みんなの議会

厚沢部町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月6日

「ひぐまっぷ」の公開で、住民の安全確保

聞いた人
佐々木宏 議員
答えた人
町長、農林課長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 佐々木

それでは2点目の「ひぐまっぷ」の公開で、住民の安全確保と題しまして質問いたします。ヒグマの目撃数が増えている北海道の死傷事故や農作物被害などを防ぐため、厚沢部町においては、有害鳥獣対策として、ハンターによる駆除や農作物被害防止に向けた電気牧柵の設置により、被害額低減の効果が表れている実態でありますが、反面、道内において、人とヒグマの軋轢が増える中、ヒグマの出没情報を地図上で共有できるネットサービス「ひぐまっぷ」を導入する自治体が相次いでいます。厚沢部町においても、システム導入は完了されているが、ヒグマと住民の危険回避や安全対策に向けた情報発信がされていない状況であります。自然と触れ合う住民にヒグマの出没情報の公開を進めるべきと考えるが、町長の所見はどうか伺うものです。①2017年導入以来「ひぐまっぷ」活用の実態はどうなっていますか。②「ひぐまっぷ」の非公開の理由何なんでしょうか。③町民から公開要望はなかったのか。④公開予定はいつからと考えておりますか。⑤近隣市町と合せた広域出没情報への情報提供の予定はどうなっていますか。以上、よろしくお願いいたします。

町の答え 町長

「ひぐまっぷ」につきましては、2年間の試験運用を経まして平成31年度に導入し、担当係内における出没情報の管理、近隣町村との出没情報の共有、北海道への報告の業務の際に活用しております。当町では「ひぐまっぷ」の一般公開を見送っておりましたけれども、「ひぐまっぷ」に入力される出没情報は、鳥獣被害対策実施隊員のほか、警察や一般町民からの情報提供に依存しているため、全てのヒグマの動向を網羅しているとは言えず、一般の方に出没情報がない場所が安全であるかのような誤解を与えかねないと危惧していたためであります。このようなことから公開を控えていた経緯にありますが、まちづくり座談会等で公開の要望もお聞きしており、また、道内においては市街地での熊の出没等が多数報道されている状況から、今後、「ひぐまっぷ」の情報を一般に公開する予定でおります。現在、ホームページでの公開に向け、公開範囲等の内容や入力情報の整理をしているところであり、一般公開を9月下旬には一般公開をしたい、こういうふうに思っております。

議員の質問 佐々木

平成31年に導入されているというふうなことで、それ以来、出没状況の頭数と併せて北海道への報告に活用しているということなんですが、その辺の実態はどういうふうになっておりますか。

町の答え 農林課長

目撃情報等につきましては、今「ひぐまっぷ」に搭載しようとして検討中のもの30件の目撃情報がございます。この中から精査いたしまして、箱わなですとか熊の捕獲場所等も含めまして公開を検討しているところでございます。今のところ目撃情報30件、この中から精査して公開をしてまいりたいと考えております。あと、道の報告につきましては、これまで「ひぐまっぷ」等も活用しました中で報告をいたしているところであります。

議員の質問 佐々木

というのは、導入、31年から現在までの年度ごとの状況について伺っているんですけれども。

町の答え 農林課長

31年からのデータにつきまして、今ちょっと持ち合わせておりませんので、後で資料としてお渡ししたいと思っております。よろしくお願いいたします。

議員の質問 佐々木

今後、情報を公開するということなんですけれども、担当係というか管理はどこが担うんですか。

町の答え 農林課長

管理は農林課の林業振興係で担っております。

議員の質問 佐々木

誤解を与えないために非公開にしていたということなんですけれども、やはり9月末の公開を目指すという御答弁ですけれども、今収穫の秋、そしてまた行楽の秋ということで、山の幸も豊富な時期を迎えております。そういった中でやはり、分かりやすく使い勝手のよさを工夫した中で早期公開できないものなんですか。大分難しいものなんでしょうか。

町の答え 農林課長

これにつきましては9月末の公開を予定しております。中でも、目撃情報についても網羅、公開していく予定でありますが、一部農地の中ですとかそういったものの取扱いを今ちょっと検討して精査しているところでありまして、まず第一次的に公開するのは公共施設ですとか公道での目撃情報、皆さんが広く利用されるような場所、これについては速やかに公開をしてまいりたいと考えております。

議員の質問 佐々木

私の5点目の近隣市町との広域出没情報提供という部分で回答なかったわけですけれども、この部分については出没情報の共有、そういった部分はできるのか出来上がっているのか。それとまた、近隣町との広域出没情報を把握できる体制になっているのかどうなのかその辺はどうなんですか、今現在。

町の答え 農林課長

これにつきましては「ひぐまっぷ」の中で近隣町の出没等も確認しているところであります。また、各周辺市町村とも係ごとに連絡を取り合っておりまして、システムだけでなく相互に連絡を取り合いながら、必要に応じて取り組んでいるところでございます。

議員の質問 佐々木

それでは、行政の枠を超えて町民、住民に情報を伝えるような体制になっているということで判断してよろしいんですね。それで、うちも有害鳥獣対策ということで進めているわけですけれども、所管でも広域連携のした中で、より効果的な対策を取ったらどうだというふうなことなんですけれども、「ひぐまっぷ」を活用、あわせてまたいろいろあろうかと思いますけれども、そういった部分の取組というか取り進めについても大分できやすい体制になるのかなと思うんですけれども、その辺の部分はどうなんでしょうか。

町の答え 農林課長

「ひぐまっぷ」を活用して広域に連携をするということでございますけれども、これにつきましては、私ども厚沢部町のほうが一番ハンターさんも多くいらっしゃいます。実施隊員も抱えているところでありますが、例えば広域連携にした場合に、他町のほうに出動の協力もしなければいけないという場合も想定されます。出没の状況から見まして、ハンターさんはなかなか、これから後継者不足でありまして確保が難しい状況でもあります。その中で、厚沢部町から江差町に協力に行くのかだとかそういった部分の人の融通の部分では、なかなか、まずはどの町も自分の町の対策を優先されるということで、その広域の連携の中でハンターさんが行き交うというようなことは、まだちょっと検討の段階から出ておりませんので、ちょっと実現に向けては今至っていない状況であります。

議員の質問 佐々木

いろいろと課題は大きい部分があると思いますけれども、有害鳥獣対策についてもいろいろと関係町村と協議した中で前進するような方策を見いだしていただきたいというふうに思います。あわせて、このたび公開しますよということの御回答をいただきました。今年の8月現在道内導入自治体は38自治体ございます。そのうち4町が公開していなかったということの中に厚沢部町が入っていると。何かよそから見ると、随分閉鎖的な厚沢部町だなというふうに見られる部分が解消されるのかなというふうにも思っているところですけれども、9月末の公開を目指すというふうなことですけれども、もう行楽の秋を迎えておりますので、分かりやすく使い勝手のよい早期開示を望んで一般質問を終わります。ありがとうございました。

出典:厚沢部町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月6日 議事録 PDF(39ページ) 間違いを知らせる

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