送るための交通手段の整備が急務と考えます。シビルミニマムとしての必須要件とも思われます。そこで、循環型コミュニティバスの導入を図り、これらの諸問題を解決し、あわせてこのバス利用で学生等の送迎や福祉事業での利用等も兼ね、現有のスクールバスや福祉車両の減車、さらには生活路線バスの維持費補助の減額も考えられますので、町長に所見を伺います。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
質問にお答えします。現在町内における路線バスは、函館長万部線、森砂原線、濁川線の3路線によって運行されており、通院、通学、買い物などの移動手段として利用されております。町が交付している地方バス生活路線維持費補助金は、平成26年度決算で690万9,000円となっております。議員ご提案のように町民の皆様が安価に利用できる公共交通手段を確保し、安定した日常生活を送るための交通手段を整備することは大変重要であると考えております。しかし、当町は町の中央に市街地や主要施設が集中し、砂原方面、赤井川方面、石倉方面、濁川方面へ放射状に各集落があることから、運行経路が多岐にわたるため、地域コミュニティバスの導入に当たっては運行形態や費用対効果について十分な検討が必要であると考えます。町では、昨年度福祉タクシー助成券をバスでも利用できることができるよう外出支援サービスの拡充を行っております。また、今年度は地域の方の要望を受け、森砂原線の区画について路線の延長を行い、停留所を新設しております。今後も国や北海道に対し生活バス路線運行補助金の継続について要望を行いながら、現状の路線バス経路を必要に応じて見直すことにより、住民の方の利便性を高め、必要な交通網を確保してまいりたいと考えております。以上です。
議員の質問 1番 三浦浩三
この循環型のコミュニティバス、今回小学生を対象にした子ども議会で我が地域に店がないから何とかならないだろうかと、そういう質問がありましたよね。その中でこの循環型のバスというものも当然のように考えられる方策の一つですよという答弁、町長、なさいましたか。それと、現実この道南でコミュニティバス、また北海道内でもたくさんの自治体が導入してきております。道南でいいますと松前町、スクールバス、福祉バス、全部廃止して、函館バスに委託してこのコミュニティバスというものを導入して、当初計画した金額よりも利用頻度が高くて補正予算組んだ。来年度は増額予算組まなければならないと、そういう現状があって、これが何を意味するかというと、地域の活性化につながったと。ある意味増額予算組まなければならないということは、それだけ地域が活性化される要素がそこにあるよと。そうすると、今現在我が町にスクールバス、福祉バス、合わせますとマイクロバスから大型バスまで20台前後になるはずです。これを一部活用できるものがあるかもわからない。また、きめ細かな、端的に言うと3方向。循環型にして医療難民、介護の難民、いろんなものに使われるかもわからない。そして、町内に運送業者、旅客運送と貨物運送とやっている業者が何件もあります。新たに企業立地という観点からもそういうところと例えば一例ですけれども、協同組合の設立、そして地域業者であれば官公需適格組合の認定という方法もあるはずです。そういうものまでも将来的には結びついて経済の活性化にもなるし、当然やり方によってはドア・ツー・ドアと。玄関先から玄関先までというきめ細かな対応というものは路線バスには不可能です。いろんな意味においてこういうものははなからやらないよというような考えでなく、当然本格導入するまでには1年なり2年なりの試験運行というものがついてまわります。それに向けた予算措置というものも必要かと思われます。その辺まずは、その姿勢、検討、そして研究。やり方によっては、お金をもらう方法に青ナンバーでなければだめだよというものでもないです。自治体が経営すれば、白ナンバーをつけたままでも料金を収受できる方法もあります。十二分な検討をしていただきたいと思いますが、再度ご答弁お願いします。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
再質問にお答えいたします。地域によって本当にコミュニティバスを町の中をぐるぐる走らせながら、通学は通学の中で、そしてまた買い物にかかわる時間には買い物に非常に有効に活用されているお話は私も存じ上げております。先般松前方面でもそれを取り組んだというのは私も聞いておりました。しかし、先ほど申し上げましたように、まず我が町、放射状に道路というか、地域が広がっておる。そういう中で、その中に路線バスとして今運行しておる業者もおるということで、当然例えばコミュニティバス、プラスアルファとして、またスクールバスについてもこれは子供たちを確実に運ぶために用意しなければならないバスである。そういったものが本当に合理的に、総合的に一つの形態で運用できるのであれば、それは今後検討していく可能性としてはあるのかなと、そのように思いますけれども、現段階で函バス路線を無視しながら、今実際に町で運行した場合には赤字になるところを函バスを利用したほうが費用が安くて済むということで濁川方面も取り組んでいただいております。そういったものも全て例えばコミュニティバスとして町で取り組んだ場合に、恐らくこれは試算はしておりませんけれども、必ずしも安くなるとは限りません。そういったことから、現状の函バスにも支援をしていただいている、そういう考えから、今当分の間は現状の形をとりながら、それは三浦議員おっしゃるコミュニティバスというのは今後の課題として私ども持ち帰らせていただきたいなと、そのように思っております。以上でございます。
議員の質問 1番 三浦浩三
今の路線バスは確かに生活路線バス、これに間違いはございません。だけれども、今後の方向性としての十二分に検討、それと実際にこのコミュニティバスというものは何ぞやというものの政府機関からの説明会などもあったはずです。当町の担当の方々、やはり研修、講習にも出席しているのでないかと思われます。どっちが損になるか、得になるかと、そういう次元でなく、いろんな今までの質問者の中にもいかに人口減を減らすか、ましてや子ども議会で切実な本音だと思われます。店がなくなるよと。では、町でそういうふうに店つくってくださいとまで提案していました。それはできる相談とできない相談があると思う。我々は、いかにできる方法を模索して、そして住民に安心して暮らせる町というものを提供していくかと。一番大事なことは、腹据えてやるかやらないかだけです。今後取り組むか取り組まないか、その返答だけお願いします。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
再々質問にお答えさせていただきます。先ほどから子ども議会に対する答弁ということで三浦議員お話の中に出てまいりますけれども、やっぱり夢を持った答えを返したつもりでございます。その辺はご理解をいただけるのかなと、そのように思います。ただ、将来的にも全く今のままで良いとは私も思っておりませんし、そしてまた函バスにとりましてもこれはもっともっと新幹線時代を迎えた中では、新しいメニューや、それからみずからのバス路線のあり方だとかを検討してくるものと私は若干期待をしている部分もございます。そしてまた、今現在高齢者についてはデイサービスの観点から、あちらのほうで買い物に使ってもらったり、それから途中にそういうところに、用事のあるところに寄ってもらったりしていると。そういう町内にはいろんな車の動きがございますので、やはり今やるかやらないかということではなくて、今現在はまだまだ住民に対して定住化を促進するための取り組みが一方でありますので、そちらのほうに力を入れさせていただきますとともに、三浦議員のご質問に対しては今後の宿題ということで捉えさせていただければと思います。ご理解をお願い申し上げながら答弁とさせていただきます。以上です。