厚沢部町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月8日
農地開発事業受益者負担金1億3,011万円の滞納金の清算について
- 聞いた人
- 山崎孝 議員
- 答えた人
- 町長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 山崎
3番目の質問でありますが、農地開発事業受益者負担金1億3,011万円の滞納金の清算についてであります。国営相和地区農地開発事業受益者負担金収入未済額が、令和4年2月の時点でありますが、1億3,011万円になっております。平成9年、国営土地改良事業負担金等の徴収条例においては、最終償還期限が平成23年として、受益者との合意の下で条例が制定をされたわけであります。しかし、現在においても多額の滞納額が発生をしているところでもあります。令和4年2月の時点では、先ほども言いましたように、滞納金額が1億3,011万3,080円あります。収入未済額が発生し、納付が長期間になることが不納額の発生の大きな要因ともなりますので、ぜひ早急に対処してもらいたいと思うわけであります。特に、私はこの2点については、町長のお考えも聞きたいと思いますが、課題としましては、まず、こういうふうに滞納額を発生させたということは、私、第一に反省をしているわけでありますが、議会の怠慢でもあるというふうに私は考えているところでもあります。それと、2番目としましては、負担金の滞納者は、自分自らつくった徴収条例に抵触をしているわけであります。直ちに、償還してもらわなきゃ困るわけですね。こういうような形で、農地開発事業受益者負担金の滞納額発生、清算について、町長の所見を伺いたいと思います。
町の答え 町長
相和農地開発事業の受益者負担金の滞納金の清算についての質問であります。国営相和地区農地開発事業受益者負担金については、今年度、1名が納付誓約に基づいて完納となりました。令和4年2月末時点におきましては、滞納者7名、滞納残額が1億3,011万3,080円となっているところであります。滞納負担金につきましては、支払期間の15年という期間を超過した場合、地方税の滞納処分の例によりまして、預貯金等の差押えや不動産の公売など滞納処分が実施されますけれども、税法に準じ、納付に対して誠実な意思を有している場合に限って、生活困窮や事業継続困難や徴収上の有利に該当する場合は、町としてこれまで個別に判断をして、分納や延納での対応、任意売却等により不動産の処分なども行ってきたところであります。しかしながら、事業開始、徴収開始から相当の年月が経過していることは事実であります。公平性の観点から、最後まで徴収をすることは当然のことと認識しておりまして、今後とも、法律及び条例に基づき徴収を進め、未収金解消に向けても最大限取り組んでいきたいと考えておりまして、営農の継続により償還が長期となっても、完納が見込まれる者は除いて、財産の換価なども強制処分を前提として、順次、対処していきたいと、こういうふうに思っております。
議員の質問 山崎
町長、大変残念でありますけれども、今日において、受益者の2名の方が、令和3年度の滞納金負担金をまだ納付されていないんですよね。私の今、持っている資料では、ナンバー22、23の方は一銭も入っていないです。これはどういう意味を表しているんでしょうか。ですから、我々、行政に携わる者は、法律、条例というのは、やっぱりそれをぴしゃっと守っていかなければならないわけです。最終償還期限というのは平成23年ということで、これが、受益者の人方と合意の下でこういう償還条例つくったんです。もう23年、とっくに10年も過ぎているんです。それがこういうふうにして、支払い、納付されていないということは誠に残念であります。それと、もう一つは、答弁の中にもありましたように、納付に対しては誠実な意思を有している、そういう方。だけど、私は残念だけど、この方々については誠実な意思を有しているというふうに私は理解できません、この人方に対しては。それから、よくよく中身見ると、本当に納付をする意思があるのかどうかということ、疑わしくなります。先ほど町長が言いましたように、税は公平性を欠いたら駄目です。我々の近くの受益者の女の人は、本当に苦しい中でもとっくにもう償還、ぴしゃっとした中で済ませている方もおりますし、こういう方々はどうなんでしょうかね。町の貴重な財源でこの事業を起こしたわけですから、やっぱりその責任はきちんと果たしてもらわないと私は皆さんに申し訳ない、そう思いますけれども、どなたか所見をお願いします。
町の答え 町長
これは再三にわたって、今までこの滞納者についての扱いについては説明をしてきたところです。山崎議員も御承知のように、平成13年3月12日に、国営相和開発の事業の受益者負担軽減に関する請願ということで、議会から町長宛に出されたものです。この請願書そのものは、当時、厚沢部町議会議長、清水正信議長から町長宛に提出され、そして、この請願に紹介する議員として現職の議員2人も現存するわけで、あくまでも請願の中身は、厚沢部町の基幹産業である農業の受益者であるが故に、強制的な処分をして離農に追いやらないで、少なくても営農しながら徴収をしてほしいと、こういうふうな要請文書で、町長はこの請願を受けたわけであります。それ以来、こういう滞納者というのは誓約によって分割払いしたり、あるいは、その年によっては特殊な金が入ってそれを納めたり、いろいろな形態はありますけれども、この当時は滞納者が、たしか、70人ぐらいの滞納者がおったと記憶しております。このときは、滞納されている方々も、本来はこの相和地区農地開発事業の負担金として、それぞれ期成会の中で積立をしてきて、ずっと支払い用に充てるためのそういう努力をしてきた受益者ばかりで、たまたまその後の大きな災害によって、その積立てた金を使わざるを得ないというふうな大変不幸な結果が、現在のこの滞納をもたらしているというものでありまして、いずれにしても、このときの町長宛の議長からの請願の内容については町が認めたわけですから、そういうふうな誓約によって納付期限を延ばしたと、こういうふうな扱いの中で徴収しておると。免除ということは一つも出しておりません。そんなことで、あと六、七人の対象者になりましたけれども、やはりこういう方々については、今の農業形態を見ながら、やっぱり競争競売が必要になるでしょうし、農業もこれから続ける方については、生かしながら誓約を守っていただくと、こういうふうなことで納めていただくことになると思います。そんな状況で、過去の経緯をそのまま引っ張ってはおりますけれども、山崎議員は、その当時はまだ議員ではありませんでしたので、今こういうふうな滞納負担金については、やはり公平性を保つためには私どもは捨てるつもりはありません。必ず財産に引き換えても頂きます。ただ、悪いことに、この相和地区事業に入ったときに、受益者が、抵当権がついている財産ばかりですと、これはもう優先して差し押さえ、競売するということはできません、法律上。そういう方が、この7人の中に何人か今でも、結局、農協さんのところでも金を借りる段階では抵当をつけるわけですから、その抵当権が差し押さえよりも優先します。ですから、そういうことから、いろいろそういう状況がありますけれども、いずれにしても、離農するとかそういうふうな状況の方々には、最終的な処分というものの中でできる範囲の処分をさせていただくと、こういうことになりますので、今この残り7人の方々は、いずれにしても特例をしながらこれからも納めていただくと、こういう考え方でおります。
議員の質問 山崎
大変厳しくなるというふうに思います。実際に、まだ1億3,000万円あって、納付額を見ると300万円そこそこなんですよね。1億3,000万円を300万円で償還するというのは何十年かかるんですか、これは。そういうこともあるし、私は、あえて皆さんから攻撃を受けるだろうという覚悟で、滞納額の発生は議会の怠慢だと書いたんです。これからきつくしますよ。私自身反省していますよ、本当に、申し訳ないと思っています。そういうことで、今後とも町長のいろんな形で御指導をいただきながら、行政を前に進めていきたい、いかなきゃならない、そういう感じを持って、目の前の問題ばっかりでなくて、もう10年先の議論を今日したわけでありますので、大変なかなか要点をつかみづらくて終わってしますわけでありますが、今後ともよろしくお願いをしたいと思います。特に、また副町長には、特別にコメントいただきまして、ありがとうございました。これで、私の質問を終わります。