森町議会 令和7年第1回 3月会議 2025年3月5日
森消防のパワーハラスメント等について
- 聞いた人
- 野口周治 議員
- 答えた人
- 町長 岡嶋康輔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 6番 野口周治
2問目お尋ねします。以下、お答えください。大きな1つ目の中です。森消防で一部上司により激しいパワーハラスメントが行われてきたのではありませんか。2、一部上司が現場の判断や先遣隊、通信員などの進言をはねのけ、またドクターヘリの運用基準をねじ曲げてきたのではありませんか。3番、業務に必要な被服等を基準どおりに貸与せず、私費で購入させているのではないか。業務に必要な大型自動車運転免許を個人の判断と費用で取得させた上、この部分は今回の予算で既に織り込まれているということを確認しました。ですが、提出した質問ですので、そのまま読ませていただきます。取得者の一部に必要な訓練を受けさせなかったのではないか。4、整備業務を不当に低く見てきたのではないか。整備の責任者が1人ではなく退職されているという事実に基づくものです。5、ハラスメントアンケートを行ってきたが、職場環境は改善されてこなかったのではありませんか。耐えられずに退職した方もいらっしゃるのではないですか。6、これ消防と書いたのは私の誤りだと分かったので、専門学校、救急救命士か何かだったと思いますけれども、同乗訓練の要請を断っているのではありませんか。7、一部の上司が職場規律を自ら壊しているのではありませんか。大きな2番です。消防を離れて森町として消防の職場環境をどう捉えて、どう取り組んできたのか、町として。これからどうするのか。2、パワーハラスメントは森町役場のほかの職場でもあると聞きます。これについてどう考えていますか。お願いします。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えします。初めに、消防の部分についてお答えします。議員ご質問の森町消防組織内におけるパワーハラスメント等の実態に関して、今後対象職員への聞き取り調査を行ってまいります。また、令和6年度に消防組織内で行われたハラスメントアンケート調査につきましても回答内容の全てを確認いたしました。アンケート回答内容には、職場環境の改善、業務工程の見直し、上司、部下間のコミュニケーション不足や課ごとの連携の必要性など様々なことを指摘、要望する内容がありました。特に上司の強い言動に関しては、回答内容を確認する限り根本的な問題解決にはつながっておらず、消防行政の運営に支障を来す可能性が高い現状は今後早急な改善を行っていく必要があると認識しております。ドクターヘリの搬送要請基準の認識につきましては、責任を委ねられている上席としての判断からドクターヘリ運用基準と照らし合わせ、搬送要請継続の有無に関する指示を行っているものと確認しておりますが、外部関係機関から現場の救急救命士の判断で搬送要請の中断を行ってもらいたい旨の進言があったにもかかわらず、その検討がなされていない現状は今後対外関係機関との連携、協働体制の維持継続に支障が生じる懸念があると認識しております。また、消防職員の被服の状態や業務に必要な資格に関しては、消防職務に携わるために必要なものであり、個人の費用負担を前提とした組織運営は改めるべきものと認識しております。森町消防では職員被服貸与に関する規則を定めている状況ではありましたが、過去に貸与規定どおりに貸与できていないこともあり、傷みが早い常時着用の活動服については個人購入していた職員がおりました。先ほど野口議員からご質問の前にご指摘もありましたけれども、改善のため令和6年度公費により職員全員に活動服を貸与しており、今後も切れ目なく継続してまいります。また、大型自動車運転免許取得についても今までは職員が自費で取得していた現状がございましたが、令和7年度からは公費取得の実施と併せて同等の補助制度の創出を検討してまいります。また、森町消防入隊後に大型自動車運転免許を取得した現職員に対しては一定条件を設け、その費用を遡って負担することも検討します。訓練につきましては、緊急自動車機関員養成訓練マニュアルを定めており、このマニュアルにのっとり免許を取得した職員は訓練を実施することとしております。6点目のご質問の件については、令和5年に救急救命士要請専門学校で森消防での救急車同乗実習を希望する学生がいたことから、森消防に電話で相談がありました。消防からは個人情報保護、守秘義務違反等があった場合の双方の責任範囲が明確にできなかったことから、リスクを考慮し、一旦お断りをした現状がございましたが、これらについては今後受入れを進めていきたいと考えております。7点目のご質問にある職場規律に関してですが、職員聞き取り調査の中から一部の職員に職務専念義務違反の疑いがあることを確認しております。消防長が対象職員と面談し、内容確認と事実確認を行っており、今後しかるべき対処をしてまいります。次に、森町の部分についてお答えします。職員のパワーハラスメントの防止対策としましては、令和2年7月に森町職員のパワーハラスメントの防止等に関する要綱を制定し、指針と併せて職員へ周知してきたところであります。また、要綱の制定に伴い森町職員の懲戒処分の基準及び審査に関する規定についても改正を行い、ハラスメント行為をした職員に対する懲戒処分の基準を規定しております。これらの要綱等を基にパワーハラスメントの苦情相談を受ける職員を総務課に配置し、相談体制を整えており、要綱制定後には数件の相談がありました。相談があった際には要綱、指針、懲戒処分の基準にのっとって必要な措置を行っております。また、令和4年度には全職員に対してハラスメント研修を実施し、ハラスメントについての理解と職員が認識すべき事項等の確認をしてきております。今後については、改めて要綱等の周知徹底を行い、ハラスメントの防止に努めるとともにハラスメントに当たるおそれがある言動が見受けられる場合は、問題を1人で抱え込むことのないような環境構築を進め、全職員が業務遂行の上でのストレスと適正に向かい合える職場環境を整えていきたいと考えております。以上です。
議員の再質問 6番 野口周治
この場であまり具体的なことを言うべきではないと考えているので、それは差し控えますが、言い訳が多いと思います。例えば個人情報の保護が云々という話がありました。これは同乗訓練の話ですが、であればそのときに話をすべきです。専門学校の生徒を受け入れないということは何を意味するか。子供の、卒業生の推薦先のリストから落ちます。今幾らでも採用できる状況なんかではないはずです。まして社会に対する責任があるはずです。優秀な救急救命士を育てるという責任が。それを個人情報の問題にかこつけて断ったというのは、私は言い訳だと思います。使命の捉え方がおかしい。それから、次に窓口もあるし、システムもある。周知もしてきた、具体的な相談もあったということですが、私のような昨日、今日やってきた人間、外から来た人間の耳にまで入るような話が1つ、2つではないです。具体的な名前までくっつけて言ってくれる人もいるし、それを町の担当している部門が知らないはずがない。であるのに、なぜそれが続いているのだという問題だと思いませんか。これは、町の組織として本当に正そうと思っているかどうかだと思うのです。例えば長時間にわたって罵倒する、部屋に連れ込んで1時間どころではない、叱りつけている。課題を与えるけれども、駄目だと言って突き返す。何度でもやり直させる。本来なら指導すべきですよ、上司が。ここはこう考えるのだ。それを部下の責任にしてやり直させるのが自分の仕事なんてあり得ない。こう考えなさいと指導ができないのだったら、それは上司の責任です。できない部下ではありません。そういうことがはっきりしていないのではないかと私は恐れます。さらに、部下が仕事をして、例えば書類でもいいです。その仕事を進めていた結果うまくいかなかったとしましょう。何が起きるか、おまえのせいだ。冗談ではないです。その書類を持って一緒に仕事をした上司の責任です。私の指導が足りなかったからこんなことになった、ごめんねです。一緒に考えるのです。そういう組織習慣がない部門や人があるのではありませんか。そこを真面目にえぐらない限り、この問題はなくならない。ハラスメントは決して上位者から下位者へだけではありません。管理職からほかの人へだけでもありません。逆だってあります。あるいは、男性だけがするものでもありません。皆さん思い当たると思いますけれども、そういう問題がたくさんある。別に私は町がその色一色に染まっていると言っているのではありません。だけれども、これは病気です。治さなければいけません。それを恐れていると、どこまで行っても被害者が出ます。本当に強い組織は生まれません。消防は縦の組織だという言い訳が、これは全国的にあります。だから、労働組合だってつくらなくなっている。日本がおかしいのです。ILOは勧告しています。警察も消防も労働組合つくりなさい。だけれども、日本の政府はやらないだけ。アメリカやドイツではストライキだってやっています、警官が。それが当たり前。そうやって自分たちの職場を自分たちで守るし、仕事をよくするのです。自分たちでいい職場をつくろうとしているのをどやしつけて、おまえが言うなみたいなことをやっていたら、それはいい職場なんかできません。そういうことを変えなければいけないと思いませんか。組織としてワーカーを守る、これは人権の問題が片面、もう一面は町民を守ることです。町民の大事な財産です。例えば消防です。消防は町民、私たちの暮らし、命を守ってくれる大事な部門です。それを守ってくれなければ困るのです。私自身が火災現場で活躍している隊員の方を間近で見たことがあります、森に来てから。本当に一生懸命献身的に。リーダーはちゃんと安全管理をしていることも私は見ていて、なるほど、やっていると思い、救急隊で活動している人も間近で見ました。頭が下がる思いでした。ですが、そういう部門でこんなことが起きているなんてあり得ないです。これは消防だけではありません、繰り返しますけれども。こういうことをきちんとしない限り、強い組織にはならないと私は思います。もう一度答弁をお願いします。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。議員ご指摘のとおり強い組織を目指すためには、そういった部下、上司、その関係性において非常にこの大切な絆、信頼感を維持していかなければならないと思います。特に消防組織に関しては町民の生命、財産、そしてまた救急、消火活動と自身の生命、安全を投げ打ってでも時には挑んでいかなければならない自然災害、水災害、そのようなものと対峙する非常に重要な職業だと思っております。当然消防長をはじめ、町長としてもそうですけれども、現状把握した段階では今後この消防組織を維持するために必要なもの、現状それが今後維持しづらくなる、していけなくなる、そのような危機的な状況にあると私は認識しております。議員ご指摘のとおりこの内部のパワーハラスメント、上司、部下の信頼、そしてまた部下、一番最前線で働いているそういった職員の思いや考え等がしっかりと組織運営に反映される、そのような行政運営、組織運営に努めていきたいと思いますし、今後それは町民の皆様に対し見えるようにお示ししていく必要がある。また、その責任が私にはあると思います。現在町長部局による対象職員に対する聞き取り調査を進めさせていただいております。その結果をもって町長として対処、判断するべきことはしっかりと判断させていただきたいと考えているところでございます。以上です。
議員の再々質問 6番 野口周治
大変重い話ですが、大事な話だと思うので、しつこくもう少し尋ねます。恐らく今の懲戒に関する基準、人事院の規則に基づいたものではないかと考えます。1度懲戒を受けた人が2度目があったらどうなるかというのも恐らくそうだと思います。厳正にぜひ行っていただきたいですし、そういうルールにもとるようなことが決してないようにしていただきたいのだが、どうかというのが一つです。それからもう一つ、たとえ有能でどれほど組織内の地位が高い人であっても、極端なことを言えば副町長であっても、あるいは町長自らであってもこれについては決して許されない、パワハラは決して許されないということを確認したいので、お願いします。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。ご指摘のとおり、パワハラは当然これは許されるべきものではないと考えております。また、議員お話しのとおりこれは一方的な方向性ではなくて、いろんな方向性の関係性の中で起こり得る事象であるという認識も私は持っております。職員全員という中には、私はもう本当に全ての職員を対象に考えております。当然課長職、係長職、全ての職員を含んだ上での自身のストレスと適正に向かい合える、そういった職場環境を構築していくことがこのハラスメントの防止につながるのではないかと私は考えております。そういう意味では、その辺が至らぬ点であったのかなと改めて私は反省もさせていただきたいと思います。しっかりと当然今回は町民の生命、財産を預かる消防組織というお話でご指摘いただきました。しかしながら、行政、様々な課においての持ち得る仕事は、この町の未来、将来、そして安心、安全、産業、子育て、全てにおいて根幹になるものを決定、運営している組織であります。そういったものを維持、そしてまた持続していくためには根本的にいろいろなことを見直していかなければならないと改めて考えさせていただいておりました。しっかりと進めてまいります。以上です。