福島町議会 令和元年度定例会3月会議 2020年3月9日
令和3年度商業高校の生徒募集の在り方と存続について
- 聞いた人
- 藤山大 議員
- 答えた人
- 町長 鳴海清春、教育長 小野寺則之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 7番 藤山大
通告に従い、一般質問させていただきます。令和3年度商業高校の生徒募集の在り方と存続について。令和2年度において、福島商業高等学校入学生徒数9名の内、町外3名を予定している。生徒募集には大変苦労されていると思いますが、令和3年度において定数10名を割ると、存続する事が困難な状況になります。生徒数確保に向けて、どの様なアピールをされてきたのかあらためて伺う。在学中学生に伺うと、高校が近いからという選択理由が大半である。他の高校では、スポーツ等に力を入れ、学生寮など施設を完備し、自高校を全面的にアピールしている。2019年度将来なりたい職業(中学生)ランキング1位(ユーチューバー)などで上位を占めている職業はIT関連が多い。IT関連授業をさらに強化する、部活動の見直しなど、アピールポイントを再検討するべきと思うが、どうか伺う。令和3年度定数確保できない場合、存続か否か伺う。道立存続が不可能な場合の対策を伺う。
町の答え 町長 鳴海清春
藤山議員のご質問にお答えいたします。町においては、これまでも入学奨励金や運転免許取得助成など様々な高校存続支援対策を行ってきております。しかしながら、入学者は年々減少傾向にあることから、これまでの存続対策を方向転換し、町立や学科再編なども視野に入れた、抜本的な高校の在り方に関して協議を続けているところであります。これまでの積極的な存続対策により、福島商業高校の特色が生かされ、珠算や簿記及びワープロ検定など様々な免許の取得が積極的に行われております。また、令和2年度には2年生の見学旅行がこれまでの国内研修から、オーストラリアへの海外研修になることなど、新たな魅力づくりが追加されることとなってございます。なお、令和3年度に入学者10名の定数確保ができないときは、再編整備の対象となりますので、まずは、来年度の入学者数が10名を下回ることのないよう、生徒の確保に向けて、教育委員会並びに学校現場と連携を取りながら生徒の確保に努めてまいります。このような厳しい現状を踏まえ、町としては町立も含めた高校存続に向けた新たな対策を早急に検討する必要がありますが、町立での存続には近隣町の状況を見ても相当の財源の拠出が想定されることから、町民や議会の皆様の理解を図る必要があると考えているところでございます。
町の答え 教育長 小野寺則之
藤山議員のご質問にお答えいたします。高校の生徒数確保に関しましては、平成16年度に入学奨励金の補助を開始して以来、公務員試験等の講習、更には、ふるさと留学支援事業、自動車運転免許取得支援事業など、様々な対策を講じてきております。また、令和2年度には、海外研修への支援を新たに創設することで本議会に提案しているところでございます。この間、高校と連携を図りながら、学校案内パンフレットの作成をはじめ、札幌市や道南地域の各中学校への訪問や送付などを行うとともに、今年度は、新たに福島商業高校のポスターを制作・配布し、PRに努めてきたところであります。しかし、令和2年度の当校の出願状況は、「9人」となっており、地域連携特例校で令和3年度に2年連続10人未満となった場合は、即再編整備の対象となります。高校存続の対策組織に関しましては、昨年12月に存続検討委員会を再編し、「高校の在り方に関する協議会」を設置したところであります。現状では町立高校と異なり、道立高校のため町の管理下にはなく、授業内容や部活動に関して、町から要望をしてもすぐには見直しできる状況にないことをご理解ください。今後は、町立化も視野に入れながら道内の事例等を調査するとともに、福島町らしい特色ある学科や部活動の展開なども含め、高校の魅力向上に向けた具体的な協議・検討を進めてまいります。
議員の再質問 7番 藤山大
教育長の方に再質問させていただきます。生徒数確保に関しては、色々な面でプレゼン提供されていると思います。しかし、在校生には伝わっていないと思います。本年、24名中6名の結果でした。来年度において、25名の生徒が夢に向かって高校を選択されます。その生徒数確保に向けて、商業高校を魅力ある学校にしていくことを考えていく必要があると考える。何か1つ抜けているとするならば、現場サイドだけのプレゼンであって、現生徒の意見を取り入れていないと思われる。全国中学生の将来なりたい職業で、1位ユーチューバー、2位プロeスポーツプレーヤー、3位ゲームクリエイター、4位ITエンジニア・プログラマー、5位歌手・俳優・声優など芸能人となっている。プロスポーツ選手に関しては8位となっています。このような夢のある職業を高校で学び、ドリーム、パッション、今の現代風の若者で言うならば、バイブスといったものをしていただけないかお願いいたします。まだ他の高校がやっていない新たな取り組みをもって、魅力ある高校をいち早くやっていただきたい。他の高校で言うと、名前までは言いませんが、離島ではスキューバーダイビング、あと動画投稿などで生徒を確保するのに町民が一丸となって高校存続を乗り切る対策を講じたり、隣の町ではスポーツに力を入れ寮を完備したり、他県では甲子園常連校だった生徒数を確保されています。スポーツに関しては生徒も必要ですが、指導者を確保するのに時間と年数がかかると自分では思っています。その点、eスポーツプレーヤーは頭の使うスポーツです。環境さえ整えば、今すぐにでも出来るものです。検討されてはいかがですか。商業高校のキャッチフレーズは「あなたの未来をプロデュース」。キャッチフレーズと提案が私はマッチしていると思いますが、その辺もお伺いします。
町の答え 教育長 小野寺則之
貴重なご意見ありがとうございます。まず、先ほどの答弁でもお答えさせていただいたんですけれども、今、現状では道立学校のため町から色んな提案をしても、設置者が北海道なものですから、なかなか受けてくれないというのは、まずご理解いただけていると思います。そういった中で、今年10人を切ったということで、是非ともその存続ということを考えれば、今、町立化ということも町長も申し上げましたけれども、視野に入れて、今、藤山議員から提案のあったような事も検討して、魅力ある高校にして生徒数を確保していかなければ、当然、存続できないとは思います。そういったことで、昨年12月に高校の在り方協議会を設置したところでございまして、その中で早急に、今、藤山議員から提案あった事も含め、あるいは例えば福島町は漁業が盛んなので、漁業とか色んなことがまだまだ考えられると思うんですね。ですから、そういう中で子どもたちへのアンケートなんかも通しながら、子どもたちの声も聞きながら、本当に福島町の魅力ある高校づくりのためにはどうしたら良いかということを議会の皆様、町民の皆様、そして、高校生、中学生も含めて、みんなで議論していって方向性を探ってまいりたいと。そのように考えております。
議員の再質問 7番 藤山大
確かに教育長言うように、内容はある程度理解しているんです。ちょっとユーチューブのことに対して言っていきたいと思います。ユーチューブ投稿者は約8千名と言われ、ユーチューバーという人間は1千名と言われています。eスポーツプレーヤーに関しては6,570名、プロと言われている方が約500名。2018年度11月3日に行われた世界大会決勝では、ユニークビュアー数、フォロワー数、色々合わせて9,960万人、最大同時視聴者数4,400万人、プラネットフォールで中継されています。優勝賞金は約7億2千万円。個人スポーツでは、もっとも格式高いスポーツでテニスの全米オープンの優勝賞金は約4億円と言われています。夢のあるスポーツと私は思っています。ユーチューブに関しても、町の魅力を伝えるのに、例えばですがマグロ漁船の漁を撮影、するめ業者の撮影など、企画さえあれば福島の魅力を伝えられると思います。現状を簡単に主張が見えるものとするならば、スクランブル交差点の風景、道後温泉の風景、湘南の海の風景、こういったものも考えられます。福島で言うならば、今、一番魅力あるものと言ったら岩部ですね。例えば岩部の中継をすることによって、漁業者の監視体制、もう1つ、今やっている岩部のクルーズ。これの海の状況も見れます。それに、来なくてもライブ中継から見れて、連絡しなくても今日は波が大丈夫だなという状況で来られる可能性もあります。そういう事も考えられて、例えばユーチューブで中継して、それをオンデマンドで見れる。漁組に置いてみる。見れる部分としたら、両記念館で見せれる部分。あと、町民の方がやっぱり、漁師の方もそうですけれども、それで海の状況を見て漁が出れるとか、本当にユーチューブで中継をすることで、色んな面で皆さんがwin-winの関係だと私は思っているんですよね。それで、授業内容の部活に関しては、すぐ見直しできない状況と答弁されていますが、内容は理解します。しかし、高校存続に今そのようなことを言っている場合ではないと私は思っています。生徒数を確保するためには、新しいものを取り入れるか、なんらかの形で例えばですけど中学生にちゃんとしたプレゼンをするのも大事ですが、商業高校生を同伴させて福島の魅力を伝える。若しくは、それが出来ないんであれば、商業の高校生に動画撮影でプレゼンを検討されてはいかがですか。
町の答え 教育長 小野寺則之
先ほども申し上げたんですけれども、その在り方検討協議会の中で、今、藤山議員おっしゃったようなIT関連の部分も1つ重要な高校の魅力にはなろうかと思います。ですけれども、多方面から、ITありきではなくて、本当にスポーツだったり部活だったり産業教育だったり、今、おっしゃったようなキャリア教育というんですかね。その産業的な教育も必要でしょうし、今、福島商業高校がやっている資格を取って商業の世界に多く有能な人材を輩出しているということもまた、一つ私は素晴らしいことなんじゃないかなという風に思っている次第なんです。ですから、そういう多方面から検討していって、福島に合った教育の在り方というんですかね、高校の在り方を模索してまいりたいなという風に思っています。それで、付け加えて申し上げるならば、今、藤山議員から本当に大切なご意見をいただきましたので、今のご意見は岩部クルーズとかに関しても、まちづくり工房の方ですぐにでも出来ることなのかもしれませんので、産業課、あるいはまちづくり工房の方にも今日のご意見をお伝えしながら、検討してもらうような形を取っていきたいなという風に思います。
議員の再質問 7番 藤山大
私が今、提案した岩部クルーズの方は、視聴率的なものとかに関しては、本当は高校生がやってくれるのが私はベストだと思います。それが1つの高校の魅力にもなると思うんですよね。確かに現状、岩部クルーズの方でやっているのは、個人で法人としてやっているので、それはそれで分かるんですよね。でも、これは高校生にやらせるのが1つの魅力であって、例えばさっきも言いましたが、マグロ漁船に一緒に乗ってみて撮影して、その福島の魅力を伝えながら動画配信。こういうのを高校生にやらせるのが私は良いと思っているんですよね。確かに工房さんでやれたら、それはそれで良いんですけれども、すぐには出来ると思いますよ。出来ると思うんですけど、できれば私は高校生にやらせてあげたいなと。それで、町長に対して、答弁だけで見てたら、生徒数確保では町立が一番ベストですが、最悪、生徒数が確保できない場合、答弁書、執行方針にも書いてありましたが、町立も視野に入れた検討をされるということなので、理解したいと思います。商業高校の魅力を伝えて、生徒数確保に全力を注いで、お願いします。
町の答え 町長 鳴海清春
貴重な提言をいただきましたけれども、まず藤山議員にはしっかりと整理していただきたいのは、やはり我々は道立の存続をまず第一義にしてございますので、そこの中で今、厳しいという状況。それがやはり子どもの生まれる数が少ない中で、多分、来年の中学3年生は22人くらいでありますので、これまでは福島商業につきましては、ほとんど地元の子どもたちである程度人数を確保してきた状況の中で、今、厳しい状況に至っているということは、まず理解をしていただきたい。ただ、道立の存続も厳しい中で、じゃあ選択肢として何があるかとなると、あと町立で独自運営をするという形になります。そうしますと、藤山議員は色々おっしゃっていますけれども、相当道のりは厳しい状況であります。町立に移管しますと、当然、町の持ち出しは相当な金額になります。奥尻でやられているような事もありますし、寄宿舎を建てる。そうすると、4億、5億の拠出が出ます。そういったものを将来的に町としてやり切れるのかということをしっかりと整理しなきゃならないし、当然、今、言われているようなユーチューバーを育てる、色んな形を育てる。そういった先生をどうするかという問題もあるでしょうし、それが果たして高校教育の中できちんと文科省なり、そういった所の認可が得られるかどうかという問題も色んな事があるんだと思ってございますので、まずそこのところを貴重なご意見としてはいただきますけれども、我々としては、今、来年まず10人を確保するということに全精力をつぎ込みたいなと思っています。当然、10人を下回った場合、募集停止という現実が突き付けられますので、そこの中で、あと残る選択肢としては町立に移行する形になるんだという風に思ってございますので、そういった中で、また色んな新しい魅力あるもの。先ほど言いましたとおり、町内だけの子どもたちでは足りませんので、当然、町外の子どもたちに来ていただく。特に都市部から来ていただく形になるんだと思いますので、そういった子どもさんたちが興味を持てるような町立をつくれるかどうかは、これまた町民の皆さんと相談しながら決めていくことだと私は思ってございますので、なるべく今年中にそういった検討も進めながら、第一義としては来年の生徒確保を目指していきたい。そのように思っているところであります。
議員の再質問 7番 藤山大
最後に、私はとりあえず10名確保するためにはどうしたらいいかというのが大事なんですよね。今までどおりの形であれば、10名ってどうなのかなと。結果は今年9名でしたが、やっぱり魅力を伝えて10名確保するためには、なんらかのもので生徒に来てもらう。例えばですけど、町長おっしゃった寮完備どうこうというのは、それは人数が集まってから寮完備。私は先に完備するんじゃなくて、先に来てもらったら、例えばですけど、今、色んな所でやっている民宿屋さんとかそういうのにとりあえず入れてみる。それか、人数が集まってから施設完備。そこからでも遅くはないと思うんですよね。先に来てもらうことが私は先決だと思っています。とりあえず来年度に向けて生徒数をどのように募集していくのか。もう一度だけお伺いします。
町の答え 町長 鳴海清春
何度も説明していますけれども、今の高校は道立でありますので、我々が管轄権というのは限られるわけですね。だから、魅力を作る、作らないも、我々のできる範囲では支援してきましたけれども、今、藤山議員おっしゃるようなものは道立の中で北海道さんがそれを取り入れるかどうかという問題はまったく別ですので、そこを整理していただかないと、確かに意見としては伺いますけれども、今、現実的にそれが可能かどうかという話とはまったく別ものだと思いますので、そこはちゃんと整理していただきたいなと思っています。