みんなの議会

長万部町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月10日

新型コロナウイルス肺炎の感染拡大における長万部町の対応策は

聞いた人
北川佳嗣 議員
答えた人
町長 木幡正志、病院事務長 田辺知行

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 8番 北川佳嗣

私は1点、新型コロナウイルス肺炎の感染拡大における長万部町の対応策は。として、昨年末から流行の兆しを見せていた新型コロナウイルスの出現は、我々現代人にとって、未知で未曾有の脅威となりました。中国を震源地とした新型のコロナウイルスは、今や世界的規模でその猛威をふるい、感染の拡大を抑止できない状況が続いております。これほど医学が進歩した現代においても、現時点では不要不急の外出を控えることや、外出の際はマスクの着用や除菌液の利用、こまめなうがいや手洗いの励行など、初歩的な予防法以外にその猛威から身を守る術がないというのが現状であります。未だに有効なワクチンや治療薬の公式発表もなされておらず、罹患しているのか陰性なのかを判断するための簡易キットすら発表されておりません。不幸にして感染が確認された皆さまには心からお見舞い申し上げますとともに、1日も早いご快癒をお祈り申し上げます。さて、3月3日現在、幸いにして本町においてはウイルスの陽性反応が確認されておりませんが、今後、感染が疑わしい町民が現れた場合、町としてはどのような対応をするのかお尋ねいたします。〔議員(8番 北川佳嗣)自席へ〕

町の答え 町長 木幡正志

新型コロナウイルス肺炎の感染拡大における長万部町の対応策は、ということでございますので答弁をさせていただきます。感染の疑いのある方への対応ですが、保健所が相談窓口となっておりますので、その連絡先をご本人にお伝えすることになります。現在は、検査ができる機関が限られていることと、感染した方がほかの患者さんとの接触する機会をなくすため、保健所が受診する病院と調整する必要があることから、このような流れで統一されております。町では、七飯町で感染者が確認された2月19日から関係部署による対策会議を開催し、八雲町で感染者が確認された翌日の28日には全管理職で構成する対策本部を設置し、適宜、対策会議を開催しております。対策会議では、情報の共有や感染拡大防止のための対策を検討しており、庁舎内の掲示物やホームページ、町広報などで、町民の方へ予防方法や相談・連絡先について周知しております。また、防災無線を活用した周知も実施しております。今後も状況を見守りながら、保健所などの関係機関と連携し、適切な時期に適切な情報提供を対応してまいります。以上です。〔町長(木幡正志)自席へ〕

議員の質問 8番 北川佳嗣

まず、はじめに長万部町立病院が、長万部町に唯一の病院でありますので、感染してる感染してないに関わらず、体調が悪くて例えば発熱がしている方は、まず町立病院で治療していただくという流れで今まできていたと思うんですが、厚生労働省のホームページによると、発熱などの風邪の症状について、現時点では新型コロナウイルス感染症以外の病気による場合が圧倒的に多い状況である、としています。この発熱や咳を含めた、いわゆる風邪やインフルエンザの症状が出た患者が町立病院を受診する場合においては、町立病院についてはどのように処置をしていただけますか。今までと同じでいいんですよね。

町の答え 病院事務長 田辺知行(病院事務長は2021年3月まで)

町立病院では、1月末より院内感染対策委員会等などで、コロナウイルスについての情報を共有し、職員は標準予防策のマニュアルに沿って感染対策に心がけております。外来におきましては、玄関でのマスク着用のお願いと、発熱のある方には直接院内に入らないような対応を取っております。疑いのある患者様が出た場合の対応についても、八雲保健所と打ち合わせを行っており、迅速な対応ができる体制を整えております。入院患者様につきましてはご家族のご了解をいただき、面会をお断りしております。

議員の質問 8番 北川佳嗣

もし、仮に新型コロナウイルス感染が疑われる患者が出現した場合、どのような対応になるのか。例えば当初はまず保健所に連絡しろと、それから帰国者・接触者相談センターのほうに連絡をして、適宜受入体制の整った病院に行ってくれということだったと思うんですが、このPCR検査が保険適用になった後には直接かかりつけの医者が、保健所を通さないで、帰国者・接触者外来に電話をして、より迅速に柔軟に対応できるようになったというふうには聞いてますけど、ここら辺は町立病院としてはどのような対応になるんですか。まずはじめにやっぱり保健所なんでしょうか。

町の答え 町長 木幡正志

まず病院でもそうなんですが、連絡いただいて、先ほど事務長が答弁したようになるんで、それで指示を受けているのは、あくまでもご本人に保健所の連絡先を教えて、本人が保健所に電話をして、そしてその症状確認を電話のうえで確認をして、それから保健所が指示をすると。ここまでしかまだ長万部町のやれる範囲がない。ここまでしかやれない。だから厚生労働省がホームページでどういう発表しても、道を通じて渡島振興局のほうからも、きちっとしたそういう指示で動いてるもんだから、町村としてはそういう指示に従っていくしかない。それを破って違う方法でやるということについては不可能だと思ってます。

議員の質問 8番 北川佳嗣

その厚生労働省の話になってしまうんですけれども、これもホームページにも載ってるし、2月29日の日経新聞の電子版にも出てるんですけどもね。厚労省の事務連絡として、新型コロナウイルス感染症患者の増加に際して、電話や情報通信機器を用いた診療や処方箋の取扱いについて、というのを示してある。基礎疾患や持病を持つ患者の、新型コロナウイルス感染リスクを下げるため、事前の実施計画がなくともオンライン診断による医薬品処方を認め、医療機関から薬局へファクシミリ等で処方箋を送付することを可能にしたと。で、薬局ではこれらの処方箋情報を元に、調剤を行うことが認められることになりました。また、ここが大事なんですよ。また、これらの点を自治体や医療現場に周知した、ということになっておりますが、これはつまり、いいですか?血圧の高い方や、血糖値の高い方というのが、今まで町立病院に行って診察をしないで薬だけくださいって言って、処方箋もらっている患者さんって大勢いると思うんですよ。そういう方達が電話で処方箋を貰うことができるように、医療機関や自治体に周知したというふうになっているんです。これはどうです、そのような周知って受けてますか。

町の答え 病院事務長 田辺知行(病院事務長は2021年3月まで)

今回の臨時的な措置として、定期受診患者への慢性疾患治療薬については認められるという通知はいただいております。外来患者様の電話での処方箋、現在は当病院では行っておりません。今後のコロナウイルスの患者発生状況を見ながら検討したいとは考えておりますが、当病院でも電話での処方箋発行を行う準備はできております。

議員の質問 8番 北川佳嗣

ありがとうございます。では、次に全国的にマスクや消毒液、アルコール消毒液が品薄な状態になっております。本町の町民も、その入手が困難な状況になっていて皆さん大変困惑しております。本町におけるマスクやアルコール消毒液の備蓄状況はどのようになっておりますか。

町の答え 町長 木幡正志

知ってのとおり、かなりマスクの入手は困難になってるのは事実だと思います。これはどこの町でも、どこのドラッグストア行っても、ないというのが本当の現状ですよね。で、おかげさまで、企業2社から少しずつではあるんだけども、マスクをお使いくださいというのが今、いくらか用意はしてるんだけど、これはやはり医療の現場であったり、それから老人の施設であったり、グループホームだったり、高齢者が入所している施設で足りなくなったときは優先的に回そうよってことで、持ってる部分はある。ただし3月6日に渡島振興局のほうから副局長来られて、そして長万部町と連携していきましょうということで、これからの、例えば一番困ってるマスクだとか、それからアルコール消毒液だとか、それから様々な物品に対して、足りない物については道と連携をしながら配付をしていきたい。しかし、北見も中富良野もそうなんだけども、現実に何枚だかよこすと言ったのが、1人40枚よこすと言ったのが7枚しかあたってないというのが現状で、その1市1町村だけでもそういう苦労してる。これ179町村全てそういう状況だったら、本当にあたるのかと。来るのかと。本当にそんなつもりで町からも渡島振興局のほうにもお願いをして、いち早く回していただけないかと言ってるけど、うちはまだおかげさまで、町民の皆さんが健康で、感染者になっておられないので、感染が出てる札幌から道北かけて、あっちのほうが優先だろうなということで、感染者が出てる所のほうがやっぱり優先権が強いのかなと。そんな感じはしてますけども。道のほうにも要請してるのは、3月6日にお話しをさせていただいております。

議員の質問 8番 北川佳嗣

マスクの現状はよく存じ上げております。ただ、消毒液も足りないんですね、手を洗ったりするのに。そこら辺どうでしょうかね、もし余裕があるならば一部放出するような予定というのはございませんか。

町の答え 町長 木幡正志

今どこも止めてるんだけども、放出するだけの余裕はほとんどありません。

議員の質問 8番 北川佳嗣

次に、経済的な措置についてであります。政府は3月8日の対策本部会議において、感染拡大で売上が急減した個人事業主を含む中小、小規模事業者の支援のために、公的金融機関を通じて、無利子・無担保の特別貸付制度を創設すると発表もいたしました。今後第2第3の経済支援が公表されることになると思いますが、各担当の、例えば財務省だったり、経済産業省だったり厚労省だったりが、それぞれの支援策を出してくるんだろうと思いますが、ただ、ここで日々刻々と感染の状況も変化しますし、国や道の対応も、変化している市場の状況や支援策が、個々の事業者が敏感に捉えて反応することが難しくなるというような状況が考えられるんですよね。この点については本町はそれぞれの事業者に対して、どこの省庁にどんな支援策があるとかというのを総合的に案内するような、コンシェルジュのようなものを開設する予定はございませんか。

町の答え 町長 木幡正志

今、国のほうから国会の議論の中でも様々な情報の発信はしてるんだけども、捉えて、これは正しい情報だっていうのが全くない。そういう状況の中で、確かに今飲食店もそうだし、宿泊施設もそうだし、インバウンドも歩いてない、それから食料品もそうだしほとんど動いてない。これが日本中でいったら膨大な損失だと思う。それを国がどう捉えてやるのかを、これからの出てくる話かなと、そう思ってるんだけども、これは国だけが持つような話にはならないだろうなと。例えば国が半分、道が2分の1、町村も2分の1というような形の中の支援になってくる可能性があるだろうなと思って、そこは前の例えば保育の無料化もそうなんだけども、保育の無料化っていったら全部国が持ってくれるのかなと思ったらそうじゃなくて、国が半分、道が25%、町村が25%で無料化を図ったと同じで、国の無料化全面支援というのは、相対的に国が全部見るのかっていったらちょっとそうじゃないだろう。だからいつかは地方自治体にそのつけは回ってくる。だからそれをどう、厳しい財政の中でも、やはり町財政、町の経済を立て直していくってなったら、真剣に捉えなかったら本当に小さな会社も小さな飲食店も倒産してしまうような憂き目になるだろうなと。そこはもう今朝の道新さんのせたなの記事じゃないけども、せたな商工会が申し入れをせたな町にしたと同じで、やはりそういう要望というのは上がってくるだろう。そう捉えて、そこは真摯に捉えながら我々も一喜一憂しながらでも、前を向いていかなきゃいけないなと思ってます。

出典:長万部町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月10日 議事録 PDF(46ページ) 間違いを知らせる