みんなの議会

長万部町議会 平成30年第2回定例会 2018年6月19日

空家対策のその後を問う

聞いた人
柏倉恵里子 議員
答えた人
町長 木幡正志、町民課長 佐藤剛

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 9番 柏倉恵里子

私は3点質問いたします。1点目、空家対策のその後を問う。平成28年第1回定例会でも質問しましたが、新年度、つまり平成29年度には環境衛生推進員の簡易的な空き家把握調査を基に、詳細調査および地理的情報システム等を活用したデータベースを構築して本町の課題を整理し、今後の空家対策を推進していくと答弁されています。そこで、調査結果とそこから見えた課題と対策、また特定空家の状況についてもお伺いいたします。

町の答え 町長 木幡正志

3点について答弁を行います。第1点、空家対策その後を問う。空家対策のその後につきましては、「空家等対策の推進に関する特別措置法」により市町村の努力義務として定められているデータベース整備について、環境衛生推進員による簡易的な空家把握調査を実施し、392件の空家と思われる物件を確認するとともに、このうち住宅密集地分について現地外観調査を行い、290件のデータベースを整備しております。本年度からはこのデータについて、固定資産課税情報により所有者の特定を行い、特定できた物件について、アンケートによる意向調査を実施して、空家の状況や所有者の意向の把握に努め、空家等の所有者に対して適切な管理の推進を要請してまいります。今後、特定空家等については、データベースから特定空家等の候補の抽出を進め、空家等の状態と周辺への影響の程度等を踏まえ、国のガイドラインに示された基準や北海道の手引き等と整合性をとりながら、町の実情にあった判断基準と運用のあり方について、関係各課と協議を進めながら検討してまいります。

議員の質問 9番 柏倉恵里子

それでは何点か質問させていただきます。まず空家対策なんですけれども、まず392件の空家と思われる物件は確認したと。それでデータベース化したのが290件ということで、残りの102件に対してはどのようになさるお考えですか。

町の答え 町長 木幡正志

先ほどの答弁したように、住宅密集地、ここを今中心にやってて、外回りの、例えば地域でまだやってない地域が、豊津、豊野、茶屋川、花岡、中ノ沢、平里、富野、栄原、共立それから知来、大峯、双葉、このあたりがまだ残っている状況であります。すいませんもう1か所、蕨岱が残っている状況であります。

町の答え 町長 木幡正志

残りの102件についても今後調査を続けてまいります。

議員の質問 9番 柏倉恵里子

要するに、まだ調査をしてデータベース化しただけのことで、課題と対策がまだまだこれからということなんですね。それでこの調査結果から、調査結果を受けなくても、空家等対策計画の策定と、それからあと法定協議会の設置などもやっていかなければないことだと思うんですけれども、ここら辺のお考えはいかがですか。

町の答え 町長 木幡正志

今現実に調査が終わった段階で、やっぱり庁内の方に、関係各課で合意できる庁舎内会議を開催をしてから、各種の調査を進めないといけない状態になってるんで、その体制づくりを今後進めてまいりたい、そう思ってます。

議員の質問 9番 柏倉恵里子

この特措法では、まず改善への助言と指導、それからそれでも改善がなければ勧告ができると。この勧告の状態で、特別優遇措置の、固定資産税の優遇措置がなくなると。そうすると固定資産税が6倍になるということがここで出てくるわけですね。そのあと勧告でも改善されなければ、今度命令になり、命令の次は強制退去と。この順番でいくんですけれども、要するにこれ助言と指導から勧告とここら辺の、例えばこれを指導してから何か月後に勧告になりますよ。勧告のあと何か月しても措置がなかったら命令になりますよっていうのは、これも、これからこの空家対策計画の中で盛り込まないとこれはやっていけないことですか。

町の答え 町民課長 佐藤剛(町民課長は2024年3月まで)

今議員がおっしゃるとおり、その辺の特定空家に対する指導だとか、対策だとか、その辺をどうするかっていうことも、この計画の中にしっかりと明記して計画を立てることになっております。以上です。

議員の質問 9番 柏倉恵里子

長万部町にも、特定空家に値する物件、明らかに誰が見ても特定空家だと。特定空家とは、倒壊等著しく保安上危険となる恐れのある状態。著しく衛生上有害となる恐れのある状態。適切な管理が行われてないことにより、著しく景観を損なっている状態。その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態にある空家をいう。ということで、これを明らかに誰が見てもこれは特定空家でしょうという物件があると私は思います。すでに行政代執行で室蘭市などは、今年の1月を含めもう2棟目の行政代執行をしたところであります。ところが長万部町においては今ようやくデータベース化したと。同じく始まった法律でも、このように執行する場面に行くまでに相当の開きがあるということはどうしてなのかなと、ちょっと私も首をかしげるところなんですよね。以前にも私は委員会の所管調査でこの空家の調査が済んでるはずだから、もう所管に取りたいと言ったらまだできてませんっていう行政側のお答えがあったので、私は一体どうなってるんだろうと思って、今回質問したところであります。その特定空家と思われる状態のものを、このまままだまだ、この策定ができ、しかも法定協議会が立ち上がりというようなことを経て、行政代執行に至るまでになるのかどうか分かりませんけども、ちょっと年数がかかりすぎるのではないかと思うんですよね。そこら辺どうお考えですか。

町の答え 町長 木幡正志

町内にもかなり、そういう特定空家っていうよりも倒壊に近い物件が数件あるんだけれども、これらについて町内会なり、町民の方々の要請を受けて調査をしながら進めているんですが、物件として差押え物件であったり、法的に解除されないと誰も手の付けれないような状態にある物件がほとんどあります。そういう場合にはいくら行政側でも手を染める、解体をする、そして特定空家としてその物件を処置するってことについては不可能な状態になってる。これは今回も要望受けて調査してる内容、それをやっぱり所有者に対して適切に処理していただきたいという話を持ち込んではいるんだけども、申し込んではいるんだけども、本人達にとって抵当権も解除できない、差押えの物件である以上は、本人達の所有者の努力がなければこれは行政としても代執行も何もできない状態にあるっていうことだけはご理解いただければなと思います。

議員の質問 9番 柏倉恵里子

資料がいっぱいあって、どこに書いてたか分かんなくなっちゃったんですけど、抵当権があるものでも、この代執行できるって確か書いてあったんですけども、違いますか。

町の答え 町長 木幡正志

ただいまの質問に対する内容についてご説明させていただきたいと思います。今担当と協議した中で、行政代執行はできても、代金を本人から貰えないと、逆に税金で全部賄わなきゃいけないっていう内容になってるそうであります。

議員の質問 9番 柏倉恵里子

最初からその人取れないからそれをやらないというんであっては、特措法の意味が全くなくなるんですよね。これは町が立替払いをして相手に請求するというものですよね。なので、それは行政側が先に処分をしてその代金を請求すると。それを払わなかったら当然裁判という形になっていくのかなと思うので、最初からここの人は払わないからこれはやらないというんであっては、全く何も進まない。そしてそれが例えばほかの人に影響を与えなきゃいいですよ、でももし誰かその物件で被害が及んだ場合これはどうなるんですか。とても危険な状態、人命に何かあってからでは遅すぎると思うんですよね。なので、これはやはりまずお金を取れる取れないの、取れるからやりますよっていう確証なんかどこにもないと思うんですよ。今までやってる範囲内でも。だってみんなできないから結局やらないんであってね。だからこの人やれるからじゃあ町はやりますっていう判断は私はおかしいと思うんですよね。どうですか。

町の答え 町長 木幡正志

質問のとおりですね、執行した場合に、逆に不納欠損に陥る。この金額ってのは例えば大きな建物であれば数百万ですよ。金額。5万や10万の不納欠損でなくて。だからそれはやっぱり財政上慎重に取り組まなければならないっていう状況にあるんで、かなり財政的には難しい判断かなと。その判断をするのには、やっぱりかなりみなさんと協議をしながら進めていかないとできないような話なんだけども。今出てる物件については、所有者に対して適切な処置をお願いしたいってことで、通告は2度ほど今やってるのかな。そんなことで今進めているところなんですが、周辺に及ぼす影響については、計り知れない不安も与えてるなと思ってるんですが。その方法について、今後例えば取れなかったときには裁判になる。裁判になっても取れない。本人いなければ取れない。または倒産をしていないとかっていうことになってくると、不納欠損の増大だけが続いてく。これはやっぱり問題の処置のあり方についてはかなり危険なやり方だなと思うし、慎重にかからなきゃいけない物件だなと思っておりますので、将来のひとつの検討課題にさせていただきたいと思います。

議員の質問 9番 柏倉恵里子

行政側も苦しいとこだと思うので分かりますよ。当然税金をつぎ込んでやることなので、それは慎重にかからなければいけないと思いますけども。できるならば北海道では室蘭市さんが例が2件ありますので、1件は800万円っていう金額が出てましたね。なのでこれは慎重にかかるとともに、先進地に学ぶというか、そういうふうにどのようにしてそこまで至って、その後その金額等の支払いはどのように行われているのかというところなんかも、ちょっと参考にされるといいのかなというふうには思います。それで、まず全くもってこれからということですので、なるべく早め早めの対応をしていただきたいなと、このように思います。それで、まずその策定状況なんですけれども、近隣町村では確か八雲町さんももうその空家等対策計画策定済で出てましたね。それからあと近くでは知内町さんもやってますし、あと管内越えるとせたな町さん、寿都町さん、それからあと豊浦町さんや、間違えましたすみません浦河でしたね、洞爺湖町さんもやってますので、策定をしていくことはこれ大事なことだと思うんですよね、なので、そちらの方まず先に進めていくというお考えはありませんか。

町の答え 町長 木幡正志

ご質問の内容に沿って今後計画を策定を進めてまいりたい、そう思ってます。

出典:長万部町議会 平成30年第2回定例会 2018年6月19日 議事録 PDF(5ページ) 間違いを知らせる