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森町議会 平成27年第2回 12月 会議 2015年12月8日

砂原地区の簡易水道整備事業について

聞いた人
山田誠 議員
答えた人
町長 梶谷惠造

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 5番 山田誠

2問目でございます。砂原地区の簡易水道整備事業についてでございます。旧砂原町時代に平成14年度から簡易水道事業にかかわる町民の意向調査や水道開発に着手しまして、深井戸3本を掘削し、予定水量を確保し、水道開設に向け準備し、新町森町に引き継ぎした経緯はご存じのことと思います。その後再度のアンケート調査をしまして、その結果、賛成戸数が51.8%、649戸、加入率49%、615戸、また財政支援が十数年間1億5,000万前後程度あり、公共事業への使途が制限されるということもありまして、事業化を判断する必要が出てきて断念せざるを得ないという状況になり、残念な結果となったわけでございます。しかし、今日砂原地区の経済団体から、これは森商工会議所さんのほうからも出ていましたけれども、水道水の必要性が浮上してまいりました。地下水のみでの製品では製造過程に不衛生と指摘される状況になりつつあり、以前のO 157流行の際には道東の生産工場が倒産を余儀なくされた経緯もあるわけでございます。砂原地区は、町長もご存じのように道南でも有数の加工業者が存在する地区でもあるわけでございます。このようなことから、水道未普及地域解消のために、低廉な水道水の供給を図って公衆衛生の向上と生活環境の改善、そして産業振興及び町民の健康保持のため、砂原地区簡易水道整備事業をいろいろな種々の障害があったとしても実施すべきと思いますが、町長の所見をお伺いいたします。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

山田議員の質問にお答えします。砂原地区の簡易水道につきましては、合併前からの懸案事項であり、蛯谷、本茅部、石倉など未普及地域と同様町の重要な施策の一つであります。合併してからも数回にわたり検討されてきた中で、課題は財源の確保と受益者の件数が少ないこととされてまいりました。水道未普及地域につきましては、国や道などからの有利な財源の確保と町財政とのバランス、さらに普及予定地域の受益者の多くの方に接続していただく等の確約などにより、整備可能になると考えます。また、30億円とされている事業費についても東日本大震災を機に内容も変更、充実が求められ、さらなる費用増も予定されているところです。本年度は、水道未普及地域の解消や耐震性を考慮した既存設備の更新を含め、目標を実現化するための基本理念となる森町水道事業ビジョンを現在策定中です。今後におきましては、これに基づき水道整備のあり方の検討をしていくことになりますが、まずは建設から約40年経過している既存の3浄水場施設の電気設備の更新が急務であり、本年度より数年にわたり進めていくことになります。さらに、その後の計画として水道配水管の更新も含め、施設更新を優先に取り組む必要があることから、砂原地区を含めた未普及地域につきましては、更新後の町全体の事業として国の有利な補助制度を模索並びに要請しながら、財源の確保を含め検討を進めてまいりたいと考えております。以上です。

議員の再質問 5番 山田誠

これ人間生きていくためには、水がなければこれは生きていけないわけですけれども、今町長は森町の水道計画ビジョンをつくって、これで中身を検討していくと。砂原地区のほうの大体30億程度かかるだろうと。しかし、旧森町の水道も既に40年経過して、これから改修的なものが始まっていくだろうと。そうすると、結構な財源も必要になると。町長は、いろんな国の有利な財源を入れて、その中で検討していきたいというお話ですけれども、この水道事業の国の補助ルール等々については認可申請の貸付期間が平成28年度までということになっているのです。それで、普通認可には1年、それから補助申請等々には2年程度、合わせまして3年程度かかるということでございます。これから国庫補助を受けるということは、なかなか簡水では難しいだろうということになれば、簡易水道債、または上下水道債等々を、過疎債もありますけれども、これは国とも協議しなければなりませんけれども、どこに決定されるか、まだ不透明だということであると。町長もおっしゃったように、財政の運営上、相当かかるわけですから、年間1億五、六千万程度出さなければならない。今の水道も出さなければならない。もし砂原地区やれば、砂原のほうもやると3億、4億が必要になってくるというような格好になるわけなので、その辺については町民の理解を得なければできないだろうというふうには思います。ただ、今の砂原地区の家庭に設置されております暖房温水器あるのですけれども、これボイラーは地下水を利用しますと半分まではいかないけれども、3分の1以上長もちしない。これ水が悪いということで、水道水使った場合、町長もご存じだと思うのだけれども。だから、相当寿命が短くなっているわけなので、これは地下水の水質がはるかに悪いということが実証されているわけなのでございます。これらをクリアするとなると相当難しい条件になりますけれども、産業振興と公衆衛生環境改善のために水道未普及地域飲料水確保対策事業を今やっていますけれども、これは一部分であります。何件かしかない。だけれども、水道の未普及地域を解消するためには、町長、やっぱりどうしても簡易水道事業は必要不可欠だと。これは、子々孫々、孫、ひ孫まで行くわけですから、今々の話ではないと。これは、ぜひ町長、実施すべきであるというふうに思っております。コンサルの委託調査ができてビジョンが作成されるわけなのだけれども、町長は先ほど砂原地区、石谷、石倉も全部含めての水道事業の見直しをするというようなことを話しておりましたけれども、それを踏まえてやっぱり十分な対応、施策をぜひやっていただきたいなと、こういうふうに思っております。やはり水というのは安全、安心でないと飲めないということがございますので、この辺も含めてもう少し突っ込んだ答弁というか、考え方をもう一度お聞かせ願いたいなというふうに思います。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

再質問にお答えいたします。先ほどは、町全体のこととしてこの水道ビジョンについてお答えさせていただきました。もちろん水について、当然今現段階ではそういう古い部分を更新していく、そういう計画をまず大事にしていかなければならないのですけれども、山田議員のご質問にあるようにやっぱり地域によってはそういう水は本当に重要だと、必要だということは私も非常に重く認識をしております。そういった中で非常に残念だったのが砂原地域の旧町時代からの水道事業を断念してしまったと。何で断念してしまったのだろう、これが非常に私残念でなりません。先送りしていただければ、まだまだそこから立ち上げるのが早くできたのかなと、そのように思うところです。確かに飲料水確保事業という、そういう町の補助も一方で出しながら断念をしたということでは理解を申し上げますけれども、抜本的な解決には何らなっていない。それは、私もそうですし、山田議員の考えもそうだと、そのように思っております。ですが、いつかこういう有利な条件と申しますか、まだまだ水道を引こうと思っても大変なそういった地域、全国にあると、そのように思っています。そういうところの条件として、国のほうでもいろんな条例なり規則を新しくつくってほしい。当然東北地方の復興についても、今低いところにある町は高台に移転しなければならない。そうしたら、一からやらなければならない。復興に対してはそういう手だてをして、もともと住んでいるところにいる人たちにそういう取り組みがないというのはやっぱりおかしいと思います。いろんな中央に赴く場面もありますし、国会議員に要請をしたり、そういう場面もございます。これからはやっぱり地域の、砂原地域だけではなく、当然石倉、蛯谷方面もやはり水が欲しいと。洗濯しても黄色くなると、そういう声も出ていますので、何とか将来に向けたそういう取り組みを強く進めていきたい、そういうふうに申し上げながら再質問のご答弁とさせていただきます。以上でございます。

議員の再質問 5番 山田誠

2問目で大変心強い答弁というか、お答えをいただきました。ぜひそういうものを踏まえて、町民のためにやっぱり町長は頑張っていただきたいなと、私はそう思っておりますので、ひとつ今後そういう各種団体等または各地域等々について町長がおいでになった際には声を大にしてそれを広めていただければなと。また、町民もそうなればそのような認識を踏まえてまたやるかという考えも出てくるので、その辺をひとつ強力に推し進めていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。終わります。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

お答えいたします。やはり山田議員おっしゃるように、我々が取り組む中には当然地域の要望がもっともっと増えてほしいなと、そういうところがございます。できる限りそういった地域の期成会などにも皆さん方のお力添えをいただいて、どんどん盛り上げていただく、それがまず基本だと思いますので、そういった点をぜひ協力いただければなと、そのように思います。あと1点、とはいってもやっぱり場所によっては水質の急激な悪化というのは考えられるところです。それについては、今現在ある飲料水確保事業、その中で機器類については非常に超純水をつくるまでのパッケージの機械もございますから、そういったものを対応の中に考えていただきながら進めていただければ、何とか地域の産業のカバーになるだろう、そのように思っております。今後も先ほど申し上げたように中央、それから道等に行った場合にいろんな場面はございますので、国会議員、道会議員に要請事項も含めながら取り進めていきたい、そのように思っております。よろしくお願いします。以上です。

出典:森町議会 平成27年第2回 12月 会議 2015年12月8日 議事録 PDF(22ページ) 間違いを知らせる