みんなの議会

木古内町議会 令和元年第2回定例会 2019年6月18日

災害用小型発電機・備品について

聞いた人
新井田昭男 議員
答えた人
町長 大森伊佐緒、総務課長 若山忍

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 6番 新井田昭男

6番 新井田でございます。質問内容については、一問とさせていただいております。それでは、はじめたいと思います。災害用小型発電機、並びに備品についてでございます。平成23年東日本大震災での未曾有の津波被害が発生してから今日まで、台風並びに自然災害も含め、我が町の住民に対する安心安全を守るべく、行政防災体制に関する構築案を提案をしてまいりました。大自然の脅威には誰もが打ち克つことはできません。いつ起こりうるのかわからない自然災害には、過去の災害をもとにその教訓を活かす行動が必要不可欠であり、いついかなる時でも、行政は住民の安心安全の確保に備える必要があると考えます。平成30年9月6日に、北海道ではじめて観測された震度7の「北海道胆振東部地震」による大規模停電(ブラックアウト)の教訓から、我が町ではいち早く各町内会への災害用小型発電機の配備を行いました。防災備品も含めた行政対応について、次のことについて町長の見解を伺います。一つは、災害用発電機については、平成29年3月31日より木古内中央公民館、平成30年3月30日札苅みらい館、平成31年3月29日には泉沢生活改善センター、釜谷ゆうなぎ館に設置しております。各地区に設置後2か月以上経過していますが、未だに取り扱いの説明がないのはなぜなのか。二つ目は、防災用備品としてペットボトル水、アルファー米、毛布を配置しているが、ほとんどの施設では災害用の備品が施設の押し入れや物置に、町内会所有の物品等と一括保管されている状況と認識している。特に、災害時に避難された住民の口に入る食料や飲料水は、保管場所のあり方を行政主導で検討すべきと考えますが、見解を伺います。よろしくお願いいたします。

町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)

おはようございます。6番、新井田議員のお尋ねにお答えをいたします。非常用小型発電機につきましては、役場のほかに、中央公民館、札苅みらい館、泉沢生活改善センター、釜谷ゆうなぎ館、これらに設置をしております。設置の際には、取り扱いの説明をすることは必要なことでありますが、お尋ねにありますように、本年3月に設置した二つの施設において、説明が不十分であったことがわかりました。本件につきまして、深くお詫びを申し上げますとともに、このあと施設に出向き、取り扱いのご説明をさせていただくことにいたします。次に、非常食等の保管につきましては、お尋ねのとおり、その多くが町内会の物品などと同じ場所に保管されております。利用するかたにわかりやすくすることに配意をし、それぞれの施設において、直射日光や高温多湿を避けるそのような保管場所を確保し、保管場所には防災備蓄品であることを明確に表示したいと考えております。

議員の質問 6番 新井田昭男

いま、町長のほうから答弁としてご説明いただきました。私は、昨今の自然災害に対する行政側の取り組みについては、情報収集、そして先を読む分析力と担当職員の迅速な住民対応や現場対応については、非常に評価に値するものといままではそんなふうに感じておりました。また、冒頭述べましたように、昨年の大規模停電の教訓から3地区への早めの発電機の配備についてもスムーズな対応と非常に私もその辺は評価に値するものと感じております。しかしながら、いまの一般質問の中でご案内したように、この発電機の配備後の説明・レクチャーに関しては、不十分という町長から話出ましたけれども、不十分じゃないのですよね。全くしていないということです。不十分に値するものじゃないのです。不十分というのはくどいようですけれども、説明をした中で何か落ち度があったという私はそんな表現に捉えているのですけれども、そんなことでいままで行政とすれば、非常にその辺の少数性の中でいろんな住民のためにしてきたことが、こういう小さいことだと思っているのでしょうけれども、この辺のやはりやり取りがどうも違和感を感じます。防災とは、この辺は言わずもがなですけれども、これは災害を防ぐためにあるものです。疑わしきはやはり行動するのですよ。最悪の事態を想定して行動しなきゃいけない。そして、空振りは許されるのですが、見逃しは許されない。私は、過去に何回かこの辺の話をさせていただきました。やはりまさに私はその辺は、イロハのイだと思うのです、防災に対する。こういう部分はやっていかないとまさに大きな被害に続くとそんなふうに私は認識しております。おそらく町長は、過去に会社のほうをされて、いろんな災害に対するあるいは防災に対する部分の認識は強いと思うのですけれども、ハインリッヒの法則ってご存じでしょうか。ご存じないですか。このハインリッヒの法則っていうのは、一件の大きな事故、災害の裏には29件の軽微な事故・災害、そして300件のヒヤリハットがあるということなのですね。小さいことを地道にやっていかないと大きな事故につながるという一つの法則なのです。これは、建築会社とか非常に使う法則の教育の一環として、出る言葉なのです。だから、こういう部分もやはり何と言うのですか、防災に対する認識、その辺がどうも喉元すぎれば云々と言うのですけれども、その辺がやはり常に先ほど言ったように、少数性の中でやっていくという中では、そういう落ち度があると思うのだけれども、特に物があって、物があるのにその物を活かしてやらない、あるいは説明をしないというのは、これ残念ながらいままで積み重ねてきたことが大した思いがなかったのかなというふうな思いがしております。今後の9月末までに新道とそれと鶴岡方面ですか、これ設置予定になっています。当然ながらこの2件を含めて、きちんとした対応、この辺は対応とそれと今後の設備した発電機のいわゆる点検的なものはどんなふうに考えていられるのか。まず、これ1点ちょっと確認したいのですけれども。

町の答え 総務課長 若山忍(総務課長は2020年3月まで)

いまおっしゃられた、まず9月末までに新道・鶴岡に設置予定ということで、このあと補正予算のほうでも提案させていただいておりますが、今年度予定の2箇所に加え、今回振興協会のほうからの交付もありましたので、あわせまして前倒しで4箇所設置しようというふうな考えを持っております。場所につきましては、いまおっしゃられた鶴岡及び新道、さらに大平会館・大平団地集会施設、こちらも今回の補正で対応させていただきたいというふうに思っております。また、おっしゃられたように点検等につきましても期間提示と言うのですか、1年に1回ですとか何か月に1回ですとかそういったものをマニュアル化したものを用意しながら順次、地元のかたにも説明を加えながら進めていきたいというふうに考えております。

町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)

防災につきまして、新井田議員のお尋ね、おっしゃるとおりだと理解しております。そしてまた、先ほど不十分という表現を使いまして、それは不十分でないと。確かに文章を作っている時には、不十分という言葉が非常に馴染んだのですが、実際に言葉にしてみますと不十分というよりも説明がなされていないということでございますので、職務がしっかりと行われていなかったとこのように言わざるを得ないと思います。ただ、そこに至るには幾つかの経過があったようでございますが、幾つか申し上げましてもそれは単なる言い訳になりますので、やっていないものはやっていないということで、素直にお詫びをしたいと思っております。また、現段階において決して防災の心を忘れたわけではなく、たまたまこの件では皆様方にご迷惑をおかけいたしましたが、現在もなおいつ災害が起きても対応できるようなそのような気持ちで仕事を進めていることをご理解いただきたいと思います。また、先ほどハインリッヒの法則についてご説明がございましたが、私も青函トンネルの工事で経験をしております。青函トンネルの工事では、残念ながら34名のかたが犠牲となっておりますが、その犠牲者のこれまでの事故歴等を調査いたしますと、新井田議員のおっしゃるとおり小さな事故、ヒヤリ・ハット、こういったのが幾つかあるということが証明されております。その後、青函トンネルの工事においては、34名のあとはゼロで経過しておりますが、これまでトンネルというのは事故があっても不思議はないというそんな変な通説がありました。しかし、トンネルであってもどんな工事であっても、死亡事故があってはいけないと、大きな事故があってはいけないということがこのトンネルの工事で立証されて、それ依頼この法則が非常に世間でも注目され、これに基づいて小さな事故を起きた場合には、大きな事故につながるということで、安全対策をしっかり進めるということにしておりますので、当町におきましても今後、防災に関しましてはそのような気持ちで、しっかりと進めてまいりたいと考えております。

議員の質問 6番 新井田昭男

いま、町長のほうからも本当にまさにそのとおりだと思います。遭ってからどうのこうのというよりも、やはり前提のプロセスが大事だと思います。その辺は、いまさらというような部分はありますし、先ほど何回もくどいようですけれども、その少数性の中で一生懸命やられているというその辺は私は認識しておりますので、町長が言われたようにその辺は町長も何と言うのですか、少なからず経験されているわけですから、リーダーシップを大いに発揮していただいて、その辺の防災に対する認識をまた再度皆さんに徹底していただければ、そんなふうに思っております。あと、防災備品に関しては、私個人的にはやはり一つの場所に毛布だ何だということの中で、なっている部分がちょっと自分のところの会館も見たものですから、そういう意味では非常に食べ物とか口に入るものは、やはり少なくても別な場所、保管場所に留意しなきゃいけないのかなとそんな思いがありまして、今回の一般質問をさせていただきました。町長のほうからも設置場所、あるいは掲示板を含めた対応をするんだということですので、ぜひその辺で一つよろしくお願いしたいと思います。一応、最後に繰り返しになりますが、この大自然の脅威には先ほども申したように、誰もが打ち克つことはできません。いつ起こるかわからない自然災害には、やはり過去の災害を教訓にするしかない。これは、本当にそのとおりとあります。少数性の状況では理解するが、今後、小さなことだと思わずに検証をお願いしたいと思います。また、おっしゃるとおりことしもまた8月以降、台風シーズンが来ます。必ず来るであろう大型台風は、必ずこの地にも脅威であります。くどいようですが、行政サイドは地震も含めた自然災害に対し、いついかなる時にも住民の安心安全の確保とさらなる防災体制の構築を大いに期待しまして、一般質問を終わります。ありがとうございました。

出典:木古内町議会 令和元年第2回定例会 2019年6月18日 議事録 PDF(11ページ) 間違いを知らせる