みんなの議会

森町議会 令和7年第1回 3月会議 2025年3月5日

森町複合施設建設について

聞いた人
松田兼宗 議員
答えた人
町長 岡嶋康輔

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 13番 松田兼宗

それでは、通告に従いまして質問させていただきます。森町複合施設建設について。現在森町複合施設建設の基本計画策定に向け、町民の意見を基に既存施設の状況を踏まえ、森町公民館、役場庁舎、森町図書館、森町遺跡発掘調査事務所、飲食カフェスペースの5つの施設の機能を想定し、またその他の施設の機能についても複合の是非を含め詳細な検討が進められているところであります。町政執行方針の中で人口減少、少子高齢化に伴う社会保障関係経費の増加や老朽化した施設の維持管理、さらには近年の物価高騰による経常的経費の増大により財政運営は一段と厳しさを増しておりますという認識を持っていながら、役場庁舎を含めた複合施設建設が含めない場合の2倍は必要なことからすれば矛盾していると考えますが、いかがでしょうか。また、物価高騰に伴う建設費の増加、人口減少から町税や地方交付税の減少、気候変動に伴う農水産業の衰退と経済の低迷などからの財政の悪化が考えられ、そのつけを次世代へ押しつけることを避けるべきだと思いますが、いかがでしょうか。そもそも森町複合施設整備基本構想における基本理念、基本方針において役場庁舎に求められている機能について触れられていないことからすれば、役場庁舎を含めない複合施設を建設すべきだと考えますが、いかがでしょうか。さらに、庁内職員を対象としたワークショップを令和4年度に実施しているとされていますが、議論を深める必要からその内容を公表すべきだと考えますが、いかがでしょうか。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えします。現在物価高騰が続いており、特にエネルギー価格や資材価格の上昇が建設費の増加に大きな影響を与えております。建築費指数の推移を見ますと今後も上昇を続ける見込みであり、議員ご指摘のとおり複合施設の建設は町民サービスの向上に寄与する一方で、財政的な負担を増大させる要因にもなります。財政運営が厳しさを増している現状を踏まえた上で次世代への負担を軽減するためには、財源の効果的かつ効率的な活用が必要であり、施設の更新に当たっては単純更新ありきではなく集約化や複合化などの統廃合を検討し、更新費用及び維持管理経費の削減に努めることが重要であると考えております。複合施設建設に当たっては、利用者の利便性を考慮し、必要な機能を確保しつつ集約化や複合化を進めることで設備の共用を図り、将来に過度な負担を残さぬよう財政負担を考慮した施設整備を行いたいと考えております。次に、基本構想における基本理念、基本方針において役場庁舎に求められている機能について触れられていないため、役場庁舎を含めない複合施設を建設すべきであるとのご意見についてですが、役場庁舎につきましては大部分が職員の執務スペースであり、町民の皆様が利用されるのは主に窓口業務に関するスペースのみとなっているため、町民アンケートや町民ワークショップにおいて役場庁舎に求める機能についてのご意見が少なく、利用頻度の高い公民館や図書館部分についてのご意見が多く出されております。また、役場庁舎につきましては施設規模について起債許可標準面積が定められているなど建設に対しての自由度が高い施設ではないため、防災拠点としての機能の起債にとどめているところでありますが、耐震基準を満たしておらず、安全性に課題があることを考えると、役場庁舎につきましても複合施設に含めて更新する必要があると考えております。最後に、職員を対象としたワークショップについては、町としての方向性や基本構想の骨格を検討する際の参考とするため各職員から予算的な制限は考えず、法律に違反しない限りにおいてとにかく自由に意見を出してもらうことを目的として実施したものであり、現段階では公表は考えておりません。以上です。

議員の再質問 13番 松田兼宗

まず、役場庁舎の部分のことが書かれていないという指摘をしていますが、それは基本構想に書いていない、触れられていないということになるのですが、普通であればどういう基本理念、新庁舎と新しい役場を建てる、どういうことが言われるかと一般的な話になろうかと思いますけれども、町民の安全と安心を守り、町民が利用しやすいまちづくりの拠点なのです。一般に言われることは、町民の安全、安心な暮らしを支える拠点となる庁舎、町民が親しみ利用しやすい開かれた庁舎、さらに行政サービスの向上を目指し多機能な庁舎であることなのです。さらに、高度情報を加え対応した機能性の高い庁舎であるべきだし、そして環境に配慮した経済性に優れた庁舎ということを言われるわけです。一般的に新しい役場だけを建てる場合の理念的なことを今言ったのですが、そういうことが一切書かれていないわけですよね、今回の基本構想の中には。だから、私に言わせると、どうもそういうことがないということは公民館のイメージの話ししか書いていなくて、だから景色がいいところとか、場所があるとか、そういうようなところではないわけですよ、本来であれば。今後考える上で庁舎を除いた複合施設であっても別に構わないのではないのかという、だからこれだけ経済状況が悪化する中で真っ先に取り組まなければならないのは公民館のはずなのですよ、今の。浸水域にある、それを最優先して考えるべきなのだと私は思うわけです。とすれば、別々な場所に立ったとしても別に問題ないのではないかって私は思うわけです。そして、先般2月26日、商工会議所と森町議会との懇談会、意見交換会というものが行われました。その中で商工会議所のほうから空き店舗、空き家対策の部分の意見が、何とか対策講じていかなければならないのではないかという話が出ています。その中でむしろそれを利用して役場のいろんな公共スペースをつくりながら利用することによって空き店舗対策というよりも大通りの商店街の活性化につなげていくのではないかと。さらに、公民館についてもそうなのです。どこの部分もそうなのだろうなと思って聞いていたのですが、渡島信金の中に大ホール、400人入るスペース、100人できる会議室があるとかという話まで持ち出されたわけですけれども、確かにそれはそういうのを利用するという手はあるだろうなって話は聞いてそのとき私思っていたのですが、そういうことを考えれば本当に必要な複合庁舎、庁舎を除いた複合庁舎を考えていいのではないかというふうに私思うわけです。さらに、デジタル化の進展、町民によって町民の行政サービスを受けるために庁舎に行き、職員はそこで行政サービスを提供するために庁舎で働いているというのが今の状況なわけです。それがそういう状況からネット上でいつでも行政サービスを受けられることになるわけです。さらに、職員もテレワークできるようになるわけです。とすれば、一つの庁舎の中にいる必要もないし、在宅でできる、さらに庁舎自体も大幅に縮小できるのではないですか。ということを考えれば、ますます複合庁舎の在り方というか、面積も含めて大小はありますでしょうけれども、少ないスペースでやっていける時代になってくるわけです。というのは、今建てた場合に20年、30年後借金するわけです。私たちここの場にいる人たちというのはいないですよ、もう。とすれば、もう時代がすっかり変わっている、先取りした中での公共施設の在り方を考えるべきであって、デジタル化が進展していくというのそういうことなのだと私は理解しているのですけれども、いかがでしょうか。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。役場庁舎を別々にというお考え、現時点ではそこまでいろんなことを判断する、技術革新の進捗度も含めて判断できる材料はなかなか少ないのかなと思いながらも、可能性としては別にするどうのこうのではなくて、職員が働く執務スペースというものを当然今以上に縮小しなければならないと思いますし、窓口業務に関してはちょっと別ですけれども、物理的な場所を特定しない。しかも、物理的なスペースをあまり必要としないというところの方針を計画に盛り込んでいける可能性というのは非常に考える余地としてはあるのかなって思います。実際すごく方向性としては考えなければならない、完全に別にするという要素ではなくて、極力私たちの執務スペース当然、ちょっと別な話になりますけれども、私町長室もなくていいって思っているのですよ、基本的には。それは何でかというと、執務室を必要と実際しないのです。どこにいても仕事できるし、職員とは違って別に時間に拘束されていませんし、いつ来て、いつ帰ったとしても全然それは問題なく、どちらかというと庁内にいるよりかは庁外にいることのほうが非常に多くて、それにプラステレワークの仕事のこのシステムが入りますと、本当に執務室にいる必要ってなくなってしまうのです。そういった要素、今はちょっと特別職の私というところの観点が全部の職員に当てはまるとは思いませんけれども、そういった要素というのはこれから議論の中で深めていけるのかなという可能性は非常に考えています。そのことによって総床面積が縮むのであれば、それは建設コストにじかに反映されると思いますので、どこまでできるのかというのはなかなか、やってみて駄目でしたという話にはなりませんので、本当に熟慮していろんなシミュレーションをしなければならないとは思うのですけれども、そこはある一定程度考えております。それとは別に極論として役場庁舎の中に含めないで公民館だけ先に立ててしまうというのは、私は極論になってしまうのかなってちょっと思います。結果として今の役場庁舎、この議会棟も含めてこのままでは絶対いれませんし、仮に極論このままでいるということに対してもすさまじい費用をかけて改修、耐震等々をしていかなければならないって必ずコストの問題は出てきます。そういう様々な問題を今後テーブルにのっけていろんな方々のご意見を聞いていく要素の一つとしては検討しなければならないところだなと思います。しかしながら、全く別にして公民館だけ先に建ててしまうというのは、ちょっとなかなかその先どうなるかというのも非常に難しい観点が生まれてスピード感を持って進められなくなる原因の一つになるのかなって思います。その点に関しては貴重なご意見をいただいたというところで今回は答弁とさせていただきますし、要素としてはこの現構想においてもいかにして執務スペースを縮めていくかというところは検討しているところでございます。以上です。

議員の再々質問 13番 松田兼宗

先ほどの野口議員の一般質問の中での答えで、町長のほうからの答えの中に基本計画まではつくりたいのだという話言いましたよね。それで、それまでに結構、そこまでいくまでにお金もかかるわけですけれども、その先はまだ見通せない、そういう状況になっているのは確かなのです。例えば月形町で新聞の、最近の道新の記事だけ見ていても月形町とかがいろんな公共物を建てる上で町民の理解が得られないから25年の着工を見送るとか、ここら辺では江差町の道の駅の問題も出ています。さらに、滝川市においては市立病院経営悪化で市財政見直しのために駅周辺の整備事業を一時停止させるとかというふうな部分が、相当各町村、森町だけではなくて同じ状況だとは思うのです。その中で基本計画までやりたいというか、そこまでの、実際に調べてみないと分からないことがいっぱいまだあるのだと思うし、実際これから確実に言えるのは建設のコストが下手すると倍になる。私が知っているのは今森町の公共下水道、説明したときに私が耳にしているのは、当時65億かそのぐらいというのが多分その中で、町民とのやり取りの中で倍になるだろうって言われたって言うのですよ、町民その説明の中で。実際に建てる、造り終えるまで。同じことが言えるのではないですか、今の複合施設を建てるというまでに。そういう経済状況であるということを考えれば、そして人口が半分に減るわけです。とすれば、職員の数も必要なくなるし、必要なくなるというよりも雇っていられないですよね、そんな財政規模ではなくなっていくわけですから。当然職員だって半分にしなければならないという問題が出てくるわけです。それを見通した場合に役場の庁舎というのは、そんなに急いでやる必要があるのかというふうな私の考え方なのです。それは多くの町民がそう思っているのではないかなって思っていて、それで2つ目の公表する予定はないって言っていた町職員の間でどういう議論がされているのかって。私が言いました令和4年度に実施したと言われている以降もやっていますよね。だから、そういうのを含めて役場の職員自体がどう考えているのか。それを町民にぶつける中で議論していかないと、進んでいかないのではないですか。どういうふうに考えているか分からないのですから、実際に使っている人たちが。だから、それも含めて今後それを再度考え直してどういうような考えで議論がされているのかということを持ち出さないと、町長は常々町民等の意見を聞きたいのだみたいなことを言っていますけれども、実際にはその仕組みというのは公民館でこういう説明会やる、集まってくださいというだけの話ですよね。座談会的にはいろんな場所に行っているのでしょうけれども、各種団体を含め、町内会を含めいろんな組織にある中での議論をしていかないと、本当の町民の意見というの聞いたことにならないと私は思うのですけれども。最後その辺再度確認して、今後の進める上で町長側の姿勢というか、意見を酌み上げるシステムというか、その辺をきちっと考え直さないと、もう1年ないのですよ、基本計画つくるまでの立地場所の問題もでしょうけれども。その辺いかがでしょうか。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。本当に非常にいろんなご意見をいただいている状況の中で最終的にというか、どのような方法を使って町民の意見を吸い上げていくかというところに関しては、ある意味正直なところ物理的な限界というのは、当然これは出てくると思います。それを集約しながら進めていく中においては基本計画というものを、さっきたたき台って表現させていただきましたけれども、それを7年度、来年度かけてやらせていただくという中においては、さらに今より非常に、たたき台ですので、いろんな検討をしやすいような材料がいっぱい出てくるのかなって思います。プラス、先ほど財政の話ですとか、様々な資料等も付け加えてどんどん、どんどん判断しやすいような、そういった情報というのはこれからも出していきたいと考えております。役場職員内で今も行われているワーキンググループというか、その検討に関しては例えば法律の整理だったり、今行政内における課題の整理というところについて進捗に合わせて検討をそれぞれの課を交えて行っているというところであります。それを役場職員がどう考えているかというところを、好きなように考えてくれって初めのスタートの段階では言いましたので、本当にいろんな意見が出ました。立場も切り替えながら、一町民としての意見でもあったり、働く立場でもあったり、例えば公民館を利用する、自分の趣味の立場であったり、いろんなそういう立場を変えての意見を聞かせていただいた、そういった内容になります。ですから、今後の計画を進める上での参考にしていただけるような内容ではあんまりないのかなというのが正直なところであります。その中でもそれがもし必要であれば、公開していくというところも検討させていただきたいとは思うのですけれども、現時点においてはあまり時間のないところではありますけれども、たたき台と様々な資料を提示させていただきながら、いろんな町民の皆様にご意見を聞かせていただきたいというふうに考えております。現段階では、そのようなお答えしかできないのが現状ではありますけれども、いずれにいたしてもまだまだ参考にしていただくための資料というのはもっと必要なものがあるのかなと考えておりますので、引き続きご提示させていただきたいと思います。以上です。

出典:森町議会 令和7年第1回 3月会議 2025年3月5日 議事録 PDF(149ページ) 間違いを知らせる