みんなの議会

森町議会 令和7年第1回 3月会議 2025年3月5日

小中学校において地域課題への取組について

聞いた人
千葉圭一 議員
答えた人
教育長 毛利繁和

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 8番 千葉圭一

それでは、通告に従いまして一般質問させていただきます。小中学校において地域課題への取組についてお伺いします。文部科学省より全国学力・学習状況調査の分析において、総合的な学習の時間で探求のプロセスを意識した学習活動に取り組んでいる児童生徒ほど各教科の正答率が高い傾向にあり、探求的な学習活動に取り組んでいる児童生徒の割合が増えていることなどが明らかになっています。森町でも総合的な学習時間には各小中学校で主体的に取り組んでおられると聞いております。さらに、AIドリル教材が導入され、教科の学習面ではいつでも、どこでも予習、復習ができ、学習した情報が担任の先生にも分かる仕組みなど、すばらしい機能がプラスされ、活用の仕方もすばらしいと聞いております。一方で、急速な技術の進展により社会が激しく変化し、多様な課題が生じています。そこで、各教科の学びを基盤としつつ、様々な情報を活用しながらそれを統合し、課題の発見、解決や社会的な価値の創造に結びつけられる資質、能力の育成が求められていると思います。森町としてどのように取り組んでおられるのかお聞かせください。

町の答え 教育長 毛利繁和

お答えします。議員ご質問のとおり、森町でも各小中学校において各地域の実情や児童生徒の実態に応じた総合的な学習の時間が展開されています。総合的な学習の時間では、教科の学びを基礎とする横断的な学びが行われます。例えば一例を示すと、社会科で学んだ知識とアイパッドを活用したICTの技能、これらを組み合わせ訪れた事業所で自らの疑問に基づいたインタビューを行い、得た学びを整理し、発表するなど、より深い理解や新しい視点を獲得する事業が行われています。森町の各学校において発達段階や児童生徒の実態に合わせ、狙いを持った教科横断的な学びや探求的な学びを通じて資質、能力の育成が行われていると把握しています。

議員の再質問 8番 千葉圭一

今の小学校6年生の年齢って12歳だと分かると思います。中学校3年生でいくと15歳です。皆さんのこの自治体に関わる年齢が18歳ですよね。では、小学校6年生の12歳で8年後には選挙権を持つのです。15歳の中学生は、3年生は3年後には選挙権を持つのです。私は、今の児童生徒たちにも自分たちの未来の森町を考える機会が必要だというふうに考えております。それには先ほど教育長がおっしゃったように今まで授業で学んだ知識とか情報、そしてICTですか、というようなものを情報収集などの仕方を活用して地域の課題は何なのか、その原因は何なのか、解決するためにはどうしたらいいのかなど児童生徒同士の話合いの活動を通して自分たちで地域課題を明らかにして解決するための考えを表現していく機会が必要だと考えます。教育長のお考えをお聞かせください。

町の答え 教育長 毛利繁和

お答えします。確かに例えば10年後、20年後、この時代において今の学校で目の前にしている子供たちというのがまさに社会の担い手ということになります。いずれ社会の担い手になる意識というのは、私も研修等で触れている、触れるようにしておりまして、その子供たちのアイデアとか、それを生かすべきだというようなご質問と思います。地域の実情について、例えば高校生がグループワーク等で課題を見つけたりする取組は既に行われているかと思いますけれども、中学生、小学生の段階で、では地域の課題は何かという全体的なテーマではなくて、現在行われている範囲といえば、先ほど申し上げた総合的な学習の時間等を使って、あるいは道徳の時間と関連させて地域と直接つながるということが過去から見ると増えているところです。したがって、その中で学習の一環として先ほど申し述べたように整理、発表する中でこういうことが分かった、こういうふうにすればいいということが具体的にもう提案として中学生から聞かれたりしています。ただ、それがまだ一般的に表されているかというと、その授業の範囲内で終わっているというのが現状かと思います。議員ご指摘の点については、今後非常に大切な点だと思いますし、もちろんまだ選挙権がない子供に責任を持たせるということもまたできませんので、ただ授業の中でそういう地域の課題なんかを洗い出すということについては、今後も授業の中として当然あってしかるべきだと思いますし、そういうことについて学校にも啓発していきたいと思います。

議員の再々質問 8番 千葉圭一

教育長も既にご存じだとは思うのですけれども、ここ数年で渡島、檜山とか道南地域、または全国にわたって児童生徒の自らが地域課題を考えて、その解決等の考えを表現する機会が増えてきているというふうに私は感じます。そういった事例は北斗市とか函館市とか、いろんな道南の各自治体でも既にそういう児童たちの発表の場、表現する場が増えてきている。主役は、やっぱり子供たちなのです。別に責任を押しつけるわけではなくて、そういった子供たちの発表の場を聞ける、大人がその夢を実現できるかどうかもまた私たちの仕事ではないかなというふうには思っております。教育長がおっしゃっていた森高は既に取り組んでいますよね。地域社会の未来をつくる、主体的に課題を発見する力、多様な他者と協働して解決する力をつける、そんな学校づくりを目指していると森高はうたっています。ですから、その高校に行く段階で中学校、小学校、児童生徒たちにもそういった継続した力をつけさせるという意味ではぜひ、今教育長がおっしゃったようにその授業の中で取り組んでいくというのは、それは大事です。取り組んでいくことで先生方にとっても貴重な経験にもなりますし、それをさらに表現する力、学校の中で発表する、教室の中で発表するというよりももう一歩進んで地域の皆さんに発表する。地域の皆さんは、子供たちってこういう未来を考えているのだな、こういう解決方法を考えているのだなということを認識して、それで一体となれるのではないかなというふうに私は考えております。もちろん各小中学校で学習時間とかというのはどういうふうに取り組むかは学校長、各学校で任されているというのは存じ上げていますけれども、改めて教育長からそういった地域課題に取り組める総合授業に取り組んでいただけるようにご提案してみる価値があると思いますが、再度教育長のお考えをお聞きします。

町の答え 教育長 毛利繁和

ただいま議員から貴重なご意見頂戴したと思っています。まず、最後におっしゃっていた、もちろん学校長の権限で教育課程というものが出来上がりますので、その時間の範囲内でできるかどうかというのは、これは学校長に委ねたいなというふうに思います。その教育課程外の時間、任意ということになりますけれども、例えばおっしゃるように各地で子供と議員さんの交流があったりということは随分最近見られるようになりました。本町でもそういう機会が創出できれば、それは興味深い取組になるのではないかなと思います。それから、既に今年度行った事例としては、町P連の取組で町のPTA会長さんとか、高校の校長さんとか、町長さんとかと中学生がパネルディスカッションを通して直接質問したり、受けたりというような、そんな機会も既に創出されています。いろんなアイデアの中で具体的に町民の皆さんとこういう意見交換ができる場というのは、これからも引き続き機会を捉えてやっていただきたいという気持ちは持っていますので、校長先生の考え一つというところもありますけれども、そういう話はしていきたいと今後も思っています。以上です。

出典:森町議会 令和7年第1回 3月会議 2025年3月5日 議事録 PDF(122ページ) 間違いを知らせる